Parfum Satori

2015年4月アーカイブ

フレグランス鑑賞&ティーパーティー夏 5月31日(日)

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7月開講のフレグランスデザイン講座(6月15日募集締切)受講をご検討の方、フレグランスが好きな方、香りを今よりもっと楽しみたい方は、まずフレグランス鑑賞会にお越しください。

イマドキの香りや名香といわれる香りをとりまぜながら、ゆったりと鑑賞してゆきます。ここでは、スクールのカリキュラムでは学ばない香水を中心にセレクトしています。調香師やフレグランススクール生など、香り好きの集まりなら自由に香りについてお話できるのではないでしょうか。

普段嗅ぐことのできない香料素材やアンティーク香水なども一緒に鑑賞してみましょう。

香りを鑑賞した後はお茶会。今回は香りにちなんでお抹茶を点てておもてなし致します。こちらも香りを中心に集まった魅力的な方々とのお話に花がさくことでしょう。

フレグランスデザイン講座(7月開講)をご検討の方、フレグランスの好きな方向けの一般公開講座です。


日時:5月31日(日)13:30~15:00(鑑賞会) 

   その後 16:00まで お茶会 

   費用:一般5000円(税別)/スクール生 3000円(税別)



☆要予約 お問い合わせメールでご予約ください。後ほど、予約確定のメールを差し上げます。メールでのお申し込みにはお名前、ご住所、お電話番号をご記入ください。ご質問など電話でも受け付けております。 https://parfum-satori.com/jp/contact/

☆定員になり次第締め切らせていただきます。 

☆男性の方はご紹介のある方のみお受けしています。

☆鑑賞香水
Jicky / Guerlain 1889 (Aromatic) アンティーク
Vent Vert / Pierre Balmain 1947 (Floral Green)
No1 / Laura Ashley 1981 (Green Floral)
Oribe / Parfum Satori 2006 (Green Citrus)

☆そのほかの鑑賞予定(※変更する場合があります)
2014、 2015 (Green Floral)に発売の、話題のグリーン・シトラスタイプをご案内します。

L'ile Au The (リルオテ)/ Annick Goutal 2015

Tea Escape (ティーエスケープ)/ Maison Martin Mangiela 2014 


►前回の香水鑑賞会のレポートはこちら→春の香水鑑賞会2015☆ご報告☆

香りの花 ホオノキ(朴ノ木)magnolia obovata

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朴(ホオ)ノ木の花、まさにこれぞ「肉厚の白い花」強香のホワイトフローラル。

花弁はわずかにアイボリーのかかった白で、花びらはぽってりと厚く、マットな表面にもかかわらず、内側から光り輝くようだ。


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遠くに見える巨木の上に白い花が点々と。
あれ?もう朴ノ木が咲いてる?まさか?

近寄るにつれて、甘い熟れたイチゴやメロンのようなフルーティー・ノートが漂ってくる。
非常に強い香り。

初夏の訪れの早さにびっくりする。
過去の朴ノ木の記事をみたら、やはり毎年5月の初め頃に書いている。


6月の雨の日に、誰もいないこの木の下で、坂村真民さんの「念ずれば花開く(めぐりあいのふしぎ)」を読みながら泣いていたこともある。2011年震災の年のことだ。

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本当に立派な大きな花。
完全に開花すると、直径は20センチくらいあると思う。
威風堂々(いふうどうどう)、花の中の王様と言った風情だ。


繊細(せんさい)さとはかけはなれているので、「好きではない」と言うひともいるが、好き嫌いとは別の次元で、これはこれで何か尊敬に値すると思う。


がっしりとした巨木の前に、思わずひれ伏したくなる・・自然界の奇跡を感じてしまうのだ。

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遠くまで匂ってくる香りはそんなわけでフルーティーな甘さ。
5年前にこの花をみたときは、パンピーオレンジ(昔、牛乳屋さんが配達してくれた)ような香り、と思ったものである。

マグノリア類の特徴的な、ミルクゴム調の香りは、フルーティに隠れている。

しかし、咲きかけのつぼみの花芯に近づいて嗅ぐと、メチルサリシレート(サリチル酸メチル)のような、湿布薬のような匂いもする。



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モクレン科 モクレン属 学名:Magnolia obovata thunb

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過去こんなに書いている。毎年同じようなことを書いているけど。。。

