Parfum Satori

2017年1月アーカイブ

2種類の限定ボトルが新たに販売!Oribe(織部)& Black Peony(牡丹)limited edition

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パルファンサトリ リミテッドエディション(限定ボトル)に、さらに2種類が加わりました。

パルファンサトリのベーシックコレクションから、2種類の"リミテッドエディション"15ml が発売されました!

今回の2種類(織部・牡丹)は漢字でエッチング(彫り加工)がほどこされています。

エッチング加工のされているボトルは他に合歓・苔清水の全部で4種類。


ベーシックコレクションからの発売です。

ギフトにも最適、パルファンサトリの香りを美しい限定ボトルでお楽しみ下さい。




香り種類:織部(おりべ)

*織部のエッチングあり
種類:オードパルファン
容量:15ml

価格:7500円(税別)
ボトルサイズ(25mm×38mm×65mm)
ボトルタイプ(ストッパー式キャップ/アトマイザーではありません)
箱サイズ(35mm×48mm×75mm)




☆限定ボトルの織部のお買い物リンクページ


織部の詳しい説明はこちら


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香り種類:ブラックピオニー(牡丹)

*牡丹のエッチングあり
種類:オードパルファン
容量:15ml

価格:7500円(税別)
ボトルサイズ(25mm×38mm×65mm)
ボトルタイプ(ストッパー式キャップ/アトマイザーではありません)
箱サイズ(35mm×48mm×75mm)




どうぞよろしくお願い致します。


プレミアムコレクションの限定ボトルもまだ少し在庫ございます。

(さとり、イリスオム、ワサンボン、サクラはエッチング無し)

お買い物ページはこちら↓

➤「さとり」限定ボトル

➤「イリスオム」限定ボトル

➤「わさんぼん」限定ボトル

➤「さくら(桜)」限定ボトル


※↑リンクページは限定ボトルのご注文ページです。品名をお確かめの上ご注文下さい。数量限定のため無くなり次第終了させて頂きます。

(さとり、イリスオム、ワサンボン、サクラはエッチング無し)

オランダ便り AMSTERDAM⑦街

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オランダの人は背がとても高い。

社長さんとスタッフの方はみんな私より背が高く、女性なのに170センチ以上ある上、高いヒールをはいているので、並んで写ると163センチの私は小学生みたいに見える。

世界で一番背の高い国民はオランダの人なんだそうだ。
右は社長のターニャさん。足が長くてかっこいい。

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運河沿いの街並みはシック。
同じように歴史があっても華やかなパリとも、重厚なロンドンとも雰囲気が違う。

ましてやサンパな南仏から飛んでくると、そのギャップに戸惑ってしまう。


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アムステルダムの市内はトラムが走っている。
ニースでも、シドニーでも、トラムに乗りそびれてしまったので、いつか乗りたいと思っている。

後ろに見えるのは楡(ニレ)の木。ELM、エルムという。
日本でいう桜のように、オランダではとても愛されている樹木なのだそうだ。
運河に沿って並木もある。

新宿御苑にも姿の良い大きな楡の木があって、春の芽吹きの若い緑が特に美しい。こんもりとして少し横広がりなので、ヨーロッパのニレとは種類が違うのかもしれない。

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デルフィニウム、キンセンカ、カンパニュラ、ストック、などなど。
活け花をイメージしてお花を用意してくれたのだけど、色の取り合わせが大胆だ。
異国情緒があって、これもまた素敵だと思う。


シーボルト先生は、もとはドイツの方だけど、
長崎の出島から日本の植物をたくさんオランダに送った。

日本は花がとても多い国だと言ったそうである。

植物は世界中を巡り、行き来してきた。
国内から出ていき、外からも入ってきたので、どこが原産と競っても仕方がないことだけれど、
「日本独特の花の愛(め)で方がある」というのを、とても嬉しく思う。
このことについては、また改めて書いてみたい。


日本にいると当たり前のことも、海外で違いに気がつくことが多い。
よいとか悪いとかではなくて、「違い」が、知識ではなくて実感として感じられるのだ。

外へ出ると、日本や自分が好きになる。
「同じでなくてもいい」ことが許されるということに、ほっとするのである。











バラの調香体験教室2月11日(土) Parfum satori fragrance school

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フレグランスデザイン講座 調香体験教室 バラの香りを作る

