辛夷(コブシ)、白木蓮(ハクモクレン)、そして朴(ホオ)の花
冬を耐え、固いつぼみの殻がはじけて白い花が咲く
なよやかな草花の上で、力強い木の花がどんどんと開いていく
朴(ホオ)の花の蕊は、花開く意思を持つ
「ハナヒラク」とき、道がひらける
朴の巨木の白い肉厚の花が、大地から得た生命力をみなぎらせて「ハナヒラク」ように、フルーティなトップノートから、マグノリア類に特徴的なクリーミーなフローラルが徐々に姿を現します。存在感あるホワイトフローラルのミドルノートは、マットにもかかわらず内側から光り輝くような明るい香り。
ラストは、日本人にはどこか懐かしいみたらし餡や味噌餡の甘さに、イリス、ウッディをバランスよく合わせ、ドライにふんわり香り続けます。アブソリュートやエッセンスなど、花の天然香料をふんだんに使い、質感にこだわりました。肌残りが軽やかです。