►2014年4月30日 の記事 ホオノキ(朴ノ木)の花 magnolia obovata

►2012年5月8日 の記事 朴ノ木(ホオノキ)の一年

►2012年5月5日 の記事 マグノリア magnolia香料

►2012年5月4日 の記事 ホオノキ(朴の木) マグノリア属



►2011年5月4日 の記事 今、咲いていますホオノキの花

漂ってくる甘いフルーティーな匂い、なんだっけ・・・?そうそう、小さい頃飲んだ、「パンピーオレンジ」のにおいみたいだ。こんな大きい木でも、低い所に枝が降りて来ていて、いくつかの花を近くで嗅ぐことができる。蕾は、ゴムっぽいラクトニックな匂い。完全に咲くと、イチゴとチュベローズのカクテルのようにフレーバー的な甘さがある。みんな、寄ってきてニコニコしながら香りを吸っている。よく観察すると、ホオノキの下や、桜の木の下には、下草が生えていない。
セイタカアワダチソウもそうだが、朴の木も、根から発芽抑制物質を出し、他の植物が生えないようにする。見えない地下では、植物の覇権争いが行われているのだった。

アヤメ,イリス,Iris

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アヤメが咲いている。
アヤメは、乾いた地面に咲く。
背があまり高くない。
花は小ぶり。

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2010年5月10日 カラムスの記事より


いずれ菖蒲(アナメ)か杜若 (カキツバタ)というが、そのことわざ通り、どれがどれなのか判然としない。いつも、調べてその時は納得するのだがまたすぐ混乱してきてしまう。

ざっくりとは、アヤメは乾いたところに育ち、カキツバタは水の中に育つ。いろいろな色があるのはハナショウブ。畑にも水の中にも育つ。花びらの網目模様も判断の材料になる。カキツバタは網目がない。

 

アヤメとショウブは同じ「菖蒲」という漢字をあてるが、本当のショウブとは違う。ハナショウブも、上で書いたとおりまた別のものだからややこしい。

端午の節句にお風呂に入れるのはこのショウブ(Acorus calamus)。

サトイモ科で、ハナショウブやアヤメとはぜんぜん別の植物。


ショウブからは香料も採られる。

ニオイアヤメからイリスが、ショウブからはカラムスと言う香料が採られる。
カラムスは規制対象の香料で、今では使用できない。


まとめ。

アヤメ科植物
・アヤメ・・・乾いた畑
・ハナショウブ・・中間
・カキツバタ・・・湿地

サトイモ科植物
・ショウブ

ホソバオオアマナ Ornithogalum orthophyllum

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ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)は、春先に咲く白い清純な花。
茎の途中から分枝して、いくつも花をつける。

もとはヨーロッパのものが観賞用に輸入されたものが、丈夫な性質のため徐々に里山に広がって行ったのだという。

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落羽松(ラクウショウ)の林床いちめんにさくホソバオオアマナ。

ユリ科オオアマナ属のホソバオオアマナ(Ornithogalum orthophyllum)、とユリ科のアマナ(Amana edulis)とは、名前は似てても、別種の植物。


夏から秋に咲き始めるタマスダレという花もよく似ている。
しかし、タマスダレは1本の茎に一輪しか咲かない。
花の時期は9月である。

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上はホソバオオアマナの花。下はタマスダレの花。


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藤の花 Fleur de glycine

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桜が終わったと思ったらもう、藤(ふじ)の花が咲き始めている。

まだ開いたばかりの花に蜜を求めてやってくるクマバチ。
もぞもぞと花の奥にもぐりこむ。

ひとつずつの花もかわいいけど、やはり垂れ下がる姿がなんともエレガント。

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藤の花は豆の花。
エンドウマメやスイトピーや、エニシダ、ニセアカシア、ハギなどみんな豆の花。
ハニーグリーン、青臭くて甘い蜜の匂い。

藤が咲けばもう、初夏は始まっている。

Kiyomasa no Ido at Meiji Jingu

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There is a well called Kiyomasa no Ido at Meiji JinguThe water is transparent and you can see round & smooth stones.

Looking into the well.. Seeing those stones, the reflection of green leaves & branches of the trees on the water, I start to wonder if I am standing on the water or in the sky. 


