Parfum Satori

2018年2月アーカイブ

海と空と星 The Arecibo message

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私はたった一人孤島にいて、いつくるかわからない船を待ち、ガラス瓶に手紙を詰め海の遠くに投げている。

それはアレシボメッセージ。
何万光年の向こう、もし誰かが見つけた時はもうこの島はない。



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本当は誰だって、感じやすく繊細なこころを持っているのに、傷つき、よのなかに鍛えられてかさぶたで固められる。

あたりさわりのない話、数字、武装、虚飾、あらゆるものに覆われて言葉では何も伝えられない。


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絵も、写真も、音楽も、香りも、創ったひとの「そのまま」が現れていたとき、それを好ましいと思う人ならば、たぶん同じやわらかいものを持っているはず。

人の心のやわらかい部分と部分が触れ合うと、じんわりと暖まってくる。



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孤独な宇宙の、星屑の吹雪の中で凍える私はあなたを待っている。










3月10日 香りを自分の言葉で表現してみませんか? ‐香水ソムリエ体験ワークショップ ‐

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香水ソムリエ®とは、「香り」を言葉で表現・提案し、『香水をはじめフレグランスの知識が豊富で、コンセプトに合わせた香りのコンサルティングができるスペシャリスト』です。

この香水ソムリエ体験ワークショップでは、季節の草花の香り、そして香水の香りを嗅いで、それぞれの香りを自分の言葉で表現する方法を学びます。

香水好きな方もそうでない方も、『香り』に興味のある方なら新しい楽しみ、発見があるワークショップです。(4月開始の香水ソムリエ講座をご検討中の方は是非ご参加ください。)


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ワインのソムリエのように、ふっと感じた香りを自分の言葉で豊かに表現できたら素敵だと思いませんか?


そしてそれは、いわゆる「脳トレ」にもなるってご存知でしたか?ふっと感じる香りを意識して更に言葉にすることで、嗅覚の衰えを予防できるようです。

趣味としてはもちろんですが、

・ファッション業界の方、

・お仕事で香りに関係した商品をお使っている方、

・プレゼンテーションに活かせるようにとIT関係の営業職の方

など、様々なきり口からご興味をおもちいただいております。


日程: 2018年3月10日(土) 13時30分から約90分 

場所: パルファンサトリ 2階 アトリエ 

受講料・教材費: 3,500円(3,780円税込)  (要予約)

締め切り: 3月6日(火)

定員: 5名

申込み、お問い合わせメール: こちら 
※お問い合わせメールでのお申し込みには
 ①お名前②ご住所③お電話番号
 を必ずご記入ください。
 受講受付の返信メールをもって申込み完了となります。

※特にお持ち物等はございません。

みなさまのご参加をお待ちしております。


●スクール情報

☆2018年4月スタートの香水ソムリエ®講座 申込受付中 
2018年3月16日まで!

パルファン サトリ フレグランススクールには、
香りを創るフレグランスデザイン講座
香りを評価・表現して活かすソムリエ講座の2種類の講座があります。

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 パルファン サトリ「フレグランススクール」 

➤ 「フレグランススクール」に関連するブログ

➤ スタッフ募集はこちら -香りが好きでお仕事したい方を募集中-

3月3日 ジャスミン調香体験講座 Jasmine seminar

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3月の体験講座のお知らせです。

今年度最後の体験講座はジャスミンの調香をおこないます!

4月開始のフレグランスデザインコースをご検討中の方は、是非この機会にお申込ください。


日程: 3月3日(土)午後13時30分から約90分 

場所: パルファンサトリ 2階 アトリエ 

受講料・教材費: 10,000(10,800円税込)  (要予約)

締め切り: 2月27日(火)

定員: 5名


一般に手にする事の出来ない単品香料を使って、香水を調香してみましょう。

香水がどのようなものでできているのか、どのように作られるのかの疑問にお答えします!

中身を理解する事で、香水のつけ方にも、いっそう磨きがかかる事でしょう!


