Parfum Satori

アンティークの最近のブログ記事

ガラスのペンダントシェード Lamp shade

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イギリスアンティーク、ガラスのペンダントシェード。

引っ越しのお祝いに頂いたもの。
インテリアのものを贈るのって、とっても難しいものだと思うけど、センス良く選んでくれた。私の好みやアトリエをよく知っているからこそできることだと思う。

とろんとした黄色い光を飽かず眺めているとどことなく懐かしい気がする。レトロな色と形が、幼いころに訪れた洋館のイメージを彷彿とさせるからだろうか。





アンティークの額、葉脈標本 Skelton Leaf

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今まで飾り切れずに仕舞ってあった絵がたくさんある。アトリエが新しくなったのを機に、額の中身を変えてみる気になった。

これは葉脈標本を並べたもの。私は全然ノーマークだったのだが、絵を広げているうちに友人が「これ素敵!」と選んでくれた一枚である。白い壁に金茶の色合いが映えて、明るい軽やかな雰囲気である。思わぬ掘り出し物であった。

この絵の入手のいきさつは過去のブログに書いてある。2年前の出張で、パリの古書店でルドゥテの植物画を買ったとき、一緒にもらったもの。店主が言うには18世紀の作だとか。


➤2015/7/15 パリの古書店の記事より


何年もしまい忘れた包みが開かれるたび、懐かしさがホログラムのように立ち上がってくる。


昔、価値があると思っていたものがそうでもなかったり、またその逆もあって面白い。それが成長というものなのか?変容というものなのか。

人生ってわからないものである。







アンティーク時計,Clock

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ガラスでできたアンティークの時計。色がとろっとセピア調で可愛い。

もうずっと長いこと、調香オルガン台の上に置かれていたのだけど、今度は香水の飾り棚の上におくことにした。


後ろに見えるのは、自作のミニチュア調香オルガン台。
こんな風に下から撮ると、自分がこの小さいサイズになったみたい。









ガレの花瓶 Charles Martin Émile Gallé

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ガレの花瓶。パリのクリニャンクールで2003年に購入。

引っ越しをすると、しまい込んでいたものなどを再発見して懐かしいものである。
このガレの一輪挿しは、14年前の夏にアシスタントのR子ちゃんと二人でパリに行ったときにみつけたもの。

新しいアトリエに飾ってみようかな、と思って出してみた。17センチほどの高さで、ナスタチュウム(キンレンカ)と紫陽花の装飾がほどこしてある。

これを買ったのは、パリの知り合いの骨董屋さんグループについて、クリニャンクールへ行った時のことだ。


クリニャンクールは屋台のような蚤の市のほかに、プロも仕入れに行くショップのエリアがあり、当時はまだまだ掘り出し物があったりした。

骨董屋さんたちは仕事で大物を買い付けに来ているので、途中から別行動となり、私とR子ちゃんは古い香水瓶を探してお店をまわる。やっぱり、さすがフランスにはレアものがたくさんある。ラリックの有名な香水瓶はそれなりの値段だ。

そうしてあちこち歩いているうちに、回廊のようになった大きな建物の一角で、ふとこのガレの花瓶が並んでいるのを見つけた。

やや薄暗い廊下から、そこだけ光が射し込んでいるように見えたものだ。それがもう、一目で本当に好きになってしまった。

絶対高いに決まっているのに、どうしても欲しくてお店の人に値段を聞いてみる。やっぱり、当時の私には、手を出すにはちょっと難しい金額である。

「一つなら何とかなるかな...。でも、一緒に飾ってあるからいいので、2つ買いたい。。。やめようかな。。。でも欲しい」
手に取ったり、眺めたり、ずいぶん長い間迷いに迷って粘った結果、交渉が成立して両方買うことにした。こういう店に珍しくカードが使えた(と思う)。

支払いを済ませたころ、連れてきてくれた骨董屋さんもその店にやってきた。私たちを見つけると「どれ買ったの?」と冷やかされる。
「これとこれをこの値段で買った」と説明すると、「それはいい買い物をしたね!この後ろのラベルを見てもちゃんとしたものだってわかるよ。」とほめてくれたので嬉しかった。

その後、日本に帰ってからもその人に、「あれ、売る気ない?」と2度ほど聞かれたので、こういう小さな作品は、なかなか人気のあるものなのだろう。





まあ、そんなわけで気をよくして以来、クリニャンクールには一人で地下鉄に乗って何度も行ったりしたが、その路線はあまり安全ではないので、のちにバスで行くようになった。香水のアンティーク本もずいぶん買った。

あ!そういえば、あの希少な古本はどこに行ったのだろう?本が入ったまま、まだ開けていない段ボールが一山あるから、それだけは取り出しておかなければ・・・。

↓コレ


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「アンティーク香水の骨董本パリ」の記事➤



ズッキーニのフリッター zucchini_Cannes

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zucchiniの天ぷら。
市場の横の鶏肉やさんの店先できれいなお姉さんが揚げている。

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写真撮ってたら、お姉さんにひとつ試食でもらっちゃった♪

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紙で包まれたzucchiniのフリッター。

ひとくちぱくり。
なかから熱いオイルがじゅわっと出てきて口の中がやけどしそう!