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Entering from the Kitasando near Yoyogi Station, tall trees on the street are blocking the sky. The scent of Hinoki and Cederwood is refreshing.

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There is a fishing spot near the lake. The view of wild wisterias from there is great.

A heroine and an egret are resting.

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Out of the woods, at the end of the road is where you find Kiyomasa no Ido. Quiet place. 


I will not expect a reward or benefits. I just wanted to express gratitude for my safety today. 

  

 MEIJI JINGU HP

 

アカンサス,Acanthus,

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これは、南仏の鷲巣村、グルドンでのアカンサス(アカンツス)。
とげのある葉を持つ、シソ科の下位にある葉アザミの仲間。

花は巨大だけれども、どことなくシソの花の形に似ている。

でも、普通のアザミやアーティチョークはキク科だから、名前が似ていても違うファミリー。


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こちらは日本の温室で。
花はより立派できれいだけど、色が淡い。
確か、アカンツス・モンタヌスというみたい。
葉のとげがすごく鋭い。

世界史でもアカンサスといえばコリント様式の柱の装飾としてならったのを思いだす。

ダイナミックな花と葉の形だから、デザインに使いたくなる気持ち、分かるような気がする。

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本当に巨大な花。


亀と松 KAME&MATSU

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君来ずは 形見にせむと 我がふたり
 植えし松ノ木 君を待ち出でむ
                                    柿本人麻呂歌集

私待つわ、いつまでも待つわ。

あなたと一緒に植えたこの松の木の下で。
いいの、トロくたって、だって私、カメだもの。

Flower arrangement(Kado) textbook Ikebana 1843

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This old textbook is also like an artbook.  

This book has been in a family for generations and was written in 1843 「天保14蕟卯三月十四日」.


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My grandmother was a Kado Shihan,master of flower arrangement.(So are my mother and I.)

This one below is a license or diploma of my grand mother.

This agreement looks so strict that it reminds me of Samurai.


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Japanese blog (日本語オリジナル)

華道教本 天保十四年 Ikebana 1843 /2013年3月30日

華道秘伝書 明治32年1899  /2013年4月 4日




デコポン しらぬひDekopon

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よいち「うわっー!巨大なミカンでやすねー!」
さとり 「ポコ!」
よいち「あっ、さとりさま!いきなり人のおでこをたたくなんて、ご無体(むたい)な!プンスカ!!」
さとり「ホホ、よいち、これはデコポンと云うのじゃ」


デコポンは大きな柑橘(かんきつ)の果実。
実と枝のつけねに大きな出っ張りがあるのがとてもユーモラスである。
実際には20年前にはもうあったそうだが、数年前から街で見かけるようになった気がする。

最初は頂きものだったので、あまり名前もよく分からず食べていたし、
その姿から大きなポンカンだと思っていたが、デコポンという名だということを後に知った。
本当は、シラヌヒというハイブリッド種(ポンカン×清見)の、
中でも品質基準をクリアしたものだけにつけられる商標なのだとか。


私の子供の頃の、この時期の柑橘。
それはミカンがもう終わってしまった後、春から初夏にかけてはポンカンであった。
ポンカンはここまで大きく無いがやはりデコがあったと思う。

ポンカンは味は食べやすいのだが種がある。
その種を間違って噛んでしまうと生臭いえぐみがあって、それはちょっとパクチーにも似ている。
(香料のマンダリンにはこの種子のような、パクチーのようなクセがあって、それはマンダリンアルデヒドをかぐといつも思いだす)


夏みかんは子供の私にはすっぱくて、皮の白いところが苦く、手が汚れるのであまり好きでは無い。
ときどき給食に出てきて閉口(へいこう)した。

ハッサクはあっさりしているが果肉が少しパサパサして、甘みが少ない。


しかし、デコポンには種が無い。
とてもジューシーだし甘い。
一粒が大きいので、おなかがいっぱいになる。

そんなわけで、近頃はよくデコポンを食べる。


しかし、この名前、最高だと思う。








デッチマ Detchema / Revillon 1953

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☆ 香水名 Detchema デッチマ

☆ 発売年 1953年

☆ 香調  フローラルブーケ

☆ ブランド   REVILLON (レヴィオン)