次回体験講座は2月11日(土)13:30~  パルファンサトリ 11F アトリエ


2017年4月開講のフレグランスデザイン講座をご検討の方は、ぜひ体験受講をお受けください。

調香師大沢さとりが直接指導します。スクールについてのご質問もお受けいたします。


調香体験講座では、バラの香りを1/2オンス(15cc)つくり、きれいな香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。

受講料・教材費  10,000円(税込10,800円)  約90分 (要予約)



☆要予約  お問い合わせメールでお申し込み下さい。お名前、ご住所、お電話番号を必ずご記入ください。

申込みはメールで➤  https://parfum-satori.com/jp/contact/
こちらから、受講受付の返信メールをお送りします。

受付メールが届かない場合や、席数のご確認などは電話でご連絡下さい。
 電話でのお問い合わせ➤パルファンサトリ 03-5787-7207


☆キャンセルの場合は必ず前日までにご連絡下さい。

☆定員になり次第締め切らせていただきます。


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申込みはメールで➤  https://parfum-satori.com/jp/contact/

もっと詳しく ➤http://parfum-satori.com/res/images/school/pdf/trial.pdf


スクール➤ http://parfum-satori.com/jp/school/

オランダ便り AMSTERDAM⑥Hotel Okura

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おとといまでのオランダ便りの続きである。

というわけで、アニンドリア・パフュームラウンジでの「パフューマーズ・ソワレ」のあとは、今度はアムステルダムのホテルオークラへ。
昨夜はクールなフレンチ・レストランにご招待されたので、今夜は私がご招待する。

せっかくなので和食を・・・と思い、社長以下スタッフと4人でホテルオークラの「山里(やまさと)」へ。



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ホテルオークラ・アムステルダムは1971年に創業、45年の歴史がある。
司馬遼太郎の「オランダ紀行」によれば、オークラ・アムステルダムの最初の和食レストランは、「出島(でじま)」と言ったそうである。(※注)

長崎の「出島」にならって?ヨーロッパに日本が進出しようとする意気込みを感じる店の名。


現在の和食店「山里」の席からは、池をメインにしたお庭が見える。
異国で日本庭園をここまで作り込むのは、長い歳月があってこそだと思う。


なんでもアニンドリアの社長さんが社会人になったばかりの頃、ボスに最初に連れていってもらったのがここ、ホテルオークラの山里だということで、とても懐かしがってくれた。


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アムステルダムの山里は、日本のホテルオークラ「山里」と遜色ないお味。
ただしコースの量は多めである。

オランダの人はやはり体が大きく、食べる量が違うのか。


今日は早朝からフルで人と会っていたので疲れているはずなのに、
話すことがたくさんあって彼女たちと別れがたい。

とうとう山里の最後の客になり、自分のホテルにタクシーで戻ったのは12時近くになってしまった。


エキサイティングな毎日だけれども、翌日も朝から取材が入っていて早く出てしまうので、ほとんど部屋で過ごす時間がないのがちょっと残念。


そのあと少し自由時間があるので、帰る前にせめて国立美術館にフェルメールだけでも見に行きたいと思っている。




※司馬遼太郎氏の「オランダ紀行」には、ホテルオークラの「出島という日本料理のコーナー」とありましたので、和食レストランと思いましたが、この記事を読まれた方からご指摘があり、「出島」は日本食レストランでなくバーだったそうです。どうもありがとうございました。





大寒:水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし) 72 pentads

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1月25日は二十四節気「大寒」の七十二侯次侯「水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)」
一年で最も寒い時期だ。


なんかもう、氷の上を渡る風って強烈。
でも、北の国の人にしてみれば、東京なんかすごく暖かいらしいけれど。



寒いときは暖かい時に比べて、空気が透明で匂いが少ない。
香りのある花もあまり咲いていない時期であるし、土や水などから上がってくる香りもない。
芳香分子の活動も活発でないからだろう。

その代わり、少しの香りでもはっきりくっきり感じられる。


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蝋梅(ろうばい)の香りは離れたところでもよく香る。


ちょうど、雑音が多い時は肝心なことは聞こえず、シンと静まり返っているからこそ、小さな物音もよく響く、そんな感じである。





オランダ便り⑥は明日アップします!



