源氏物語は世界最古の長編恋愛小説と称されています。
古典でありながら、その恋愛模様、人間関係は、いつの時代にもあてはまる普遍性が感じられるでしょう。
また、物語を読みながら、日本の歴史や文化を学べることも魅力です。
源氏物語は、日本の古典作品にも関わらず、海外でもその芸術性を高く評価され、世界30か国の言語で翻訳されています。
外交の場で話題になることもあり、教養を試されることも。
そして、紫式部は平安時代の女流作家で、いわずとしれた源氏物語の作者です。
また、この名前を持つ「ムラサキシキブ」という植物は、秋になると美しい紫色の実を枝に鈴なりにつけます。春に咲く淡紅色の小さな花は、実に比べて地味なため目立ちませんが、ウッディパウダリーな香りがします。