Parfum Satori

2018年9月アーカイブ

Creating Oribe /Matcha fragrance 織部の香りのできるまで

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  People often ask me what comes first - the name or a fragrance. It's really case-by-case.

 

  Sometimes I decide upon a theme and the fragrance is formulated as I work towards it. On other occasions, I struggle to find an appropriate name once the perfume is complete. My working name for this particular fragrance was Matcha (a powdered green tea used in Japanese tea ceremonies), and its official name came later. Matcha struck me as being somewhat unimaginative and after jotting down and erasing several ideas, it was the name "Oribe" that came to me.

 

  Furuta Oribe was one of the major disciples of the celebrated tea master Rikyū in the 16th century. Although he conducted tea ceremonies in the manner of his master, he was also known for loyally keeping the spirit of his master's teaching,  "Always try something different." Oribe was bold and liberated in character and introduced a new sensibility of beauty into the world of tea, bringing about hugely popular gardening methods, architecture and porcelain that were referred to as

  "in the taste of Oribe." The green and black designs of tea sets over 400-years-old are novel and unique even today.


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  I can't exactly remember when I first heard the name Oribe, but I know it was when my mother was talking to me about her tea utensils. I officially entered the "Way of Tea" (Chadō/Sadō) when I was twelve-years old. As I came into contact with the tea ceremony - either with my master or with my mother - stories regarding Furuta Oribe found a place within me, and led to the naming of a fragrance several decades later. Therefore, I must also credit my mother.

 

  I started to read more about Oribe after naming the perfume. The famed author Ryōtarō Shiba praises him, "In the world of formative art, he was probably the first person with a sensibility for the avant-garde."

 

  Some people have asked me why I named this fragrance Oribe instead of Rikyū. Although a flash of inspiration isn't reliant on logic, I could put it down to the fact that Oribe isn't as well known as Rikyū. I wanted to "try something different."

 

With my fragrance "Satori," I not only strived to recreate the aroma of agar wood, I also wanted to manifest the appearance of an elegant woman in the purity of a Japanese-style room. In the same way, the fragrance of Oribe goes beyond embodying the refreshing aroma of Japanese tea, it represents the spiritually of practitioners of the Japanese tea ceremony.

 

  The slight bitterness comes from cis-Jasmin, which is a single aroma used in Jasmine Note to create a bitterness and astringency.

 

  For flavor, I included Violet leaf.abs. Although Violet leaf is said to resemble cucumber, I think its aroma is closer to that of dry ingredients such as kelp extract.

 

  A refreshing green aroma can be a little one-dimensional, so I added body with floral elements.     

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  The tea tree, the Sasanqua and camellia japonica all belong to the camellia family. The Sasanqua blossoms in late autumn, the camellia in spring and tea flowers in December. Tea flowers are charming, like small white camellia blooms and their aroma is delightful. The fragrance resembles that of Sasanqua and also Hedion. Hedion is an essence that contains elements of Jasmine. This is why Tea Note and Jasmine are extremely compatible.

  I added Jasmin abs. to boost the floral volume.

  I included Iris butter and other natural essences to recreate the foamy and powdery sensation of making a light tea. I was aiming for something more complex than a plain green-type aroma.



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  I observe a ritual of drinking Matcha every morning at home. Preparing Matcha for myself when I wake up makes me alert and ready for the day. Enjoying the beginning of the day like this is akin to an appreciation of the seasons.


  In the world of tea, there is a November rite called "switching to a winter furnace" and utensils named after Oribe are traditionally utilized at this time. I hope that this Oribe fragrance will bring you enjoyment in times of reflection.



