Parfum Satori

秋の花・植物の最近のブログ記事

秋明菊(シュウメイギク)Japanese anemone

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秋明菊(シュウメイギク)は白がよい。

キク科ではなくキンポウゲ科の植物で、その姿は同じキンポウゲ科のアネモネやニリンソウなどを思わせる。


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今日、10月8日の誕生花は「秋明菊」。シュウメイギクと口にすれば音も心地よい。

すっきりと伸びた細い首の上に開く花は、可憐というより艶(えん)なるかな。美人、麗人というたたずまいは、和風というよりもやや中国風のイメージ。と思ったら、やはり古く、中国から来た帰化植物だという。



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花屋で買った後、しばらくバケツに入れていたが、花首がうなだれてしまった。1本の秋明菊には3つの枝がつき、それぞれの枝はさらに3~4輪の花がつく。一つの茎に対して花が多すぎて、水揚げが足りなくなってしまったためである。

急いで枝の太いところで3本に切り分け、再び深い水差しの中に入れておくと、しっかりと花首をあげてくれた。
この固いつぼみまで全部開くといいのだけれど。



アトリエに花があると、手はかかるけれど心が和(なご)む。
水を替え、切り戻し、花の位置を変えて最後まできれいに活けられると、自分ながらよくやったと満足する。

切り花は手入れを怠るとすぐに枯れたり水が汚れたりする。そのためこまめに世話するが、鉢物だとつい油断して枯らしてしまうこともあるので、かえって難しいと感じている。


シキミ② 樒 Japanese star anise/Illicium anisatum

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春と秋の彼岸と、父の命日、お盆。年に4回は墓参にくる。そのお寺で二年前に発見したのが「シキミ(樒)」。春に行けば花が、秋に行けば実が見れる。この写真はまだ木についている、緑色のぷっくり丸い、シキミの実。

シキミの別名は「ジャパニーズ・スターアニス」。
しかしこのシキミの実は、中華料理でよく使う「スターアニス(八角)」とは似て非なるもの。毒性があり食用にならないと図鑑に書いてある。

実際に、誤って食べて中毒を起こし、死亡した例があるそうだ。



しかし、食品売り場でいつも目にする乾燥したスターアニスは、茶色くて星形に尖っているので、見た目を間違えようがない。「全然似ていないなー」と思っていた。


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ところが、今年もまた母の手を引いて足元を見ながら歩いていると、緑の実に混ざって、コロコロと茶色い実が落ちているのを発見。あれ?乾燥したシキミかな?


お寺の細い道は飛び石のようになっておりつまずきやすい。とりあえず舗装されたところまで一緒に行って母の手を放し、「ちょっと行ってくるね」と種子を拾いにお墓のそばに引き返した。


なるほどなるほど、乾燥するとこんな感じになるのね。確かに似てる。。。


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木へんに密と書いて「樒(シキミ)」。

「密」という字には、閉ざされて内部がわからない、人に知られない、ひそか。または、すきまがない。ぴったりとくっついているという意味がある。

それがこの「樒」に関係あるかどうかは知らない。

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乾燥になりかけ中。なんだか鬼がくしゃみしたみたい。


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こちらのシキミは、実の中から種子が爆(は)ぜそうな状態である。


実をいくつかアトリエに持って帰り、ショップの机で写真を撮った後、そのまま放置し他のことをしていると、「コン、コン、コ、コココ、、、、」と、ラボのほうで何かが落ちて弾(はず)む音がする。

「なんだろう?」とスタッフと顔を見合わせてラボに行ってみると。。。


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ラボの床の上に落ちていたのは、つやつやした丸いもの。

それは緑の実(さや?)から飛び出したシキミの種子だった。なんと、ショップから距離は5メートル以上は飛んだものとみえる。乾燥とともに外殻が縮み、内部と外部の圧力の差によって発射するのだろうか、などと推測してみた。自分の力でできるだけ種子を遠くへ飛ばし、子孫を増やしていく知恵なのかな。

ふっくらと丸っこかった緑の実は、中の種子が無くなったらしぼんで乾燥する。そして茶色く細くとがった星の形になるというわけだ。



乾燥した実には匂いがある。確かに、わずかに甘くアロマティークでアニス様であるが、八角に比べて香りは弱い。種類が違うせいなのか、乾燥が進むともっと匂いが強くなるのか、それはもう少し経時変化を見たいと思う。

ちなみに、黄色い「シキミの花」はジャスミンからアニマリックな部分を抜いて、クリーミー感をもっとさっぱりとさせたような、大変上品な香りである。




知っている人には、当たり前のことなのだろうけど、自分で疑問を持ち、それを見つけて体験したということがちょっと自慢である。




2016年9月のシキミの記事




イチョウ、銀杏(ギンナン)Ginkgo biloba

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ようやくギンナンの新物が出る季節になった。それは秋の始まり。

まだ青いギンナンの素揚げしたものを、熱いうちにパラリと塩を振ってひと粒つまむ。噛むとねっちりと歯ごたえがあり、塩味と油のコクでほろ苦さが引き立ってうまい。



子供のころは、茶碗蒸しなどに入っている黄色いギンナンは、ふにゃふにゃ、ぐにゃぐにゃして好きではなかった。蓋の上によけて残したものである。

しかし成人後、この翡翠(ひすい)色の新物を食べてからは好きになった。そもそも、ギンナンは大人の食べ物である。


おいしくていくつでも食べられそうだが、摂取しすぎると体に毒だというので、この程度の数がよいのだろう。



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イチョウの存在を意識するのは、春の芽吹き時と、黄金色の紅葉の時期。特に晩秋のあの果実の臭いは強烈で、蒸れたブーツの臭いに、発酵の進みすぎたウォッシュチーズを混ぜたような感じとでも言おうか。

銀杏材のまな板は高級だというが、家で使っている生徒さん曰く、ギンナンと共通の臭いがほのかにするそうである。香りの勉強をしていると敏感になるようだ。



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「これはもともと一枚の葉が
裂かれて二枚になったのでしょうか
それとも二枚の葉が相手を見つけて
一枚になったのでしょうか」

ーテ詩集(井上正蔵訳)より



ゲーテはイチョウの葉を題材に、ロマンティックに詠(うた)っている。詩人として知られたゲーテは、植物学にも造詣が深かったという。

食欲の秋から読書の秋へと、最後はちょっぴりセンチメンタルに終わってみた。










金木犀 銀木犀 キンギンモクセイ osmanthus sonnet

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キン・ギンモクセイ、一緒に見れるなんておめでたいね。

「暦の上では秋」と言われても、暑い毎日が続いていると、秋がいつ来たのか忘れているもの。

毎年この時期になると、通学、通勤途中にかすかに匂ってくる金木犀の香りに、はっとして木を探すと、視界のどこかにオレンジの花をつけたこの樹が見つかるものだ。


そうしてようやく、本格的な秋が来たのだと思う。

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少し前から日が短くなったのは感じていたけれど、金木犀の咲くころから、一気に日暮れが早くなる。

徐々に淡く暮れていくような夏の夕方とは違い、あっという間に暗くなるのはまさに「秋の日はつるべ落とし」

アトリエの窓から外を覗いて、思わず『早く家に帰りたいなあ・・・』と里心がつくのも、秋の興(おもしろ)みである。

上の2枚は銀木犀の写真。
ごく淡い黄色で、香りはややさっぱりとしている。

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金木犀(キンモクセイ)は、銀木犀(ギンモクセイ)よりやや遅れて咲く。
銀木犀より、フルーティ感が強く、重く感じる。


家の近くの金木犀が咲いていたので、新宿御苑に行ってみたのは数日前の朝。

御苑では、銀木犀が満開、そして金木犀が咲き始めたところだったので、もう今日あたりは地面に花がたくさん落ちているだろう。



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季節が巡り、花に会うたびに、一年がたったことを思う。

学んでいる。
私は一年でたくさんを学んだ。

去年、一昨年の私が知らなかったことを、今は知っている。

きっと冬に水仙に会えば、その前の冬のことを、
春に朴(ほお)の花の香りに浸れば、その時期の過去の私を、

思い出して、一年に数ミリでも成長していることを知る。


毎年毎年、花は裏切らずに咲いている。

同じ木、同じ場所でなくても、その時期にはきっとどこかで花が開いている。



それが植物の素敵さだと思う。





シキミ 樒 Japanese star anise

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お彼岸でお墓参りに行った。
母の手を引いて歩くと、足元にコロコロと、ぷっくり膨らんだ変わった形の木の実が落ちている。

