
2017年7月アーカイブ

引っ越しのお祝いに頂いたもの。
インテリアのものを贈るのって、とっても難しいものだと思うけど、センス良く選んでくれた。私の好みやアトリエをよく知っているからこそできることだと思う。
とろんとした黄色い光を飽かず眺めているとどことなく懐かしい気がする。レトロな色と形が、幼いころに訪れた洋館のイメージを彷彿とさせるからだろうか。
続きを読む: ガラスのペンダントシェード Lamp shade

静かな、夏の新宿御苑。フランスから戻って1ヶ月あまり、久しぶりに訪れてみる。
代々木から六本木にアトリエを移してしまったために、ちょっと通勤の途中でより道をして新宿御苑を散歩する、というわけにはいかなくなった。
この日、わざわざといった体(てい)でやってきたが、やっぱりいいなあ。都内に新宿御苑ほど自然の豊かで植物の多い公園は知らない。

池のほとり、ミソハギ(禊萩)の濃い桃色の花が、緑の中にひときわ鮮やかだ。ミソハギはお盆のころに咲き、仏花として用いられる。

揺れる若いガマの穂も夏らしい。増水したために池の水が濁っている。

まだ固いガマの穂。冬には真っ白い綿を吐き出すのだ。四季のめぐり合いを見ているからこそ、愛しさがつのる。

前日の雨で、ずいぶん涼しく感じられる。とりわけ樹木を抜ける風はひんやりと爽やかだ。
新宿御苑の母と子の森は、夏休みの林間学校を思いおこさせる。懐かしい光景と、降るような蝉時雨(せみしぐれ)。蒸れた草の匂い。
ここには私の嫌いなもの以外、何もかもがある。

ズグロッピーノ(Sgroppino) というウォッカベースの甘いカクテル。
今日はまた少し暑くなったので、オランダで飲んだ冷たいデザートドリンクのことを思い出して書いてみる。

この日のアムステルダムは7時でもまだ昼のように明るい。天気もよいのでフラットの近くのイタリア料理店の外の席で食事をする。アニョー(子羊)などをたっぷり食べた後、デザートの代わりに何か飲みたいとリクエスト。すると赤い口紅を塗ったきれいなお姉さんが、お店のオリジナルのリモンチェッロがあるとかなんとか。
てっきり、グラスに入ったリモンチェッロが出てくると思いきや、大きなステンレスのボールを抱えてきた。

中にはシャーベットのようなものが???

ウォッカをボールに注ぐと、おもむろに泡だて器でかき混ぜはじめた。

「お次はプロセッコでございます。」

プロセッコ、ドバドバ。

ふわふわになるまで、混ぜる、混ぜる。

注ぐ。

ひとくち頂くと、レモンの香りがする。スムージーのように冷たくて飲み易い。最初に用意されたのはレモンシャーベットだったのか?それとも、リモンチェッロを使ったシャーベットだったのかな?飲み易いけどそれなりのアルコール度数のはず。

あとで、なんという飲み物なのか調べてみた。おさらい。
このズグロッピーノは、レモンのアイスにウオッカとプロセッコが入っている。プロセッコは、プロセッコ種のブドウから作る、イタリア・ヴェネト州の発泡性ワインである。
アムステルダム、滞在したフラットのすぐ近くのおいしいイタリアン。
DI BRUNO https://www.dibruno.nl/
続きを読む: オランダ便り13 ズグロッピーノ Sgroppino

今まで飾り切れずに仕舞ってあった絵がたくさんある。アトリエが新しくなったのを機に、額の中身を変えてみる気になった。
これは葉脈標本を並べたもの。私は全然ノーマークだったのだが、絵を広げているうちに友人が「これ素敵!」と選んでくれた一枚である。白い壁に金茶の色合いが映えて、明るい軽やかな雰囲気である。思わぬ掘り出し物であった。
この絵の入手のいきさつは過去のブログに書いてある。2年前の出張で、パリの古書店でルドゥテの植物画を買ったとき、一緒にもらったもの。店主が言うには18世紀の作だとか。
➤2015/7/15 パリの古書店の記事より
何年もしまい忘れた包みが開かれるたび、懐かしさがホログラムのように立ち上がってくる。
昔、価値があると思っていたものがそうでもなかったり、またその逆もあって面白い。それが成長というものなのか?変容というものなのか。
人生ってわからないものである。
続きを読む: アンティークの額、葉脈標本 Skelton Leaf

