Parfum Satori

2014年12月アーカイブ

2014年ダイジェスト digest

今年ももうあとわずかな時間を残して終わろうとしています。
皆様、一年間のご愛読どうもありがとうございました。

2014年、パルファンサトリの香り紀行を振り返ってみました!

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パルファンサトリ フレグランススクール
の様子です。一年間でもっとも優れた作品として「フレグランスオブザイヤー」が選ばれました。

東京アメリカンクラブにて 2014年2月2日に開催いたしました。




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6月のパリオランジュリー美術館前からエッフェル塔を望む。


2010年から始まった、「さとりと与一」が人力車で世界を回るシリーズも4年になりました。

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世界調香師会議 (WPC)2014 がフランスの ドゥーヴィル(Deauville) で行われました。
世界中から調香師、香料業界の集まる一大イベントです。




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ドゥーヴィルは、アメリカ映画祭Festival du Cinéma Américainが開かれる場所です。
日の入りと、満月の出が同時に見られた、大潮の奇跡のような夕方でした。


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フランスの美しい港町 オンフルール Honfleur

ここは、印象派の題材になった地でもあり、エリックサティの生地でもあります。


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南フランスの小さな村。小高い丘の上にあります。
絵本の中のような街並みがとてもきれいです。



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ここは、南仏にある私のサンクチュアリ。
南仏滞在中、時間があれば訪れる、フランスにおける新宿御苑でしょうか。
香料植物が見れる、最も好きな場所です。



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11月は、
海外からのお客様もとても増えました。


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12月、皆さんにお誕生日をお祝いして頂きました!



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皆様にとって、2015年が大きなブンタンの様に、実り多い一年でありますように☆
来年もどうぞ宜しくお願い致します!




年末年始のお休みのお知らせ
 12/28~1/4まで、サロンをお休みさせていただきます。 オンライン・ショッピングは1月3日からの発送開始です。 どうぞよいお年をお迎えください。



鎌倉彫 手鏡 麻の葉模様 Kamakura-bori

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鎌倉彫の手鏡。

何年か前に私が「麻の葉模様」が好きだと言ったことをずっと覚えていてくださって、鎌倉彫の先生が作ってくださったもの。

花柄とか、ツタ模様のような絵柄は、凝ったようにみえて、少しくらいずれても帳尻を合わせやすい。 

でも、麻の葉模様のような、こういった直線の組み合わせできっちりできたものは、少しの狂いでも目立つので、とても難しいのだそうだ。

しかも、三角の鋭角の部分はエッジが甘くなりがちで、このようにすっきりと見えるのは丁寧に掘り込まないといけないし、もちろん、細い線の部分は手が滑って彫ってしまったら元に戻すことはできない。

うるしの渋めの赤が落ち着いている。
全面に模様がなくて、余白のあるところがちょうどよい。
小さいけど、存在感のある手鏡だ。

バタバタしていると身なりも構わなくなりがち。
もうちょっと鏡を見て、丁寧に化粧なりをしないといけないな~と思うのだが。。。



年末年始のお休みのお知らせ
 12/28~1/4まで、サロンをお休みさせていただきます。 オンライン・ショッピングはいつでもご注文登録が可能、新年は3日からの発送開始です。 どうぞよいお年をお迎えください。

insence stand & insence holder

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A set of portable silver insence stand & insence holder.


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This small incense stand is sakura-shaped and made of silver



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Incense can be quite long. So we break them to fit into the incense holder. 


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Finest incense of KYARA


トリュフの塩 truffle sale al tartufo

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トリュフのお塩があると聞いて買ってみた。

白い塩の中には、乾燥したトリュフがぽつぽつと見えるが。。。
蓋を開けると、プンっと香りが鼻をつく。

『トリュフはこんな尖った刺激臭じゃないけどな。』
そう言いつつしばらく開け放しておいているうちに、密封された香りがとんで匂いは弱くなったかと思われた。

しかし、その後しっかり蓋を閉めて片付けたにも関わらず、アトリエのキッチンに入るたびにトリュフのにおいが漂っている。

時によっては、玄関をあけた瞬間にも「あ、いるな」と匂う。


まるで、どんなに封じ込めてもどこからか入り込んでくる細かい胞子のような?
パワーとか拡散性があるというより、細い帯の様に遠くまで流れ、隙間からも滑り込んでくる。

少量でもすぐわかる、すごく気になるというか、菌糸類の匂いって存在感あるなあ。

オークモスとかも。(オークモスは地衣類だけど、それ的な)

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なんでも、木綿豆腐にオリーブオイルとトリュフ塩をかけると、おつなツマミになるというのでやってみた。