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ジャスミン・ノートはメンズフレグランスにもよく使われる香りです。


体験講座では、ジャスミンの香りを1/2オンス(15cc)つくります。

香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。


申込み、お問い合わせメール: https://parfum-satori.com/jp/contact/

※お問い合わせメールでのお申し込みには
 ①お名前②ご住所③お電話番号
 を必ずご記入ください。

 受講受付の返信メールをもって申込み完了となります。


ご質問などございましたら、そちらも上記URLよりメールかまたはお電話にてご連絡ください。

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106-0032 東京都港区六本木3-6-8 OURS 2F    

TEL 03-5797-7241 

 最寄駅からの順路➤地下鉄南北線 「六本木一丁目」駅 西改札より徒歩3分

     または➤地下鉄日比谷線、大江戸線 「六本木」駅 3番出口より徒歩7分


     ※矢印の順路は、坂がなく歩きやすいルートです。↓
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アオモジ 香料 Litsea cubeba

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アオモジ(青文字)とケイオウザクラ(啓翁桜)を一緒に活ける春のアトリエ。買ったときはまだつぼみばかりで、小さな青い実にも見えた。今日はもう、はじけるように中から黄色いしべがのぞいている。


春先の「枝もの」として花店によく並ぶアオモジ。ひとつづつは地味な花なのだが、集まると趣(おもむき)があり、他の花との組み合わせも相性がよい。



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枝を折ってもいいにおいがするのだが、どの先っぽにも若葉がついて、手折るのがためらわれる。
下の方の枝をちょっと爪で引っかいてにおいをみる。



クスノキ科の植物はいい香りのものが多いようだ。茶道で使う楊枝(ようじ)の黒文字(クロモジ)や、シナモン、ゲッケイジュも同種である。



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アオモジ(リツェアキュベバ)の果実からは香料も得られる。多くは中国で採油され、メイシャン、メイチャン(May Chan)、Litsea citriodora,とも言う。果実は緑からやがて濃い紫に熟す。

レモンの様な芳香を持ち、柑橘類に多いシトラールを含む。よく嗅ぎこむと、グリーン、スパイシーな要素もある。
 
 
8年前にもアオモジについてブログに書いている。


毎年、一度は飾りたい、春の花木。





香水をプレゼントするとき A perfume gift

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香水はフランスでは男性から女性に贈るギフトの定番。
どんな香りが好きなのか、どれが似合うかなどと考えながら、形にない「香り」というものをセンスよくチョイスし、プレゼントできたらとても素敵ですね。
しかし、香水えらびは自分のものでさえもなかなか決めるのが難しいもの。
大切な人へのプレゼントとなると、さらに迷ってしまいます。

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パルファン サトリでは、女性にお勧めのフェミニンタイプと、男性とも一緒に使えるシェア・フレグランスタイプの、2種類のレフィルセットをご用意しております。
10種類の香水を実際に肌につけ、香りの変化もお試しいただける、プレゼントや香水を探しの方におすすめの商品です。

お二人で一緒に香りをお試しいただき、同じ香水をつけるのもロマンチックですね♪
ペアルックは恥ずかしいけれど、目に見えない香りなら二人だけでひっそりとシェアできます。


★3月14日まで!ギフトラッピング無料キャンペーン中★
ゴールドのリボンとオリジナルのメッセージカードをそえたラッピング。
パルファン サトリのショッパーも一緒にお送りいたします。
※オンラインでご注文の際は、「ギフトラッピング」をあわせてカートへお入れください。
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ケイオウザクラ 啓翁桜 Prunus 'Keiouzakura

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啓翁桜(けいおうざくら)は、お正月明けくらいから、たぶん、お花屋さんで一番最初に出回る桜ではないだろうか。

だんだんと日が長くなってきて、春らしい日差しに、こころなしか気持ちが明るくなってくる。
出先から急いで帰る道、思わずいつものお花屋さんで足を止める。

「アトリエの花も終わりかけているし・・・。」
2月はじめに買った時はつぼみが固すぎて、ついに開かずじまいだった啓翁桜(けいおうざくら)を、もう一回買うことにした。