ガラスでできたアンティークの時計。色がとろっとセピア調で可愛い。
もうずっと長いこと、調香オルガン台の上に置かれていたのだけど、今度は香水の飾り棚の上におくことにした。
後ろに見えるのは、自作のミニチュア調香オルガン台。
こんな風に下から撮ると、自分がこの小さいサイズになったみたい。
続きを読む: アンティーク時計,Clock

ガレの花瓶。パリのクリニャンクールで2003年に購入。
引っ越しをすると、しまい込んでいたものなどを再発見して懐かしいものである。
このガレの一輪挿しは、14年前の夏にアシスタントのR子ちゃんと二人でパリに行ったときにみつけたもの。
新しいアトリエに飾ってみようかな、と思って出してみた。17センチほどの高さで、ナスタチュウム(キンレンカ)と紫陽花の装飾がほどこしてある。
これを買ったのは、パリの知り合いの骨董屋さんグループについて、クリニャンクールへ行った時のことだ。
クリニャンクールは屋台のような蚤の市のほかに、プロも仕入れに行くショップのエリアがあり、当時はまだまだ掘り出し物があったりした。
骨董屋さんたちは仕事で大物を買い付けに来ているので、途中から別行動となり、私とR子ちゃんは古い香水瓶を探してお店をまわる。やっぱり、さすがフランスにはレアものがたくさんある。ラリックの有名な香水瓶はそれなりの値段だ。
そうしてあちこち歩いているうちに、回廊のようになった大きな建物の一角で、ふとこのガレの花瓶が並んでいるのを見つけた。
やや薄暗い廊下から、そこだけ光が射し込んでいるように見えたものだ。それがもう、一目で本当に好きになってしまった。
絶対高いに決まっているのに、どうしても欲しくてお店の人に値段を聞いてみる。やっぱり、当時の私には、手を出すにはちょっと難しい金額である。
「一つなら何とかなるかな...。でも、一緒に飾ってあるからいいので、2つ買いたい。。。やめようかな。。。でも欲しい」
手に取ったり、眺めたり、ずいぶん長い間迷いに迷って粘った結果、交渉が成立して両方買うことにした。こういう店に珍しくカードが使えた(と思う)。
支払いを済ませたころ、連れてきてくれた骨董屋さんもその店にやってきた。私たちを見つけると「どれ買ったの?」と冷やかされる。
「これとこれをこの値段で買った」と説明すると、「それはいい買い物をしたね!この後ろのラベルを見てもちゃんとしたものだってわかるよ。」とほめてくれたので嬉しかった。
その後、日本に帰ってからもその人に、「あれ、売る気ない?」と2度ほど聞かれたので、こういう小さな作品は、なかなか人気のあるものなのだろう。
まあ、そんなわけで気をよくして以来、クリニャンクールには一人で地下鉄に乗って何度も行ったりしたが、その路線はあまり安全ではないので、のちにバスで行くようになった。香水のアンティーク本もずいぶん買った。
あ!そういえば、あの希少な古本はどこに行ったのだろう?本が入ったまま、まだ開けていない段ボールが一山あるから、それだけは取り出しておかなければ・・・。
↓コレ

