Parfum Satori

カンヌ・グラース‐2013の最近のブログ記事

ステンドグラス 教会 stained glass

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中が暗いから、なおさら鮮やかに浮かび上がるステンドグラスの光。

外からはただの暗い穴。

でも夜には旅人のために、内側から淡い光を放つのかもしれない。。。

 

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➤キンモクセイの香水 パルファンサトリのオードパルファン「SONNET(ソネット)」

トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。 希少なオスマンサスabsが香りに深みを与えています

 

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遠来のお客様 from south france⑤ヴァルボン Valbonne

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風光明媚な南仏の田舎町ヴァルボン。

名前の vallbonneの由来 は 「美しい谷(pretty valley)」から来ているそうだ。
ここは内陸でカンヌよりは高地だけれど、後ろにはグルドンのある高い山があり、西側のグラースやムージャンよりは低いようだから、谷といえば谷。

 

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ヴァルボンにある古い教会。

中に入ると、今日はこれから結婚式があるみたい。
椅子は花で飾られ、祭壇のそばでは歌のリハーサルが行われている。

暗い室内には小さな窓から光が射しこんでいる。

アーチ型に明るく浮かぶ右横の出口から外へ出る。

 

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Porte des convers (The Lay brothers' door)

聖職者用の門とは別に、この出口は労働修士(宗教に帰依した民人)のためにあるようだ。

 

 

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ここから教会の外へ出て、向かいの棟に行く。
ここにはヴァルボン村の歴史博物館がある。
「Musee du Patrioine"Le Vueyx Valbonne"」

 

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ミュゼに入ると、石造りの家の一階はひんやりしていたが、階段を上っていくにつれ暑い。
最上階の展示室は、日盛りの屋根が焼けて、熱がこもってむっとする。

土曜日というのにあまり人が来ないようだ。
博物館の案内の人が歓迎してとても熱心に説明をしてくれる。

その間にも汗がダラダラと出る。

 

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グラースに近く、昔はこのあたりも香料を生産していた。
丸いバラの香料を入れるブリキの缶には、80年たった今でも香りが残っている。

 

 

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靴の製造もまた盛んだったそうである。

革産業と香料産業は密接につながっているから当然と言えば当然だ。

 

 

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また、ここでは羊を飼い、ウールをとっていた。
毛織物と一緒に、牧羊犬がつけていたと思われる針のついた首輪なども陳列されていた。

 

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ひと部屋の展示室だけど盛りだくさんのとても面白い博物館。
この下の階には、昔の民家の居間を再現した部屋もあり当時の生活がわかる。

近くに行くことがあれば寄ってみて。

 

 

 

 

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トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠来のお客様 from south france④ヴァルボン Valbonne

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おとといのつづきであるが、

そして鷲巣村のグルドンを出た私たちは、真南に山を下りヴァルボンへ。
ここは村というより、もう町の風情。カンヌとグルドンの中間に位置している。


ちょっとぶらついた後、レストランでランチにする。
今日のお勧めプレートはパスタとサラダ。
こっちではいつもサラダがたくさん。そしてビールと。

 

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どこでもエアコンがある日本とは違い、南仏は基本的にクーラーがない。

ここのレストラン、外のテラスの周りにはパイプがたくさん立っており、断続的に水が上から噴霧される。

ひやひや~

風に乗ってミストが降りかかるとちょっぴり涼しくなる。

 

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オルガさんの本業は洋服のデザイナー。
香水が好きで、今はガリマールで案内の仕事をしている。

住まいはご主人の実家のあるグラース、このすぐ近くである。

二人はロンドンの大学で知り合ってフランスで結婚した。
食事の終わるころ、自転車で旦那さんがやってきた。

一緒にコーヒーを飲みながら
「まったく、東京で初めて会った2週間後に、またここで会うなんて夢のようだね」とお互いに感無量。

 

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フランス人の手書きはとても読みにくい。
「メールくださいね」と言われたが、彼が書いていったメールアドレスは判別不能だったので連絡できず。

どうしようかな・・・と思っていたところに、オルガさんからメールが来た時は嬉しかった。

 

彼は自転車に夢中、マウンテンバイクに乗っている。毎日このあたりの山々を走るのだそうだ。

おりしも、ツールドフランスが南仏を通りかかる頃。

「あなたは出ないの?」と聞くと、
「それはロードバイク。マウンテンバイクとは種類が違うんだ」

ママチャリしか知らない私。
ここに来るまでの道中、オルガさんに3回くらい同じようなことを聞いたが、彼の自転車を見てようやく納得。

そうか、マウンテンバイクだったんだ。(って、最初から言われてるのに)

 

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このマウンテンバイクは17段ギアだと言っていた。
自転車のことはよくわからないけど、ギア大好き。
思わず写真を撮らせてもらう。

やさしくて暖かい二人。彼らくらしに余裕があるなあ。。。
彼は自分で香水をつけるのはあまり興味はないみたいだけど、奥さんのつける香りは好きなのだって。

 

しゃべっていると1時間なんてあっという間だ。

 

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旦那さんとはここでさよならをして、私たちはまたグルドンの町へ。
古い教会へと足を運ぶのであった。。。

 

 

 

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遠来のお客様 from south france ③Gouldon グルドン

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グルドンの香りのお店。
ウインドウにあるかわいい赤ちゃんの靴が気になる。

 

食べ物に賞味期限があるように、話のネタにも(自分の中での)消費期限がある。未公開の記事の卵はいくつも用意しておくのだが、忙しさに紛れ、あるいは新しい書きたいことが重なってしまい、書く時機を逸していくつ無駄にした原稿があることか・・・。

帰国から早2週間、すでに気持ちが次に移ってしまったような気もするのだが、「あの先はどうなる?」 「次が読みたい」と言う奇特な御仁もおられることがわかったので、大したことではないのだがもう少し続きを書いてみようと思う。

 

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オルガさんはネットでキンモクセイの香水を探していて、「ベースノート(base note)」という香水専門 サイトからパルファンサトリにたどり着いたという。