 


Parfum Satori  Oribe  EDP

日本語バージョンは次のページ↓

古い腕時計 ROLEX watch

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 1.5センチ角くらいの、古い腕時計である。
小ぶりのケースで、龍頭(りゅうず)と尾錠(びじょう)にクラウンのマークが入っていてとても可愛らしい。

 ひと昔前は、ロレックスはメンズというイメージがあったが、これはクラッシックな雰囲気のあるレディスウォッチで気に入っている。


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 この時計を、3年ほど前にオーバーホールに出した。下の写真はその時に撮ってもらったものだ。時計の中はいつもうっとりするほど美しい。機能のすぐれたものは、見た目も美しいものである。

 修理をしたのはスイスの「オーディマピゲ(AUDEMARS PIGUET、略:AP)」で修行した日本人の時計職人で、吉田圭さんと言う。

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 彼はもともと、私に香水のオーダーメイドを依頼しに来たお客様である。(今は受けていないが)2004年くらいだったと思う。あまりに若い方なので、初めは当惑した。香水のオーダーは安い買い物ではない。
 しかしよくよく話をしてみると、モノづくりに真剣な時計職人としての姿勢に「この方なら」と思い、ありがたく作らせていただくことにした。
 
 以来、リピートで時々来店されていたが、ある日「日本の仕事を辞めて、スイスのAPで修行する」との知らせを聞いた。若者の挑戦に感動した。

 
 パリからニースへ行く飛行機はスイスの端を超えていく。「私がフランスに行ったときは寄ってみたい」などと言っていたが機会が合わないまま、やがて彼はオーディマピゲでの修行を終え、帰国。
 銀座にあるスイスの時計ブランド、ウブロ(HUBLOT)で仕事をしていたが、いまは一家を構え、「独立時計師」として静岡に「YSK Watch Instruments」という自分の会社を持っている。

 長い知己なので、その変遷(へんせん)を振り返ると感無量である。
 
 私の他の腕時計も何点か修理をお願いしたが、とても丁寧な仕事で、気難しい時計もきちんと動いて帰ってきた時はとても嬉しかった。
 どんな業界でも、本当に腕のいい職人さんに出会うのは稀で、幸せなことである。

 アトリエには自分で設計した特殊な工作機械もあるというので、いつか見学に行きたいと思っている。

 
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 オーバーホールのあと、この時計はたまにつける程度でしまっていることが多かったのだが、あまり使わないのも良くないと聞いて、今年になってからはこの時計をよくつける。肩が凝らないのがいい。
 ただ、いまの私には文字盤が小さすぎ、時間を見るのには役に立っていないので、ほとんどブレスレットの代わりである。

 7、8月はとても暑かったため、汗でずいぶんベルトがくたびれてしまった。
ようやく気温が下がったので、銀座に行ったついでに、ヨレヨレになった時計のベルトを和光で取り換えてもらった。古びて馴染んだ皮に比べて新しいものは少し固い。

 交換後、さっそくつけて尾錠を強く締めていたら、「少し緩くしたほうが良いですよ」とお店の方が教えてくれた。つけなおしながら「なぜ?」と聞くと、ぴったりすると皮が汗の水分を吸ってしまうからだそう。

 皮のベルトが劣化したのは、暑いせいだけではなく、つけ方にも問題があった。

 なにごともゆとりと風通しが必要か。


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 つけてみるとやはりベルトが新しいからパリッとした感じ。色も臙脂(エンジ)からこげ茶になり、手元も気分もすっかり秋モードである。



YSK Watch Instruments➣ https://ysk-watch-instruments.com/

 










パルファン サトリの「フレグランススクール」生徒さんの声


■入学2017年 「ジュニア香水ソムリエ®通信講座」 【通信】 大泉さん(30代)


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香水に興味を持ったきっかけ

 中学生のときに「モテたい」と思い、興味をもったのが一番最初のきっかけです。最初は流行りの香水をつけていましたが、みんな同じ香りをつけていたので、人とかぶらない香水をさがすようになりメゾンフレグランスと出会いました。さらに、あるメゾンの香水ショップに足を運んだ際に、香水のクリエーションの背景や世界観に魅力を感じ面白いと思いました。



