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2007.08.10

大人の和生活

大人の和生活 Vol.3 「香りに和を上手にとりいれる」に取材記事が掲載されました

香りに和を上手に取り入れる
     知っておきたい!和のマナー


心を和ませ、五感を刺激する香り――。素敵な香りを身につけている方と接すると、その出会いはことさら印象深いものになります。古きゆかしき日本のお香、つややかさを醸し出す西洋の香水。周囲に配慮したマナーを心得、和の装いに優雅なくつろぎを添える大人の香りづかいが、今とても新鮮です。


気品ある着物のときの香水づかい

 香水のルーツはヨーロッパ。欧米では、香水は日常のおしゃれとして定着しています。日本人にはなかなかなじみづらかった香水ですが、近年は世界的なナチュラルブーム。日本女性の感覚に合うやさしい香りが増えています。
 オートクチュール香水を手がける香師の大沢さとりさんは、「海外ブランドのオリエンタル系の香水は、西洋人から見た東洋をイメージした香りが多く、銘柄だけで選ぶと失敗する場合も。華やかすぎない、控えめな香りが日本人には合うと思いますよ」と話します。
 何より、香りはつけすぎることばいちばん野暮。同じ香水を使い続けると嗅覚が慣れ、つけすぎてしまうことも。家族や身近な人にチェックしてもらうようにしましょう。
 人にアピールする道具でなく、香水を自分の心を豊かに引き立ててくれるエッセンスとしてとらえれば、その魅力を存分に実感できるはずです。

和の香水の上品なつけ方、選び方


手首や足首には香水瓶のふたを使って

 香水を肌につける場合は、デコルテから下につけるのが一般的。太陽の紫外線に当たりやすい胸から上に香水をつけていると、まれに肌の弱い方は過敏に反応する心配があるからです。香水をつける場所として、「耳たぶの後ろ」とよくいわれますが、鼻に近いところは、香りに慣れてしまいつけすぎる恐れがあるので、できれば避けたほうがいいでしょう。
 つけ方は、まず瓶を逆さにしてふたに香水をつけ、手首や足袋が当たる足首あたりに1、2滴つけます。つけ終わったら、必ず、コットンなどでふたを拭いておくこと。そのまま瓶に戻すと、雑菌が繁殖して香水が台無しになりかねません。また保管は必ず冷暗所に。買った時の箱に入れておくと安心です。

使うときにふわりと香るよう、扇子やハンカチにひと吹き

 着物まわりの小物に、好きな香りをまとわせるのもおしゃれ。シミになるのを防ぐため、扇子などには直接香水を吹きつけないほうがいいでしょう。まず空中に香水をスプレーし、その霧の中に扇子をくぐらせるのが上手なつけ方。ハンカチなど洗えるものなら直接でも大丈夫。また下着につけるのも、ほのかに香りを漂わせるアイデアです。

気分転換には携帯用の香水が便利

 お香のように着物自体に匂いがついていると、香りを消すことは難しいものですが、香水は自分の演出したいときに使うことができます。
 たとえばお茶会のあとに友人と会う約束がある日、茶室では香りは厳禁ですが、出たあとに香水をつけると心が華やぎます。
 携帯用のアトマイザーをバッグに忍ばせておけば、オンとオフのモード切り替えのキーアイテムになるのです。

香水の使い方、これはタブーです

 香水にはアルコール成分が含まれているため、着物や絹の肌じゅばん、小物に直接つけるのは避けて。シミのもとになります。また、真珠や珊瑚、トルコ石など、鉱石をあしらったアクセサリーも、香水を直接つけると変色してしまう恐れがあります。