トップはアルデハイドとピーチ、ヒヤシンスやネロリ、

やがてジャスミン、イランイラン、ミュゲ、ローズのフローラル、

ラストはレザー、サンダル、アンバー、ムスク、イリス、ベチバーなど、


特別めずらしい香料の組み合わせではないが、とても美しいアコード。
レザーとアルデヒドが花で柔らかく包み込まれている。


1958年に出たニナリッチのカプリッチも同じようなタイプだ。



ロリータレンピカ, Lolita Lempicka 1997

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ロリータレンピカ。

アニスとイリスとバイオレット、バニラやアーモンド、ヘリオトロープ。
とにかく甘くパウダリーな香りを、ちょっとしたグリーンが引き締めている。

グルマンタイプだが、テュレリーミュグレーのエンジェルよりもふんわりした香り。


☆ 香水名 Lolita Lempicka

☆ 発売年 1997年

☆ 香調  グルマン

☆ パフューマー   Annick Menardo

☆ ブランド   Lolita Lempicka (ロリータレンピカ)

筍(タケノコ)ご飯、bamboo shoot

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アトリエのMさんが、
「先生、近くのデパートに小さな筍(たけのこ)が売っていますよ、1回分のたけのこご飯を炊くのににちょうどいいサイズです」

そんなことを聞いて、私も本当に久しぶりにたけのこご飯を作ってみる気になった。



本当に、15センチくらいのかわいい筍だ。
昔のことだが、まいとし春先になると家に届いていたのは、もっと太くて大きくて、ふた回りは大きかったと思う。

そうそう、こんな風に皮には毛がはえているんだっけ。
ちょこっと粘土っぽい泥もついていて、ほのぼのしてるなあ。


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灰汁(あく)抜き用の糠(ヌカ)までセットになっている。

米糠(ぬか)なんて、イマドキあまり家では用意していないから、とても便利だ。

何かをいざ作ろうとすると、あれが足りないコレが足りない、なんてことがままある。
筍は、「なんとなく面倒くさそう」というハードルがあるので、ここまで至れりつくせりにしてもらわないと、買うふんぎりがつかない。


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さて、そんなわけで久しぶりにタケノコご飯を炊くことにした。
しかし最後に筍をゆでてから、はや20年は経っている。

「どんなだったかな?」と記憶の糸をたぐり寄せようと思ったが、それよりはまずはネットで茹で方のレシピを検索してみた。

ずらーっと出てきて、今は本当に便利だなあ。


しかし作り方をよく読んだら、2時間は茹でないといけないと書いてある。
『え、今から茹で始めたら深夜になってしまう?』

そうだったっけ?
じゃあ、今夜は食べられないジャン!
この晩の献立計画は崩れた。


何はともあれ、固い筍の先を斜めに切り落とし、皮に縦に切れ目をいれ、ヌカを入れた鍋でグラグラと茹でる。
時々、蒸発した分の水を足しながらなので、案外目が離せない。


煮えてくるにつれ、やわらかく粉っぽい、白い木の香りのような甘い香りがキッチン全体に広がる。
遠い昔、台所で筍を茹でている母親のそばにまとわりつきながら見ていたことを思いだすなあ。

母はめんどくさがり屋ではあったが、年に一度は筍ご飯を作ってくれたものである。

そのころの家庭では、春には筍ご飯を、初夏に豆ご飯、秋は松茸と、季節ごとに混ぜご飯を炊くのが当たり前の行事だったのだ。

今になって、ふっくらと心を豊かにしているものが、そんなところから始まっているのだと気がつく。
家庭の環境は、緩効性の(かんこうせい・ゆっくりと効き目のある)肥料のようなものだ。


小さい頃の思い出がなかったら、年を取ってから作る気になんかならなかっただろう。
子供の頃に家庭で学ぶことはとても多い。

学校で習うようなすぐに役に立つこととは違う。
ましてや、週に一回のお稽古だけでは、どの程度の情操教育ができるのかな、と思う。


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自分で作ったのは、大人になってから2-3回だろうか。

母もだんだんと年をとるにつれ、これらの作業がおっくうになり、筍(たけのこ)は家でなくて外で食べるものになってしまった。


結局この日は火をとめて、冷めてから鍋のまま冷蔵庫に保管。
毎晩忙しく、結局筍ご飯を炊けたのは3日後になってしまった。

これじゃあ、筍の水煮を買ってもおんなじ?
そんな風に思ったけれども・・・。

ご飯と一緒に炊き始めると、再びあの甘い香りが湯気と共に立ち上ってくる。
やー、これこそ本物の筍ご飯!!