「アンティーク香水の骨董本パリ」の記事➤

本店とアトリエを六本木に移転した。
まだ引っ越し荷物が残る中、DIY女子としては、「あれもこれもやりたい、作りたい」ものがたくさんあって、自分の机の周りも片付かないくせに、せっせと部屋のインテリアに励んでいる。
作りこんでいくのはよいのだが、私の場合は片付けるより散らかすほうが多いので、ここまで整理されたのはスタッフの力によるところが大きい。
というわけで、少しずつアトリエが整っていくのはとても楽しい。ちょっとづつ写真も載せていけたらいいなと思っている。
この写真はベルギー製のシャンデリア。小ぶりで繊細な感じが気に入っている。
フレグランスデザイン講座 調香体験教室 バラの香りを作る
移転後初めての体験講座は7月29日(土)13:30~
パルファン サトリの新しいアトリエにて開催いたします。
フレグランスデザイン講座をご検討の方は、ぜひ体験受講をお受けください。
調香体験講座では、バラの香りを1/2オンス(15cc)つくり、きれいな香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。
受講料・教材費 10,000円(税込10,800円) 約90分
☆要予約 お問い合わせメールでお申し込み下さい。お名前、ご住所、お電話番号を必ずご記入ください。
申込みはメールで➤ https://parfum-satori.com/jp/contact/
こちらから、受講受付の返信メールをお送りします。
受付メールが届かない場合や、席数のご確認などは電話でご連絡下さい。
電話でのお問い合わせ➤パルファンサトリ 03-5797-7241
☆キャンセルの場合は必ず前日までにご連絡下さい。
☆定員になり次第締め切らせていただきます。
もっと詳しく ➤http://parfum-satori.com/res/images/school/pdf/trial.pdf

パルファンサトリは、六本木に移転いたしました!
新しいショップとアトリエでみなさまのご来店を心からお待ちしております☆

または➤地下鉄日比谷線、大江戸線 「六本木」駅 3番より徒歩7分
➤大きなコインパーキングが隣にあります


①地下鉄「六本木一丁目駅)(南北線)」 からのルートです。
From Roppongi-Icchome Station.

②もっとも便利な「西改札」から出ることをお勧めいたします。
西改札より、六本木グランドタワー方面、タリーズコーヒー手前の長いエスカレーターを登りきってください。Go outside from Exit West (gate) , and walk toward Sumitomo-fudosan Roppongi Grand tower. Take an escalator this side of Tully's Coffee ,and go up again with another escalator on the left side.
地上へ上がり、右へ進んでください。
Go right side from the exit.

③ 20メートルほど行きますとガソリンスタンドがありますので、手前を右に曲がってください。
Go straight for 20m, and turn right this side of this gas station.

④ 途中にファミリーマート(コンビニエンスストア)があります。
そのままさらに、100メートルほどまっすぐ進みます。
Family Mart is on the way(on your left). Keep going down.

⑤ つきあたり(コインパーキング)の左手の建物の2階です。
Next to a parking area at the end of this street.
Parfum Satori is on 2nd floor.

曲がって100メートルほど行ったつきあたりにもコインパーキングがあります。その手前、左のビル2階がパルファンサトリの「本店・アトリエ」になります。

建物入口のインターホンで「201」を押して下さい。
本店(アトリエ兼ショップ)では、パルファンサトリの全ての香りをお試しいただけます。
また、実際に使われている調香オルガン台をご覧いただけるほか、一般にはなかなか目にすることのない香料素材もございます。
アトリエならではの、香水が誕生するプロセスを感じて頂ければと思います。

一方、貴重なアンティークの香水コレクションや香水関係書籍が並んだ、暖かくノスタルジックな空間でもございます。
さまざまな名香を楽しんでいらっしゃった方、香水をもっと深く知りたい、自分の香りを見つけたいとお考えの方、いろんな香りに興味のあるすべての方々を心地よくお迎えできるよう準備をしてまいりました。
皆様のご来店を心よりお待ち申しあげております。
住所:〒106-0032 東京都港区六本木3-6-8 OURS 2F
電話番号:03-5797-7241
営業日:月曜日-金曜日 11:00am-6:30pm
土曜日 11:00am-6:00pm
(日曜日、祝日はお休みです。)