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ぎっしりならんだチキンロテ。
こっちはお兄さんの担当。

フランスは鳥が美味しい。

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カンヌ。



母の裁縫箱①レッカーリフースのキャンディー入れ Lackerli-Huus

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今日、母の裁縫箱を開けてみて、思いがけず変わったものを見つけた。

これはレッカーリフース(Lackerli-Huus)というスイスのお菓子屋さんのタブレット入れ。
たぶん、昭和30年代のものと思われる。


母の針箱は、なんだかわけ分らないモノがたくさん入っていて、
だいたい私が使うものは決まっているので、いつもは下の方まで見たことがない。

今日は、針箱の奥に小さな古い桐箱が見えて、なんだろう?と思って取り出して開けたところ、こんな可愛い缶が出てきたのである。

厚さ1センチ、5×7センチくらいの昔のブリキ缶だ。

「どしたの?これ」
と、母に尋ねると、

「あー、それはね、昔のものだよ」
私がまだ、すごく小さかった頃のものじゃないかな?という。

まったく、この家は掘り出し物が満載だ。
昭和のタイムカプセルじゃないかなと思う。

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レッカーリフース(Lackerli-Huus)は、100年以上続くスイスの老舗菓子店。
いまも、日本に輸入されているようだが、こんな缶はもうないだろう。

これは、やっぱりスイスの兵隊さんなのかなあ。
上官に命令されて、きをつけ!の姿勢の若い兵隊。

もう第二次大戦は終わった後だと思うのだが、お菓子の入れ物にこんな絵柄を採用する、というところに時代を感じてしまう。


「くにこ」というのは母の名前で、小さな千社札が貼ってあるところが笑える。






☆12月26日(土)から1月5日(火)まで、休業とさせて頂きます。


▶ 梅の香りの香水。パルファンサトリ「夜の梅」
オードパルファン  Yoru no Ume  50ml 12000円(税抜)

始まりはせつない甘さが妖艶にも香りますが、天然ローズを中心としたフローラルから、徐々に石鹸のような清潔な香りになっていきます。女性の2面性を持つミステリアスな香り。




アンティーク香水ポスター Sirdha ERIZMA paris

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昨日に続き、これもパルファンサトリのライブラリーからアンティークの香水本のポスター。Erizma Paris(1885~)というブランドのSirda(1925)という香水。

1925年といえばアールデコの時代。これも浮世絵風。

このポスターの花は枝垂れ梅だと思うけれど、葉が出ているのでちょっと変だ。

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19世紀のパリ万博以来始まったといわれるジャポニズム。
広重がゴッホに影響を与えたのは有名であるが、その後もヨーロッパ美術がいかに日本の影響を受け続けたかということが、このような商業アートにも垣間見える。


このERIZMAというブランドはもうパリにないと思うが、Coquin,Kiki,Lotion de Merdici's,Oeillet Empire,Sirdha,Thamyrisという商品を出している。

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La Parfumerie Francaise et L'art dans la Presentation についてもっと読む
2011/2/18の記事La Parfumerie Francaise et L'Art dans la presentation  1925年
2011/2/19の記事アンティークと香水と本②

お雛さま おかたづけ Hinamatsuri Imperial dolls

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にやり、右大臣くん。
これでゆっくり眠れるわい。


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角度によってなのかな・・。
なんかみんなほっとしているみたい。



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髪の毛にねぐせがつかないように、撫でつけてから、しまう。
また、来年までおやすみ。


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もう、3月4日にはかたづけなくてはならないのだが、(なぜならば嫁に行き遅れるかららしい)
小さい頃から、出すのは楽しいんだけど、しまうのは面倒くさい。



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って、今回はL子ちゃんに、出すところからかたづけるところまでやってもらった!