ひとくちほおばれば、ふわっと広がる春のにおい。

これを食べると、お弁当で買った筍(たけのこ)ご飯なんて、紙っぺらのように香りがない。



十分に灰汁抜きしたつもりだったけれど、ほのかにいがらっぽいような味がある。
そうそう、以前に作った時も、少しあくが残ったりしてたっけ。


今日は、木の芽がないので、シソを変わりに千切りにして乗せる。
急いだからちょっと太いなー。((-_-;))

そしておでんを取り合わせた、至福の献立。


濃い口のおしょうゆで色は濃くなってしまったけど、お味はそれほど辛くなく、おこげもできて最高に美味しかった。



この染付けのお茶碗は、一閑人(いっかんじん)と云って、子供(唐子)が覗き込むようなデザインになっている。




ドルセー「ル ダンディ」1925 D'orsay Le Dandy

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☆ 香水名 Le Dandy

☆ 発売年 1925年

☆ 香調  ウッディスパイシー,

☆ パフューマー   Dominique Preyssas

☆ ブランド   ドルセー (D'orsay)


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ブラックの八角形に金のラベルが美しいドルセーのパルファン。
未開封。
女性用のラ ダンディと、男性用のル ダンディがある。



シデコブシ,Magnolia stellata,マグノリア,四手拳、

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ちょうど、白蓮と同じ頃に咲くシデコブシ。
こちらの方が少し早く咲き始め、やや長持ちするようだ。

ピンクの花は開くにつれて白くなっていく。


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同じマグノリアの仲間、白蓮に比べてシデコブシは細い花びら。
香りは甘く爽やかで、少しジリっとしたジメトールとか、それより少し甘いリナロールのような匂いだ。

白い肉厚の夏の花、ホワイトフローラルタイプはとても流行っており、マグノリアをテーマにした香水も多い。

ただ、一口でマグノリアと言っても、マグノリア類は種類がいろいろあり、少しづつ違う香りである。


マグノリアの天然香料は銀厚朴(ギンコウボク)から採られたもので、とてもフルーティ・ハーバルな香りだ。




フレグランスデザイン講座 体験教室 fragrance school

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フレグランスデザイン講座 体験教室 バラの香りを作る

次回体験講座は5月2日(土)11:00~  パルファンサトリ 11Fアトリエ

7月開講のフレグランスデザイン講座通学をご検討の方は、ぜひ体験受講をお受けください。

体験講座では、バラの香りを1/2オンス(15cc)つくり、きれいな香水瓶(ケース付)に詰めてお持ち帰りいただきます。

受講料・教材費  10,000円(税別)  約90分 (要予約)


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7月開講のフレグランスデザイン講座(6月15日募集締切)をご検討の方は、まずは見学、または体験受講をお勧めしております。この講座は、バラの香りを作る調香体験講座です。

☆要予約  お問い合わせメールまたは電話で。メールでのお申し込みにはお名前、ご住所、お電話番号、を必ずご記入ください。受講受付の返信メールをもって申込み完了となります。

☆定員になり次第締め切らせていただきます。

申込み、お問い合わせメール  https://parfum-satori.com/jp/contact/

パルファンサトリ 03-5787-7207

もっと詳しく ➤http://parfum-satori.com/res/images/school/pdf/trial.pdf


スクール➤ http://parfum-satori.com/jp/school/


コブシ,マグノリア属,Kobushi magnolia

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辛夷(コブシ)は、よく似た白蓮(ハクレン)より早く咲き、桜が咲き始める頃には終わる、そんな順番だろうか。

これは3月下旬の写真だから、ほんの半月ほど前のこと。

その桜も、ソメイヨシノの次の八重桜(ヤエザクラ)の時期に移っていて、本当に春は毎日が早い。

この辛夷の木は円錐形をしていてとてもきれいなのだが、そばに近づくことができない。



辛夷(コブシ)も、木蓮(モクレン)も、白蓮(ハクレン)も、泰山木(タイサンボク)も、朴の木(ホオノキ)も、唐種招霊(カラタネオガダマ)も、シャンパカも、みんなマグノリア属で、どれもいい匂いがする。