A hide away for perfume lovers in the heart of Tokyo.
Surrounded by hundreds of precious antique perfume bottles, this warm, and somehow nostalgic, Salon welcomes anybody who wish to learn more about perfumes, or those who wish to find their own unique fragrance.
You can encounter here the deep world of Perfumery.
Our Atelier / Main Store (2F) has all PARFUM SATORI products in store for you to try.
Address : OURS 2F, 3-6-8 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 106-0032 Japan
Tel : 03-5797-7241
E-mail : info[at]parfum-satori.com
Thank you for kindly replace "at" by "@" when sending an e-mail.
Products : http://parfum-satori.com/jp/topics/products/
Press : http://parfum-satori.com/jp/topics/english/
Official blog : http://parfum-satori.com/blog/parfum-satori-blog/

日本国内やヨーロッパ・アメリカの、パルファン サトリ取扱店舗一覧です。
■国内
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■海外
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※店舗によって取扱アイテムが異なる場合がございます。

日本に帰ってきてもう2週間になるというのに、まだオランダ便りが終わらないほど、たくさんの体験をした。とりあえずオランダ便りはしばらくお休みして、また日常のことなど書いてみたい。
7月4日、母の毎朝の一服で、可愛い、焼き物の小箱が飾られていたので、これは何かと尋ねると、「今日はアメリカの独立記念日だから」という。
本来はリモージュ焼のピルケース。大昔、銀座「和光」で買ったそうである。

母は一目見て、これはアメリカの独立宣言書に違いないと思い、香合として見立てようと購入。毎年7月4日にはこのリモージュの小箱を、古帛紗(こぶくさ)の上に乗せて飾る。
本当の独立宣言書の文章とは違うみたいだけど?羽ペンも乗っているし、アメリカの国旗も描いてあるので、そうなのかな、、、と思うが。
ケースが入っていた箱の説明書にも、この意匠についての解説は乗っていなかったので、本当のことは知らない。
☆移転のお知らせ
新住所にお引越しいたします。
7月8日(土)~10日(月)まで休業、オンラインは休まず受注いたします。
新しいアトリエで皆様のお越しをお待ちしております!
<新住所>
東京都港区六本木3-6-8 Ours 2F
パルファンサトリ
新しい場所の地図は7月10日より掲載します。

初日、ショップで3つのインタビューを受けたあと、「satori,お疲れ様!ディナーは何が食べたい?日本食?」と聞かれたので「ぜひオランダ料理なるものを!」とリクエスト。連れていかれた典型的なダッチレストランで、翌日のイベントを前に乾杯。

メニューはすべてオランダ語。お酒の説明を聞くだけでもかなり時間がかかる。ジュネバというお酒の種類がとても多いと思ったら、このジュニパーの香りのお酒がイギリスにわたってジンになったという。

これは食前酒で、私は右の、バラとすみれの香りがする、フローラルでマイルドなお酒。色がわかりにくいが、きれいな紫色をしている。
おそらくだけれども、上のメニューの下から4番目にある「Vergeet me niet」というお酒だったと思う。英語なら「 Forget me not」か。「私を忘れないで」というロマンチックな名前。
VをFで発音すると、なんとなく英語と音が近くなる。

オランダはワインの産地が極めて少ないので、ダッチワインが置いてあるのは珍しいそう。Hollandでも、ドイツ国境に近い方でわずかに生産されるとか。
ラベルはオランダの王室の色、オレンジ。

オランダでよく食べられるニシン(Haring)と野菜の前菜の盛り付けは絵画的。ビーツや、ラディッシュなどが飾られている。
「時々ニシンを丸ごと頭から食べるのがオランダ流だと思って、、顔を仰向て食べている観光客がいるけど、あれは田舎の方の食べ方で、アムステルダムじゃ、そんなことはしないのよ。」
と笑いながらいうTさん。
メインはお肉。思いのほか量が程よくて安心。

背の高いカッコいい若いお兄さんがついでくれるのはラストの南アフリカとポルトガルのポートワイン。
5種類のチーズに合わせて2種類を選んでくれたデザートワイン。
みんな、体が大きいせいか、とってもたくさん飲む。この前にすでに食前酒飲んでワインのボトルも開けている!

