香水ソムリエが10月のイメージカラーで選ぶ 、 パルファンサトリのおすすめ香水

香りとイメージカラー

香りを選ぶ方法はいろいろありますが、その一つに「香りから連想されるイメージカラーで選ぶ」という方法があります。

例えば、紅色が、見る人にもたらすイメージと、紅色のイメージの香りが嗅ぐ人にもたらすイメージは、とても似ていると考えられます。(感覚の世界は個人差も大きく、当てはまらないケースがあることもご了承ください。)

秘めたパワーを感じさせる色合い

もし、「秋が深まる」この時期
あなたの気分が、このような色合いを好ましいと感じるなら・・・

1番目にパルファンサトリがおすすめする香りは


「侘助」

パルファンサトリがおすすめする香りは「侘助」です。

このような色合いが、見る人にもたらすイメージは・・・
おごそか・輝き・魅惑的な・エレガントな雰囲気・・・。

侘助は、パワーのある香りです。ですが、トップはとても、ゆったり、静かに始まります。ミドルからしっかり香りだすドイツかみつれ(カモミールブルー)やラストノートたちが、夜明け前の夜の帳の如くうっすら広がり…ネイビーやグレーのグラデーションを連想させ、おごそかな雰囲気を感じます。

まもなくトップノートのインドヨモギ(ダバナ)やパチュリが香り立ち始めると、イエローやオレンジ、ディープイエローが連想され、暗闇に射し込む朝日の輝きが感じられるでしょう。

薔薇や紫丁香花(ライラック)がくっきりと香りだすと、ディープレッド(深紅色)、レッドパープルのグラデーションが感じられ、魅惑的な気配を漂わせます。が、徐々に辺りは澄んでゆき、透明感のある淡いトーンのレッドパープルやパープルの印象が続くことで、エレガントに、力みなく前へ、と背中を押された気分になることでしょう。

脇腹あたり、または、膝裏につけると、背筋が伸びるように香っておすすめです。

パルファンサトリのお勧め香水-その1
侘助

品のある色合い

一方、あなたの気分が、このような色合いに心惹かれるなら・・・

2番目にパルファンサトリがおすすめする香りは


「紫の上」

パルファンサトリがおすすめする香りは「紫の上」です。

この色合いが見る人にもたらすイメージは                                                                                  うるおいのある・慰め・みやびやか・気品のあるイメージ・・・。

紫の上の香りではトップノートに、和ぶどうの甘さと涼やかな印象のミュゲが香ります。この瞬間、目の前にふわっと、グリーンのグラデーションやペールイエロー、ペールオレンジ、ペールパープルが広がり、みずみずしいうるおいと、心をふんわり撫でられ慰められたような気分が味わえるでしょう。

しばらくすると、ミドルからのローズやジャスミンが華やかに香りだします。それはまるで、源氏香香るベールをまとっているかのようで、淡いパープルのグラデーションや淡いグリーンが連想され、まさに、みやびやかな雰囲気を漂わせます。

ラストは、ムスクと源氏香のアコードとなり、ホワイトやグレイッシュがかったペールパープル・ペールブルーグリーンが感じられ、気品のある印象を残してくれます。

パルファンサトリのお勧め香水-その2
紫の上

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