Parfum Satori

Mizunara-ミズナラ- 樹木鉛筆

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アトリエの大きなテーブルにいつも出しておくペンが壊れてしまったので、代わりの筆記具を何にしようか、お茶の時間にみんなで考えていた。

お客様がいらしたときに、安っぽいペンを使っていただくのは嫌だね、とかいいながら「鉛筆はどうだろう」という話になった。

「なんか、変わった鉛筆・・・たとえばプロ仕様の・・・職人鉛筆とか?」

来週にでも、世界堂か東急ハンズへ見に行こうと思っていた矢先、こんな素敵な鉛筆セットを頂いた。

実にタイムリー。




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「樹木鉛筆」という。10種類の材を使ってセットになった、それぞれの材のナチュラルな色合いも美しい鉛筆である。

ケースごとテーブルに出していても絵になる。

10種類の鉛筆は、ヒノキ、ローズウッド、ウダインカンバ、ウォールナット、チーク、ミズナラ、マホガニー、アフリカンパドック、ナーラ、ケヤキ。

削る前の鉛筆を、フンフンと皆で嗅いでみる。これだけでは材の香りを判別できない。

あんまりきれいだから使うのがもったいないような気もしたが、匂いも確認してみたいので「一本だけでも削ってみようか」ということになった。



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こんな鉛筆なら、本当だったら小刀とか、肥後守(ひごのかみ)を使いたいところだが、あいにく私もすでに鉛筆削りの時代に育った子供。まして若いスタッフにケガをさせてもと思い、ハンドル式の鉛筆削り器をアトリエの奥から持ち出してきた。

そういえば、小学校の頃「電動鉛筆削り」というのも登場したっけ。
教室にオフィシャルに導入されたのか、「新しいもの好き」が持ち込んだのかは記憶に定かではない。

そのころの電動鉛筆削りにはストッパーがなく、押し込めばいくらでも削れていく。もの珍しさも手伝って、クラスメイト(男子)が面白がって使っていたところ、新品の鉛筆1ダースがあっという間に半分くらいの長さになってしまい、先生に叱られていた。


20180611樹木鉛筆6.jpg

話がそれた。


最初は「ミズナラ」1本だけを削ってみたが、非常に硬く、ハンドルを回す手も重い。
Yさん「けっこう固いですね~」
K君「ぼくやりますよ~」
と交代で削る。

やがてあたりに樹木の香りが漂ってきて心地よい。
「どおーれ、フンフン」
削りたての鉛筆を順番に回したり、削りかすを嗅いでみたり。

「うーん、ほかの鉛筆の香りも違うのかな・・・?嗅ぎ比べるためには、この際だからやっぱり全部削ってみっか!」

順番に削ってみると、材の硬さにかなり違いがあって面白い。もちろん香りも違う。


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そこで、それぞれの鉛筆の、材の硬さと香りをディスクリプションしてみる。

1.ミズナラ/すごく硬い。これを10のうち「硬さ7」とする。香りははっきり、さっぱりしたウッディで、白くドライだが、木の甘さもある。青いバナナのような香りも感じる。

2.ローズウッド/「硬さ3」 比重が大きいのにそれ程硬くないのが意外。アニマルで重い香り。醤油のような辛さとこげ茶を感じる香り。ローズウッドの材と香料は別物である。

3.チーク/「硬さ2~3」。みずならよりずっと軟らかい。香りは茶色っぽく少しスパイシー。コクあり、味わいあり、アニマリックもある。  

4.ヒノキ/とても軟らかい。「硬さ1」白くてハーシュ、カサカサ・チクチクした強い匂いで特徴的。ヒノキオイルと基本的に同じ。あの新しいお風呂の香り。

5.ウダイカンバ/「硬さ2.5~3」 よくある鉛筆の香り、としか表現できない。香りはある方。甘い。


5種類ほど削ったときに、ケースにたまった削りかすを見て、「1種類ずつわけておけばよかった・・・」と後悔。薬包紙にそれぞれ包んでおけば、またあとでもう一度嗅ぎ比べることができたもんね。

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6.ナーラ/「硬さ2」 すごく軟らかい。匂いはほのか。ほんのり甘い。

7.ウォールナッツ/「硬さ1」 ヒノキくらい軟らかい。匂いは普通。名前からなんとなくソルティな香ばしさを予想したが、期待はずれ。後で考えればあたりまえではあるが、ナッツではなかった。ミドル以降だんだんと匂う。

8.ケヤキ/「硬さ4」削り具合にひっかかりが多かった。 ローズウッドがアンバー的な太いアニマルだとすると、ケヤキはシベットのようなシャープなアニマル。

9.アフリカンパドック/「硬さ3.5~4」 華やかな赤みのある香り。花のアブソリュードによくあるモソモソした豆っぽさ、コクとビター感があり、カカオ的。

10.マホガニー/「硬さ2」強く香りがあり、シダーウッドオイルのようなシャープなウッディ。   



茶飲み話のついでの遊び心でしたこと。材木屋さんからみたら違うかもしれないけど、硬度はあくまでイメージなので大目にみて欲しい。



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柔らかな木の触感と芯の書き心地が、しっくりと手になじんで優しい気持ちになる。なんだか懐かしく、昔を思い出してまたデッサンとかをしてみたくなった。

えんぴつ→シャープペン→ボールペン→万年筆→ジェルボールペン→消せるボールペンと、大人になるにつれ日常に使う筆記具も変わってきた。自分の履歴に毛筆が入っていないのが残念だ。また、鉛筆や万年筆を使いたい。


ステーショナリーが大好き。




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「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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