地球の反対側から極東のニッチなブランドを知ることができる。
ネットの力ってすごい。20年前・・・、10年前でも考えられないと思う。

 

彼女はちょうど転職したばかり、旦那さんと一緒にバカンスをとることができなかったそうだ。
こういうわけで一人で日本にバカンスに来た彼は、フランスのオルガさんのもとに「ソネット」を持って帰ったのである。

 

初対面にもかかわらず、昔からの親しい友達のような「気」を感じたのは、彼女が私の香りと先に会っていたからかもしれない。

 

そして彼が私の店に来てから、私のグラース行きがわずか2週間後だったから、この日が実現したように思う。
もし3か月も半年も後だったら?会えていたかどうかわからない。

 

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コートダジュールからプロヴァンスにかけて、山の頂上や崖にへばりつくように「鷲巣村」と呼ばれる村が点在している。。

以前も鷲巣村の「サンポールデュバンス」や、「ムージャン」に行ったことがあるが、どこも石造りの中世の趣(おもむき)を持っていた。
一番高いところにはたいがい教会があり、そこを中心に建物が取り巻いている。

厳しい環境において人は信仰をよりどころにする。
たぶんどこの国でも同じように。

 

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ただ見るだけなら小一時間もあればまわれてしまうような小さな村。
路地は入り組んで、建物と建物の間には猫道のような細い隙間もあったりする。

今は観光地としてお土産屋さんが軒を並べるが、村全体の構造を見れば要塞のようである。
度重なる異民族からの侵略を避けて、戦いやすい山の上を住処に選んだのだそうだ。

 

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もともと観光を目的に来るわけではないので、いつも南仏についてから現地の人のお勧めや思い付きで訪れる村々や名所。

そのときはただ初めての場所にワクワクし、好奇心でいっぱいなだけであったが、点が線になりだんだんと面になり、地理や歴史も理解してきたように思う。(まだ浅い知識では違っているかも知れないが、前よりは・・・)

小さい頃から予習や復習といった計画的勉強は苦手、むしろ道草をくいながら見たり触れたりしたものばかりが今の役に立っている。

親は何のために高い教育費を払っていたのか・・・。

 

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手前はおそらくロシアンセージ、その向こうに黄色いジュネの畑。
山の稜線からこちらに向かってもやが下りてくる。

カンヌ方面から道を上がってくるときはここは山の頂きに見えたけれども、その向こうにはさらに高い山々が連なっているのだった。

昔、商人たちがこういった村を中継地としてアルプスを越えていったという話を思い出す。


「このあたりにはまだまだ小さな村がありますよ、もっとたくさんいきましょうか?」

グルドンの駐車場に戻りながら彼女はそう言ってくれたのだけど、次の村でゆっくり食事をとっておしゃべりをすることにした。

そこで旦那さんとも合流するという。
2週間ぶりの再会だ。

 

本当に感じることがたくさんあったのだ。
思い出しながらそのモードになるのはちょっと時間がかかる。
だから話が前後してしまうかもしれないが・・・。

 

つづく

 

➤キンモクセイの香水 パルファンサトリのオードパルファン「SONNET(ソネット)」

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from south France② 南仏の可愛い村 Gourdon

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つづきであるが、

この日、カンヌを出発してグラースを抜け、南仏で最も美しい村の一つと言われるグルドンへ。
この村の観光案内所によると、ここは南仏アルプ=マリティーヌ県に位置するとか。

(って、車で連れてきてもらったので、場所はぼんやりとしかわからないが。)

 

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標高800mもある断崖絶壁の頂上に築かれた小さなビレッジだ。

村の展望台から、たったいま登ってきた対岸の崖に沿った道を眺める。

舗装された道路だったから、車で走っているときはそれほど怖いと思わなかったが、こうして思い返してみるとだんだん足元がスースーしてきた。

 

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石造りの古い家々は花に飾られて、お伽話の国のよう。


今日は山の上は雲が出て暗い。
でも、南仏に来て以来ずっと日焼けを気にしていたから、かえって曇りの日は楽な感じがする。

 

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この黄色のバラは中央がロゼットになって、クシャッとしたところがこの古い村の雰囲気にとてもあっている。

この一番大きな花はフルーティでとてもいい匂い。
同じバラの木の下の花はもっとシトロネロールが強く、花によって個体差があるのがはっきりとわかる。

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ホリホックは匂いがない。でもこの色と形がグレイの壁に映える。

 

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ここも、あそこもみんな絵はがきから抜け出たよう・・・って、こっちが本当で絵はがきの方が後なのだけれども・・・。

 

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この家の壁には、鉄の輪が打ち込んである。

 

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この輪に綱をとおして、地上から2階へ荷物を引き揚げたのだとか・・・?
未確認情報ではある。

 

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与一たちと一緒に写真に写るのはマイルールに反するのだけど・・・。

ひとりで旅するときには自分を写すことができないので、風景と一緒に撮り始めた私の代わりの「与一とさとり」人形。


2009年に始めてから4年がたった。この日は一緒に記念撮影。

 

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よいち「どへー、頂上は風が強くてまっさかさまに落ちそうでやすー」

さとり「村と反対側じゃなくてよかったねえ」

 

 

 

 

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▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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遠来のお客様 from south france ①Gouldon

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それは6月の中旬、日本の私のお店に外国の男性が入ってきたことから始まる。

 

日本に一人旅で来たその人は、リュックを背負った軽いいでたち。
奥さんに「パルファンサトリのソネットを買ってきて」と頼まれたという。

 

「どちらからですか?」と聞くと、南フランスのグラースからだというので驚いた。
「私、2週間後にグラースの香料会社にしばらく滞在します」と教えると、向こうもびっくり。

まずもって、フランス(の田舎)でどうやってパルファンサトリのソネットを知ったのか尋ねると、ネットでキンモクセイの香水を探していて、とあるSNSの書き込みから私のウェブサイトへとたどり着いたのだそうだ。

