Parfum Satori

2016年1月アーカイブ

少女マンガ雑誌「りぼん」付録 昭和51年8月号 RIBON Comic

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昭和の少女なら、たいてい夢中になった少女漫画雑誌「りぼん」。

小学校の帰り、家の近くの地下鉄駅を上がったところに小さい本屋さんがあった。
毎月「りぼん」の発売日にはそこに寄り道して買うのである。

今、そこにはホンダのビルが立っている。


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引っ越しが多い割に物持ちがよくて、部屋の押し入れの奥に、子供のころのものが案外残っている。
十五年ぶりくらいに茶箱を開けてみたところ、古い写真やら懐かしのグッズが出てきた。
タイムカプセルのようである。

「りぼん8月号ふろく」だって。

これは、昭和51年(1976年)のりぼんの付録で、太刀掛秀子(たちかけひでこ)、陸奥A子(むつえいこ)、一条ゆかり先生たちのイラストが描かれた「レターセット」。

なつかしいわー!


このころ、一条ゆかり「デザイナー」というのが連載していたのだが、ちょっと大人のストーリーだったので、ドキドキしながら夢中で読んだりしていた。

この雑誌の懸賞企画で、デザイン画の募集があって、3枚自信作を描いて送ったのだがボツだった。。。今でもどんなデザインの洋服だったか覚えているが、落選して本気でがっかりした。

昔の少女は純情だったのである。

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こういったものは使えないし、持っていても仕方がない気もするが、今さら捨てるのも惜しく、そうやってとっておいたものがだんだん増えてしまうのが困ったものである。






白いヒヤシンス hyacinth

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うわー、白いヒヤシンスいっぱいの、花束をいただいた!

花束が届いて白い包みをほどくと、なかにはヒヤシンスのつぼみがぎっしり。



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なんて素敵なのでしょう!

私は白い花が大好き。
そして、ヒヤシンスもとても好きな花。


こんなに贅沢な花束ってあるかしら?



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お部屋が暖かいので、みるみる蕾が開いていく。


清冽な緑から、白へ。
凛とした香りは春の息吹。



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ちょうど大きな染付の入れ物があったので、たっぷりという感じで活けてみた。

これ、全部咲いたら、花びんからこぼれそう・・・♡



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そして二日後には、ほら、こんなにあふれんばかりの花が咲いて、
私のオルガン台を飾っている。

開花に伴い、香りはボリュームのある焦げてビターなグリーン・ロージィノートへ。


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お花は実用品ではないけれど、、、。
実用ではないからこそ愛されて、そして心を慰めてくれる。

おしゃれが気持ちを浮き立たせるように、香りが私を美しくしてくれるように、
人が、ひとらしくいられるのは、無用の用を愛するから。


ヒヤシンス、風を信じる子と書いて、風信子ともいう。
春はそこまで来ていると告げてくれる、希望の花。





初天神(はつてんじん) 毎朝の一服③ Tenjin (Shinto)

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初天神とは、正月25日の、その年初めての天満宮の縁日。
落語の演目にもなっている。

母の部屋には、いつもは掛け軸の前に香合があるのだが、今朝は可愛い人形が置いてある。


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母は月に2~3回、歳時記にちなんだ飾りつけを変えて楽しんでいる。

「1月25日は初天神だから」

菅原道真公の人形と思ったのは、土鈴(どれい)だった。
お胸に梅の紋が、そしてユーモラスなお顔がほのぼのとしている。

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みればお抹茶茶碗も天神さま。

天神さまのなにか有名な図柄を、本家を真似して書いたとのこと。
それでも筆の運びで、母なりの味わいが表情にある。

『では今日はこれを借りて、私の朝の一服としよう。』
というわけで最初の一枚目の写真である。

今日は休みなので、自分の席でのんびりと庭をながめつつ、お菓子を食べお茶をいただく。
先日のお菓子の「月世界」、私がとても気に入ってたので、また用意してあった。


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お抹茶を飲み切って中を清める。
茶碗の「みこみ(内側)」には大きく「天神」と書かれている。

御本手かしら、淡いピンクの斑(ふ)が浮いて梅の花のよう。

25日を過ぎたらこれらのお道具はかたずけて、また別のお抹茶茶わんや香合、掛物などが飾られる。

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こんな風に、歳時記ごとに自分で色紙をしたためて、1年を順繰りに飾り付けているので、母のお部屋をのぞくのが楽しみである。


人を招くためのものではないから見栄もなく、ただ、自分の楽しみのために飾る日常。


名物道具ではなく、自分にとって意味のあるものを愛用する。
それが数寄者(すきしゃ)じゃないかと思う。




Casual tea ceremony 毎朝の一服②

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Tea utensils, such as a tea cup and a tea caddy are always on the dining table in my house.