あ、シキミかな?
と思って上を見上げると、樹にたくさんなってる。
わりに大きな実で、2.5センチはあろうか。

今回シキミと気が付いたのは、冬に同じ場所に花が落ちているのを見つけていたからである。

2月の父の命日、春のお彼岸、お盆と、秋の彼岸。
年に4回は墓参にくるのだが、たまたまちょうど実の時期があったものだろう。


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このお寺にはいたるところにシキミの木がある。
常緑樹にありがちな、地味で目立たない木だ。

おおむね神社では榊(さかき)が供えられるが、仏事では樒(シキミ)を用いるそうだから、お寺にはよく植えられるに違いない。


シキミの別名はジャパニーズ・スターアニス。
しかしこのシキミの実は、中華でみられるスターアニス(八角)に似ているが、毒性があり食用にならない。


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2月の終わりには花が咲く。
3センチくらいである。

2月、父の命日で墓参に来たおり、やはり足元を見ながら歩いているときに、ポツポツと淡黄色の花が落ちているのを見つけた。

花弁がちょっとよじれて咲く形が、なんとなく仏手柑(ぶっしゅかん)を思い起こさせる。

いつも来ているのに気が付かなかった、初めて見る花だった。
拾い上げるといい香りがする。

鼻に近づけて香気を吸う。
甘い、クリーミーなジャスミンのようである。

例えば柊ナンテンとか、モッコクとか、地味ーな花が意外なほど濃厚な香りを持っていることに驚かされる。

花は見た目じゃないのだ、香りが大事。




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このシキミの実は、8本の角(つの)のうち、2本がうまく出てこなかったようだ。
ふふ、なんだか鬼の子がくしゃみしたみたい。





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トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージエッセンスのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに。金木犀の天然香料も深みを与えました。




栃の実 Aesculus turbinata

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栃の花は春に咲く。
そして実は秋に。

地面に落ちていると、大きいのでとても目立つ。
中には殻が割れて、つやつやした実がのぞいているものもある。

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心楽しく、思わず拾ってしまうが、これはトチノミの魔力?魅力だそうである。
栃の実を見ると、拾いたくなる人は多いらしい。

直径5センチはあるかなあ。


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5月の花はマロニエに似て、9月の実はクリに似ている。

クリとちょっと違うのは、お尻の白っぽいところがハートのようにくびれて、猿面のよう。
クリのようなイガはなく、つるっとした球状の殻の中に、一粒、まるっこい実が入っている。

エグミがあり、食用にするにはあく抜きなどの処理に2週間以上かかるとか。


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春、柔らかいシルクの手触りの葉は今は枯れはじめて、もうすぐ落葉するのだろう。

9月はまだ暑いけれど、もう秋。
そして早くも冬の支度が始まっている。






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ツルボ,蔓穂,Barnardia japonica

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ツルボ(蔓穂)が咲くのを待っていた。
夏は暑いうえに花が少ない時期で、新宿御苑から自然と足が遠のいてしまう。

夏休みの終わり、ようやく秋の気配が訪れたころ、その花が咲き始める。

妖精に会いにいく。


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細い茎の上に花穂が立って、つぼみの頃はつくしのような、ラベンダーのような形。

それが下の方から、順に開いてくると、
なんかこう、赤ちゃんが手を広げたような、パチパチっとした小さな花が、ひと房にたくさんついて、それが可愛い。


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ツルボは、花の咲き始めはヒヤシンスのような青臭いグリーンハニーの香りだけど、
日がたつと粉っぽい香りになる。

香水にトップミドルラストで「におい立ち」の変化があるように?
花の香りが咲き始めから散りぎわまで一様だなんてのは、思い込みなだけ。



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人でも花でもその一面を、大きなキャラクターだけ切り取ったところで、その人のすべてを表すわけじゃない。

1回かぎり、見知っただけではただのゆきずり。
馴染みになるってことが、知るためには大切なことなんだけど。



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ツルボの群生地の、周りの芝生は今ちょうど刈り終わったばかり。
ヒザをついて、青々とした草の香りの中で、小さな花の写真を撮る。

充分撮ったところで満足して立ち上がると、刈った草の液で白いパンツのひざから下が緑に染まっている。


久しぶりの御苑散歩、お転婆(てんば)をしたような、ものすごく愉快な気分。
心の中で、ひとりクスクス笑っている。




センニンソウ、仙人草、Clematis terniflora

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センニンソウ。
クレマチスの仲間で、つるでどんどん伸びていく。

センニンソウは、花びらは細いものの、クレマチス・モンタナスノーフレークにもちょっと似ている。
私の好きな花。


これを夏の花に入れるか、秋の花に入れるかいつもちょっと迷う。
8月というのに、今年は早くも秋の気配であるし、暦の上でも秋だから、やっぱり秋の花かな。



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4年前にもセンニンソウの記事を書いていて、そのときはパウダリースイートだと思っていたのだが、
今日はサリシレート(サリチル酸)のような、グリーン・メディカルな香りを感じた。

咲き始めと時間がたってからでは香りが変わってくるということはある。
また南仏の山で見たセンニンソウと思われる花は、匂いが感じられなかった。



同じ植物に見えても、フランスの花は匂いがないと感じることがしばしばある。

フランスから来た知人を新宿御苑に案内した時も、
「日本はフランスに比べて香りのある花がとても多い」
と言ったので意外に思ったこともある。

もちろん、フランスには日本にはない香料植物がいろいろあるのも確か。


花の香りがなかったり、異なったりするのは、たまたまの個体差なのか、花の成長段階によるのか、私の体調のせいなのか、あるいは気候や湿度のせいで、花の香りも揮発が早いのだろうか?

と、あれこれ考えてみたりするが、本当のところは知らない。



野の花は人のために咲いているわけじゃないから。








ゆる散歩 菊と秋バラを見に行く会 Shinjuku-Gyoen

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新宿御苑の菊の展示が始まりました。

今まで年に2回ほど、数人で新宿御苑に季節の花を見に行く「ゆる散歩」をしてきましたが、この秋も11月7日に「菊花展」と「バラ園」を見に行く会を行ないました。

スクールの公式イベントではありませんが、この日来れる生徒さんが集まって、中をウロウロ一緒に歩くというようなゆる~い感じです。

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特にコースを決めているわけではなく、いつものように、私がその日の気分で行くお散歩コースを歩きました。

この日は母と子の森から始まり、落羽松(らくうしょう)の気根(きこん)を見て、さざんかの香りを鑑賞しながら日本庭園へ。


日本庭園の中には、散策路にそって点々と、テーマごとの菊の展示がされています。


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銀河の様な渦巻きが、ほぐれていく「江戸菊」。


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300輪にもおよぶ大作り花壇。
圧倒されますね。


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この、たった一本の細い茎から分枝させて、まあるく大きくドーム上に仕立てています。
一度に咲かせなくてはならないでしょう、すごいワザです。



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大菊。
子供の頭ほどあります。


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上家(うわや)には紫の幕と朱の房が、高貴さを増していますし、ヨシズや、丹念にならされた盛土も素晴らしい。
順々に植えては土を均し、と整えていくのでしょうか。

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毎年見に来ても、新しい発見があります。
細かく砕いた苔を散らした地面。

花をより引き立たせる額縁のような役目ともいえますね。


10月に準備しているところを、何度か通りかかったのですが、土つくりのところまでは見ませんでした。

来年はぜひ拝見したいです。

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この糸のような細い花びらをもつ菊は、ゆっくりと咲かせ(開かせ)ないとここまで伸びないようです。
花火のようでキレイ。

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しおれているのではなくて、こういう菊のようです。
ガチャピンとムックを思い出しますね~。


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そして、菊花壇から中央の芝生をずーっと横切ってバラ園へ。
盛りは過ぎていたけれど、まだまだ咲き残っています。
淡雪のような清純なバラ。


花壇は生垣で囲ってあるのですが、すぐ近くに咲いている花は、みんなでかわるがわる香りを嗅いでみました。


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そして、ランチタイム。
ビニールシートを敷いて、ピクニック気分で、
みんなそれぞれお弁当を持ってきて食べました。

暑くも寒くもなく、うっすら曇りでしたので気持ちよく、おしゃべりも楽しく過ごしました。

帰りは温室をひとめぐり。
外には巨大なレモンの木があります。

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香料用ジャスミンや、これから咲く白い水仙などを眺めながら、新宿門に向かいました。
1時半に解散です。


次は春、また香りの花が咲く頃にお誘いしてゆるゆる散歩したいと思います。


「ゆるさんぽ」という割には、アップダウンあり、新宿御苑の端から端まで一気に歩く「ガチさんぽ」とも言えそうですが・・。




どんぐりの背くらべ drab competition

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ある朝、開園と同時に新宿御苑に行ったら、柵(さく)の上にどんぐりが並んでいた。
誰が並べたのだろう?

