蓮(ハス)は花が水面より高く上がって咲き、葉も水から立ち上がり、撥水性があり、切れ込みはなく、水をかけるとコロコロと玉のようになります。花が散った後は「ハチス」とも呼ばれる、種の入った果托(カタク)ができます。根はレンコンと呼ばれ食用にします。
睡蓮(スイレン)の葉と花は、水の上に浮かぶように開きます。葉に切れ込みがあるものが多いです。スイレンはヒツジグサともいいます。午後、ひつじの刻(午後2時)に花を咲かせるといういわれからついた名前です。毎日、時間を遅くにずらして開く、また閉じるを数日繰り返しながら、最後は閉じなくなり、開いたまま散ってしまいます。花が散った後は水に沈むので、ハチスはできません。