オランダ便り AMSTERDAM⑤レストラン Beulings

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さてオランダ便り、パフューマーズソワレの前の日にさかのぼる。

スキポール空港に到着した日。
そのまま、パフューマーズソワレの会場となる「アニンドリアパフュームラウンジ」で先方の社長と打ち合わせのあと、宿となるホテルに荷物をおいて着替え、すぐディナーへと向かう。

ご招待されたここ「Beulings」は、アムステルダムでもおしゃれなレストランだという。
裏通りにある、小さな可愛らしい外観がとても魅力的だ。

入る前からすごく期待が高まる♡

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お店はフレンチレストランのカテゴリではあるが、絵のように美しい盛り付けは、世界的に有名な巨匠が数多くいる「美術大国・オランダ」を思わせる料理。

オランダはレンブラント、フェルメール、ヤン・ステーンといった、16世紀、17世紀を代表する画家を擁しているから・・・。とか思ったりして。



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前菜の連続のような、少なめの盛り付けのお皿が数多く出てくる。
ハーブ、野菜、豆、穀類、魚介、などなど、使われている食材の種類もとても多い。

大昔のようなどっしりとボリュームのある料理は都会的ではなく、
日本の懐石風がフレンチの近年のトレンドである。
(田舎風と呼ばれる料理も、それはそれで好きだけれど)

料理に合わせて、一皿ごとに1杯ずつ異なるワインの飲み比べができるので、7杯くらい飲んじゃったかな~。

『ようやくお魚で終わりか、、、本当におなかいっぱいだ。』

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と、思ってたらメインディッシュはお肉が。。。
かなりボリューミー。

その前のお魚料理まででもう充分な量で、やはり日本人には多すぎるみたい。
オランダの人はすごく体が大きいから、やっぱりたくさん食べるのね。

このあともデザート2品が続き、最後のチーズ盛り合わせは途中でギブアップ。
しかし惜しい。こんどはパンとチーズとワインだけでいいからまた食べたい。。。



レストランのスタッフもとても可愛らしく感じがよく、お料理、インテリア、外観と、とてもマッチして居心地のよいお店。


オランダをよく知る人はみな口にする。
「国民性は素朴で暖かく、かつ商業の国なのでビジネスは合理的。大人の国だよ。」

なるほど、ご招待してくれた社長のさっぱりとした人柄と頭の回転の良さは、私に旅の疲れを感じさせない。

初日の晩は楽しく更けていったのであった。

➤Restaurant Beulings



☆オランダ便り④http://parfum-satori.com/blog/2017/01/amsterdamperfumers-soiree.htmlhttp://parfum-satori.com/blog/2017/01/amsterdamperfumers-soiree.html



オランダ便り AMSTERDAM④Perfumer's soiree

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「パフューマーズ・ソワレ」は、お店のロイヤルカスタマー(上顧客様)を招いた集まりで、香水のローンチ・パーティといえばいいだろうか。
調香師から直接、香水のメイキングや秘話を聞けるというので人気のあるイベントである。

オランダの香水ブティック「アニンドリア」でのパルファンサトリ「パフューマーズ・ソワレ」は、30名ほどをお招きして夕方5時から開始。飲み物と軽食が振舞われる。

シャンパンを片手に、三々五々いらっしゃるお客様と談笑しながら始まった。


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そしてほぼ集まった夕方6時、プレゼンテーションを開始。

この日はオランダ初デビューである「茶壷の香水」、「さとり」、「さくら」、「わさんぼん」、「イリスオム」の5つの香水を紹介した。

モニターを使い、パルファンサトリの香りの原点である、香道や茶道の話も交えながらデモンストレーション。
また、「ワサンボン」の紹介の時は、日本から持って行った落雁(らくがん)と緑茶を皆様に召し上がっていただいた。

落雁は初めて見る方も多く、興味深げに手に取ったり、おそるおそる口にする様子だったが、その甘さはすぐ後の緑茶の爽やかな苦みに調和して、ベストマッチを楽しんで頂けたようである。


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やはり日本の文化にはとても興味があるようで、「茶壷」のいわれや意味、日本人にとっての「さくら」のイメージなど、とても熱心に聞いてくださる。

考えればオランダと日本のお付き合いは、鎖国の時も途切れずに続き、とても長い歴史があるのであった。




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プレゼンテーションの後はリラックスタイム。
質問やアドバイスを受けて、お買い物をされたお客様が少しずつ帰られていく。

この時期のヨーロッパは夕方がとても長いので、7時になっても外はまだ昼間のようだ。

朝から1時間刻みで取材があった上、パーティではたくさんの方とお話しして緊張の連続。
早く靴を脱いでゆっくりしたいなあという気持ちと、この、タフで素晴らしかった一日が終わってしまうのが名残り惜しい気分が交差する。


この後は、アニンドリアさんのチームと打ち上げのディナーがあるので、夜ままだまだ終わらない。

『よしっ、残りも全力』って気合入れてるところ!