うちに訪れる海外からの多くのお客様はこの香水SNSを見てやってくるらしい。

 

 

奥さんはガリマールという古い香水メーカーで働いているのだそうだ。


私がグラースへ行く予定を話すと、「ぜひ遊びに来て僕の奥さんのオルガに会って」と言われたので、このタイミングでこれも何かのご縁と思い、再会を約束したのであった。

彼は「これから高岡に行って、2週間の短い夏休みを過ごすんだ」と帰って行った。
フランス人には短い2週間である。

 

1週間後、本当に彼の奥さんからメールが来た。

そしてカンヌについてからも何回ものやり取りがあって、彼女はその日カンヌのアパートまで私を迎えに来てくれたのだった。

そのおり、フランスでの携帯電話を借りたばかりで、自分の電話番号はどうやって見るかわからず教えられないし、カンヌの滞在先アパートはパソコンの中。しかし会社に行けば充電器やWIFIを忘れ、自宅に帰ればアダプターがなかったー、など忘れものが多くてなかなか返事ができない。

やっと住所を送ったと思ったら、それはパリのアパートの住所だったー。

あわててカンヌの住所を送りなおしたが
「私、南仏から明日の朝11時にパリに行かなきゃならないところだったわ」

そういって笑ってオルガさんは迎えに来た。

 

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「南仏の小さな村をいくつか案内するわ」

車を走らせる。
なんだか初対面とは思えないほど助手席でリラックス。

この日は黄色いワンピースのチエさんも一緒に。

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南仏には小さな村が点在している。

カンヌからグラースを抜け、まずはそんな小さな村「グルドン」へ。
道は山肌に沿ってだんだんとつづれ折りに、険しくなっていく。

下の方にはジオラマのような街、そして向う側の崖の上に城砦のような小さな村が、しがみついているようだ。

 

細い道をくねくねと曲がるたび、てっぺんの教会が見えたり隠れたりしつつ大きくなってくる。

風が強い。少し砂交じりの雨が窓ガラスにあたる。

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左をみれば黄色いジュネのじゅうたん。香料会社「マン・フィス」がある。

 

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最初の村の訪問はグルドン。

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 つづく・・・

 

 

 

 

 

 

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▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

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ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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ムエットスタンド mouillette

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ムエットスタンド。
匂いを評価するときに、クリップにはさんでおくもの。
PCWのムエットは幅広で先がとがっている。


 

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私のムエットはちょっとほっそりだけど。
帰国後、アトリエでこんな風に使っている。

 

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PARFUM SATORI
AVEC RECONNAISSANCE
PCW GRASSE FRANCE

南仏の香料会社「PCW」のブレゾー氏が用意してプレゼントしてくれたもの。
刻印を入れて下さった、記念の一品。

シャネルのパフューマー、クリスシェルドレイクにも同じものを作ってあげたんだって。

だからクリスとお揃い。

 

➤関連記事 2012年10月12日  ムエットについて mouillette ②

 

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抱く・抱かれる Platanus

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歳月のなせるわざ。

 

 

 

 

パルファンサトリ・メンズ MR66

南仏のハーブとイタリアのシトラス

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南仏便り16 Truffle トリュフ  番外編

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この日、カンヌ最後の日曜日を一人ご飯では不憫に思ったか、世話になっている香料会社の社長夫妻から家のディナーに呼ばれた。
こっちはまだ8時でも明るい。

うっすらと空がすみれ色になるころ、100人のパーティーもできる広いテラスにかわいいテーブルを出して、簡単なそしてとびきりのディナー。

 

130701シャネル.jpg

テラスでくつろぐシャネルという愛猫

 

 マルシェの近くなので新鮮な食材がいつも手に入るという。
スターターはサーディンの酢漬け。

本当はすっぱいものも青魚も苦手なのだが、これはうまい。
ほどよい酸味が昼間の汗をすっきりと引かせてくれるみたい。

ロゼを炭酸水で割って、氷を入れて飲む。
そしてサーディンを食べる。また飲む。

 

そこへムッシュー(社長)が何かビニール袋を出してきて、中身を隠し袋の口を緩め

「そらかいでみろ、なんだかわかるか?」

と言うので

『なんだ失礼な。試験か?』と思ったが、ちょっと嗅いで

「あ、トリュフぢゃあないですか♡・・・ズル」

私もトリュフ犬になれそう。

 

130715トリュフ.jpg

私がトリュフ好きということで、用意してくれた。

冬の間にたくさん冷凍保存しておくらしい。
本当にフレッシュなものを、ただ家の冷凍庫で冷凍するだけ。
味はそれほど変わらない。

こっちでも結構高い。
市場で1kg買って、パリのマークボクストンやクリスシェルドレイクとシェアするんだそうだ。

『ううー、私もその仲間に入りたい。。。』

これは黒いトリュフ。オーク(樫)の木に着くんだそうだ。

先日、「スライスしたトリュフをすっぽん卵雑炊の上にたっぷりかけるとうまい」という話をしたものだから「本場の食べ方はこうだ!」とアピールしたかったらしい。

 

130715トリュフ3.jpg

ここではアツアツのマッシュポテトに塩と胡椒を強めに振り、トリュフをかけて食べるのだ。

「卵なんか使っちゃだめだよ。ジャガイモだけがいいんだ」


横で奥様が
「あら、卵と合うけど。オムレツとか」と激論が。

マダムが盛り、ムッシューが振りかける。
変わったスライサーだから聞いたら、これはトリュフ専用のスライサー。

「こんないいものは日本には売ってない」と言っていたが、いやー今の日本に食の関係で、ないものはないでしょう・・・。

 あとはたっぷりの野菜サラダにオリーブオイルをかけ、混ぜるだけ。

最後は3種類のチーズとまたワイン。

今日はナショナルホリデー(革命記念日)なので10時から花火が海で打ち上げられる。
本当はもっとゆっくりコーヒーでもしたかったけど、「私、花火が好きだから部屋のテラスから見ます」と早々に退散。