「すみません、この桜、啓翁かしら?うん、ここんとこで枝を切ってください。これと、あっちにある黄緑色い丸いやつ、あ、アオモジ(青文字)ね、それから、これはコゴミ?ゼンマイですか。じゃあ3本くださいな」
お店の旦那さんが打てば響くように答えてくれるので、手際よく買うことができた。

紙でくるまれた花木を小脇に抱えてせわしなくアトリエへ。六本木の雑踏(ざっとう)を歩きながら、帰ったらあれもして、これもして、と作業やら用事が頭に浮かぶ。



とりあえず紙ごと、バケツにたっぷりの水に置いておく。

一段落ついたところでようやく枝を分けていると、だんだんと花に心が向き合い、本当にゆったりとした気分になってくる。黒々とした桜の幹の節くれだったさまと、薄紅色の少し繊細な花のコントラストが美しいと思う。



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背の高い花瓶には、さくらの太い枝とアオモジを投げ入れる。ボリュームがあって一気に華やかな雰囲気だ。


一方で、桜の大きな枝は途中で二つに切ったため、下の方につぼみのついた小さな枝がたくさんついている。活ければこのツボミたちは水没してしまうだろう。

そこでチョンチョンと小枝を落とし、それらはまた背丈にあう花器に活ける。一番短いさくらの枝はビーカーに挿した。





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「こんなに忙しいのに、なぜわざわざ手がかかることをするんだろう・・・。」と問わず語りに想う。水揚げし、水切りし、日々水を変え、そのつど向きを直し、場所を選らび。。。できるだけ寿命を全うさせたい。

しかし花は世話をされているとは思っているまい。

花は、花であることだけで価値があるのだから。











フレグランス デザインコンテスト 2017年度 授賞式 Fragrance design contest② 

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パルファンサトリのフレグランスデザインコンテストは、年に一回。毎年のパーティではその授賞式が行われます。

2017年度はコンテストも5回目になり、そのテーマは「オリエンタル」

スクールのコンテストでは、従来の西洋から見た「オリエンタル・タイプ」を作るのではなく、自分なりの解釈で、新しい「オリエンタル」を期待するものです。


その中で、グランプリの「Singapura(シンガプーラ)」は、「オゾン・オリエンタル」というジャンルの可能性をしっかりと感じさせてくれる作品で、オリエンタル香調という既成概念にとらわれない、新しいカテゴリに挑戦した点を特に評価しました。

また、①アイデアの新鮮さと②香りとしてのまとまりのよさ、両方が決め手となって選ばれました。


<2017フレグランス・オブ・ザ・イヤー(グランプリ)>
「Singapura(シンガプーラ)」

製作者 FDS Shinako(佐藤姿子さん)

タイプ: Ozone oriental (オゾンオリエンタル)

イメージ:
「猫の品種のシンガプーラという音の響きがインスピレーションです。西洋から東洋をイメージしてオリエンタルという異国の地へ想いを馳せたように、シンガプーラという響きが未だ知らぬ地のようで神秘的でエキゾチックな猫に重ねて表現してみました。セピア調のオレンジブラウンの艶やかな毛並みにキリッとしたアーモンド型の瞳。しなやかで神秘的でもある小さな妖精のような猫。」


<優秀賞> 「AMATERASU」 FDS FDS Shoko

タイプ: アロマティーク・オリエンタル

<優秀賞> 「kaleidoscope(カレイドスコープ」 FDSかよりん

タイプ: フルーティオリエンタル



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今年もコンテストの審査は、フランスと日本の両方で行われました。フランスチームからも、ひとりひとりの作品に対して、手書きの評価カードが送られました。

 
コンテストも第5回になり、全体の水準がとても上がってきています。惜しくも選を漏れた方々の作品にも、まとまり、アイデア、それぞれ魅力的な顔が見られました。生徒のみなさまの成長が感じられとても嬉しく思っています。来年のコンテストの作品が楽しみです。


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2018年フレグランスオブザイヤー、グランプリの賞品はパーティのご招待のほか、
受賞作品を香水瓶にボトリングしたものや、ローズ、ジャスミン、ミモザなど天然香料(ピュア)5種類×10g、その他、スポンサーからはボディソープ、ディフューザー、オリジナルノートが送られました。




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パーティでは、お食事の後のデザートタイムに参加作品の鑑賞会をしました。

ひとりひとりの香りとイメージ、説明を見て、感想をメモします。他の方の作品をみることで、自分の創作の幅も広がってきますね。


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さて、第六回2018年度の「フレグランスデザインコンテスト」のテーマは・・・「和食」です。

コンテストの審査を担当してくださっているフランスのPCW社社長から
「日本の発酵食品である味噌(みそ)や醤油(しょうゆ)のアコードを持つ、ユニセックスのウッディの香りに興味がある」
とヒントを頂き「和食」に決定しました!