たぶん、この道は私が朝いちばんに通ったのだと思うから、前の日からあったに違いない。


風に吹かれて、一晩中、立ち続けることなんかできるのだろうか?
それとも夜の間に、やまねが運んできたのかな?


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ふとっちょも、やせっぽちも、みんなそっくり返って背比べ。





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巨大アスパラガス? ユッカ Yucca gloriosa

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うわっ!超巨大アスパラガス!


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どのくらい大きいかというと、2メートルくらい?


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でもこれは、アスパラガスではなくて、ユッカという植物。
アメリカ南部の乾燥地が原産らしい。

しょっちゅう咲いているような記憶があると思ったが、やはりバラと一緒に春と秋の2回咲く。


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秋に咲く白い花。
あのアスパラガスみたいな状態からは想像できない!


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花はつぼんだ状態で鈴なりになる。

和名は、アツバキミガヨラン

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カラスウリ,烏瓜,Trichosanthes cucumeroides

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カラスウリの赤い実が冴えてくると、もう冬が近いのだと感じる。
この色を見つけると、ときめいて近寄ってみるものの、一瞬後には哀愁を帯びて見える。

玉章(たまずさ)という別名がいい。

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気がつけば陽はすっかり柔らかくなり、夜が早くやってきた。
窓の外がひっそりと闇に包まれると、本を読むのが楽しみになる。

こうした景色の移り変わりを見ることで、体も冬の仕度をするように反応するのではないかと思う。


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これは、7月のカラスウリの花。


花びらが細い糸状に分かれ、レースのフリンジのようだ。

カラスウリの雌花は夏の夜に咲き、ひと夜でしぼむ。
雄花は数日のあいだ開花する。



闇夜では、赤や黄色より、白い花のほうがはっきり浮かび上がる。
スズメガを受粉に呼ぶために、夜に目立つ容姿になったのだという。


では、秋の赤い実は誰を呼ぶ?


ホトトギスとスズメガ  Macroglossum stellatarum

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ホトトギスという花と、スズメガという虫。

どちらも鳥ではないけど、鳥の名前のついた植物と昆虫のとりあわせ。

虫が苦手のひとにはダメかもしれないけど、
よくみれば目が愛くるしくて可愛いし、働き者ぽい忙しさは、私としては好感度は大。

この蛾は、飛んでいると本当にスズメみたいに見える。

激しく羽ばたいてホバリングし、蜜を集めているところはハチドリにも似てるなあ。

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これはホシホウジャクという種類らしい。

同じ仲間で、翅が透明で、もっと胴体がカラフルなオオスカシバというのもよくみる。
エビでも蜂でもないけれど、子供の頃はエビバチと呼んでいた。

彼らは羽化したばかりは翅に燐粉がついているが、次第に落ちて透明になるとも本に書いてあるので、このホウジャクもいずれ透明になるのかも・・・?


本当のところ、とまっているときと、飛んでいるときの印象がとても違うので、
ここで解説した種類が正確なのかどうかはわからないのでゴメンナサイ。






秋のアオスジアゲハ Graphium sarpedon

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私の覚えでは「アオスジタテハ」なのだけれど、「アオスジアゲハ」というのが正しい名前らしい。
幼虫はクスノキの葉を食べるとか、この蝶はよく森の中で見る。

夏の間、敏捷に飛び回っていたアオスジアゲハ。
嵐の去った秋のある日、散歩をしていると、目の前をゆっくりと横切った。

「今日はずいぶんふわふわと飛んでいるなあ」
まるで、クロアゲハのようにゆるやかに、こずえと地面を行ったり来たり。

「いったい、どこに止まるのかな」

と気になって、つい追いかけはじめる。
しばらく飛んでいたと思ったら、舗装された道路の上にゆらりと着地した。

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そんなところには、花もなければ水気も無い。

そっとそっと、写真を撮りながら近くへ行く。
ほんのすぐそばまで来たのに、逃げようとしない。

時々翅を広げたり閉じたりして、そしてじっとして、やがて翅が倒れ、動かなくなった。

よく見れば、青は色褪せて、翅はボロボロに傷んでいる。

ずいぶん苦労したんだね。
もう、死んじゃうのかな。

みんな、いつかさよならするの。


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道路にいては踏まれてしまうし
そして、知らずに踏んだ人も悲しいでしょう?

せめて生まれた場所を思わせる木の上に、しがみついていた落ち葉と一緒に置いてみる。


哀れなの?淋しいの?

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でも私は覚えている。

夏の茂った薄暗い森の中で、ヤブカラシの橙色の小さな花から花へと忙しく渡る姿を。

たった一日しか咲かない、カラスウリの白い花を背にして、サファイヤブルーの翅は、木漏れ日を通るたびキラキラと輝いていたでしょう。


もしやあれこそが天国だったのかしら?

アカトンボ Sympetrum

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アカトンボがたくさん飛んでいる。
これは、枇杷(びわ)の木にとまって日向ぼっこをしているトンボ。


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水辺にはやはりたくさんのトンボが飛んでいる。
ロープの上で並んで休憩。
これじゃ、前のトンボのお尻しかみえないでしょう。

夏の終りには青い、シオカラトンボをよく見たものだが、今はアカトンボがワンサカ。


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落ち着いてとまってくれるまで、じーっと待っていて、
ちょっとづつにじり寄って近くで撮りながら、「何やってんのかな~」とか自分でも思うのだけど、
足腰の鍛錬にはなっているようだ。


トンボの羽の美しい造作を撮りたくて。
顔のアップは怖いから載せない。




シリブカガシ、尻深樫、Lithocarpus glaber

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シリブカガシなんて、名前がヘン!
ドングリのへたの中がへこんでいるから、尻が深いんだって。

暖かいところが好きなので、京都が北限と言われているけど、新宿御苑にはあった。
ここ、日あたりがいいし。

となりにあるのはシリブカガシの花。
一年かけてドングリになる。
だから、花と実が一緒に見られる。

えぐみがなく、食用になるそうだ。



►パルファンサトリコレクションを少しずつお試しいただけます。

森 FOREST

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静かな夜の間にはった大きな蜘蛛の巣。

藪(やぶ)をかきわけて入れば、葉の裏に休んでいた小さな羽虫がいっせいに舞う。
蜘蛛の巣が捕まえる。

朝の均衡を破った、私の足音。


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この木は、私が生まれる前からここにあり、死んだ後もここに残る。

私たちが彼らを所有しているのではなく 、私たちが傅(かしず)いているのだ。

 

森は静かではない。
たくさんの生き物がいて、音に満ちている。


街は人で満ちている。なのに寂しいところ。

エフェメラルについて autumn ephemeral

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春の妖精に対して秋の妖精、オータムエフェメラル(autumn ephemeral)。
そんな言葉があるのかしら?

春夏秋冬、現れては消えていく花の妖精たち。


妖精を捕まえることはできない。

ただできるだけ長くそばにいてもらいたいと願うだけ。


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美しい四季の移り変わりを見ていると、私たちは何ひとつ所有することはできないんじゃないかなと思う。


たとえ、一輪の花をテーブルにおいて、あるいは庭に花を植えて愛でたとしても、永遠にとどめることはできず、その移ろいを記憶に残すのみ。

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ただ繰り返す季節のために、彼女たちに再び会えるよう、邪魔しないという形で、ほんの少し自然に関与できるかもしれない。


感謝と謙虚さをもって。


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秋晴れの、こんな素晴らしい日に、ひとりで広い公園でぼんやり風の音を聞いていると、いろんな音が聞こえてくるし、音(おと)は、たくさんあるけれど、聞こうとしなければ聞こえないものだって、あらためて思う。