It's to make tea whenever I wish.


These utensils are just for entertaining and having tea ,for casual tea ceremony.

The square box used to be a tobacco tray at mother's house.

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This is a Shino tea cup that my mother made herself.

The color of red clay in the bottom is a little transparent and soft grayish patterns look nice.

It's perfect in size and in weight.



 



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I don't have breakfast in the morning.

Instead, I boil the water in the kettle ,make a cup of Matcha and eat some dry Japanese sweets ,Wasanbon.


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Refreshing bitterness.

 

That makes my sleepy head clear and it's nice to see sparrows in the garden.

I walk briskly to the office.


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The bitter green of "Matcha" (finely-milled Japanese green tea) and its soft froth. After its unique fresh scent, a powdery sweetness warmly stays around.




ORIBE : Satori Eau de Pefume

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毎朝の一服 ① 抹茶 The Way of Tea

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毎朝の抹茶。


朝起きると、(特にアルコール分の残る翌朝など)、のどが渇いていて、この苦くすがすがしい抹茶を飲みたくなる。

少し大服(おおふく)にたっぷり点(た)てて喫す。

初めのころは、お干菓子をつまむだけだったのに、母が何かと用意してくれていることが多くなり、練り切りなど、主菓子などを食べるようになってしまった。

上は、梅の花の練り切り、ちょっと大きいので半分だけ。

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これは新潟・柏崎の、「くろ羊かん」。
小豆と黒糖がねっちりと濃いのに、お味はあっさりした甘さでおいしい。

小さいころから羊羹はうすーく切って食べるのが好きなのだけれど、これは厚切りでもいただけちゃう。

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裏千家の引き出物で頂いた、慶菓。

猿年なので、申の印が押してある。
薄焼きのしっとりした生地に、味噌のお味の餡が挟んである。


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冬寒(ふゆざむ)の、今朝のお菓子は月世界。
淡雪を固めたように、さらっと口の中で溶ける。

愛用の、母の志野茶碗で飲む毎朝の一服。

最初はただ、喉の渇きをいやしたくて、自分で点(た)て始めた朝の抹茶だが、
だんだん儀式のようにエスカレートしていくのが怖い。。。






抹茶の香り
織部(おりべ)

ほろ苦い抹茶のグリーンとふわっとした泡立ち。すっきりとした甘さが残ります。

さらりと甘い☆
ワサンボンの香水

キラキラとした微細な輝きに覆われて、口にふくむと淡雪のようにふわりととろける...
そんな極上の砂糖菓子をイメージしました。




裏千家初釜式 2016年 Hatsugama (the first tea ceremony of New Year)

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毎年1月16日は裏千家の「初釜式」
前のお席には安部総理がおいでになる。

今年も家元のお濃茶席で、大宗匠がご挨拶においでになり、90を超えて立ったり座ったりとおみ足もお丈夫。

みなにお元気に声をかけて下さるご様子に嬉しい気持ちがする。
アイドルなみに人気がおありでいらっしゃる。


大正会の話をすると、「ああ、(自分も)大正会の生き残りだね」
と懐かしそうにおっしゃった。


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御門とお庭の前で撮っていただくのも恒例になった。
日本家屋はエレガント、日本庭園とは、本当に贅沢なものである。



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The interview was published on the blog called " the scent of man" in Singapore

20160117茶壺 高崎氏 the scent of Man.jpg

The interview was published on the blog called " the scent of man" in Singapore

 

The articles were updated on a perfume blog " the scent of man" in Singapore.

There will be five series and the first one is " A Quick Chat With Satori Osawa".

Please click here and enjoy! The SCENT OF MAN

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The third article was updated on the perfume blog " the scent of man".