オランダ便り AMSTERDAM③Annindriya Perfume lounge

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香水のブティック、「アニンドリア(Annindriya Perfume Lounge)」は、アムステルダムの中心部にある。
旧市街に位置する、「アムステルダム国立美術館」の正面から伸びる大通りを、10分くらい歩いた場所である。
街は静かでとても落ち着いた雰囲気。


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大通りはトラム(路面電車)が走っており、お店はこの通りに面している。
古い、趣のあるレンガ造りの建物だ。


お店の中は、パルファンサトリ以外にも、さまざまなブランドの香水が並んでおり、通りすがりというより、目的をもって来られる馴染みのお客様が多いようである。

(何気に与一も一緒に映り込んでいる。)

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中に入るとミーティングルーム、そしてさらに奥のアトリエからは、各戸専用の庭に出られる。

かなり大きな中庭で、ぐるりと建物が取り巻く構造となっている。

オランダだけあって?アジサイ(オタクサ)がたくさん植栽されているのに妙に納得。
時折は羽のきれいな大きな鳥がやってくる。



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ヨーロッパには、こうした香水専門のセレクトショップがある。
特にこの数年のニッチブームで、ずいぶん多くなったようだ。


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到着したこの日は、空港からそのままお店に来てミーティング。
明日は朝からインタビューが4誌の予定、夕方からはメインイベントである「パフューマーズソワレ」がある。
おおよそのことしかわからないまま来たので、段取りや話す内容など細かく打ち合わせる。


今回の滞在は3日と、とても短いのでスケジュールつめ詰めだ。

今晩はこのあと食事会もある。
夏の夕方はなかなか暮れず、長い一日はまだ終わらない。


フレッシュな風が中庭から流れてきて、「もうひと頑張り!」と励まされる気分。



オランダ便り AMSTERDAM②Annindriya Perfume lounge

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夏にアムステルダムにプロモーションで行ってから、レポートをアップしようと思いつつ、滞在中は慌ただしく、帰って来てからも忙しすぎて、気がついたらもう半年を過ぎてしまった。

その時の気分を思い出しつつ、ようやく書いてみることにした。



これは、アムステルダムの香水ブティック、アニンドリアパフュームラウンジ(Annindriya Perfume lounge)の前で撮った写真。2016年の冬からお取扱いを頂いている。



机一つで始めた仕事が、こうして海外の方の手に取っていただけるようにまで広がったこと考えると、飛行機で日本からわずか12時間とはいえ、
「は~るばる来たぜオランダ♪」
と感慨深い。

不思議な縁(えにし)と、応援してくださったお客様や、スタッフのバックアップの賜物(たまもの)である。


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この時は、2週間ばかり南仏にいて、ニース空港からオランダ、スキポール空港へKLMで飛んだ。
おりしも、エアフラはストライキ中。
アムステルダム滞在中はスケジュールがめいっぱい詰まっていたので、KLMにしておいてよかった~と到着してから改めて胸をなでおろしたのであった。

国をまたいで、と言っても同じユーロ圏。
距離も、ニースーパリ間と大して変わらない感じ。

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オランダに来るのは初めて。
スキポール空港についてすぐ、英語が聞き取りやすいのにびっくりする。
空港も整然とした感じで不安なく通過、ランデブー場所へと行くことができた。

南仏ってやっぱりリゾート地だけあって色々ゆるかったんだわ~と改めて思う。




続きは明日以降。







☆select Parfum Satori fragrances are now available in Europe at Amsterdam's Annindriya Perfume Lounge



【Tokyo Weekender】に掲載されました

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海外向けフリーペーパーTokyo WeekenderのBeautyページ(P.15)にパルファンサトリのハナヒラクが紹介されました。
大使館や六本木のホテル、Starbacksなどにおかれています。手に取る機会がございましたら是非ご覧ください。