昔から、かたづけは苦手な私にて。

お供の子たち② ひな人形 左大臣 Hinaningyo

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私のひな人形、お供の子たちの中から左大臣。

私は半べそをかいていると思ったのだけど、アトリエのNセンセイは
「この子は意地悪そうだ」とおっしゃる。
そうかな~。

右大臣はちょっとベビーフェイスな感じ。
いや、みんなベビーフェイスなんだけどね。



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久しぶりにひな人形を飾ろうかな・・・と思ったときは、ちょっと大変だから
『お内裏様(おだいりさま・男雛)とお雛様(女雛)だけにしておこう』
と思ったのだ。

しかし、実家の古い茶箱から人形を出しているうちに、
『他の子たちも出してあげないとヤキモチを焼くのではないか?』
と思いはじめ、全部をアトリエに持ってくることにした。

そして、ちょっと多いので、親王様たちと随行たちは分けて飾ろうかな・・・と考えているうちに、
『まてよ、バラバラに飾ると秩序が乱れるのでは?』

そうモヤモヤしてきて結局全部一緒に飾ることにした。


といっても自分では大変なので、こういうことの得意なL子ちゃんに飾り付けてもらったのだが。


これはひとえに、数年前に梨木香歩(なしきかほ)さんの「りかさん」という小説を読んだからだと思う。

本の中に、床の間いっぱいに並べられた、たくさんのお人形やお雛様たちが大騒ぎをしている場面がある。
その原因のひとつに、お内裏様の烏帽子(えぼし)が紛失していたため、下の者たちの風紀が乱れていたことが判明。
そこで新しい烏帽子をお内裏様に被せたとたんに、お内裏様は威風堂々とした表情になり、家臣の者たちは皆、ぴたっと静まった。というようなことだったと思う。

たかが帽子、されど帽子。

たとえ人形の世界でも、人心を治めるためには、こういった権威を示す「象徴的なもの」が必要なのか・・・。
とかなり心に染みたのであった。


このシーンがとても印象に残っていて、そんなことを思いだしたせいだろう。
バラバラにしないで、やはりちゃんと飾ってあげるべき。


若いうちは『そんな、形で権威が出るなんて馬鹿げている!』、と意気盛んだったが、年をとると『やっぱり形式も大事だ』ということがだんだんわかってきた。

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この子は怒り上戸くん。(もしかしたら泣き上戸くんかも)
小さい頃は私は泣き虫だったので、兄たちによく「泣き上戸」とからかわれたものだ。


お雛様を眺めると、小さい頃に母親と一緒に並べた楽しい思い出がよみがえってくる。


最近では、娘や孫のお雛様と一緒に、お母さんやおばあちゃんが自分のためにお雛様を買う人も増えてきたのだと聞く。

そういえば、ウィンドウに飾っている私の古いひな人形を、立ち止まって熱心に見ているのはほとんど年配の女性のようである。








お供の子たち 五人囃子(ごにんばやし) Hinaningyo

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五人囃子(ごにんばやし)の小鼓(こづつみ)担当くん。
ほのかに笑みが浮かぶ。

楽器の中で鼓(つづみ)のデザインが面白くて好き。
砂時計状の筒の両側に皮を張り、緒と呼ばれる紐を張って作られている。

この紅い緒が、形をとてもドラマチックにしていると思う。



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サロンの照明が暗くて、今回の写真はあまりよく撮れなかったので、2年前にちょっとだけ茶箱の中を改めた時の写真を載せることにした。

左端の子は太鼓(たいこ)担当君。なんで泣きそうな顔なのかな?
小さい子はみんな太鼓が好きなのに。
練習が嫌なのかしら?


前は大皮鼓(おかわつづみ)、右隣は小鼓(こつづみ)。

変換で何回もミスった、小包(こづつみ)じゃなくて。


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謡い手君は、実物はとってもかわいいのだけど、光のあたり加減で、写真になるとちょっと不気味・・・。扇子を持って、調子をとっている。


本当は、左が笛で、右端が謡(うたい)の順番らしいけど、、、



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この子は機嫌がよさそうだ。

笛、能管(のうかん)ともいう。

かわゆし。


※今は、外から見えるウインドウに飾っています!

昭和のお雛様(おひなさま) imperial dolls

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私と同い年の雛人形(ひなにんぎょう)、昭和の。
すでに半世紀以上たっている。

もうずっとしまったままだったので、久しぶりにサロンに飾ることにした。

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これはお内裏様(親王)。

赤ちゃんの顔で、こんなふうに二等身のお雛様は、今ではあまりみられないようだ。
流行り、すたりがあるのだと思う。

なかなかハンサムでしょう?

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こちらは親王妃。
しもぶくれでぷっくり。



※順番に他のお人形もご披露しちゃいます!サロンに3月3日まで飾っていますので見に来てくださいね!