"parfum-satori-satori-2006"

THE SCENT OF MAN 3回目の記事が掲載されました。

パルファンサトリの香水「satori」と、香道など日本の伝統文化について詳しく書かれています。


写真:高崎勉 



半襟をつける neckpiece on a kimono 

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今日は、遠州流宗家の点初式。

着物は白に「やり梅」の刺繍に、金のつづれ帯を合わせてみた。
これは40年前の母の着物を、20年前に私のサイズに仕立て直した中でも特に気にいっている。

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近頃では着物を着る機会がめっきり減って、年のせいか、段取りを忘れてしまう。

なので、お着替えの準備は早くしておかなければならない。

ならないのだが、やはり日々忙しくて、先延ばしにしてしまうものである。
なにしろ、洋服と違って小物が多い。

なんといっても一番の苦手なのが、半襟を長じゅばんに縫いつけること。
毎日付け替えをやっていれば要領もよく、すぐできるのだろうが、たまのことだと億劫である。

慌てるほど、すっきりいかなかったり、縫う順番も間違えたりして、3度も縫い直したこともある。



半襟は長じゅばんの一部。
考えたこともなかったが、下着の一部をあえて見せる民族衣装というのは、世界でも珍しいそうだ。

襟がパリッとしているとカッコイイのは、カッターシャツと同じ。
上手につけるためには、やはりたくさん縫って慣れることだと反省。

着物を着るお茶席は好きだけれど、茶道を生業(なりわい)にしたことがないので、やっぱり甘さがでるなあ。


上にちょっと写っているのは、唐子のピンクッション。
これも昔から裁縫箱にはいっている。















バラの調香体験教室1月26日(火) Parfum satori fragrance school

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フレグランスデザイン講座 体験教室 バラの香りを作る

次回体験講座は1月26日(火)14:00~  パルファンサトリ 11F アトリエ

2016年4月開講のフレグランスデザイン講座をご検討の方は、ぜひ体験受講をお受けください。

体験講座では、バラの香りを1/2オンス(15cc)つくり、きれいな香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。

受講料・教材費  10,000円(税別)  約90分 (要予約)


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2016年4月開講のフレグランスデザイン講座(3月16日募集締切)をご検討の方は、まずは体験受講をお勧めしております。この講座は、バラの香りを作る調香体験講座です。

土日出席が難しい方のために、このたびは平日午後の体験教室です。

☆要予約  お問い合わせメールまたは電話で。メールでのお申し込みにはお名前、ご住所、お電話番号、を必ずご記入ください。受講受付の返信メールをもって申込み完了となります。

☆定員になり次第締め切らせていただきます。

申込み、お問い合わせメール  https://parfum-satori.com/jp/contact/

パルファンサトリ 03-5787-7207

もっと詳しく ➤http://parfum-satori.com/res/images/school/pdf/trial.pdf


スクール➤ http://parfum-satori.com/jp/school/

Seasonal flower in Japan 「Fukujyuso/Adonis ramosa」 季節の花

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Seasonal flowe in Japan 「Fukujyuso/Adonis ramosa

 

In Japan, the four seasons are very distinguished and we love & cherish various natural phenomena ,flowers and plants.

 

During cold winter, we long for signs of spring. 

We love this flower because Fukujuso is considered to be a flower telling the arrival of spring and also Fuku & Jyu both mean good fortune.


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相模国一ノ宮寒川神社 Samukawa Shinto shrine

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神奈川県にある寒川神社は、相模国一ノ宮(さがみのくにいちのみや)と称され、関八州鎮護(かんはっしゅうちんご)の神として、少なくとも千五百年の歴史があるそうだ。

昨年の暮れ12月30日に、母と一緒に先月のお札(ふだ)を返し、新しいお札を頂きに伺った。

参拝者はまばらだが、本殿の前には初詣のために、すでに特別に大きなお賽銭箱が用意されている。


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私が生まれるよりも前、昭和30年に父が会社を設立したときから、大澤家は60年間ずっと毎月一回、御本殿でお祓(はら)いを受け祝詞(のりと)をあげて頂いている。

私が父とお参りに行ったのは小学一年生の冬に一回だけ。
あまり覚えていないけれども、当時はもっと簡素な神社だったと思う。

父が亡くなってからの30年は、母が通ってきた。
もうすぐ90歳になるので、最近では兄が行くことが多い。

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今月からパルファンサトリも会社として一緒に御祈祷をしてもらうことにした。
もしかしたら私も、これから30年通うようになるのかしら。

本殿で祝詞をあげていただくまで、宮司(ぐうじ)さんと母と一緒に応接室にて待つ。我が家とご縁のある宮司さんも3代目。

白い上着を巫女さんに着せかけていただき、本殿に上がる。
すがすがしい空気の中、お祓いを受けるにつれ、穢(けが)れが清められるような気がする。

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これは、正月を控えて20日から飾られている迎春干支ねぶた門。
この下をくぐると厄除けになるという。

