YORU NO UME -夜の梅- |梅の花の香水と、その背景を処方する 「YORU NO UME -夜の梅-」は、梅の花が咲く頃の情景を表現したPARFUM SATORIの香水です。 「夜の梅」は、PARFUM SATORIのすべての作品の中で、最初に完成した香水です。 手がけ始めたのは「さ…
香料の持続時間 と香水設計|香りは、引き算で完成する 前回は、PARFUM SATORIが2016年に行った香りの経時観察について、「香水の持続時間はどう決まる?|KOKE SHIMIZUの経時観察」でご紹介しました。 時間を追って香りの強さと香調の変化を記録することで見え…
香水の持続時間 はどう決まる?|KOKE SHIMIZUの記録 香水の持続時間 は、どのくらいなのでしょうか。 一般に、オードパルファンは肌の上で5〜6時間ほど香るといわれています。ただし、香水の処方やつける量、肌の状態、気温や湿度などによって、香り方は変わります。 また、持続時間を…
小さな箱に入れたかったもの|PARFUM SATORI トライアルセット 20年の歩み 香りを連れて歩く PARFUM SATORIの トライアルセット は、香水を試すためだけに作ったものではありません。もちろん、初めての方に香りを知っていただく役目もあります。 でも、私が最初に思い描いていたのは、それとは…
生のライチ の季節に思い出すこと 生のライチ スーパーに 生のライチ が並ぶ季節になると、私は毎年一度は買うようにしています。 今では夏になると見かけるようになりましたが、二十年ほど前は、生のライチはまだ珍しい果物でした。 当時、知人がお土産に持ってきて…
一つの香りはどこから始まるのか| HYOUGE と茶の記憶 香りが、記憶を呼び戻すとき 2026年5月、体調のこともあり、予定していたフランス行きを直前に延期することにしました。 行けなくなったとき、その場所が遠ざかるかと思えば、意外にも逆でした。かえって南仏で過ごした時間が、季…
茶壷香水 は、こうして形になっていった 茶壷香水 は、最近思いついた企画ではありません。 始まりは2002年ごろまでさかのぼります。その頃、私は伽羅の香りに取り組み始めていました。伽羅の香りをそのまま一言で掴むのではなく、まずはその五味(ごみ)を一つずつ取り出…
見つからなかった 香水瓶 |パリ11区で探した器 (うつわ) の記憶 2002年、香水瓶 を探していた 私は、 香水瓶 を探していました。2002年のことです。 当時の日本では、香水瓶そのものの需要がまだ小さく、洗練された瓶を探そうと思ったら、フランスに行くしかありませんでした。今振り返っ…
HANAHIRAKU-ハナヒラク- メイキング —濃度設計 (賦香率) という調香 HANAHIRAKU-ハナヒラク- 初夏に咲く朴(ホオ)の木の花は、子どもの頭くらいはある。 この巨大な花は、崇高と言ってもいい。遠くに木の姿が見えるころから、香りはもう届いている。あたり一帯に拡散しているのだ。私は近づ…
香りに出会うための場所──PARFUM SATORI 香りジャーナル 書きたい気持ちがあふれて 香水のブランド設立後、2009年に、個人で「パルファンサトリの香り紀行」というブログを始めました。そこでは、香水のことだけでなく、読書、植物、和のこと、食べもの、音楽、芸術など、さまざまな事柄を…
PARFUM SATORI 2025 年を振り返って──時間を確認した一年 PARFUM SATORI 2025 。今年はパルファンサトリにとって、香りがさまざまな場を越えて動いた一年だった。 国内では百貨店やイベントを通じて多くの方と香りを共有し、海外では、久しぶりに現地に足を運び、あらためて…
EX SATORI -サトリ- メイキングストーリー|光の中で息づく静けさ SATORI -サトリ- のはじまり──「凛(りん)」というテーマから SATORI -サトリ- の原点は、2002年に開催されたある化粧品会社主催の香水コンテストにあります。テーマは「凛」。日本女性のたおやかな強さを表…