食べるだけ食べて、行儀の悪いことだ(笑)

130715カンヌ.jpg

「最近出番がないでやんすねえ・・・。」

「もう本当はパリに着いちゃったもん。」

「またため書きですか?まだぜんぶアップしていないでやんしょ。」

 

 

 

 

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南仏のハーブとイタリアのシトラス

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南仏便り15 ヴァランソル高原最終回 クラリセージ clary sage,Salvia sclarea

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ヴァランソル高原の農場行きについてもう5回にわたってしまった。
この5日間にも、小さな村めぐりのこと、ガリマール見学、グラースのお客さんのことやボタニカルガーデンやプチ女子会など、日々書きたいことがたくさんたまっていく。

そうこうしているうちに明後日にはカンヌを発ちパリに移動する。
パリはパリでなんかいろいろありそうだから一気にここで書いておかねば。

 

というわけで昨日からのつづき、クラリセージだ。

 130714クラリセージ花拡大.jpg

クラリセージの畑はラベンダーより薄紫で、透き通るような苞が畑を明るく染めている。

近くによって手で触れてみる。

ええー?クラリセージって、こんな香りだった?
フレッシュな状態の花はツンとした刺激臭がする。

オキサンとか、ブッチェリーフのような、腋の下の汗のような強烈なにおい。
そしてアニマル。

香料はもっとリナロールや紅茶のような さわやかな苦味のあるにおいがする。

オブリー氏がクラリセージの花を手折って太陽にかざす。

「ほら、こんな風に日の光を透かして見ると、クラリセージの産毛の中に精油の粒がみえるでしょう?」

こちとら目が乱視なもんで、そのとき肉眼ではさっぱりわからなかったが、一生懸命撮った写真をあとから拡大してみると確かに毛の中に油胞がにじみ出ているのが見える。

 

130714クラリセージ畑.jpg

クラリセージ畑。ラベンダーよりも淡い。

藤色のじゅうたんが、これも延々と続く。こんなの初めて!!


「こっちに来てみて」

農場のオーナーであるオブリー氏に言われて畑の中に分け入ってみる。
強烈なにおいに包まれる。
歩くたびこすられたクラリセージから立ち上る香りがする。
着ているものはきっとクラリセージの精油の香りに染まっているだろう。

見渡せば360度クラリセージ畑だ。

 

130714クラリセージ刈取り.jpg

別のクラリセージ畑にまた移動する。

ここはちょうど刈取りの最中。
刈取りと同時に粉砕し、コンテナにどんどん収穫していく。

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「おーい、satoriもこっちに来てこのコンテナ車に乗ってみろ!」

 

130714クラリセージトラクター3.jpg

サービス精神旺盛なオブリー氏に言われ駆け寄り、狂喜して2階くらいに高いトラクターの運転台に乗せてもらう。
その時の私と言ったら、梯子をするすると登る猿(ましら)のように素早かった!

 

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こんな大きい車、運転してみたい!すっごいかっこイイ!
運転台はとても高い。

 

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刈り取られたクラリセージは蒸留所に運ばれる。
山道を降りていくコンテナ車。 

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工場でトラックから切り離され、コンテナが下ろされる。
蒸留所にはたくさんのコンテナが蒸留されるのを待ち並んでいる。 

このコンテナに蓋をして、パイプで直接蒸気を吹き込み、蒸留するのである。


 

130714クラリセージ蒸留.jpg

蒸留中の湯気がもうもうと上がり、辺り一面においが立ち込める。

この湯気は冷やすための水が水蒸気になって上がっているもの。

なんと、においは生の状態とまたまったく違い、野菜をゆでているような匂いがする。
そして、ベースには樹液の蜜のような煮詰めた匂いがする。

近くに置いていた車の中までこの匂いが立ち込めて、帰りもずっと匂っていた。

 

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蒸留されたばかりのエッセンスをムエットでかがせてもらう。
この時にはすでに、ラボでいつも嗅いでいる香りに近く、紅茶のような爽やかで少しビタースモーキーな匂いに近づいている。

これは蒸留の最初のものから、最終の段階までをミックスしたものである。

蒸留の最初のものと最後のものでは匂いが違う。
それぞれをかがせてもらったが私は最後のほうがバルサミックで好き。

130714クラリセージエッセンスしぼりたて.jpg

タンクに入れる途中のパイプから組んでくれたエッセンス。
透明なカップの上部に、薄い黄色の層が見える。

これがクラリセージのエッセンシャルオイルである。

下の乳白色の部分は蒸留水。 

 

ほかにも、工場の機械部分をたくさん撮影させてもらった。
メカの部分って、ロジカルだし美しくってすごく面白い。

 

私のとった写真はPCWの資料に使われるうらしい。

 

ちなみに、この蒸留残滓は麦畑に放置される。
発酵につれスクラレオールが生成される。

 

スクラレオールは合成アンバーのアンブロキサンの出発原料である。
ラストノートに使われる。

 

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工場の横の檻の中に、たくさん犬がいるなあと思ったらこの子たちはトリュフを探すトリュフ犬。 
冬になってトリュフの時期になったら、前回登場した樫の木の森に行くのだ。

 

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この農場がいつから始まったのかは定かではないが、ここに併設されたおおきな田舎家には1786年の礎石が埋まっている。

フランスの香料の歴史の深さを知る思いである。

130714メゾン2.jpg 

さよなら、ありがとうございます。
今度はラベンダーの時期に来たいです。

 

暑かったので車の窓を開け放しにしていたら、車内にものすごい数のハエが入っている。
100匹はいるんじゃないかな。
追い出しても一向に窓から出ていこうとしないハエたちと格闘しながらまた帰りの道中であった。

 

 

東京で終わらなかった仕事を南仏で片付けようと思っていたが、こっちへ来たらきたで「こっちでしかできないこと」のほうが優先になってしまい、「このままこの持ち帰ってしまうのか?」「そうすると南仏やパリで増えた用事も東京へキャリーオーバーか?」とちょっぴり心配になる。