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第六改正日本薬局方註解 Japanese Pharmacopoeia

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日本薬局方註解とは、医薬品の規格基準書である。
明治19年(1886)に初版が公布されて以来改訂がくりかえされて、平成13年3月30日に公布された第十四改正が最新版だ。

これは母方の祖父の持ち物で、先日、母の本棚から発見しもらってきたものだ。

明治生まれの祖父は非常な勉強家であって、局方を1冊丸暗記したときは、世の中で大分偉くなったような気がしたそうだ。

祖父、両親、伯父、伯母、嫂と、身内には薬剤師の免許を持つ者が多い。
私はその道には行かなかったので、この本をもらう立場ではなかったのだが、香料と生薬は重なる部分も多いので蔵書に入れることにした。


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カバーはぼろぼろ、中身もシミが浮いていたりするので、壊れそうで触るのも怖い。

日常使うことはないだろうけれど、すすけた表紙の文字が書棚に並んでいるだけでも、落ち着くものである。


本が好きで古書が好き。
こんな本を喜んで持っていたりすると、愛書家なのか、「bibliophilism(書籍愛好家)」なのか、わからなくなる。

一応、読書人でいたいと思うのだけれども。

第六改正日本薬局方註解 Japanese Pharmacopoeia



アンティークのカード入れ antique

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これは昔、パリの蚤の市で発見した。
手帳カバー?カード挟み?のようなもの。

「ようなもの」というのは、元はなんだったのかわからないが、
べっ甲の固い表紙が両面についていて、二つ折りになっている。


表面は象嵌(ぞうがん)風に金の模様が入っていて、
内側にはシルクタフタが貼ってあり、ポケットはなし。
手にしたときはもうくたびれて、布は擦り切れていた。

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以前、知人が素敵な象牙のアンティークの名刺入を持っていた。

あまり素敵なので、どこで手に入れたのか聞いたところ、アンティーク市で見つけたのを、後で日本の職人さんに加工してもらったのだという。


「素敵~。私もそういうの欲しいな~」
そう思って、パリの蚤の市に行くたびに気をつけてみていたところ、象牙ではなかったのだが、鼈甲の似たような物を発見したのであった。

上の名刺入れは、その職人さんを紹介してもらい、内張りを黒のシルクでリフォーム後の写真。


すっかり気に入って、ずっと持ち歩いている。
普通じゃないものが好きだ。





仏事の指輪 Ring

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先日の記事に載せた写真は、仏事用の母の指輪である。

仏事の装飾品には、通常パールやジェットなど光らないものをつけるが、これは木彫りのリング。
さして高価なものではないが、悼む気持ちにはふさわしいように思う。

まだ私が十代の頃は、母が弔事の席でつけているのを見て、あまり好きではなかったのだが、年とともに気持ちになじんでいくようだ。

カメオにしても、顔の彫刻は好き嫌いがあるものであるが、このお顔は眉宇(びう)から鼻にかけての線がすっきりとしていいと思う。


若い頃には、年かさの親戚以外あまり縁のなかったお葬式も、
だんだんと自分の知人、友人に亡くなる人が出る年頃になった。

こうして、母とは別に参列する機会が増えたところで、この指輪を思い出し借りてみたのである。

会場に向かう途中でバックから取り出し、薬指の途中まで入れたところ、あまりにぴったりなので、
「入るには入りそうだが、もしかしたら抜けなくなるかも・・・」

万が一抜けない時は切るしかないのだが、金属のリングと違って直すことはできない。
あきらめて、またバックの中に戻したのであった。

それでも、「持っている」と思うだけでも慰められるものだ。





▶ さらさらとした衣擦れを余韻として、立ち去った後の静寂に、その面影を追う・・・そうした日本の美意識をこの香りにこめました。 茶壷香水さとり

ルビーと18金のルーペ lupe 拡大鏡  magnifying glass 2

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先日、18金のルーペのことを書いていて思い出した。

十年前、母の誕生日のためにオーダーしたペンダントルーペ。
懐中時計のようなバチカン(吊り下げ金具)がきれいな、
これも18金のハンドメイドである。

最近あまりしていないので、どうしたのか聞いてみたところ、目の手術をしてからよく見えるようになったので使っていないと言う。

そういえば新聞なども裸眼(らがん)で読んでいるのでびっくりなのだが・・・。用がなくなって結構なことではある。

むしろ私の方が必要だろうと、「さとりが使ったらいいよ」と言うので、また私の手元に戻ってきた。
あげたものを返すなんて、これも、母と娘の気安さだろうか。

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どこの家庭のお母さんも同じだと思うが、「欲しい物ある?」と聞いても、母は「何もいらない」という。

