令和5年度「文化庁長官表彰」を拝受致しました

文化庁長官表彰式集合写真

令和5年度文化庁長官表彰のご報告とお礼

パルファンサトリのファウンダー、調香師である大沢さとりが2023年12月19日に、京都の式典にて文化庁長官表彰を頂戴いたしました。

表彰の様子

大沢さとりからのご挨拶

皆様にはこれまでご支援頂きましたおかげと、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

文化庁よりお知らせを頂いた当初は、実感が湧きませんでしたが、お式が進むにしたがい、徐々に国から賞を頂いたという意味を深く受け止め、身の引き締まる思いが致しました。

それは、2018年に「匂いの帝王」から作品に四つ星を頂いた時の喜びとは、また別種の感慨がございます。

今までは、香水はファッションの一部として捉えられ、一般の方に「香水による日本文化の外交」という活動をご理解していただくのは困難な道のりでした。このたび、国として「香水が文化である」と認めて頂けたことは、大きな一歩だと考えております。

しかしながら、文化庁から「香りの外交官」という心意気に対しての賞はいただいたものの、ブランドとしての実力や調香師としてはいまだ発展途上です。

この賞を一つの道標として、さらに努力精進して参りたいと思っております。

お客様、お取引先さま、業界の諸先輩、スタッフ、関係者のお一人ずつご挨拶に伺いたい思いでいっぱいですが、まずはこの場にて、皆様に心からのお礼と、ご報告申し上げます。

末永くご愛顧を頂けますよう、今後もご指導、ご教示の程宜しくお願い致します。

2023年12月19日
大沢さとり

表彰状文面