カジノキ 梶の木① Broussonetia papyrifera

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カジノキ(梶の木)のオレンジ色の実がなっている。

はじめは花に見えたのだけれど、春先にもこの木には花が咲いていたはずなので、形の異なる花がまた咲くとは不思議なことだと思った。

調べて見るとこれは花ではなく果実で、このオレンジのつき出た柔らかい部分の中に種子が入っているそうだ。


実は今朝、新宿御苑に行ったところ、連休の代りで休園日となっていた。がっかり。

そこで、今月はじめに行った時のことを書くことにした。


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地面や、橋の上にたくさん落ちている。

雨の後なので、べっちょりとしてちょっと触る気になれなかったのだけれど、落ちたばかりの比較的きれいめのものをつまんでにおいを嗅いで見る。

ビターチョコレートの匂いがする。

意外な匂いにびっくりだが、2度拾って嗅ぎ直す気になれず、充分に確認できなかった。
また機会があったらにおってみたいものである。

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こちらは5月のカジノキの花。

でもどっちかといえば、オレンジの実の方が花らしく見える。


みつまた、コウゾ、などと、紙の原料になる。

papyrifera、という学名も、紙を意味するのだと思う。






今咲くキンモクセイ,金木犀Osmanthus fragrans var. aurantiacus

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新宿御苑の新宿門を入ったあたりからすでにキンモクセイの匂いが漂ってくる。

新宿御苑にはキンモクセイのある場所はいくつかあるが、これはきっと、母と子の森にいく途中にある大きな木に違いない。

そう思って、広場を横切る道を森へと向かった。行ってみると

「なんだ、充実しきった開花直前だけどまだツボミ。」

でも・・・、このくらいたくさんあると、ツボミでもあたり一帯にもう香りが満ちているという按配(あんばい)だ。




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大きな大きなキンモクセイの木。

どのくらいたくさんかというと、このくらいいっぱいついている。
右上のすみの方までツボミが鈴なりについているのが見えるでしょう?



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ギンモクセイ(銀木犀)が2週間前に咲き始めてから、次はキンモクセイ(金木犀)と心待ちにしていたのだが、ようやく咲いてくれるようだ。

もう一カ所目指したのは、中央あたりの三角花壇。
ここは金、銀木犀の林。

そこもぎっしりのツボミの中に、ぽっちり咲き始めている。


銀は最初に咲き始めたとなりの木が、今満開になっている。
割りに花時が長いなあ。



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この金銀木犀の林には、たくさんのマテバシイもはえている。


ドングリがうるさいほど落ちてくる。
パラパラと、だれかが石を投げているのかと思った。

写真は、小石じゃなくてみんなドングリ!
「雨あられ」というが、本当にあられのようだ。




姿より先に香りが届く、キンモクセイの妖精さんに癒され中。

連休の朝は新宿御苑で療養し、午後の仕事に励んでいる。





キンモクセイの香り☆オードパルファン「SONNET(ソネット)」

トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。



どんぐり マテバシイ Lithocarpus edulis

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晴れた秋の朝、ツクツクと遠く近く、蝉が鳴く。

耳をすませば、秋虫の音に重なって、たくさんのドングリが、コツンコツンとひっきりなしに落ちてくる。


人が人を取り戻す。


箱の中では、私は生きていない。
息をして動いていても、それは生きているのとは違う。

一人でいたら寂しくなるし、一人になれなければ息苦しい。
そんなわがままな自分を、静かな公園のベンチで、みつめている。



マテバシイ馬刀葉椎・全手葉椎

ヒバンバナ,曼珠沙華,Lycoris radiata,

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「ヒガンバナ(彼岸花)を庭に植えるものではない、あれはお墓の花だから。」


そういわれても、気にせずに庭に植えたことがある。
若い頃は、ときに自分の中の「善」に不満を持つ。
または挑戦的な気持ちがあって?
ただ綺麗だったからかもしれない。

ヒガンバナは、夏草がまだ残る林の木陰にひっそりと茎を長く伸ばし、ある日突然その姿を表す。
毒々しいほどに赤く、悪女風だ。

20150922ヒガンバナ白.jpg


植物にとって花びらは飾りで、蘂(しべ)こそが重要な存在なのだ。
生殖が生き物の役割だから。


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白いヒガンバナもある。
ヒガンバナに花の香りはない。

蘂(しべ)が生殖のために存在するならば、球根で増えるのはどういうことなのであろう?
ヒガンバナは3倍体であるため結実しないといわれるが、わずかにはできるそうである。


ヒガンバナによく似た形の、ダイヤモンドリリー(ネリネ)と呼ばれるピンクの花があるが、ドラマティックさでは及ばない。


萩 Bush clover

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ハギは、秋草だけれども、花の形をよく見ると、藤やエニシダ、ムレスズメなどによく似ている。
豆科特有の形だ。

萩の木は細い枝が地面からブッシュのように伸び、分枝した先に花が咲いている。

花に会う日がいつも風のある日なのか、枝がしなり易いせいなのか、シャッターを切るときにはいつも揺れていて撮りづらい、と思うのが毎年のことである。

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秋の始まりはセンチメンタル。


愛の分岐点は、それが死んだら悲しいか、どうか。



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外国の豊満な女性にふさわしい香水を日本女性がつけると、もともと我々が持っている清楚(せいそ)な美しさが、逆に貧相に感じられてしまうように思う。


萩を見ると、そんな気がする。


ギンナン落ち始めました。銀杏,イチョウ,Ginkgo biloba

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臭うな~と思ったら、9月だというのに、もうギンナンが落ちている。
それも、りっぱな大きさ。


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結構、たくさん落ちているな~。
踏んだら靴の底が臭くなるので気をつけて歩く。


でもギンナンの落ちてくるのって、11月とかじゃなかったかな?
最近では植物の暦もなんだか変わってきているみたい。

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小さい頃はふにゃっとした黄色いギンナンは嫌いで、茶碗蒸しに入っていても、よけて食べたりした。

今は大好き。
翡翠(ひすい)色の青いギンナンを3つ4つばかり串にさして素揚げにし、パラリと塩をふったものなんか、こたえられない。


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新宿御苑は大きなイチョウの木がたくさんある。
葉は青々としているが、葉が黄色くなる前にギンナンができるのだったかしら?

なんだか、知っていると思っていたことが、ちっともあてにならないと思うこの頃。


ツルボ,Barnardia japonica

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ツルボに会いたい。


朝のうちにひと仕事を終えて、イソイソとアトリエを出る。
新宿御苑の九時の開苑時間にちょうどついた。

もう、ここは自分の庭のごとく熟知しているつもりだが、「どういうルートで行こうかな?」と考えながら案内板を見る。

ツルボは一番奥の、プラタナス並木の下に咲くのでちょっと遠い。

短い時間で中央あたりのキンモクセイ、はじっこのツルボと見て、折り返し最後に日本庭園のヒガンバナを見るルートをとることにする。


ほぼ、縦断する感じだ。

フランス式庭園のプラタナス並木。

ツルボは少しまばらな感じで生えている。
色がうすく、少し元気が無いようだ。


小さな花びらをひろげ、いっぱいに伸ばした蘂(しべ)が、赤ちゃんの手のようでいじらしい感じが好き。

並木を一往復しながら足元のツルボを見て、次はヒガンバナを見るためにすぐにそこを離れる。


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あらやだ、通りかかった「中央休憩所」の前に群生している。
ここはキンモクセイからほど近く。

あんな遠くまで行かなくてもよかったのに・・・。

でも、ここのツルボはピンクが濃い。
日当たりがよいせいかしら。


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時々においをかぐ。写真を撮る。

ズーム、ピント、開放値、よくわからないなりに、可愛いと思って撮ると、可愛くとれるんじゃないかなと思う。

そんな考えは論理的じゃないけど、そもそも、愛って論理的じゃないでしょ?


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ヒヤシンスのような、ハニーグリーンの香り。

後で調べたら、ツルボはユリ科のシラーの仲間だと思っていたら、キジカクシ科だと書いてあるものもある。


キジカクシ科なんてなじみの無い科だけれど、アスパラガスに近いようだ。
名も違うし、どっちが正しいのかな・・・?