確かにたいがいのものは持っているので、頭を悩ませるところだが、
ただの装飾品ではなく、実用品できれいなものをプレゼントしたいと思った。


当時、首から提げるルーペが流行って、よく眼鏡店で見たものであるが、どれも安っぽく(実際に安いし)ゴテゴテとした飾りがある。

こういうシンプルですっきりしているデザインのルーペは、イタリアなどにはあるのだが日本では探しても既製品で見つかることはない。

それで、日本で特注で作ってもらったのであるが、たぶん1つだけ作るなんて、面倒な仕事はもうしてくれないと思う。

懐中時計の竜頭(ネジ)にあたる部分には、小さいカボションのルビーを入れてもらった。
ここのパーツをはずすと枠が外れて、レンズの交換ができるようになっている。


ほとんどの人はたかがルーペにこんな値段をかけるなんて、ばかばかしいと思うかもしれない。
でも、一生もの、というより何世代でも使える。

安物をいくつも持たないで、いいものはひとつだけで充分。
いつも身に着けて、しかも長く使うのがエレガントだ。





☆キンモクセイの香水 一足先に☆

パル ファンサトリの香りをお試しになりたい方に、サンプルをお送りしています。7月パルファンサトリの毎月のサンプルプレゼントは「ソネット」です。ジューシーなネクタリンピーチとオスマンサスの組み合わせで、幸せな気分に。






ルーペ lupe 拡大鏡  magnifying glass 

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これは手作りの18金ルーペ。
写真では反対側にチェーンを通すバチカンがついていて、首から下げられる。
使わないときは、バチカンを支点にくるりとレンズを収納して、外からの見た目は卵形のペンダントトップに見える。

倍率が高く、文字を見るには適していないので、時計や宝石を見る以外はただ下げているだけのものであるが。


「ルーペ」と言うのがドイツ語だと言うのを改めて知った。
こんな小さいものから、柄(え)のついたもの、大きいものまである。
というか柄のついたものの方が普通かもしれない。

小さいころは虫眼鏡と言ったし、母たちは天眼鏡(てんがんきょう・占い師が手相を見るのに使ったとか)と呼んで辞書の横においた。

今なら、拡大鏡と言うのかな?

先日ブログを書いていて思ったのだが、何気なく朦朧(もうろう)や鬱蒼(うっそう)という文字が使えるのも、便利なワープロ機能のおかげ・・・。



文字の形はおぼろげに覚えていても、さて書くとなればさっぱりだ。
仮に辞書で調べても、こんな難解文字はルーペで見なければかけないだろうな。

そのせいか、ブログを後で読み返してみると、ちょっと借り物の文章のように思った。
やはり、漢字を含めた言葉として、自分のものになっていないのであろう。

たくさん物知りになったかと言えば、ちっとも身についていないのが文明の利器の限界。
プリミティブな手仕事的に得たものが、自分の身の丈に合っているのだろう。





☆キンモクセイの香水 一足先に☆

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☆マザーロード66入荷しました!


カーネーションのパウダー Oeillet Fane  Grenoville Perfumes

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パリのヴァンヴの市で買った古いパウダー。
カーネーションのきれいな絵が書いてある。



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まだ未使用で、箱もあまり汚れていない。
直径6センチくらいの小さなケース。
とても気に入っている。

帰国後ずっとここにアップしたかったのだが、ようやく写真をとることができた。


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裏にもカーネーションのイラストが書いてあって、こちらもきれいだ。


Grenoville Perfumesは、1879年創業の古い化粧品香水メーカー。
もともとの名前はフランス語でカエルを意味するGenouilleであった。

このOeillet Fane はシャネルのNO5と同じ1921年発売である。
「朽ちていくカーネーション」という意味だろうか?

移ろうものだけが美しい。







☆お盆休みのお知らせ  8/14~8/17まで、サロンをお休みさせていただきます。 
オンラインの受注は受け付けております。発送は18日から順次させていただきます。


☆マザーロード66のお品切れについて

いつもマザーロードをご愛用いただきましてありがとうございます。ご注文を多数いただきまして、ただいまマザーロード66はお品切れとなっております。次回の入荷は9月予定です。申し訳ございませんが、しばらくお待ちいただきますよう、どうぞよろしくお願い致します。

 


パル ファンサトリの香りをお試しになりたい方に、サンプルをお送りしています。7月パルファンサトリの毎月のサンプルプレゼントは「ソネット」です。ジューシーなネクタリンピーチとオスマンサスの組み合わせで、幸せな気分に。




祖母の櫛 くし comb  

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この櫛(くし)は祖母のもので、明治か大正のものらしい。
べっ甲に「貝合わせ」の柄の、金蒔絵がしてある小ぶりの櫛。

8.5センチの見た目は小さく、櫛だけで見ると地味なので、今まで使うことがなかったのだが、思いついて巻いた髪の根元に挿してみた。

髪に挿すと思いのほか大きく、派手に見える。
櫛の歯が細かいのが、かえって髪から抜けにくくおさまりが良い。


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櫛や簪(かんざし)は、どことなく女性の念(ねん)がこもっているようで、誰のものかわからないアンティークはつける気にならないものである。

これは父方の祖母のものだから、母にとっては姑(しゅうとめ)のもの。
姑の形見として、母が引き出しにしまったままだったものを、父の死後、私がもらった。

私にとっては血の繋がった祖母だから良いだろう、そう母は思ったようである。


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着物の柄も「貝合わせ」。
若い頃に作ったのでちょっと派手かも。