ハナヒラク➤http://parfum-satori.com/jp/collection/hanahiraku.html

【Tokyo Weekender】
`HanaHiraku` is introduced in Tokyo Weekender, English magazine in Tokyo. You can get it at Ritz Carlton, The Westin Tokyo, United States Embassy, Starbucks(Roppongi&Omotesando), many places! Please check it out! 【Tokyo Weekender】

洋と和の水仙考,スイセン,Narcissus

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スイセンの学名、ナルシス。

自己愛の強い人をナルシストと言い、その言葉のもとが、ギリシャ神話のナルシスとエコーの物語から来ているということは、よく知られた話である。

ほら、自分の姿に見惚れて動けなくなる美少年である。


子供の頃に読んだギリシャ神話の挿絵では、ナルシス美少年はたいてい半裸で、その舞台は寒いというシチュエーションではない。
ミニの袖なし衣装はキトンとかキトニスコスと呼ぶらしく、白い布を被って紐でくくっただけ。。

緩(ゆる)い。
この花でこの気候でこの物語。
厳しさを感じさせる要素が少ないのも確か。

ラッパスイセンは、真ん中の副花冠と呼ばれる部分が大きく華やかであるし、咲く時期も暖かい春になってから。
フワフワした気分が楽しい、好きな花ではある。



そしてスイセンはもともと、地中海沿岸が原産地の植物である。

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日本に渡来したのはさほど古くないらしい。

桃山時代からとか、それよりも古い平安末期にもその花の絵がある、という説もあるようだけれども、少なくとも万葉集にはこの花を詠んだものがない。


江戸末期に書かれた「古今要覧稿(事典のようなもの)」によれば、
水仙は「厳寒に花を開き、香りも梅にをとらず...」
と始まり、愛(め)でるべきなのに古歌に詠まれていないのを惜しむと書いてある。

別名を「雪中花」という。
寒風に耐え、あるいは雪の中に凛として咲く姿は健気そのもの。

侘(わ)び、寂(さ)びに適(かな)い、茶室にも活けられ、
清廉(せいれん)という言葉にもそぐう、いかにも日本人が好みそうな風情の花である。


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ヨーロッパからはるばる大陸を横断してくる間に、だんだんと慎ましく姿を変えて、寒さにも適応するようになったのだろうか。

球根がどのようにして海を渡ったのかは知らないが、塩水にも強く、海岸に多く群生するというので、最後はぷかぷかと漂着したのかもしれない。(想像)




花の香りは種類によっても違うけれども、少し甘いフルーティに強いハニーグリーンとインドールのアニマル。

1輪2輪ならしらず、たくさんの水仙と一緒にいるのは、冷たい乾いた戸外でなければ辛いかもしれない。


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「ナルコシス(narcosis)」、麻痺というのはナルシスと語源を一つにするという。
漢字も成り立ちを探ると面白いが、英語もまた由来が繋がって「へえ」と思う。

全草に毒(アルカロイド)を含む。





カワセミと梅の花 翡翠 Alcedo atthis

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カワセミ(翡翠)を初撮影!

先週、アトリエまでの通勤を、新宿御苑を通るコースを選んでみた。
寒いせいか、ほとんど人に会わない。

「今日は日本庭園を通って、母と子の森を抜け、もし時間があったら温室もまわってみようかな...。」


そう思って日本庭園の池のほとりを歩いていると、対岸の木の間に、キラキラっと青いものが光って通り過ぎた。

数年前にも一瞬、池のそばを通る青いものを見たことがある。
冬だったので、アオスジタテハのはずもなく、そのときは、「幻かも?」と目をゴシゴシこすった(あくまで比ゆ的表現で)のである。

その話を知人にすると、新宿御苑にもカワセミがいるらしいということを教えられた。
それっきり目撃することはなかったので、忘れていたのだが。。。



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そしてこの日、早朝の新宿御苑で久しぶりに目撃したのである。

もしやと思い、橋の上でしばらく立ち止まって待っていると、しばらくして左から右へ、やはりカワセミらしきものが飛んでいく。
羽が朝日にきらめいて、碧にも青にも見える。


「間違いない!」

残念ながら望遠レンズは持ってきていなかったので、めいっぱいズームにして
「これはとにかく撮るだけ撮ってあとで拡大してみよう」

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撮りながら、松葉の透けているところへ移動して、かつ、ちょっとづつ近づいていくと、気配を感じたのか今度は右から左へ飛び立った。

こういうときはたいてい、慌てて撮りそびれてしまうものだけど、
飛んでいるあたりをやたらと撮ってみたら、なんとか1枚だけまともに写ってて嬉しい!