今満開、ギンモクセイ 銀木犀 Osmanthus fragrans

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ギンモクセイの花が満開。
はじめに数輪が咲いているのを発見したのが9月3日だから、もう10日以上。
満開までいがいに長くかかったのは、お天気が悪かったからだろうか。

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うっすらとしたクリーム色の花が、朝の日差しに爽やかに見える。
花に近づき過ぎると、かえってにおいは薄く、少し離れると芳香に包まれる感じ。

きっと、1輪の力だけでなく、全体のハーモニー。
独唱(ソロ)ではなくて、合唱なんだね。


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中央にちいさな蘂が2本、アンテナのように生えていて、つるりと肉厚の4枚の花びらが本当に愛らしくて、じいっと見てしまう。

同じような写真だけれども、どの顔もみんな可愛い。
だから、この一枚を選ぶことができなかった。

写真を撮ったり、香りを見たり、すぐそばのベンチに座って眺めたり。
ギンモクセイの木の周りを、いつまでもぐるぐると回っていた、今朝の新宿御苑。


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ギンケイ、銀桂とも言う。


楽しいな。


ギンモクセイ 銀木犀 Osmanthus fragrans. var. fragrans

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今年のギンモクセイ、銀木犀がもう咲いている。

この写真は9月3日のもの。
ここ、新宿御苑にはキンモクセイ(金木犀)とギンモクセイの群生している場所がある。

「まだ早すぎるなあ」と思ったが、一応そばを通ってみると、なにやらいい匂いがする。
あれ?と、よくよく探してみると、1本だけ、ギンモクセイ(銀木犀)が咲き始めている。

キンモクセイの咲く時期は、9月の終りから10月と思っていたし、たいてい、ギンモクセイの方が少し早く咲き始めるのだけど、それにしてもちょっと早い。

今年の夏はものすごく暑くて、急に雨で涼しくなったからだろうか?

ギン(銀木犀)は、キン(金木犀)より少し香りが薄いように思っていたけれど、あたりに香りの花がないせいか、よく匂い立っていた。



あれから、1週間。
雨が降ったりでずっと散歩にいけないけれど、もっと咲いているのかな。


秋がずんずんやってくる。



秋の赤い実 オオツリバナ Euonymusplanipes Koelhne

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秋の赤い実、オオツリバナ。
多少暑くても、緑の中に赤い実が見つけられるようになると、もう秋が来たと思う。

遠目にはマユミかな?と思ったけれども、近づくと実が5つに裂けているし(マユミは4つ)、実のつき方も殻の外側にぶら下がっている様子が、マユミとは違う。


そこで戻ってから調べて見ると、オオツリバナという植物だとわかった。

わかったからどうということもない、とも言えるのだが、やっぱり名前を知ると「行きずり」ではなく、より「馴染み」になった感じがするし、特別なものになる。

だから、名前って大事だな。


この1ヶ月、御苑に散歩に行く暇がなかった。

学校の夏休みは終わったと言うのに、こちらはまだ次から次へと課題が出されて宿題の山がへらないようである。
びっしりと仕事が詰まると、息も詰まってしまう。

本当は、歩いたりしている方が考える力が湧くというものなのだが。


潜水して、時々水の上で息を吸って、また深く潜るみたいな日々。

秋の一日、赤い実を見てもの思う。。





うれしいとき。ジャスミン,jasmine

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うれしいとき。

わたしのこころのなかの
白い小魚がピチピチと跳ねる。

だからくすぐったくて。


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そうなの。くちびるがピヨピヨって、
囀りはじめることもあるよね。

だって嬉しいのに、照れくさいときは、ささやかによろこぶよりほかないもの。



モミジ,紅葉,MOMIJI

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今日は雨でいけなかったけど、今週の紅葉(もみじ)、新宿御苑。

縮んで黒くなった葉が多くなり、もう紅葉(こうよう)の見納めか。



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カエデだけでなく、サクラも、イチョウも、華麗に装ったと思えばさっぱりと脱ぎ捨てる。



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上はキレイに色づいたハナノキ。(ハナカエデ・Acer pycnanthum)
見上げるほどたっぷりとした大きさがとてもいい。

一日の終わり、日没前の一瞬は世界が赤く輝く時間。
晩秋もまた、一年が暮れていく、美しい閃光の季節だ。

惜しい。惜しむ。

残心(ざんしん)こそ、日本の情緒。



ムラサキシキブ 紫式部 Callicarpa japonica

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紫式部という植物は、花よりも実の方がよく目立つ。
冬に近づいて、花の少ない時期だから余計なのだろう。




日本の代表的な古典文学である源氏物語のヒロイン「紫の上」をイメージしました。美しさと才能にあふれていながら、奥ゆかしく優しい日本女性にふさわしい香り。
オードパルファン紫の上

新宿御苑菊花壇展 Shinjukugyoen

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これは大菊花壇。子供の頭ほどもある立派な菊は、一本の苗の頂点の一輪を大きく育てる。


新宿御苑の菊壇展、歴史のあるこの展示会は、日本庭園の各所に趣の異なる菊を配置し、散策しながら楽しめるようになっている。


きれいに並べられ、囲ってあるので近くで香りをかぐことはできないが、そばを通るとさわやかな菊の葉の香りが漂ってくるようである。


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まるで、美術館のプロムナードを歩きながら次の絵をみるように、庭園を移動する。


自然のまま、野に群れ咲く菊も風情がありよいものだが、こちらの菊は大きさといい、めずらしさといい、技(わざ)の極地として圧倒される。

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これは江戸菊。ややねじれた花びらの形が面白い。


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肥後菊だったかしら。

それぞれの菊の歴史、由来は立看板に詳しくかかれている。




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嵯峨菊は、すらっと伸びた花びらがおいでおいでをしているよう。

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特に白の嵯峨菊はエレガントでとてもいいと思う。

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丁子菊。変わった形。
毎年、ほぼ同じ場所に同じ種類の菊があり、だんだんと名前も覚えてきた。


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大作り花壇は、たった一つの苗から、300あまりの花に分岐させる。
この形を、刈り込むのではなく育てながら枝を伸ばしながら整えると言うのは驚き。
それに、咲く時期も一度にするというのがまたすごいと思うのだけれども。

また、幕、房かざり、竹で組まれた上屋は、毎年この時期だけに建てるもので、その造りに歴史を感じさせる。

菊と一緒に鑑賞するとさらに引き立ってすばらしいと思う。


11月1日から15日まで



今咲いています!コブクザクラ Prunus Kobuku-zakura

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秋に咲く桜の種類はいくつかあるが、このコブクザクラも10月~11月にかけて咲く。
小ぶりで愛らしい八重の桜。


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桜の原産地であるネパールではもともと秋に咲いていた。
それが長い年月をかけてネパールから中国へ、そして日本へ渡る間に、春咲くようになっていったという。

一年中温かいネパールの南部と違って、日本は厳しい四季の変化がある。
北上するにつれ、桜は寒い冬を乗り切るために葉を落として休眠する必要があったと考えられている。

花を咲かせる時期を春にずらし、環境に適応していったのだ。



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秋に咲く桜は、春にも二度目の花を咲かせる。
でも、春はソメイヨシノや大きな八重桜が華やかに咲くので、この小さな桜の存在は目立たない。

ジュウガツザクラ、フユザクラ、コブクザクラは、ほかにあまり花がない秋に咲くからこそ、珍しいと注目を浴びる。



「野も山もみな一面に黄色なら、阿呆になって白を買うべし」

伝説の相場師、是川銀蔵(これかわぎんぞう)の有名な言葉である、・・・がちょっと雅味が違うか。


杜鵑草 ホトトギス Tricyrtis hirta

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鳥のホトトギスは不如帰と書き、植物のほととぎすは杜鵑草と書く。
花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と似ているのがこの名の由来である。

侘びた、味わいのある10月の茶花。


夏の終わりから咲き始めてはいるが、秋のさびしい景色の中にこそ存在感を増すようである。

毎年同じように思う、屈託をかかえた秋草の風情。



➤植物事典 ホトトギス・杜鵑草 ユリ科 ホトトギス属 学名:Tricyrtis hirta


 

十月桜 新宿御苑 SAKURA

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このところすっかりブログをアップするのが間遠になってしまったのは、忙しさに加え、新宿御苑がお休みだったこともあるかもしれない。といいわけしてみる。


デング熱の拡散防止のために長く閉苑していた新宿御苑が、先週くらいからようやくオープンになった。

加えて、新作のリリースも終わったところで久しぶりに新宿御苑に行くことができた。
平日のことで、あまり混んではいないし、去年と同じ景色が広がっているのが安心で心地よい。
休みだったことなんか忘れてしまいそうなくらい、日常がある。

フンフンと鼻歌も出そうなもの。


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秋のことだから花も多くないが、
ジュウガツザクラが1本だけぽつんと立っている。
遠くから見ると、葉のない枝に白い丸い花がまばらについて正月の餅花のようである。

近くによって、その小ぶりの、愛らしい半八重の花を心ゆくまで眺める。
秋の日が透明だから、よりいっそう花びらが淡くやさしい。


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これから冬になろうというのに、枯葉の間から、シュンシュンと若い水仙(スイセン)の葉が伸びてきている。

