店舗スタッフ募集のお知らせ 香りを通じて、美意識を紡ぐしごと。 パルファンサトリは、日本人調香師 大沢さとりが手がける香水ブランドです。 日本の四季や伝統文化に根ざした香りを、六本木のアトリエショップにて、ひとりひとりのお客様に丁寧にお届けしていま…
和精油とノビヤカ 今回は精油、その中でも特に「和精油」に焦点を当てて話をしよう。 概略 精油(エッセンシャルオイル)は植物の部位、例えば、花・蕾・葉・草・根・枝・果実・果皮・種子・豆・樹皮・樹幹など、多様な部分から抽出される「純天然」の芳…
沈香に倣う──香水における緩やかな香り立ちの設計思想 ──熱分解と昇華、香りの時間と空間をめぐる考察 ■ 香木の香りと時間の体験 香木が静かに香る様子には、どこか時間の流れを感じさせる趣(おもむき)があります。香炉の中の小さな炭は灰で覆われ、間接的に熱を伝えます。沈香や伽羅…
MOTHER ROAD(マザーロード)──17年愛される香水の物語 名前の由来と背景 「MOTHER ROAD」は、アメリカのロサンゼルスからシカゴを結ぶ国道「ルート66」の愛称です。スタインベックの小説『怒りの葡萄』の中で、“The Mother Road”と表現されたこの道は、かつて…
香りとシーンの心地よい関係 香りは「何の香りか」より「どう感じたか」で記憶されるもの。シトラス系=軽やか、ウッディ系=落ち着きなど、色や印象と結びつけてシーンに合わせて選ぶと、自分らしい香りのまとい方が見えてきます。パルファンサトリの香りを8つの雰囲気別にご紹介。
ご愛顧へ感謝を込めて──特別なフレグランスボトルをプレゼントいたします 期間中、六本木ショップ および 公式オンラインショップ にて、フルボトルを2本ご購入の方へ現在はコレクション展開をしていない「Nuage Rose -ニュアージュ ローズ-」と「Petit Trianon -プチ トリア…
掲載情報:THE NIKKEI MAGAZINE Ai[アイ]June 2025 Vol.95 THE NIKKEI MAGAZINE Ai[アイ]【June 2025 Vol.95】 6月22日刊行 梅雨から夏へと移ろう季節に寄り添うアイテムとして、日本が誇るラグジュアリー【 JAXURY 】より、パルファンサト…
ひそやかに広がる香り──「苔清水」が辿りついた森の記憶 最近、あるインフルエンサーの方がご紹介くださったことをきっかけに、香水「苔清水」に静かな関心が寄せられています。 いまの流行とは少しちがう、ひとりひとりの記憶にやさしく触れるような広がり。「初めてなのに懐かしい」「森の中…
掲載情報:Precious 7月号 Precious【7月号】 6月6日発売 【上質な眠りを誘う「香りのリチュアル」】にて、3人の香りのエキスパートが提案する香りの取り入れ方として、パルファンサトリ調香師・大沢さとりがご提案させていただきました。(206~…
苔清水──雨と静謐の季節に寄り添う香り どんな場所も環境も、息が詰まるような、鬱蒼(うっそう)とした。それは緩く、生暖かい。総身に幾らかの重しを科されたような気怠い時候。6月。1年のちょうど真ん中。皆さんはこの1ヶ月に何を思い、何を感じるのだろうか。 前述の体…
大沢さとり来蘭|アムステルダム【Perfume Lounge】にてフレグランスイベントが開催されました 『 2025年6月7日、オランダ・アムステルダムの「Perfume Lounge」にて、パルファンサトリの創設者であり、調香師の大沢さとり氏を迎えた特別なフレグランスイベントが開催されました。 本イベントは、ヨーロッパで…
雰囲気で選ぶ、自分らしい香りのまとい方 香りは洋服を選ぶように、感覚で似合うものを見つけられます。「キャラ」や「カラー」を思い描き、自分の雰囲気と調和するかを感じてみてください。視覚に頼れないぶん、嗅覚を使うことで自分らしさが見えてきます。