しかしそれぞれの花の香りには、共通の部分と異なる部分があって、それが特徴となっている。


例えば、同じシトラス(柑橘)の香りでも、レモンとオレンジとライムは、共通の爽やかな瑞々しさを持つ一方、レモンはグリーン感があり、オレンジは甘く、ライムは炭酸のような発泡感あるというような固有のキャラクターがある。


先日書いたように、白蓮の咲き始めはシトラス感とヘディオンのようなグリーン、それは泰山木(タイサンボク)に似ている。そして次第にミルクラクトン、ゴム調の甘いボリュームのある香りに変わっていく。

唐種招霊(カラタネオガダマ)はバナナのような匂いで、メロンやベリーの熟した朴の木の花の匂いに近い。

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こちらのコブシは倒れかけた枝にパラパラとしか咲かないのだが、
低いので近くによって香りをみることができる。

コブシの咲き始めはシャープで、まるでスースーするシップ薬のような、メチルサリシレート(サリチル酸メチル)の匂いがする。
大山蓮華(オオヤマレンゲ)もそのような匂いがする。

かと思えば、終わりかけの別のコブシの木を嗅いでみれば尖ったところが少なくなって、甘ずっぱい匂いに変わっていた。



毎年毎年、繰り返し花の香りを匂ってみれば、思い違いに気がついたり新しい発見がある。
印象はときにぶれるのだが、最終的には統合されて、その花の持つ本質的な部分に近づいていくのだと思う。








白妙(しろたえ)という名の桜 Cerasus serrulata 'Sirotae'

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白妙(しろたえ)は、八重のさくら。
やさしくて夢見るような花。

花の重さに耐えかねて、うつむく姿が可憐である。

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大きなサクラというよりも、まるで小輪バラのように見えるけれども、悲しいことに棘(とげ)がない。

こんなに従順では「世の荒波に蹂躪(じゅうりん)されてしまうよ」と心配になる。



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オオシマザクラ系のサトザクラ。
はじめは薄紅がさしているが、開くにつれて真っ白になる。




タイハクというサクラ,太白,cherryblossom

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その名の通り、大きくて白い、太白(タイハク)という名のサクラ。
ほんわりとした香りがする。


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花柄の長さに対して花びらが大きいので、他のサクラより密度が高くみっしりと咲く。
ポンポン手毬のよう。

花びらが散るときは、ゆったりと、大きな曲線を描いてく。


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ほんのりピンクが純白に咲く、太白は乙女なサクラ。



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Premium Collection さくら「SAKURA」  オードパルファン 50ml ¥16,000(税別)

2015年3月5日、プレミアムコレクションとしてリニューアル。

香調

明るくみずみずしい花の甘さが、うすべに色のふんわりパウダリーに変化します。やさしくもきりっと美しい日本の「さくら」。匂い袋のような和の花の香りです。

IMAGE

万葉の時代から、日本のアートの中に描かれ続けてきたさくら。

雅やかに春を告げ、散りぎわも美しいこの花を、私たちはこよなく愛してきました。

花びらが風に舞うごとく、より軽やかに匂い立つように、日本特有の美意識を香りに託し、丁寧に処方を組みました。


詳しい説明はこちら→オードパルファン さくら

お買い物ページはこちら→オードパルファン さくら

桜の園,新宿御苑,散り際 cherryblossom

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桜の園の、ピンクのドームのベンチの下でぼんやりと過ごす。
包まれ感いっぱい♡

風がやさしく枝を揺らし、はなびらとお日様がもつれ合って流れるとき、時は止まってしまう。


でも、あっという間に時間は経って、もうアトリエに帰らなくちゃ。


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振り返れば、もう散ってるよ~。
吹雪いている、桜の園。

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普段は雑木林と言った風情の桜の林。
白やピンク、濃い紅色、そして花びらのじゅうたん。


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一日ごとに季節が進んで、あの八重紅枝垂(やえべにしだれ)の回りも、今を盛りと咲き乱れている。
今を盛りと。



パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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オードパルファン<br />SATORI(さとり)

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同じ重さの黄金より価値のある、最高の沈香木・伽羅の香りを表現したパルファン サトリの代表作品です。

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フレグランスデザイン講座 <br/>パルファンサトリ

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調香を学び、オリジナルの香りを作る講座です

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