シャワーを浴びた後などの清潔な肌に、アトマイザー(スプレー)で軽く香りをまとってください。ちょっとしたしぐさの時に、胸元や襟足からほのかに匂い立つでしょう。服の上からでは匂いがダイレクトになり強すぎます。できるだけ内側から匂うようにつけてください。さりげなく香らせるのが洗練されたおしゃれです。
脇の下は避けてください。汗と香料が直接混ざり、匂いが変わってしまいます。香水は絶妙なバランスで構成されていますので、匂い立った時にはじめて体を包み込むように合わさるのが理想的です。
つけるポイントは手首やひじの内側、着衣の下のほか、ハンカチ、ポケットチーフなど小物類につけてもOKです。(白いものはシミになることがあるのでご注意ください)
日本の梅雨時や夏は湿度が高いため、爽やかに過ごせるシトラスや、軽いマリン・グリーンタイプがお勧めです。 べたつかず、さっぱりとしたドライな香りが心地よいでしょう。
空気が乾燥し、気温も下がるため、香水が最も楽しめる季節です。 オリエンタルやシプレー、甘いフルーティ、グルマンもきれいに香ります。 フローラルタイプは四季を問わずいつでも使えるので、一本は持っておきたいベーシックな香り。 四季に合わせて香りの装いを変化させていくと、よりお洒落を楽しめますね。
人気があると言われる香水でも、自分がその香りを好きになるとは限りません。 また、シーンによっては周りの人の評価も気になります。身だしなみのため に香水をつける場合、自分の好みの香りを選んだ後、身近なご家族の意見を聞いてみるのもいいでしょう。
人気があると言われる香水でもオフィスで使用する場合は、その職種や雰囲気も考慮したいポイントです。 香りの使い方に難しい作法はありませんが、日本では「ふさわしい場所に、ふさわしい香り」を心がけたいもの。 カジュアル、フォーマルなシーンごとに合わせたり、季節感を取り入れて使いこなすことで、知的で魅力的に見せることができます。
冷暗所に保管し、開封後はできるだけ早めに使い切りましょう。
「澱」(おり、オリ)は製造過程で浮遊する、アルコールに溶けきれなかったさまざまな天然成分です。 これらは製品化の際に濾過しますが、時間の経過に伴い、再結晶化する場合があります。 特にパルファンサトリでは天然香料を多く使用しており、澱の出る場合があります。 無害ですが、気になる場合は濾過してお使いいただくか、パルファンサトリまでご相談ください。