母によると、日本で初めて厄除けの宣伝広告をしたのがこの寒川神社だという。
広告代理店を経営する父が企画した仕事である。

当時、「神様が宣伝をするとはけしからん」と、神社庁からお叱りを受けたそうだが、今や多くの神社が、七五三や初詣など積極的にアナウンスするようになった

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神馬舎。神様の乗り物である馬を納めるところ。
母が顔見知りの禰宜(ねぎ)さんとこの前でばったり出会ってご挨拶。

なんでも、父が病に伏した時に、今の宮司さん(その時は禰宜さん)と一緒に、自宅へお祓いに来てくださったそうである。

若いうちは、「神仏に頼るなんて」と軽んずる気持ちもあったが、年を取るにつれ、「頼る」のではなく、人智の及ばない領域というものに畏れを抱き「敬う」ということが、むしろ自然なのだと考えるようになった。

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車に乗って、帰りの高速道路から今日は富士山が見える。
春から夏は霞んでほとんど見えず、冬の3か月は見えることが多い。

「これは瑞兆。来年(もう今年のこと)はいい年になるね」と母が喜ぶ。


相模国一ノ宮寒川神社。
八方除けで有名である。

Style スタイルを磨く

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Style

Polishing up only on your skills is not the right way for creation, if you do not want to imitate someone or use an existing style. Having ideas of what makes you happy, what you want to do and express etc., that matters.

It's not about "what people think". It's about " what you want to do". That's where creation starts. 

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It's enjoyable to share your feelings when you find something beautiful or when you are happy. You are very lucky if you could meet someone and share the same values and taste.

When it comes to creating something just as you want, skills are required. 

Also you have to be able to describe your image precisely. 

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Then some kind of sparkles will be added-something not self-complacent nor random-to your work.

Excitement is the first step to your creation.

Happy things, sad things, fun memories and sour experiences- all those things made me what I am now.

The original of "Style" is "MYSELF".

This is my idea of "polishing yourself up".


日本語バージョンはこちら↓

金柑(きんかん)Fortunella Kumquat

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まるまると太って、立派な金柑(キンカン)。

昔から、庭木としてよく見ることはあった。
それに、もいで皮ごと(または皮のみ)食べられることも知っていた。
知っていたが、なんとなく敬遠して、今まで生で食べたことがなかったのだが。

小さいころから生のキンカンを食べていた人によると、
「金柑の皮の香りは、他の柑橘とは違う」
と聞いたので、調べたところ特徴的な香りはゲラニルアセテートと書かれている。

たまたま年末に近くのデパ地下で、とても大きな金柑を見つけたので買って食べてみた。

皮は柔らかくて食べやすく、とても甘い。
マーマレードから苦(にが)みを無くした味、というのだろうか。

香りはレモンのようなフレッシュな酸味はなく、むしろ柔らかく、みかんに近いが、もう少し繊細な感じ。

想像していたよりもずっと食べやすい。

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昨年の「パルファンサトリ フレグランスデザインコンテスト」のお題は「柑橘(かんきつ)」。

おりしもクリスマスにグランプリの発表をしたところだったので、
居合わせた生徒やスタッフのみんなにも、
「キンカンを食べて、他の柑橘(かんきつ)と、どこがどう違うか比べてみてね」
と勧めてみた。


昔から好きで食べている、という人によれば、
「庭のキンカンはもっとすっぱくて、これはとっても甘い。立派すぎて、ちがう~。」

ということなので、果物屋さんに並べられるよう、手をかけて美味しく育てたのだろう。
九州鹿児島の完熟金柑、入来(いりき)のものと書いてある。


柑橘王国日本の、和柑橘。
多品種の柑橘類を味わえるのは楽しい。

(もとは)中国の原産ではあるけれど、最初の学名は、Citrus japonicaと言われたものだもの。



次はどこかで、庭のすっぱい金柑も食べてみたい。









母の茶道⑧志野 「卯花墻(うのはながき)」写し The Way of Tea

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国宝の志野(しの)茶碗「卯花墻(うのはながき)」の写し・・・のつもりだそうである。

「母の茶道⑦日本陶芸倶楽部」で、母の陶芸道楽について書いたが、これは母の焼いた志野茶碗。
下の赤い土がうっすらと透けて、灰色の模様もやわらかな味わいである。

サインは「くにこの九二」

手にすっぽり入るくらいの小ぶりの志野で、重さもちょうどよく、
今は、私が愛用している。

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このところ「母ネタ」が多いのだが、毎日その動向をウォッチしているとまったく飽きない。