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➤パルファンサトリの毎月のサンプルプレゼントは「ニュアージュローズ」です。

ル ファンサトリの香りをお試しになりたい方に、サンプルをお送りしています。南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色 が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。この機会にぜひサンプルでお試しください。



アラジンの魔法瓶  Aladdin

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私の遠足のお供、アラジンの魔法瓶。

これはアンティークというより、昭和の思い出、というところだろう。

 

先日行ったお料理屋さんでのこと。

そこは細い路地の奥で店の名前もないところなのだが、お料理の合間、ご亭主が赤いタータンチェックの大きな魔法瓶から何度も急須にお湯をさしてくれる。

見ているうちにふと、「それ、アラジンの魔法瓶ですよね?私の家も小さい頃使っていました」
そう話しかけると、

「そうそ、アラジンの魔法瓶は昔は高級品だったのよ」と笑っておられる。

 

私は遠足に、いつもこのアラジンの小さい魔法瓶を持って行ったものである。
夏のある日、冷たいものを入れて持っていこうと思い、カルピスの原液と、水と、氷をいれて勢いよく振ったところ、ガチャガチャっという音につづいてシャラシャラといいだした。

中のガラスの管が割れてしまったのである。中をのぞくと魔法瓶の底に、とがってキラキラした鏡(かがみ)の破片のようなものが溜まっている。

この時代、魔法瓶は高価なものだったらしく、本当に叱られた。

ことあるごとに、これについて「さとりが割ったから、店に持って行って直してもらうのが大変だった」と言っていたところを見ると、中のガラス管は交換できたものらしい。

 

料理屋さんから家に帰って、母に「ねえねえ、昔、アラジンの魔法瓶あったよね、タータンチェックのヤツ」

と聞くと、「まだキッチンにあるわよ」という。

 

び、びっくり。あれは赤坂檜町の家に住んでいた時だから、少なくとも50年は経っていると思う。

しかし、つい最近まで、母が毎朝お茶を飲むときにも使っていた現役だそうだ。

「お湯が一人分でちょうどいいんだ」

 

早速出してもらうと、確かに私の使っていた魔法瓶ではないか!!(最初の写真)
たしかにだいぶクタビレている。

愛着があるなあ。

「持って行っていいわよ」

とは言われたが、母の手元で大事にしてもらったほうがポットも長生きしそう。

 

骨董品とは言えないようなものだが、この家には鵺(ぬえ)のような道具がいろいろある。
道具使いは魔法使い。

ママはうちの骨董品一番!

 

 

 

年末年始のお休みのお知らせ➤12/28~1/5まで、サロンをお休みさせていただきます。

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➤パルファンサトリの香りにご興味のある方にサンプルをお送りしています。 →今月は「satori」

フェンディの書類カバン Fendi antique

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今から25年前に私の父が亡くなり、形見として私が貰ったフェンディの書類カバン。
父も使っていたものなので、少なくとも35年以上は前のものだと思われる。

カバンは薄手で軽く、大きさもちょうどいい。父を偲んでずっと愛用していたのだが、布地は擦り切れ、革のトリミングや持ち手もだいぶ傷んでしまった。

1年前、ついに持ち手の金具が本体からすっぽり抜けてしまった。
留め具はズッカ柄(フェンディのF)の生地に埋め込むように入っていたので、正面の取り付け部分が裂けてしまっている。

ブランドに持ち込んで修理ができるか見てもらったのだが、「表の布を一度はがし裏を張り直すなど大修理の上、生地がかなり弱くなっているので、はがす途中でどうなるか保障できない」という。

仕方がなくそのまましまっておいたものである。

 

ある日、たまたま知人とその話になり、とても上手なカバンの修理の店があると聞いた。
早速そちらに持ち込んで見てもらった。

お店では壊れたところだけでなく、持ち手やトリミングの皮革の部分も全て取り替える修理を薦められた。

どこまでオリジナルを残すか迷ったのだが、棚に飾るものでなし、これからも使っていきたいと思ったのでフル修理をお願いすることにした。

2か月くらい経ち、もう預けたことも忘れていた頃に電話がかかってきて、このほどやっと手元に戻ってきたのである。

 

表の柄の裂けたところはきちんと修理され、傷はまったくわからなくなっている。
持ち手は埋め込みではなく縫い付ける形式に変え、革はすっかり新しくなり、金具もピカピカになって帰ってきた。

新しいもののようだが、蓋の背の生地が擦り切れているのが年月を物語っていてとてもいい。
内側の革も元のままになっている。

新しいバッグを買ったほうがいいかな、と思うくらい修理代がかかったけど、やはり直してよかった。

大事に使う、そうしたら上手に古くなっていくものだ。まるで育てるようなもの。
35年の歴史を買うことはできない。


 

