『複雑な“香りの強さ”との付き合い方』-そして、香りが心に残る仕組みをめぐる小さな試み-(前編)

香りの強さは気温・体温・濃度・つけ方などで大きく変わり、人によって感じ方も異なります。強さは体験を通じて適量を学ぶことが大切。香りは「ふと漂う瞬間」が心地よく、記憶や感情と結びつきやすいため、プルースト効果のように人生の記憶を鮮やかに残します。日常に香りを仕込み、未来の思い出と重ねる試みについても考えます。

香水ソムリエが3月のイメージカラーで選ぶ 、 パルファンサトリのおすすめ香水

香りを選ぶ方法の一つに「イメージカラーで選ぶ」方法があります。春本番直前のシックな春色を好むなら、パルファンサトリの「桜」の香りがおすすめです。桜の香りは、淡いグリーンやピンクの夢幻的な印象から始まり、チェリーの甘さとシソのスパイシーな甘さが調和します。ミドルではサクラ、ジャスミン、ローズが優しく広がり、ベースのモスやインセンスが洗練された雰囲気を醸し出します。

香水ソムリエが12月のイメージカラーで選ぶ 、 パルファンサトリのおすすめ香水

パルファンサトリの「ワサンボン」は、12月にお薦めのグルマンノートの香りです。トップノートは爽やかなシトラスフルーティ、続くミドルノートではアーモンドやバニラの甘さが広がり、ピンクの優しい印象を与えます。ラストノートにはイリスやグァイヤックウッドが深みを加え、メレンゲ菓子を思わせる温かみのある残り香が続きます。心を包む穏やかな香りをぜひお楽しみください。

香水ソムリエが9月のイメージカラーで選ぶ 、 パルファンサトリのおすすめ香水

パルファンサトリの9月のおすすめ香水は、「ソネット」と「シルクイリス」です。「ソネット」は、サーモンピンクの温かみを感じさせる香り。マンダリンやピーチの甘さに、オスマンサスとサンダルウッドが深みを加え、安心感をもたらします。「シルクイリス」は、さっぱりとした清涼感のある香り。シトラスとリーフィーグリーンがホワイトやペールブルーグリーンを思わせ、イリスとムスクが華やかさを添え、落ち着いた余韻を残します。

香水ソムリエが7月のイメージカラーで選ぶ 、 パルファンサトリのおすすめ香水

パルファンサトリの7月のおすすめ香水は、「睡蓮」と「紺白」です。「睡蓮」は、レモンやウォーターメロンの瑞々しい香りが淡いイエローやグリーンを連想させ、ローズやウォーターリリーがパステルカラーのように広がり、ラストはウッディムスクがペールブルーやペールピンクの優しい余韻を残します。「紺白」は、ドライフルーツの甘さとシトラスの爽やかさが若々しい印象を与え、パチュリとベチバーが加わることで、ネイビーやグレイッシュブルーの深みが上品な雰囲気を演出します。