このテーマに関しては、ビデオレターで服部 幸應 先生からも期待の声を寄せていただいてます。

募集要項は後日UPします。


2018年の応募締め切りは9月末。在校生、OB、また4月に入学される方も参加できます。

また、スクールでは、コラージュコンテストやSNS内のフォトコンテストの授賞式も同時に行っています。いずれも豪華賞品がたくさんです!



どうぞこれからも「香り」ある毎日を楽しんで、素敵な香りを作って下さい。来年も皆さんの作品にお目にかかれるのを楽しみにしています!






お知らせ

☆体験講座:2月17日(土)「香水ソムリエ®」のためのコラージュ体験&オリエンテーション

☆2018年4月スタートのフレグランスデザイン講座&香水ソムリエ®講座 申込受付中 

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フレグランス パーティ 2018のご報告 Parfum_satori_party①

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2018年、立春のこの日、パルファンサトリフレグランススクールのパーティを開催し、恒例イベントである「フレグランスデザインコンテスト」の授賞式を致しました。

パーティは、フレグランスデザインコンテストとあわせて、今回は第6回目を数えることとなりました。はじめは少人数で始めた会も、こうしてたくさんの生徒さんに集まっていただくことができるようになり感無量です。

新旧の生徒の皆さま、支えてくださいました関係者の皆さまに心から感謝しております。


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パルファンサトリのフレグランスデザインコンテストは、年に一回行われます。

乾杯のあとゲストのご挨拶、そしてフレグランスデザイン、フォトコンテストグランプリ、修了証の授与などの後はランチタイム。


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会場には、コンテストの出品作品や1級修了の方の卒業作品なども展示されています。




遠方から来られた生徒さんや、久しぶりに会うOBなど、お食事中は香りについてや作品作りについてのお話で盛り上がりました。

デザートタイムでは、コンテスト参加作品の鑑賞会、講評がありました。


会場は東京アメリカンクラブ。心配したお天気も快晴で、穏やかな日曜の午後に、香りを満喫いたしました。

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フレグランスデザインコンテストの授賞式については次回ご報告します。






お知らせ

☆体験講座:2月17日(土)「香水ソムリエ®」のためのコラージュ体験&オリエンテーション

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アオキ  Aucuba japonica

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アオキは昔の家の裏庭にも植えられており、花よりも冬の実のほうがよく目立ち、記憶にある。

長いこと、ありふれた植物と思い心にとめるほどでもなかったが、新宿御苑を見るべき花もなく所在なげにただ歩いている冬の朝、ツヤのある葉の奥にひと群れ、ふた群れとなる赤い実が目についた。

卵型の、2センチほどの実は枝の先に房となって下がっている。花は春。目立たない花なので気がついたことがなかった。



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「アオキか・・・。昭和なイメージ」

「平成」ももう残りわずかというのに、まだ「昭和」を引きずっているのだろうか。のんびりとした世の中のせいなのか、自分の年齢のせいなのか、当時は一日がとてもゆっくりと過ぎていたと思う。

子供の頃住んでいた畳の座敷で、兄たちにまとわりついていたあの頃が、走馬灯のように思い出される。

のいちご、桑の実、やまもも。
外で遊んでいると、実(み)を見れば摘んで口に入れてみる子供たちもいたが、私は食べるものには慎重なほうだったので、野生の実を食べたことはほとんどないと思う。アオキは苦いらしい。




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寒いので温室に避難する。こちらはアラビアコーヒーの木。コーヒーの実は茎がなく、枝の上に直接ついている。