この感覚・・・。夏休みも半ばを過ぎてくるとちらとよぎる「8月31日の恐怖」に近いものがある。

トラウマになっているようだ。

来る前に読もうと思って買ったアマゾンの電子書籍キンドルは、行きの飛行機で使い方を1時間読んだだけでまだ鞄の中に入りっぱなしだ。だからつかいなれないものを持ってくるとダメなんだけど。。。

 

あ、そうそう、これを読んだ方からのメールで、どうもわたしはバカンス中と思われているようだが、半分は仕事もしておるのだ。


フェイスブックなどで出張中の方の記事が食ばかりなのを見て、遊んでいると思っていたが、仕事の内容はなかなかかけないものであるから、勢い遊んでばっかりいるように見えてしまう。
と、言い訳しつつ、カンヌの夜は更けていくのであった・・・・。

 

 

 

 

パルファンサトリ・メンズ MR66

南仏のハーブとイタリアのシトラス

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「香り」を言葉で表現し提案するのが香水ソムリエ®です。

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南仏だより-14 ヴァランソル高原へ4 Lavandin

130713ラバンジン1.jpg 

カンヌから200kmほど西北西へグラースを抜け山を越えて、南仏プロバンスの盆地をサン・クロワ湖を横目に、車で2時間ほど走ったところにヴァランソル高原がある。

 

我々訪ねたチャールズ・オブリーという。

250ヘクタールの彼の農場は主としてラバンジンを生産し、その他に小麦フェンネル、クラリセージを輪作している。

130713ラバンジン2.jpg 

これからはラバンジンが収穫時期で、もう来週から刈り取りが始まってしまうので、一面紫の畑を見るチャンスは今日が最後ということだったようだ。

この日はオブリー氏の工場にストックしてある香料の商談だったようで、畑を案内するオブリー氏の説明にも熱が入る。

130713ラバンジンフェンネル3.jpg 

右の紫のラバンジン畑と、左の黄色いじゅうたんはフェンネルの畑。
2色に挟まれた道はトラクターが通る。


ラバンジンに比べれば少しの広さだが、それでもフェンネルばかりこんなにまとまって生えているとは。
フェンネルはその辺に適当に生えているもの、というようなイメージだったが、これほどの範囲に植わっていると圧巻である。

 

この一帯は毎日はげしい雷が起きるという。

下界は日照りだったというのに、そういえば山の上のほうにはモクモクとした雲が湧き上がり、遠くから白いもやが峰を降りてきた。

急に大粒の雨が落ちてくる。
みんな構わず畑を歩き回っているが、こちとら帽子もカメラも濡らしたくないのでいったん車に退却。
帽子を脱いで、ビニール袋をかぶせたカメラを持ってふたたび後を追う。


 

130713フェンネル7.jpg

 

7月の第一週に、PCWのブレゾー氏から「来週あたりラベンダーかラバンジンの畑を見学に行くよ」と言われたが、場所の具体的なアナウンスはなく、なんかアルプスのほうへいくみたいなアバウトな話であった。

PCWの庭にもたくさんのラベンダーが咲いており、正直『今さらラベンダー畑か・・・』とちらと頭をよぎったのであるが・・・。

日々のことをこなすのに忙しく、確かめる暇もないままに「まいっか」と思いつつ半ば忘れていた。
前日に「明日行くから」みたいな感じで言われ訳も分からずついていったのであった。


 

130713ラバンジン10.jpg

 

行って帰ってくるまで、車がどこをどう走っているのかもよくわからず、とりあえず道路標識などをとりつつ記録しておく。

「我々が行った場所はなんというところですか?」「あの農場のアドレスを教えてください」とせっついて、後日、農場の名前と住所を聞いてマップを検索、ようやく道中のルートや地理的なことがわかってきたところである。

 

130713ラバンジンsatori6.jpg 

 

いわゆる観光用に作られた畑ではなく、実際に香料を生産するための農場なのでスケールが大きい。 
しかも250ヘクタールの各畑を車で回りながら、オブリー氏が熱心に説明してくれるので想像していたよりかなり面白い。

 

しかし何度も車を乗ったり降りたり畑の中を歩いたり、「この上に登って高いところから写真を撮れ」とか、雨が突然降ってきたと思えばカンカン照りに。
いちいち帽子だの手袋だの言っている暇もなく、二人の早口のフランス語もついていけないしフラフラである。

強烈な紫外線の下の無防備な姿はあきらめとやけくそ。
美白よ、さようなら・・・・。

 

130713ラバンジン5.jpg

ラバンジンはラベンダーとアスピックの交配種で、ラベンダーより丈夫で収穫量が多い。
右はスミアン種、色が薄く背が高い。左はグロッソでびっしりと密に花が咲き紫が濃い。

 

130713ラバンジンメモ4.jpg

あとで見て説明と写真がわかるように、ときどきなぐり書きでメモをはさんでカメラで撮影しておく。

一見無駄そうな写真やぼけて失敗したものも、ヒストリーになって、出来事や説明された内容を思い出すのに役に立つ。

 

130713刈り取り機7.jpg

 

これはラベンダー・ラバンジンの花の刈取り機。
3列を同時に刈り取ることができる。

 

なるほど、畑が畝(うね)になっているのはこういうわけだったのか。 

 

 

今日はこのあとクラリセージの収穫と蒸留を見せてくれるらしい。

場所を移動するが、途中にオーク(樫の木)の森が続いている。
なんとここでトリュフをプランテーション栽培しているという。

 

130713オークトリュフ.jpg

 

「satoriはトリュフを知っているのか?」とブレゾー氏。

「もちろんですよ!冬にスッポン鍋の最後を雑炊にして、溶き卵とスライスしたトリュフをたっぷりかけると絶品ですよ♪」

「それはあまり人に言うな、人気が出るとトリュフが足りなくなる」

 

と言われていたにもかかわらずブログに書いてしまった!