くちばしが黒いので、これは雄じゃないかしら。
お腹がオレンジで、とってもキレイ。

酉(とり)年のお正月に、とっても縁起がいい感じである。








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まだ1月4日だというのに、紅梅が1輪、2輪ほころんでいる。
正月は思いのほか暖かかったから、早く咲いたのだろう。

これもまた、さい先のいいことである。

甘酸っぱい香りを胸いっぱいに吸うと、心がきれいになるような気分。



River Kingfisher





体験講座 「香水ソムリエ®」のためのコラージュ講座 1月14日(土)

まだ若干名お席があります。

オランダ ファッション誌「エレガンス」 に掲載されました! Elegance 2016 Dec

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ヨーロッパの販売先であるアムステルダムのANNINDRIYA perfume Lounge (アニンドリアパフュームラウンジ)にて、オランダのファッション誌「エレガンス」、「エスカイヤー」のチーフエディターよりプレスインタビューを受け、2016年12月号に掲載されました。


2016 press interview Coen Wulms, editor Elegance and Esquire (glossy magazine www.elegance.nl; magazine for men www.esquire.nl)

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8. Big in Japan
Perfume from Japan? Yes! What is different about them? They're delicate but nevertheless definitely present. This certainly applies to the creations of Satori Osawa, an independent perfumer from Tokyo. In 2000 she started her own Parfum Satori which now includes a fine set of fragrances. Among them are some precious haute-couture fragrances and a number of more accessible fragrances. Like the charming Sakura, based on - what else - cherry blossom.  (English )

8. Big in Japan
Parfums uit Japan? Jazeker! En wat er anders aan is? Ze zijn delicaat maar desondanks beslist aanwezig. Dat geldt zeker voor de creaties van Satori Osawa, een onafhankelijk parfumeur uit Tokio. In 2000 startte ze haar eigen Parfum Satori dat inmiddels een fraaie serie geuren omvat. Daaronder een aantal bijzondere haute-couture-geuren en een aantal toegankelijkere geuren. Zoals het lieflijke Sakura, gebaseerd op - hoe kan het anders - kersenbloesem. 50 ml (Dutch) 

毎朝の一服 2017 morning matcha green tea

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若い頃はきちんとお稽古をして、お茶のお手前をしたけれど、今はもうそのように改まったものでなくて、ただ日常のものとして、朝茶を点てて飲むだけである。

それでも、日々味が違うのが面白いなあと思う。

一口飲んだときに、「ああ、美味しい!」と心から満足するときは多くなく、ぬるかったリ薄かったリ、時にはすごく不味(まず)く感じることもある。

それは抹茶の量とお湯の量のバランスや、温度などによるのだけれど、さらに季節や、茶碗の形と厚さも重要なファクターになっている。



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柄杓(ひしゃく)を使えばお湯の量はきちんと測れるけれども、慌てて鉄瓶から注げば、熱すぎたり、茶碗の形によってお湯の量がわかりにくい。塩梅(あんばい)が変わってくる。

そんなことは当たり前のことで、この年でそんなこと言ってるのもちょっと恥ずかしいけれども、やっぱり自分で「しまった!」と思いつつ、感じることが大事だと思う。

大切なのは、心のかたちというか、バタバタ焦っているとやっぱり上手に点てられない。

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朝はなんといっても慌ただしい。

それに、雨が降れば思いついて茶碗を替えたり、歳時記に合わせてみたり、箱から出したり片付けたりなどしていると、あっという間に時間が無くなってしまう。

健康のためと、朝の一時を心静かに、とかなんとか思って始めたのに、歳時記と茶碗や菓子との取り合わせの工夫に始まり、写真を撮ることがだんだん主になってきて、かえって忙しくなってしまった。