「珈琲の花はジャスミン調の香り」と、そう書いたものを読んだことがあるが、ジャスミンのあのこっくりとした甘さは少なく、思いのほかすっきりとしたシトラス、グリーン、フローラルな香りだった。




冬には赤がことのほか目に暖かい。
しかし、暦の上ではもうとっくに春がきている。いよいよ、パステルの光が待ち遠しいことである。







栴檀(せんだん)は双葉より芳し、は白檀(びゃくだん)か?Meliaceae

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朝アトリエにむかうのに、いつもとは異なる道を通ってみる。坂を下り切って大きな道へ出るとところ、角が三角に切り取られた空き地に、葉を落とした雑木(ぞうき)が4-5本固まって立っている。

ふと見ると、頭上に鳥が群がっていた。

「ムクドリかな。」

よく見ると、木の梢(こずえ)には実が生(な)っているようだ。小さな丸い金色の実がたくさんついている。それを食べに集まっているらしい。

地面には、銀杏(ぎんなん)のような黄色い実が落ちているが臭くはない。



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木の反対側には札(ふだ)がついているのが見えたので、回り込んで覗(のぞ)いてみると「センダン(栴檀)」と書いてある。

「栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)」、という諺(ことわざ)が頭に浮かぶ。栴檀、すなわち白檀(びゃくだん・サンダルウッド)は小さいころからいい香りがする。転じて、優秀な人は子供のころから出来がよいというようなことだったと思う。

「え?これが栴檀?つまり白檀ってこと?」そう思ってまじまじと樹皮も観察するが、どうみてもこの樹はビャクダンではない。

札(ふだ)には学名も書いてあり、たぶん公園課とかの専門家が書いているのだから間違いなかろう。ごていねいにQRコードまでついている。


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そう思ってコードを読み取り、アトリエでいろいろと調べてみた。すると意外なことが分かった。

「日本で呼ばれる栴檀(せんだん)と、インド産の栴檀、つまり白檀(びゃくだん)は別物。」「白檀は芽が出たばかりの双葉の時は匂いがしない」という二重の間違いがあるようだ。

この日本産の木には、千個もの団子がつくことから、「センダン」という名になったようだ。いつの間にか別の漢字が当てられて混同したものと思われる。

そして匂いに関していえば、確かに白檀油(サンダルウッドオイル)は材の芯の部分から採油され、そこまでの成長には20年かかるので、うっすらと「なんか変だな?」とは思いつつも、「葉にも匂いがあるのだろう」くらいに思っていた。
双葉ではないが、例えばヒノキやヒバも材(ざい)だけでなくリーフからも採油されるし。。。




とはいえ、この「栴檀は双葉より芳し」という意味は、多くの人が知る慣用句としてひとり歩きしているのだから、それは間違いではなく、それが言葉の運命というものだろう。


5月には花も咲くそうなのでぜひまた通って見てみたいと思う。


犬も歩けば棒に当たる。さとりも別の道を歩けば、なにか発見があるものだ。
ひとつ賢くなって、嬉しい朝の出勤であった。










パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

SATORI'S ピックアップ

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本店を移転いたしました!<br/>@六本木ショップ/アトリエ

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「パルファンサトリは、本店を六本木に移転いたしました!
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Tel 03-5797-7241

オードパルファン<br />SATORI(さとり)

オードパルファン
SATORI(さとり)

同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香りを表現したパルファン サトリの代表作品です。

ギフトに!お試しサイズ<BR/>10本レフィル

ギフトに!お試しサイズ
10本レフィル

ちょっとしたギフトに、10本レフィルA。パルファンサトリの香りを少しづつお試しいただけます。フルボトルをプレゼントする前に、二人で一緒に香りを選びましょう。3240円。

  「 レフィル」のご紹介 

フレグランスデザイン講座 <br/>パルファンサトリ

フレグランスデザイン講座 
パルファンサトリ

調香を学び、オリジナルの香りを作る講座です

抹茶の香り<br/>織部(おりべ)

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ほろ苦い抹茶のグリーンとふわっとした泡立ち。すっきりとした甘さが残ります。

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