父が亡くなった3か月後、このカバンから書きかけの遺言状が見つかったことを思い出す。

思い出も買えない。

 

 

 

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真鍮の折尺・たたみものさしcarpenter's rule

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真鍮(しんちゅう)製の折尺(おりじゃく)、たたみものさしともいう。英語ではcarpenter's ruleというらしい。

これも、パリの蚤の市でもう店じまい直前に買ったもの。
2か所の露店で見たから、フランスでは珍しいものではないのかもしれない。

これがまた、物差しの細さと長さと薄さが絶妙の美しさ。
たたんだ時の厚みも手に収まりやすく持ちやすい。

真鍮のものってなんとなくいい雰囲気。

 

昔、木で出来ている折尺を見たことがある。
大工さんが持っていたと思うけど、もっと太くて大きかったと思う。
いいや、大工さんじゃなくて、建具屋さんだったかもしれない。


手の脂で飴色になった木の、それはそれでよかったような気もするけど。

真鍮製のはとても珍しいと思うのだが、日本にもあるのかなあ。

 

写真では触感やバランスが伝わりきらなくて残念。持ってみると本当にいい感じなのだ。

これは帰ってきてから磨いていない。
この前のハサミとは違って、使うのに研いだりする必要はないし、あんまりピカピカにすると安っぽくなってしまうから、これはこれでいいのである。

 

なんでもかんでも磨けばいいというものではない。
(アンティークはなんでもかんでも汚ければいいというものでもない)

 

機能を無視した「役に立たないものの美しさ」と、機能を追求した「道具の美しさ」は、対極にあるが美の双璧である。

 

 

▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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フランス・アンティークの鋏② シャンパンワイヤーカッター antique Paris 

130915シャンパンカッター.jpg

ずんぐりまるっこくて可愛いこのハサミ、変わった形をしている。
支点が先に偏っているし、刃の形が四角なんて、何を切るのだろう?

 

130915シャンパンカッター2.jpg

 

お店で聞いたら、シャンパンの栓を留めている針金を切るのだそうだ。
(露天商の言うことはあてにならないけど)


でも、なるほど太くて硬い針金を楽に切れるように先に力が入りやすくなっている。

 

なるほど~。
日本に帰ってきて実際にワイヤーを切ってみたらよく切れた。
ニッパーのようなものか。

130915シャンパンカッター3.jpg

間の丸い穴は何?と尋ねたところ

「この穴に葉巻を入れて先をカットするんだ」

 

うーん、葉巻を楽しみながらシャンパンを飲むのか?
シャンパンは食前で葉巻は食後の嗜みと思っていたが。

「まあ、一緒に使う必要もないんだし・・・。」

 

ちょこっと入った飾り彫りも、雰囲気にあっていてステキだな。

 

これも、パリのヴァンブの蚤の市で買ったもの。
たくさんのガラクタの中でもひときわ異彩を放っていた。

 

 

 

フランス・アンティークの鋏 antique Paris

130902はさみ.jpg

Paris、ヴァンヴの蚤の市で買ったアンティークのはさみ。

蚤の市の小さな金物道具を扱っているお店はなかなか面白く、荷物の邪魔にならないようなものをいつも買ってくる。

くすんだ色をしていても、よくできた道具はデザインがとても優れていて、ごちゃごちゃした道具たちの中でも魅力を発している。

 

このはさみ(写真左)はアールデコっぽい持ち手の形、長さのバランス、ちょっとした彫りが気に入った。

ところどころ錆が浮いているし、手に持って開くとネジが緩んでカタカタしている。

でも、直したら使えそうだ。

 

130906antique.jpg

 

日本に戻ってきて、ハサミを修理してもらった。
ネジをはずしバラしたあと、刃を研いで磨いてから、またきっちりネジを締める。

見違えるようにきれいになって、切れ味もとてもいい。
最近のハサミと違って重さがあるので、あまり力を入れなくてもスパッと切れる。
「シャキーン」という音が気持ちいい。

 

130902はさみ2.jpg 

アンティークは古っぽいままの方がいいという人もいるけれど、ものによる。
汚ければいいというものではない。
道具は使えてこそ価値があると思うのでメンテナンスは必要だ。

 

ちなみに右の真鍮の道具は柱時計などのゼンマイを巻くためのネジと思われる。
四角いボルトがはまる、大きさの異なるソケットが両端についている。

形がかわいいのでついでに買ったもの。

 

 

 

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トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。 希少な金木犀の天然香料が香りに深みを与えています


➤アンティーク香水コレクション 

 https://www.youtube.com/watch?v=CGKIkRooOfk

 