左の方が南アフリカ。まだ若くて軽い。右のポルトガルのワインはどっしりとして重く、ゴルゴンゾーラとか匂いの強いチーズによく合う。

食事が終わり、夜10時を過ぎてようやく空が群青(ぐんじょう)色になる。街の夜景、そしてトラムの線路が描く曲線。ほんのりと酔いもあって、まるで、絵画の世界に紛れ込んだような気分。

フィンセント・ファン・ゴッホ(ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)ミュージアム(Van Gogh Museum)へ行く。
奇しくも、昨年も同じ6月13日に訪れていた。その時はパリ行きの列車の時間がせまっていて、国立美術館のみ見学し、ゴッホ美術館は前を素通りだったのだが、今回はじっくりと一日かけて見る。
中のカフェでランチもとった。ランチのあとでまたぶらぶらする。
しかし、とても混んでいる。「ひまわり」の前は、午後になるにつれイモの子を洗うようだ。やっぱり人気があるんだなあと改めて思う。
花や植物の絵は好きだけれども、人物の絵などを見ていると、肩のあたりがどんどん重くなってきてしまい、出たときにはとても疲れていた。

Vの発音はオランダ語では[f]となる。
あくまでも、「あえてカタカナで表記すると」ということだが、彼はオランダ生まれなので、フィンセント・ファン・ゴッホが正しいらしい。英語圏ではヴィンセント・ヴァン・ゴッホと読まれ、私も昔はそう習ったと思う。
アムステルダムのスタッフにVickyさんという女性がいる。ずっとメールでやり取りをしていて、ヴィッキーさんだと思っていた。実際に会ったばかりの頃、後ろから「ヴィッキー!」と呼んでもちっとも振り返ってくれなかった。読み方が違ったのだと後に知った。正しくはフィッキーさんである。
また、高校生の頃、ロンドンで英国人に
「ナァポォゥリィアン知ってるか?」
と聞かれ、
「なにそれ、スパゲッティ?」
と答えると、
「え!知らないのか!!」
と馬鹿にされ、誰のことかと思ったら、ナポレオン(ボナパルト)だったという、恥ずかしいのか恥ずかしくないのかよくわからない体験がある。
というのは置いといて・・・。
ゴッホミュージアムは館内の真作の写真撮影は禁止。写真を撮ることに夢中になり、絵の本当の良さを味わうことができない昨今の風潮を憂いて、この美術館ではあえて禁止にしているそうである。その代わりに、スケッチをしてくださいということらしい。
だから作品の写真は撮らなくて、確かにゆっくりと観ることができた。
ただし・・・。

この写真は、大きなゴッホの自画像の前でポーズをすると、自動で撮影をしてスマホに送ってくれるという、備え付けのカメラとアプリの美術館内のサービス。私のように一人で来ていても、ちゃんと記念撮影ができるというわけ。もちろん何人で来ても、全員で撮れる。絵が大きいから、自撮りよりもいいと思う。
観光客よろしく、やってみた。カメラの横のタッチパネルを操作してアイコンを押すと、数秒後にシャッターが下りるので、急いで絵の前に走って行ってポーズする。最初はモタモタしてて、後ろを向いているところでシャッターがおりて、2回目も失敗、3回目に挑戦してようやく撮れた。
モニターで今撮った写真を確認し、メールアドレスを打ち込むと、それをスマホ送ってくれるというわけ。(フェイスブックでフォローも必要だったかも。)
これ、最初は人気がなかったのに、撮っているうちにどんどん人が並んで、一人であたふたしているのをみんなが見てるから恥ずかしかった。
後で知ったのだが、この前の日に行ったアーネム(Arhnem)には、ゴッホ・コレクターによるプライベート美術館があるらしく、すいていてゆっくりと見れるらしい。あまり知られていない「ひまわり」などがあるそうで、返す返すも惜しいことをしたと思っている。