なぜパルファン サトリを選んだのですか?香水に興味を持ったきっかけ

 日本の文化をクリエーションのベースにしているという「日本の香水ブランド」というところに興味を持ちました。「香水」という海外からきたモノを、日本人のパフューマーが表現したときにどのような違いがあるのかなどと考え、文化を香りにしているさとり先生から香水について勉強したいと思いました。

流行りの香水をただ使っている、という人がまだまだ多いと思います。香水について言葉で伝えられるようになり、もっと香水の魅力を広められたらと思い、香りの表現・提案を学べる香水ソムリエの受講を決めました。



実際に通ってみての感想20180204大泉さん2.jpg

 講座では香料のことも学ぶことができます。今は香水販売の仕事をしているのですが、香りに詳しいお客様と香料について話すこともでき、香りの表現はもちろんですが、それ以外にも勉強したことが役立っています。また、テキストには香りに関係した花々の資料があるので、それもとても勉強になっています。


香水の勉強をはじめて変わったこと、香りに意識が向いてよかったこと

 インターネットなどで見る新作フレグランスなど自分が試したことのない香水を、表記しているノートや香調の説明、ボトルのデザインも含め、こんな香りかなとイメージできるようになったのが楽しいです。

あとは、感性が豊かになったと思います。それは嗅覚に関係することだけではなく、講座で行うコラージュなどを通して色から感じ取られるイメージについて考える機会が増えたからだと思います。






   パルファン サトリ「フレグランススクール」➤ http://parfum-satori.com/jp/school/

   「フレグランススクール」に関連するブログ➤ http://parfum-satori.com/blog/cat235/

バラの調香体験教室9月22日(土) Parfum satori fragrance school

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バラの調香体験講座のご案内です。

日程: 2018年9月22日(土)午後13時30分から約90分 

場所: パルファン サトリ 2階 アトリエ (東京 六本木) 

受講料・教材費: 10,000(10,800円税込) ※当日お支払

締め切り: 2018年9月18日(火)

定員: 5名 (要予約)


4大フローラルのひとつ、バラの香りは基本中の基本。一般に手にする事の出来ない「単品香料」を使っての、本格的なローズの調香です。

香水がどのようなものでできているのか、どのように作られるのかの疑問にお答えします!

 中身を理解する事で、香水のつけ方にも、いっそう磨きがかかる事でしょう!


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体験講座では、ローズの香りを1/2オンス(15cc)つくり、

香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。

パルファン サトリ フレグランススクールにご興味をお持ちの方は是非ご参加ください♪


申込み、お問い合わせメールはこちら 

※お問い合わせメールでのお申し込みには

 ①お名前②ご住所③お電話番号 を必ずご記入ください。

 受講受付の返信メールをもって申込み完了となります。

2018年10月開始のフレグランスデザイン講座の締切りは9月16日(日)です。

 こちらの体験開講日より前ですので、ご注意ください。


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106-0032 東京都港区六本木3-6-8 OURS 2F    

TEL 03-5797-7241 

 最寄駅からの順路➤地下鉄南北線 「六本木一丁目」駅 西改札より徒歩3分

     または➤地下鉄日比谷線、大江戸線 「六本木」駅 3番出口より徒歩7分


     ※矢印の順路は、坂がなく歩きやすいルートです。↓
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パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

SATORI'S ピックアップ

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最新作☆新緑の風と芳醇な樽の香り <br/> Mizunara -ミズナラ‐

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ミズナラの「新緑の風」と「芳醇な樽(たる)」の香りが組み合わされた、男性におすすめのフレグランスです。

六本木アトリエ・ショップのご案内

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みなさまのご来店を心からお待ちしております☆

東京都港区六本木3-6-8-2F

Tel 03-5797-7241

オードパルファン<br />SATORI(さとり)

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同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香りを表現したパルファン サトリの代表作品です。

フレグランスデザイン講座 <br/>パルファンサトリ

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調香を学び、オリジナルの香りを作る講座です

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