20年ぶりに出してみましたお雛様②三上戸と五人囃子

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小さいときは泣き虫で、いつも兄にからかわれては怒り泣き。
泣きそうになるたびに「泣き上戸になっちゃうぞ~」と脅かされていた。

でも、この泣き上戸くんは可愛いし、別に脅しになってないな。

20年ぶりに出してみましたお雛(ひな)様①

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今朝、突然、おひな様のことを思いだして、出してみることにした。

小さい頃は毎年、母が出してくれていたのだが、このところずっとしまいっぱなし。
本当は、おひなさまは毎年飾ってあげないといけないのだが。

 

古いカメラ

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昔は古いカメラとか、カメラそのものには興味ってあまりなかった。

アンティークのレタースケール、秤(はかり)

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手紙を量るレタースケール。アンティークの秤。

アンティーク香水と本③ 古い処方

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古い香水の処方が書かれた、調香師のためのアンティーク本。

アンティーク香水の骨董本・パリ

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今から10年ほど前、パリの骨董本専門の店で見つけた、アンティーク香水の本。

アクエリアン・タロット つづき

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タロットカードは、大アルカナ22枚と小アルカナ56枚から構成される。

 

AQUARIAN TAROT 昔のタロット

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とってもいい物を見つけた!と思ったのだけど・・・。
先月の古い家の整理の時に、トランプなどと一緒に出てきた古いタロットカード。

古い革製の小箱

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7×5×2.5センチくらいの、古い小箱。

かけはり器

| コメント(2)

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さとり「ちょおっとおー、小父さん、これ『かけはり』だそうじゃないか~!」
よいち「ドレスのすそを持ちあげる道具だなんて、一杯喰わされましたね」
さとり「あの、女らしい仕草は何なのさー」
よいち「さとりさま、赤っ恥でごぜいやしたね~♪」



100727かけはり.jpg

これはつい先週紹介したばかりの、アンティークの道具。

骨董屋の小父さんは、ドレスのすそを挟んで持ち上げる道具だと説明したもんだ。
(これについては7/22の西洋骨董の記事をご覧ください)

もっともらしい説明に、素直な私は「へえー」と納得。ところがである。


 

私のラボで、コンパウンドをしてくれているM子さんが
「さとりさん、先日のブログのあれ、ちくちくと縫物をするときに使う、布を挟んで引っ張る道具じゃないでしょうか・・・」

「あっ!そういえば、時代劇とかで見たことがある気がする!」

着物を仕立てるときなど、くけ台につけて、布を挟んで引っ張る道具で、長い生地に運針するのに使う。

 

私、お裁縫だけは(だけじゃないって)苦手だったんだよね・・・。と、過去のトラウマが・・・。

家庭科の先生「大沢さん、しつけ縫いはもういいから、ちゃんと運針でやっていいのよ」
さとり『・・・しつけじゃないってば・・・』

 

でも、カンヌで売ってたし、やっぱりこれは西洋のだと思うから、ヨーロッパでもちくちく縫うときは、同じようなかけはりの道具を使ってたんでしょう!

 


 

これ何だ?西洋骨董

100722西洋骨董1.jpg

 

これは何でしょう?
中世の女性が使ったお道具。


すてきな銀製の、手のひらに入るくらいのもの。
何か通すための穴があいていて、
上の方をつまむとばねになっており、下がはさみのように開く。

 

お茶目なお店のおじさん、フェミニンなジェスチャー付きで説明してくれた。

 

100722西洋骨董2.jpg

 

あらかじめ、輪には紐を通しておき、紐の先を持って歩く。

これは、長いドレスを着た女性が、水たまりを歩くときにスカートが濡れないよう、 このクリップですそを挟み、たくしあげるための道具なのだそうだ。

 

なんか、エレガントだなーと思うけど、フランスではゴミでも汚物でも道路に捨ててしまい、定期的に坂の上から水をザーザー流すから、という理由もあるみたい。

汚水よけ?

道具の名前はなんていう? 

 

 

香水の絵本 Louise de Vilmorin ルイズドビルモラン

091120vilmorin1.jpg

グラースの香水博物館に行った時、ミュージアムショップで可愛い絵葉書を見つけた。
ポエムがそのまま花の絵をかたどっている。

どこかで見たような・・・?
日本に帰ってきてから、洋書の本棚を探してみた。

懐中時計 と 櫛  アンティーク 2

sobokushi3.jpg

私が最初に持った懐中時計は祖父の形見である。小ぶりだがとてもきれいで、とくに鎖の桔梗の中心に小さなパールが入っていてかわいい。古い古いケースには、右から左へ、小樽の工藤時計店と書いてある。

 

懐中時計 Poket watches アンティ-ク

 時計2.jpg

時計のコレクターはたくさんいるだろうから、自慢できるようなものではないけれど、この懐中時計は女性らしく可愛いところが気に入っている。




 

パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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