くどいようだが、母は本当の趣味人であって、ただ自分が面白いと思うことだけをやっている。
だから見ていても面白いのだが。

人に見せるつもりはないので、プロからみたら稚戯(ちぎ)にも等しいものだろうから、
私がこうしてこっそり発表していることを知ったら、えらく気分を損ねるだろう。

しかし今年90歳の母は、インターネットをやらないのである。
しめしめ。。

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ある日の朝、いつでも私が自分で飲めるよう、ダイニングテーブルの上に茶碗と茶せんと棗(なつめ)など、お道具一式が用意してあった。
正式のお点前をするものではなくて、本当に抹茶を飲むためだけの道具。


というのも、母が毎朝「つづきお薄」のお点前をするのを、時々、横から私がさらっていたのだが、

「精神統一が乱れるから、もう自分で立てて」
と、いわれてしまったのである。

『人がいたら精神統一できないのは、修行が足りないのでは・・・?』
などとは口がさけても言えない。。。


四角い箱は、昔、母の実家で使っていた煙草盆(たばこぼん)である。

煙草盆と言っても、時代劇なんかでキセルをポンポンとやる、あれである。


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朝、起きて、私は食事はとらない。

その代わりに、薬缶(やかん)にお湯を沸かし、
小さな干菓子をひとつつまみ、
ひと椀の抹茶を自分で点(た)て出し(お点前なしでささっと立てること)して飲む。

さわやかな苦み。

寝ぼけた頭がすっきりするし、庭の雀を見るのもまた楽し。
しゃきしゃきと出勤するのであった。










鳩森八幡神社(はともりはちまんじんじゃ)初詣  first Shinto shrine visit

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パルファンサトリのアトリエは千駄ヶ谷に住所があり、この地域の氏神(うじがみ)様は鳩森八幡神社(はともりはちまんじんじゃ)である。

ここの神社は、大きくはないけれど由緒はあって、少なくとも1200年の歴史があるそうだ。

この日、年末の大祓(おおはら)いに先駆けて、茅の輪(ちのわ)が備えられていた。
早朝の境内はだれもおらず、すがすがしい気分でお参りをする。



高校生のころ、一時、この近くに住んでいたことがあるし、大人になってからも、すぐ隣の将棋会館に通ったときにも寄ったりしたので、もともとご縁があったような気もする。

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ほのぼのした雰囲気の雑木に囲まれて、ここには都内で最古との富士塚(ちいさい富士山)がある。

山の入り口には鳥居と狛犬(こまいぬ)が鎮座。

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昔の山岳信仰により、富士山詣では庶民の夢だったのであるが、行かれない人も富士塚に登れば、富士山に登ったのと同じご利益があるとされた...そう。


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若い頃に何度か登ったことがあるけれど、今日もまた登ってみた。
足場が悪く、『こんなに急だったかなあ...。』


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下から見ると小さいけど、上から見ると結構高い。

立ち入りを規制している富士塚が多い中、ここはいつでもだれでも登れるのがいいところ。


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下には立派な能舞台がある。

5月の薪能(たきぎのう)や、9月の神振能など年に数回の能公演があるそうだ。
何かの用事で、私がたまたま通りかかった夏の夕方には、氏子社中による奉納(日本)舞踊の舞台が行われていた。

ここも、立ち見なら誰でも見れる、とてもオープンな神社である。

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元旦の午後、鳩森神社に初詣をする。

思いのほか人出があって、順番を並んで待つ。

しかし、明治神宮に行ったときは2時間以上も身動きできないくらいだったので、それに比べればゆったりとお参りができた。

御朱印ガールというのが流行っているそうだが、鳩森神社も御朱印があるそうなので、次は私も御朱印帳を持ってこようかしら。



神前では穢(けが)れを祓い、お寺では癒される。

全てのものに神が宿ると敬う。
謙虚って、そういうところから生まれるんじゃないかな。


16世紀にヨーロッパから宣教師が来た時には、多神教の日本を、デーモンが支配する国と驚いたそうであるが、自然を敬い、八百万(やおよろず)の神と仏さまを一緒に、ゆるく、篤(あつ)く信仰するのが日本のいいところだと思う。





☆1月5日(火)まで、休業とさせて頂きます。
 オンラインの発送は来年1月4日から。

明けましておめでとうございます。Happy New Year!

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明けましておめでとうございます。

昨年はパルファンサトリの香水をご愛用いただき、またブログもご愛読くださいましてありがとうございました。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2016年1月1日

Happy New Year! 
May all your wishes come true!


☆1月5日(火)まで、休業とさせて頂きます。
 オンラインの発送は来年1月4日から。

パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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