 

 

 

ラベンダー Lavandula vera, Lavandula angostifolia
  高地の乾燥した山岳地帯で生育。各茎の中央に1つだけの花がつく。

アスピックラベンダー Lavandula spica
  海抜0~800m 複数の茎に分岐し、それぞれの側枝のつけねには小さな花が咲く。  
ラバンジン
  ラベンダーとアスピックの交配種で、比較的簡単に栽培でき収穫量も多い。これも複数の茎に分岐し、それぞれの側枝のつけねには小さな花が咲く。 

つづく

 

 

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南仏だより-13 ヴァランソル高原へ3 Lavandin

130712アルプス1.jpg

とまあ、お昼ご飯を食べに行ったのであるが、いったん話を戻すことにする。

 

カンヌから目的地までナビを入力したにもかかわらず、幹線道路がいつのまにかなぜか畑道のようになり、完全に道に迷ったようである。

下肥を運ぶトラックがひどいにおいをさせながら横を通り過ぎていく。

結局、紙の地図をみながらルートを探索し走り続ける。


 

南仏だより-12 プロヴァンスの小さな村 2 Village

130712レストラン4.jpg

何しろこっち(南仏)に来てから毎日、一日の内容が濃すぎる。

充実していると言えば聞こえがいいが、もう入りきらないスーツケースにパンパンにものを詰め込んだような状態だ。もちろんその分、写真を整理したりブログを書くための時間も足りないし、アップしようと思っても一回で書ききれない。

数回に分けて載せよう・・・、と思っているうちに翌日もいろいろ興味深いことがありの、そうなるとより強烈な印象の、記憶のフレッシュなほうを書きたくなりの・・・。

しかし南仏に来てから今のところダントツナンバーワンの一日だったので、忘れないうちにこのアルプス行きを書いておこう。

 

南仏だより-12 アルプス方面へ1 Clary Sage

130710麦畑.jpg

PCWの社長がクラリセージの収穫を見に行くので写真を撮りについてこいという。(あれ?先週はラベンダーとか言ってなかった?)


カメラの腕を見込まれたわけではないが(当たり前)、香料植物の写真を撮りたいと私がつねづね言ってたからその配慮であろう。また、メカニックなものが好きだからということもあったかもしれない。(その理由はあとでわかる)

カンヌから車で2時間ほど山に登ったそれは空が広がる世界。

青い空ともくもくと湧いてくる雲、小麦畑が続き、そこにポツンと取り残されたような納屋。
絵画である。

南仏便り-11 Blanchisserie Pressing

130711カンヌクリーニング5.jpg

やだー、ナニ?ここカワイイ♡

 

クリーニング店を探して道々尋ねながら来たのであるが、あまりかわいらしすぎてはじめここがクリーニング店とは思わなかった。

来た時は半分シャッターが閉まっていたので窓が隠れていた。
恐る恐るのぞくと、マダムがミシンをかけている。

 

南仏便り-10 黄昏のカンヌ  Cannes

130705夕焼け.jpg

 

「昼間の熱気が黄昏とともに鎮まり、空の端がロゼに染まるころ
冷たいVin de pays d'Ocが乾いた心を潤す・・・by yoichi」

「おや?よいちおまえなかなかいうじゃないか。ワイン会社から金一封もらえるよ」

「だれだってこんな光景を目にすれば詩人になれるというものでやす」

「確かに・・・誰にでも書けそうな感じ」

「いや、人からは言われたくないんで!(怒)」

 

南仏便りー9 ピカー PICARD_CANNES

130705ピカー.jpg

「でかしたよー、与一。これだけあればしばらくお昼のお弁当は大丈夫だね。」
「おうち用のつまみとワインも買ってきましたんで、へえ」

「おまえも食べたいだろうにね」

「えっ、そうじゃあなかったんですかい?」

 

南仏だより- 8 Sugri の帽子 in Cannes

130708Sugriの帽子.jpg

旅先にはどこでも持っていく、南仏でもお気に入りのSugriの帽子。

色違いも持っているの。スタイルがいいのよ。 

Milinaly  Hat & Flower
Disign Studip
http://www.sugri.net/

 

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南仏便り 7 カンヌ マルシェ Cannes

130708マルシェ.jpg

日曜日、買い出しのおばさんよろしくカンヌの朝市へ。
クロワゼットのほうはあまり新鮮な野菜が売っていないので来たかったのだ。

卵とフレッシュな野菜、扁平な桃、はちみつ、ピンクのバラを買う。
肉やチーズも買いたかったのだけれど、これからランチをするので生ものは我慢する。

南仏便り6 パチュリ Patchouli  pogostemum cabli

130707パチュリ3.jpg

え?何?これがパチュリ?なんだかカサカサしてしなびているみたい。枯れちゃったの?
と思ったら、本当のパチュリはいつもこんな風に干からびた感じなのだそうだ。

葉を摘んでもむと強いパチュリのにおいがする。

ハーブ類などでも、見た目の悪いもののほうが香りが強かったりする。

 

130707パチュリ4.jpg

「でもさっき、ちゃんと育ったパチュリが反対側にありましたよ?
緑色で、背が高く立派なパチュリが。」

130707パチュリ.jpg

これは偽物のパチュリ。とういか、香料用パチュリではないのだって。 

香料図鑑などではこちらが載っていることが多い。

130707パチュリ2.jpg

知っているつもりでも知らないことってたくさんある。
またひとつ賢くなった。

グラースの香料植物園にて。

 

 

▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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南仏便り-5 ニュアージュローズ Nuagerose

130707ニュアージュローズ3.jpg

南仏コートダジュールの夜明けや夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...