一番寒い12月から1月に、ここは一面真っ白のスイセン畑が広がって、強い甘い匂いを漂わせるのだ。

匂いをかぐと、そのときの映像や感覚がよみがえると言うが、その時のことを想像すると、逆に今、匂ってなくても、匂いが思い出されるのが不思議である。




きんもくせい ソネット Sonnet Osmanthus

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今年もまた、金木犀(きんもくせい)の季節がやってきた。


きんもくせいの香りは、幼い頃の記憶に繋がっている。


秋の透明な空気の中、甘いこの香りが漂うと、ランドセルを背負って走った通学路を思い出すって書くのは毎年のこと。

こんな風に香りに昔を懐かしむのは私だけではないだろう。

多くの人が思い出を共有できるのは、金木犀ならでは。


この花が終わると、秋はぐっと深まり、冬へと向って行く。
まるで、陽が沈む一瞬に空が赤く輝くように、この香りは秋の空を染める。



☆キンモクセイの香水 ソネット ☆

年に十日しか会えないキンモクセイの香りを、いつも身につけていたい・・・。パルファンサトリの香りをお試しになりたい方に、サンプルをお送りしています。

ルファンサトリの毎月のサンプルプレゼントは「ソネット」です。ジューシーなネクタリンピーチとオスマンサスの組み合わせで、幸せな気分に。






大雪(たいせつ)、紅葉 Autumn leaf color

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今日は二十四節気の大雪(たいせつ)。

本来なら「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)」とあるように、紅葉(こうよう)も終わっているころ。

今年は寒くなるのが遅かったから紅葉も遅れているようで、東京はまだこの週末くらいは楽しめそうだ。

 

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紅葉と言っても、赤だけではだめ。

黄色や黄緑、茶、黒。幾重にも重なって、美しい彩りになる。

 

 

 

年末年始のお休みのお知らせ➤12/28~1/5まで、サロンをお休みさせていただきます。

 

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➤ 今月は「satori」のサンプルをお送りしています。

子福桜 コブクザクラ Cerasus'Kobuku-zakura'

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コブクザクラ。

少しこぶりの八重がとても愛らしい。
花弁の先の切れ込みが深いので、よりプリーツィな感じ。

ジュウガツザクラと同じころ、秋から冬にかけて咲く。

一輪の中に雌しべが何本かあり、果実が複数できるので子福者というような由来らしい。

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春の桜の満開の時期と違い、寒空の中に白い花がまるで餅花(もちばな)のようだ。 

 

新宿御苑で見ることができる。

 

 

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➤日本の花 オードパルファン「さくら」

 

キノコ 

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雨のあと、何もなかった草はらにニョキニョキと生える小さなキノコ。

一日で出現するなんて、不思議。

 

そして、こんな日当たりのよい場所ではまた1日くらいで消えてしまうだろうキノコ。

 

どこからかやってきて邪魔にもならずいつの間にかいなくなる。
でも、見えない胞子の形でどこかに存在している。

隠者か、風流人のような生き方、してみたい。

ノコンギク Aster microcephalus var. ovatus

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「民さんは野菊のような人だ」

「野菊の墓」(伊藤左千夫)の中で政夫が言う有名なセリフである。

 

ノコンギクがそれと定かではないが、野にも山にも咲くありふれた小さな花は、派手ではないがどことなく品がある。
薄紫の一重のこのノコンギクの姿が、素朴で愛らしい民子にふさわしいような気がする。

 

新宿御苑の玉川浄水分水道にて。

 

 

 

フジバカマ 藤袴 thoroughworts

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今日、新宿御苑の温室でフジバカマの鉢植えを見た。

入口の所に2-3の絶滅危惧種の植物と一緒に置いてあったのだ。

「ああ、フジバカマだ・・・」

足早に通り過ぎようと通った時に、思わぬ甘い香りが漂っているのでびっくりした。


思わず近づいて香りを吸う。


生花の状態でフジバカマがこんなにいい香りがするとは思わなかった。

 

 

今まで何度も野外や切り花でフジバカマの花を見て香りを確認したつもりであったが、これといって特徴的な匂いが感じられなかったのだ。

乾燥させるとクマリンという桜餅の匂いの成分ができて甘い粉っぽい香りがする。

なので、古来匂い袋などに入れたそうである。

 

セイタカアワダチソウ Solidago altissima

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セイタカアワダチソウとアキノキリンソウ、どっちがどっちか名前をいつも間違えてしまう。
この、頭頂部あたりに花の房が放射状にたくさんついているのがセイタカアワダチソウと思われる。

 

背が高くなって花が小さな粒の粟(あわ)のようだから?それとも泡のようだから?

 

これは、花粉症の原因と言われたこともあったので、花を見ると避けて通るようにしていたがそうでもないらしい。この花粉は重くそれほど遠くに飛ばないそうである。

 

しかしリスキーな花と思い、いまのところそばによって香りをかぐ気にはならない。

 

アキノキリンソウは花穂が1本で、もっと花付きがまばらである。
そう思って以前撮ったそれらしき花の写真を用意してみたが、いざ比較のために乗せようとしたところ、葉の形がどうも違うのでさらに調べたらそれはキンミズヒキであった。

こんどアキノキリンソウをみつけたら写真を撮っておきたい。

 

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セイタカアワダチソウは外来種であり、周囲の植物に対する成長抑制物質を根から分泌し、ほかの在来植物を駆逐していく。

また、肥沃な土地から栄養をどんどん取って背が高くなったそうである。

ススキに変わって一時勢力を伸ばしたそうだが、繁殖しすぎて土地がやせてしまったことや、今度は自身の出す抑制物質によって徐々に衰退、再びススキが盛り返してきたそうである。

欲張ると結局、身を亡ぼすっていうやつかな。

 

地下における隠れたる闘争、植物も受け身ばかりではないようだ。
草食系というやつもなかなかに侮れないかもしれない。

 

 

 

 

ホトトギス 杜鵑草 Tricyrtis hirta

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この3年間で一番きれいに撮れたホトトギス。

天気の良い日の日当たりは光が強すぎてきれいに撮れないけど、木陰はかえっていいみたい。 

 

こういう不思議な形の花を見ると、つくづくと自然の妙味を感じてしまう。
またこの名前の付け方がいいなあ。

 

 

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「橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ」

この歌に出てくるのは鳥の不如帰(ホトトギス)。源氏が花散里(はなちるさと)を訪ねて詠った歌。

和歌には植物の杜鵑草(ホトトギス)を詠った歌は少ないようである。

 

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これはまたずいぶんと賑やかに満開である。

活けるには2~3輪がちょうど好い塩梅だが。

 

 

ユリ科

花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名になったそうである。
ひょう柄のように班が鮮やかで強い。10月の茶花。

 

以前のホトトギスの記事

2011年9月19日 ホトトギス 茶花

2012年9月22日  ホトトギス 杜鵑草 Tricyrtis formosana 
 

萩の上露(はぎのうはつゆ) 源氏物語第四十帖 The Tale of Genji

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台風のせいでもうとっくに散ってしまっただろう萩(ハギ)の花。

 

七草にも読まれている萩はピンクの優しい秋の花である。

萩の花 尾花 葛花 撫子の花  女郎花 また藤袴  朝貌(あさがお)の花

 

マメ科の花らしく、一輪をよくみれば藤(フジ)やエニシダの花とよく似ている。

が、花はもとより柔らかな枝と丸い葉の形がいかにも優しげで、はかない秋の風情を漂わせている。

秋にはしめやかな花が合う。

 

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源氏物語の第四十帖 御法、「萩の上露」。
病床の紫の上を見舞う光源氏と明石の姫君の三人は、庭の萩を眺めながら和歌をやりとりする。

 

おくと見るほどぞはかなきともすれば風に乱るる萩のうは露 (紫の上)

ややもせば消えをあらそふ露の世に後れ先だつほど経ずもがな (源氏)

秋風にしばしとまらぬ露の世を誰れか草葉のうへとのみ見む (明石の姫君)

 

翌朝、紫の上の命ははかなく消えていくのである。

 

萩はその優しげな姿とは別に、荒れ地でもよく育つ野趣な花であるから、紫の上は萩というよりむしろ露に違いない。

 

 

 

キキョウ 桔梗 Platycodon grandiflorus

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 萩(はぎ)の花 尾花(おばな) 葛花(くずばな) 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴(ふじばかま) 朝貌の花  (万葉集・巻八 1538) 

青い五弁の星の花。

七草の朝貌(あさがお)は桔梗を指すという。

 

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いまにもはじけそうに膨らんだキキョウの花。

 

花入れに活けた桔梗の「ポン」と咲く瞬間を見たいと思いながら、気が付くといつも開いている。

 

 