お菓子を並べるタイミングが早すぎて、準備しているうちに乾いてきてしまったりとか。

本来は段取りこそがお茶の肝要なところなのであるし、お手前のひとつひとつにきちんとした意味があるのは重々承知。

それでも、やらないよりやったほうがいいと思って、毎朝の一服を喫している。



いずれ隠居(いんきょ)などしたら、母のようにきちんと毎朝お手前をしたいものである。
(無理無理)


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新年。穏やかな天気につき、お庭で「毎朝の一服」をしてみれば、ひよどりが来訪。思わず奥にピントを合わせてお道具はボケボケ。


与一「赤富士の茶碗に、なすびの棗(なつめ)。鷹(たか)の変わりにひよどりですかい」
さとり「鳥に貴賤のあるじゃなし。酉年じゃもの、そばに来るとは縁起がいいのう。」







獅子舞いが来た! Japanese Lion dance

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うわー、獅子舞(ししま)いなんか久しぶりに間近で見た。

元旦にランチを食べていたら、鉦(かね)や太鼓、ささらを鳴らしたお囃子(はやし)が入ってきた。
「あれ、これだけ?」と思ったていたら、しばらくしてから獅子舞いが登場!


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頭を大きく振ると思えば細かく震えさせ、足使いもメリハリがきいて、テンポよくキレのある踊りで客席を練り歩く。

子供の中にはびっくりして泣いてしまう子も。
私も小さい頃は家の玄関にお獅子が来て、本当に怖かったわ~。

テレビで見た「なまはげ」も、かなり恐ろしかったけど。
秋田に生まれなくてよかったと心底震え上がったもの。

最近では「子供が怯えるから」とソフト路線になっているそうだけど、世の中には理不尽に恐ろしいものがあるってこと、小さい頃に知っておくのもよかったんじゃないかな、と思ったりする。

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母は「ちょっと、ちょっと」とお獅子を手招きすると、おつむを指さし、噛んでもらってご機嫌。
お獅子が悪霊を食べてくれるので長生きするのだそうだ。

今90歳。

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ほかにも、「仁羽(おかめひょっとこ)」の踊りもついてきて、滑稽な仕種(しぐさ)で愛嬌を振りまく。

暮れもてんてこ舞いだったが、お正月は「天手古舞」を見る。
プリミティブな音と踊りに、久々血が騒ぐ感じ。

新年からありがたい気分である。




☆1月4日から営業いたします。

営業日 月曜―土曜(日、祭日は休業)
営業時間 11:00-18:30

明けましておめでとうございます☆Happy New Year!

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明けましておめでとうございます。

昨年はパルファンサトリの香水をご愛用いただき、またブログもご愛読くださいましてありがとうございました。

皆様の2017年が「ハナヒラク」ことを心より願っております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年1月1日

Happy New Year! 
May all your wishes come true!


☆1月3日(火)まで、休業とさせて頂きます。
 ※オンラインの発送は1月4日から開始いたします。

営業日 月曜―土曜(日、祭日は休業)
営業時間 11:00-18:30

パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

SATORI'S ピックアップ

パルファンサトリのオススメ商品や関連ブログ記事などをご紹介いたします。

本店を移転いたしました!<br/>@六本木ショップ/アトリエ

本店を移転いたしました!
@六本木ショップ/アトリエ

「パルファンサトリは、本店を六本木に移転いたしました!
新しいショップ&アトリエでみなさまのご来店を心からお待ちしております☆

東京都港区六本木3-6-8-2F

Tel 03-5797-7241

オードパルファン<br />SATORI(さとり)

オードパルファン
SATORI(さとり)

同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香りを表現したパルファン サトリの代表作品です。

上質なくらしの色と香り<br/>紺白

上質なくらしの色と香り
紺白

光をふくんだリネンのように柔らかく癒されるこの香りは、男女を問わず、お着けいただくことができます。

ギフトに!お試しサイズ<BR/>10本レフィル

ギフトに!お試しサイズ
10本レフィル

ちょっとしたギフトに、10本レフィルA。パルファンサトリの香りを少しづつお試しいただけます。フルボトルをプレゼントする前に、二人で一緒に香りを選びましょう。3240円。

 「レフィル10」商品のご紹介     お買い物

フレグランスデザイン講座 <br/>パルファンサトリ

フレグランスデザイン講座 
パルファンサトリ

調香を学び、オリジナルの香りを作る講座です

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