 

130707ニュアージュローズ2.jpg

3年前、この光景の中でニュアージュローズは生まれたのだった。

 

130707ニュアージュローズ.jpg

 

夏の夜は時間をかけて訪れる。
夕暮の残光は淡くかすれ行き、

ニュアージュローズの残香はゆっくりと長く続く・・・。


 

130707ニュアージュローズ4.jpg

▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

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南仏便り4 カンヌの花火 7月4日 Cannes

130705カンヌ.jpg

ラムチャップが食べたかったのだ。

ラムチャップは臭いがあるので家では焼きたくない。

 
7月4日はカンヌの入り江で国際花火大会があるというので、社長夫妻を食事に招待した。
海岸沿いのレストランはブリンブリンなひとたちでいっぱい。

まだ8時でもこんな感じで明るいので、花火が始まるまで1時間以上ある。

 

130705ラム.jpg

サラダの後に、待望のラムが来た。

さっそく一口食べたところで、

「おっと写真を撮らねば。ああ、与一も連れてきてやりたかった」が忘れた。

いまごろプンプンしているだろう・・・。

 

130705vin.jpg

このワインは口に含んだ瞬間さわやかな甘さがあり、あまり重くなくフルーティでいろいろな香りがしてくる。

 

130705エクレア.jpg

サラダもラムもデザートも巨大というほどでもなく、まあまあ普通に食べ、空は暗くなり、アナウンスが始まった。

130705花火.jpg

どうも毎週各国が花火を打ち上げてコンテストをするらしい。

アメリカの独立記念日だけど
なぜか英国国歌の流れた後、この日はアゼルバイジャンの日?

アゼルバイジャンのと思われる音楽と一緒に延々30分間以上にわたり、これでもかというくらい打ち上げる。

130705花火2.jpg

とってもきれいだし、空を埋め尽くすその量に圧倒されるけれどちょっと多すぎるくらい。

やはり、「余白の美」というのはこちらではあまりないようだ。

 

130705花火3.jpg

見るのに夢中であまり撮れなかったけど、奥様のとった写真を見せてもらったらそっちのほうがよかった。花火はスマホやアイフォンのほうがきれいに撮れるみたい。


 

花火の後、ひとりでぶらぶら帰りながら、それでもかなり感動していた自分を発見。

ドライフルーツのようだった気持ちが、こっちへ来てみずみずしくなってきたみたい。

 

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南仏だより-3 South France

130704PCW3.jpg

「よーいーちー、もうすぐランチだからさー、ちょっとピカー(冷凍食品専門店)まで行ってラザニア買ってこようよー」
「買ってこようよじゃなくて、『買いに行きたいんですけど連れてってもらえますか?』でがしょ」

「い~や、やっぱり与一に行ってもらおう。ひ、と、り、で、ね。後ろの座席には冷凍食料をたんと載せておいで。笠は食品の上に乗せんだよ」
「ええー!日照りの中、汗だくになって車を引くドライバーの身にもなっておくんなせえ(*´Д`)」

 

130704PCW4.jpg

アトリエに行ってPCの前に座ればすべてが動き出す。家に帰ってPCをオンにすればすぐに使える。

いつもそんな中で仕事をしていたらそれが当たり前になってしまう。

 

香料はあるのだから、パソコンとデーターと少しの周辺機器を持っていきさえすればどこでも同じように作業ができると考えていたが、それはちょっと甘かったみたい。。。

初めのころは足りないものだらけで、何をするにもつまずいてしまった。

短い出張ならともかく、1か月となると装備も多くなって、パソコンにつなぐモデム、アダプター、外付けハード、フランスのソケットとのアジャスター、持ち歩きWIFI、WIFIの充電器、予備バッテリー、カメラ×2とか、こまごましたものがたくさん必要である。

両方にあればいいが、何かをアパートに置き忘れたり、会社に置き忘れたりして、どれか一つでも足りないとうまくいかない。

しかもこういったものの鞄ってやたらポケットが多いから、あっちに入れたかこっちだったか・・?一日探し物と復旧作業で終わる。

全部でいくつアイテムが必要か数えてみたら20個も!ただでさえ忘れものの多い私は、出る前と帰る前に持ち物の入念なチェックが必要なのである。昨日はワイファイのバッテリーが空になり、充電器を忘れ撃沈した。

ようやくネットや通信環境が整い、居心地が落ち着いてきたところである。

 

 130704PCW.jpg

南仏に到着して帽子、日焼け止め、手袋、長袖にもかかわらず、あっという間にかなり日焼けしてしまった。恐るべし強力な紫外線、日本での長い間のUVケア努力がたった2日で水の泡に・・・。

この夏の南仏で、長袖手袋帽子をつけて汗だくになり、結局黒くなってしまうなら、もう長袖着るのやめようかな・・・。

 

 

 

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南仏の香料会社(PARFUM COSMETIC WORLS)

 

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南仏だより‐2 カンヌ

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よいち「あ、こんにゃろ、何しやがる!さとりさまは2時間もかけてやっとほんのこれっぽっちの簡素な食事をつくってくださったっつうのに、横取りしようとはふてえ野郎だ!!」

さとり「『やっとほんのこれっぽっちの簡素な』はよけいだろ」

 

「にゃあにゃあ」鳴いているからあれはカモメじゃなくてウミネコかい?と思っていたら、バルコニーに食事をおいてちょっと水を取りに行っている隙に、その白い鳥がお皿めがけてやってきたのだ!!