ミズヒキ Persicaria filiformis

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ミズヒキという。
細い線のような茎に、数ミリ卵型の赤い蕾が点々とつく。

 

日陰に咲く地味な花なのでつい見過ごして、花を開くのをじっくり見たことがなかったが
暗い中にちょうど陽がさして鮮やかに目を引いたので気が付いた。

「あかまんま」という植物をまばらにしたようでもあるが、あの野卑な桃色とは違い、
花色は紅(べに)色で、開くと内側が白い。

 

茶花としても使われる。
この鄙びた味わいが良い。

 

季語は秋。 

 

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➤キンモクセイの香水 パルファンサトリのオードパルファン「SONNET(ソネット)」

トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。 希少な金木犀の天然香料が香りに深みを与えています

白花曼珠沙華 ヒガンバナ Lycoris radiata

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ヒガンバナ、白花種


赤い花はもう終わりかけている。

 

 

 

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つゆくさ 露草 Commelina communis

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つきくさに、ころもはすらむ、あさつゆに、ぬれてののちは、うつろひぬとも  万葉集

 

月草尓 衣者将揩 朝露尓 所沾而後者 徙去友

 

 

 

アゲラタム かっこうあざみ(郭公薊) Ageratum

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アゲラタムの小さな蕾から糸のような花びらが伸びて、遠くから見るとふんわりとした紫の雲のようだ。

かっこうあざみ(郭公薊)ともいう。キク科植物。

 

ウスバヤブマメ Amphicarpaea edgeworthii Benth.

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少しうす暗い林の地面近く、ヤブマメは船のような細い形の花は、蔓性の、マメ科の植物である。
小さな花だがはっとするような青。

 

水引とヤブマメの、赤と紫が絡み合うように咲いているのが、まるで着物の柄のようだ。

しっとりと美しい。

蜂とシュウメイギク(秋明菊)Anemone hupehensis var. japonica

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シュウメイギク(秋明菊)は、名前と違って菊の仲間ではない。
学名にも入っているように、アネモネと同じキンポウゲ科の植物である。

匂いはあまりない。無いと言ってもいいと思う。

 

おやすみ キンモクセイ Kinmokusei

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とうとう、昨日の嵐でキンモクセイが散ってしまった。
うーん、日曜日にやっぱりくればよかった。。。

小さな花たちがオレンジ色に地面を染めて、また一年の眠りに入る。
おやすみ、キンモクセイ。

 

カタバミ(オキザリス ・トライアングラリス) Oxalis triangularis

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カタバミなんて、あまり目を引かない道端に咲くつまらない花・・・。
と思ったらこんな派手な種類もある。

ブラジル原産のピンクのカタバミ、オキザリス・トライアングラリス。
大きな三角の紫の葉がとても変わっている。

秋のバラ autumn rose

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秋のバラ咲き乱れる新宿御苑のローズガーデン。

 

風に乗ってふわりふわりと甘酸っぱいバラの香りがやってくる。

秋のバラは香りがいい。

ペンタス Pentas

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ペンタス Pentas
夏から秋にかけて咲くアフリカ原産の花。


花壇に行儀よく並び、明るく、派手な割に背景になってしまう。
舞台の群舞は、華やかであっても目だっていはいけない。

そんな花。


つい立ち止まって気を惹かれるような趣(おもむき)が感じられにくい花である。

アカネ科。

 

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トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに。希少なキンモクセイの天然に香料が香りに深みを与えています。
やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。

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キンモクセイ(金木犀)のにおいはなぜ遠くまで届くのか osmanthus

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キンモクセイ(金木犀)の香りは、花の香りの中でもっとも遠くまで届くそうである。
なぜそうなのか?をまじめに研究している香料会社もある。

新宿御苑では、バラも、タイサンボクも、ジンチョウゲもクチナシも、風に乗って遠くまで、どれもよく匂うけれども・・・。
キンモクセイは特別なのだそうだ。

 

ムラサキシキブ 紫式部 Japanese beautyberry

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「ムラサキシキブ」の名の通り、秋になると鮮やかな濃い紫色の実が鈴なりにつく。
こんもりとした感じの低い木は、この美しい色の果実でたくさんの細い枝をしならせるのだ。

初夏、この木には淡い桃色の花がさく。
秋の派手な実に比べて地味な花であまりめだたないので、ムラサキシキブと言えばこの果実のほうが印象に残っているようだ。

 

キンモクセイの香り Osmanthus fragrans var. aurantiacus

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どういうわけか、今年はキンモクセイ(金木犀)の花の足並みがそろわない。
たびたびの嵐のせいかな。

9月の終わりには咲き始めた木もあったのに、タイミングが悪いのか、一斉に鈴なりに咲くキンモクセイの花をまだ見ていない。

通常は、花は1週間ほどで咲き切ってしまうものだけど。

ヒガンバナ(彼岸花) Lycoris radiata

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ヒガンバナ(彼岸花)が、くるりくるりと巻いている。

秋の新宿御苑。
雨上がりの森は、ブラックペッパーオイルの匂いがする。

ついで、桜の葉のクマリンの甘い匂い。

 

朝の静かなこの時間が好き。

 

ジュウガツザクラ 十月桜 Cerasus subhirtella

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今年もまたジュウガツザクラ(十月桜)の季節がやってきた。
遠目に白い花が「あれ、何だろう?」と思わせる。

木は背が低く、葉を落とした華奢な枝に繊細な花がぽつり、ぽつりと咲いている。

 

キンモクセイ(金木犀)のつぼみ Osmanthus fragrans var. aurantiacus

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朝晩がぐっと涼しくなってくると、キンモクセイの花が待ち遠しい。

去年は9月の末には咲きはじめていたので、「もうそろそろかな?」と
このところずっと、新宿御苑のキンモクセイ周辺を巡回をしている。

 

ホトトギス 杜鵑草 Tricyrtis formosana

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ホトトギス(杜鵑草)という草花は、茶花にもよく使われる。
侘(わ)びたところが、1輪ざしにあっさりとよく似あう。

 

秋のプラタナス並木 Platanus

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四季の変化がとても美しいプラタナス並木。

夏は緑深い木陰を作ってくれたこの並木道も、いまは朝の光の入射角が浅く感じられる。

 

女郎花(おみなえし)Patrinia scabiosifolia

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女郎花(おみなえし)は、万葉の時代から秋の七草にも詠まれている。

葛花なでしこ をみなへし 藤袴の花 朝顔の花

黄色い粟粒(あわつぶ)のような集合花だ。
もう少し大きい白い花を咲かせるオトコエシ(男郎花)という花もある。

マシュルームノート 菌類の香り mushroom

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キノコやカビといった、菌糸類の香りは懐かしく、後ろめたいような気分にさせる。

ここに苔や羊歯(しだ)も含めて、このにおいの思い出は、どことなく幼い秘密を含んでいる。


 

ノーブルアントニー 薔薇のつぼみ

濃いピンクの薔薇のつぼみ。

大好きなピンク。
ノーブルアントニーという。

今はあまり着ないけれど、大学生のころは好んで着ていた色。
自分で編んだ、ふわふわのモヘアのカーディガンと半袖のニットアンサンブルで、それを着るとピンクのキャンディーみたいだった。

 

銀杏が色づいて

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晩秋は寂しいものなのに、彩りは華やかだ。

新宿御苑では、大銀杏がすっかり黄色く色づいている。

 

クレマチス 紫

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クレマチスは春から夏にかけて咲くと思っていたが・・・。

散歩の途中で見つけた。
11月になっても、きれいに咲いている紫のクレマチス。

雨にぬれて、蕊(しべ)の先に露が宿っている。

 

赤い実 マユミ

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10月、マユミの赤い実がとってもきれいだった。
まだはじけていなかったので、また少ししたら見に来ようと思っていた。

 

秋バラのときめき

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秋のバラに会いに行く、そう思うだけで胸がときめく。

もう、薔薇園の盛りは過ぎてしまったけど、むしろ新宿御苑はすいていてゆっくり香りを見ることができる。

 

ジュード オブ ジ スキュア。

カッコウアザミ アゲラタム

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カッコウアザミ、という名前が印象的でずっと覚えていた。


英国文学の翻訳物に、抒情的な風景描写の中に出てきたのだと思う。
原書ではもちろんカッコウアザミなどと書いてあるわけはないが。

漢字で書くと「郭公薊」、英名は「アゲラタム」ともいう。

 

赤い実 ハナミズキ

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秋の陽に映える赤い実、ハナミズキ。

花の少ない枯れた秋に、遠目にも目立つルビー色の実。
透明感がある。

 

赤い実 ガマズミ

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真っ赤に色づいたガマズミの実。
熟すと食用になるらしい。

 

茶の花 チャの木 いい香り 新宿御苑

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お茶の木に白い小さい花が咲いている。


あの、葉を緑茶にして飲む木だ。
紅茶も、ウーロン茶もみなこの茶の木の葉。

 

秋明菊(シュウメイギク) 新宿御苑

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秋の菊と書いても、キク科の花ではない。
蕊や花びらの付きかたをみると同じキンポウゲ科のアネモネによく似ている。 

枇杷の花 びわ

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子猫のちいさな握りこぶしのようなびわのつぼみ
毛布みたいに毛が生えているの。

びわの花はとってもいいにおい。
年が明けたらたくさんの花が開く。

 

赤い実 カラスウリ

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赤く色づいたカラスウリ。
今週のよく晴れた水曜日に、新宿御苑で撮影した。

冬枯れの中に、ハッとするような赤い実が目を引く。

なんだか得した気分で、とっても嬉しくなってしまう。

 

秋のソメイヨシノ、桜

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今日咲いていた桜 ソメイヨシノ。

これは確かに季節外れのサクラ、2輪だけついていた。
勘違いして咲いたものの、10月前半の暖かさから急に気温が下がったので、首をすくめて寒そうに見える。

 

フジバカマの香り 秋の七草

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今日、ようやく新宿御苑のフジバカマが開花した。

匂いはまだない。(吾輩は猫である、名前はまだない、じゃないけれど)
というのは、生花よりドライフラワーにするといいにおいがするからだ。

桜の葉を塩漬けにするとあの甘い桜餅の匂いがするように、この植物も乾燥するとクマリンの一種類を生成する。

 

秋のバラ 新宿御苑

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新宿御苑で秋のバラが咲き始めている。

 

これはジャストジョーイ。
とてもいいにおいのする、大輪のアプリコット色のバラ。

フリルの真ん中に、金色の蕊(しべ)の冠。
蜂は夢の中にいる。

 

季節外れの桜 ジュウガツザクラ

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最近季節外れの桜が秋に咲いたとニュースになっている。

「桜は春に咲くもの・・・」
私もそう思っていた。


しかし本来、桜は秋に咲いていたという説がある。

 

秋の新宿御苑 母子森

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秋の日差しが神々しいまでに美しい、新宿御苑。
平日の朝はいつも人がいなくて、自分の庭にいるみたいだ。

母子森は派手な花もなく、木や草と水生植物が中心の静かな場所で、私の癒し処。
台風で倒れてしまったせいか、今年はガマの穂が少ない。、

 

キンモクセイの花散るころ 新宿御苑

| コメント(2)

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新宿御苑のキンモクセイ、やっぱりずいぶん花が散ってしまった。

 

夜半の雨が上がって、すっきり晴れた秋の新宿御苑。
おとといも強い雨、昨日は夜にざっと降って風も吹いたから、
三角花壇のキンモクセイがどうなったか気になってしかたない。

 

オスマンサス Osmanthus キンモクセイ(金木犀) 新宿御苑

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キンモクセイは、香料では学名をとってオスマンサスと言う。

ちょっと可愛い音。

 

英語だと、fragrant orange-colored olive。
オレンジ色の匂いのするオリーブの木だなんて、長すぎる~。

 

これは、おとといの10月4日に撮ったキンモクセイとギンモクセイ。
本当に、一番いい満開だった。

「志賀直哉(しがなおや)」居住の跡

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白樺派の文豪、志賀直哉の居住の跡。
ここは大江戸線の六本木駅から歩いて5分ほど路地を入ったところだ。
こんな都心の、六本木ミッドタウンの裏にあるとは知らなかった。

十月桜(ジュウガツザクラ)新宿御苑

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十月桜(じゅうがつざくら)が満開だ。
ずっと近辺を歩いていたのに、なぜ気がつかなかったのかなあ。

 

 

キンモクセイ 一番花 新宿御苑

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今年の秋は新宿御苑の金木犀(キンモクセイ)の写真を撮ろうと思い、今朝は事前チェックに行ってきた。

いつも千駄ヶ谷門から入るが、ゲート入口にいる女性の職員の方はとても親切。

ヒガンバナ 彼岸花

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木立の下、枝を透かして光が落ちる。
秋の日差しを浴びて、燃えるようなヒガンバナ。

 

少し前は一本だけだったのに、株立ちしてあちらこちらに彼岸花が咲いている。

 

 

葉鶏頭 ハゲイトウ 新宿御苑

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 燃えるようなハゲイトウの葉が、花壇を彩っている。

 

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ヒバンバナ 秋の気配の新宿御苑

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9月にしては暑い一日だったけど、新宿御苑は秋の気配がそこかしこに。

 

今年初めてのヒガンバナ。
お彼岸のころに咲くから、というが、すでに1本だけ咲いていた。

何の実?栃の木

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御苑を歩いていると足元にこれ、何の実?栃の木の実?

 

 

 

 

キバナコスモスとピンクのコスモス

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コスモスと言えばピンクのもの、と子供のころは思っていた。

 

紅葉 黄昏の新宿御苑

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紅葉(こうよう)、黄昏の新宿御苑。

今日のお花 菊 水揚げ

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今日のお花は、菊。
またまた、キクの登場。

 

オランダの菊 シルキーガール

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この大輪の菊は、もともとオランダの改良種で、日本で栽培された。

今日のお花 りんどうと菊、シルバーキャット

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今日のお花は白い竜胆(りんどう)、緑の菊、シルバーキャット。

かえで(楓)の種子 もみじ 新宿御苑

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あらなつかしい、新宿御苑で「かえで」の種子を見た。

ウメモドキ 新宿御苑

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菊の時期には早過ぎて、紅葉もまだだし、新宿御苑はこれからが楽しみな時期。

秋のラクウショウ (落羽松) 新宿御苑

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4月の新宿御苑でラクウショウを見た時は、まだ葉がなくさむざむと暗く、
つき出た気根もおどろおどろしかった。

ギンモクセイ・キンモクセイ・オスマンタス

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代々木の近く、ある会社の前の植え込みに、金木犀と並んで、銀木犀が咲いている。
金銀なんて、縁起がいい。

金木犀 キンモクセイ

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キンモクセイは爽やかな秋晴れの日にふさわしい花だ。

菌類の匂い キノコ

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今は除菌ばやりで、菌類の匂いというと、ネガティブなイメージがあるかもしれない。

 

あかまんま イヌタデ

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あかまんまをみると、夏の暑い中にもなんとなく秋の訪れを感じるものだ。
やはり、季語は初秋なのだそうだ。

 

 

 

白いコスモス

| コメント(4)

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中学生くらいまで、コスモスはとても好きな花だったのに、大人になるにつれて一時嫌いになってしまったことがある。



ピンクのコスモスが秋になって、群れ咲いているのをみるのが好きだったし、切り花にして花瓶によく活けた。

 

そうだ、あれは台風の後、背の高い花はみな倒れて、茎が曲がってしまった。
始末に困ってしまったけど・・・・、そんなことで嫌いになるものだろうか?

なんだか、わずらわしいような、あのもしゃもしゃとした細かい葉っぱとか。
理由なく、気持ちが離れてしまうのが思春期というもの???

 

でも、のちに黄花コスモスやオレンジを初めてみた時、きれいだなと思った。
もっとあとにチョコレートコスモスなんかが店頭によく出てくるようになって、また、この花を見直した。(知らなかっただけで、本当は、ずっと昔からあったらしい)

八重や矮性(背の低い種類)もあるけど、あまりコスモスらしくない。それだったら、他のキクでもいいじゃないか、と思う。

 

やっぱりピンクのコスモスはいい。華やかなようで、そこはかとない寂しい感じもあって、上品とは言えないけれどもなかなかの風情がある。

 

もっさり活けるより、一輪二輪がいい花だ

▶ 植物事典  コスモス キク科 コスモス属  和名:秋桜  学名:Cosmos bipinnatus  

 

アトリエの窓から 錦秋の彩り

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アトリエの窓から、新宿御苑の紅葉が見える。樹冠を超えて向こうには、青山通りを赤坂方面へと並ぶビルが黄昏に沈もうとしている。

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皇室の紋章である菊は、日本の秋の花の代表ともいえる。

ほおずき 鬼灯 酸漿  ホオズキ

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秋の日はつるべ落としというが、9月になったとたんに日が短くなったような気がする。

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