盗まれる寸前に戦っておいはらったので料理は無事であったが、せっかくここまで作って、いざ食べようと思っているときに、トンビに油あげさらわれるではないが油断できないわー。

 

なんといってもよそのキッチンというのは慣れないものである。ひととおり食器から調理器具からそろっているのだが、いざ使おうと思う「アレ」も「ソレ」もないのよね・・・。

足りないものを買いに行ってみると、塩だって砂糖だって1kg単位だったりして結局断念、何かを作るときに何かが足りないのはいつものことである。代用品はないか、探す。 

何をするにも、日本であたりまえにできることが2.5倍くらいの時間がかかる。

 

使い慣れない電気調理台のデジタルを合わせるのにも一苦労。巨大なフライパンでちょっぴりのジャガイモと玉ねぎとソーセージをバター炒めて、照り焼き醤油をダーっとかける。
トマトとスモークサーモンを横にただ添えただけ。

到着してからスーパーを廻ったいきさつはきのう書いた通り。

しかしなんといってもおコメのご飯。ご飯の炊ける香りがしてくると元気がでてくる。

前回の電子レンジ用の炊飯釜は陶器だったのでとても重かったが、今回はプラスチック製で軽い。
これは便利、お米がパーフェクトにおいしくできた。おすすめのアイテムである。

 

とにかく早朝から会社へ、戻りの時間遅いので、身の回りのことを考えている暇がない。

 

つづく

南仏だより‐1 Cannes コートダジュール

130701カンヌ海岸.jpg

よいち「ハアーくたびれた。やれやれ、やっと着きましたね、紺碧海岸」

さとり「ベタだけど、なんか晴れ晴れするねえ。いい風景じゃないか」

 

130701カンヌアパート.jpg

アトリエを出てから飛行機を乗り継いで24時間、ようやく到着したカンヌのアパート。

アパートのドアを開けると・・・

130701カンヌアパート2.jpg

突き当りにはデコっぽい、もう一つのステキなドア。
いったいこの向こうには何が?
と開けてみると外の裏口通路であった。
なあんだ。

 

130701カンヌアパート3.jpg


よいち「さとりさまはあっという間に部屋を散らかすんだから、きれいなうちに早く写真を撮っておきなせえよ」

さとり「ビシ!そんなこと言うなら、休まずすぐに買い物にいくよ!」

よいち「ひええ、この期に及んでまた坂を上るのだけは堪忍しておくんなせい」

 130701カンヌアパート4.jpg

このところ旧市街のほうに部屋を借りていたのだが、今回の住まいは新しい街「クロワゼット」のほうである。
カンヌ映画祭などでおなじみの華やかな場所。
ブリンブリン(宝石をじゃらじゃら着け、外車を乗り回し 、派手な洋服や髪型などで出歩く)な人がたくさん歩いている一帯だ。

位置的にはあんまり気が進まないのだが、海がすぐ近くで景色がとてもきれいなのと、4階までエレベーターがついているのでここにすることにした。(古い建物だと階段しかないこともあり、大小合わせて約40kgの荷物を持って上るのはちょっとつらい)

130701カンヌアパート7.jpg 

家で食べることは私の大事なことのひとつであるので、食材の調達は重要な課題だ。
旧市街ではすぐそばにマルシェもあるし、カキもサーモンもチーズもワインもみな近所で手に入る。

しかしブリンブリンな町ではみなレストランに食べに行ってしまうのか、または、まだ見つけられないだけなのか、近くに小さなスーパーくらいしかなく、4軒も回ってしまった。

しかも1件目で買った卵を割ってみたら最悪で、黄身はくずれ白身がシャバシャバ。ここまで古い卵って最近の日本で見ることはないのでは? 

今までフランスで乳製品、野菜、卵など基本的な食材を買うときは本当においしいものばかりだったので、それが当たり前と思っていたが・・・。

130701カンヌアパート6.jpg 

力尽きた・・・のでつづく

 

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目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

 

 

 

バラのテーブル 南仏 カンヌ

カンヌのレストラン1.jpg

おやおや、ちゃんとお掃除もしないで・・・、というわけじゃない。

南フランス 扉を開けて

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やっと暖かくなったと思ったらまた、冬に逆戻り。こんな日は、南仏の快適な気候を懐かしく思って、アルバムをめくってみた。

コートダジュールからリビエラ海岸へ  サンレモ

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カンヌから、ちょっとドライブがてら「おいしいものを食べに行こう」という話になり、レンタカーを借り、調香師のM氏の運転でイタリアのサンレモまで。

5 グラースの羊ちゃん

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朝と夕方、カラカラという鈴の音とともにグラースの田舎道を散歩するかわいい羊ちゃんたち。

 

カンヌ映画祭

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昼はグラースで宿はカンヌ。プチホテルです。そのときちょうど映画祭やってました。

もう1年になるのかあ。会場近くのイタリアンには映画関係者と思しき人たちがわんさか。

南仏 グラースの花 3

| コメント(3)

090523グラース花5.jpg 

 

昨日の続きで、その入り口のアーチを飾るお花は雪のよう。
いいにおーい。

南仏、グラースのレストラン 2

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昨日のつづき、レストラン!ラムチャップはローズマリーのいい香りで最高でした!でも写真撮るのも忘れておなかに入っちゃいました。

南仏 グラースの花 1

090522グラース花4.jpg

え、こんなところに?というような緑の中にぽつんとレストランがあって、お花がいっぱい。ちょうど一年前のグラースです。私はラムチャップを食べました。ゥメエー

パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

SATORI'S ピックアップ

パルファンサトリのオススメ商品や関連ブログ記事などをご紹介いたします。

本店を移転いたしました!<br/>@六本木ショップ/アトリエ

本店を移転いたしました!
@六本木ショップ/アトリエ

「パルファンサトリは、本店を六本木に移転いたしました!
新しいショップ&アトリエでみなさまのご来店を心からお待ちしております☆

東京都港区六本木3-6-8-2F

Tel 03-5797-7241

オードパルファン<br />SATORI(さとり)

オードパルファン
SATORI(さとり)

同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香りを表現したパルファン サトリの代表作品です。

上質なくらしの色と香り<br/>紺白

上質なくらしの色と香り
紺白

光をふくんだリネンのように柔らかく癒されるこの香りは、男女を問わず、お着けいただくことができます。

ギフトに!お試しサイズ<BR/>10本レフィル

ギフトに!お試しサイズ
10本レフィル

ちょっとしたギフトに、10本レフィルA。パルファンサトリの香りを少しづつお試しいただけます。フルボトルをプレゼントする前に、二人で一緒に香りを選びましょう。3240円。

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フレグランスデザイン講座 <br/>パルファンサトリ

フレグランスデザイン講座 
パルファンサトリ

調香を学び、オリジナルの香りを作る講座です

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