豆腐自体に匂いがないので、単独では物足りない。
状況によっては少しでも匂うのに、取り合わせによっては十分に堪能できない気がする。

やはりオリーブオイルがからむと香りにボディ感がでるようだ。

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温泉タマゴにもかけてみた。
両方がバラバラな感じ。
あったかいものの方がいいのかなあ。


やっぱり生のトリュフをスライスした、あの香りを期待しないほうがいいみたい。
あつあつのジャガイモにバター、たっぷりのトリュフを削りながらかける、それは別物。

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普通にサラダにはおいしい。

前もってオリーブオイルと少量のトリュフ塩をグリーンリーフにあえてから(手で混ぜ混ぜする)、普通のドレッシングをかけると、隠し味になっていつものサラダがぐっとおいしくなる。

エビや卵などプラスしてもいいなあ。
くせになるというか、主役ではないけど、やみつきになる香り。



デートのとき、男性がコートのポケットにトリュフを入れていると、女性がなびきやすいといううわさが本当かどうかは知らない。

サルノコシカケ Polypore

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サルノコシカケらしい。

らしい、というのは、サルノコシカケという種類のキノコはないらしく、とりあえずこの名前の科でくくっている、ということのようだ。

20センチくらいはありそうな大きなキノコ。
ポクっとした木質な感じで、まさに腰掛けられそうだ。

サルノコシカケは、普通のキノコの様に、一晩で消えてしまったりせず、ずっとがんばり続け、寄生主である木を朽ちさせ、どんどん侵していくそうだ。

森の奥では胞子による戦いが、ひっそりと行われているのだろう。




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朝、最高級のコットンシャツに袖を通す。清々しい高揚感をまとい、呼吸を整えるひととき。

夜、バスタイムのあとに、さっぱりとした気分で清潔なリネンに包まれて眠るやすらぎ。

シンプルで上質な日本の暮らしになじんできた色の組み合わせ、「紺と白」をイメージモチーフとしました。フルーティとアルデハイドの意外な組み合わせが、これまでにない斬新な印象を残します。

光をふくんだリネンのように柔らかく癒されるこの香りは、男女を問わず、お着け頂けます。

 

パルファンサトリでは、コン シロ(Kon shiro)」の0.5mlサンプルをお送りさせて戴いております。ご希望のお客様は、「コンシロ(Kon shiro)」サンプル送付のお申込みページから→ こちら 

正しく配送するためにお電話番号の記入もよろしくお願いします。 

► 紺白-Kon Shiro-の香調などの詳しい説明は→こちら

パルファンサトリの英語フランス語ホームページが新しくなりました!

凍る朝 frosty morning 2 霜柱

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シモバシラ、長い、大きい霜柱。

冬のまだ暗い朝、一度目が覚めて、暖かい布団の中でひとしきり考える。
もう起きようかな・・・。もうちょっとぐずぐずしていようかな・・・。

今起きれば、ひと仕事した後で新宿御苑の開園時間に駆けつけて、小一時間は歩けるはず。
どうしよう。。。こんなに寒くて風邪を引いたりしては仕事に差し支える。。。

そんなふうに思考が行きつ戻りつしながら、ようやく決心がついて、しぶしぶベッドから抜け出す。

ぱっぱっと行動できればいいのだが、お湯をわかしたりメールチェックをしたり、もさもさしながら仕度してようやく外へ出るまでになる。



寒いけど、空がきれい。

あんなに意気地無しだったのが、歩いているうちにだんだん元気になってきて、新宿御苑のことを考えるとイソイソとしてしまう。

一度アトリエで仕事を始めてしまうと、なかなかやめられなくなるので、このまま荷物だけ置いていくことにする。



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あまり変化のない冬の景色だけれど、たまたま通りがかった花壇に、霜柱の花が盛大に咲いているのに出くわした。

といっても、植物のシモバシラではない。
まあ比ゆ的に。


夏の間、ここにはたくさんのワルナスビが咲いていたところ。
よく耕されて、ホクホクした土だから長く伸びたのだろうか。



霜柱は、火山灰の堆積物を中心とする、ローム層と呼ばれる土(赤土)でよく育つ。

雪の結晶研究で有名な中谷宇吉郎先生の随筆集で読んだところでは、日本特有の現象らしく(日本以外でも2-3見られるそうだが)、ヨーロッパのような土ではできない、またはできにくいそうである。

中谷先生は霜柱の実験をした女学生グループのレポートに触れながら書かれている。
霜柱のできるメカニズムや、どの土でならできるのか、さらにドイツの土を持ってきて、細かくすりつぶし、表面をでこぼこにして実験室で試したところようやくできたなど、非常に興味深く読んだ。


日本では見慣れた当たり前の光景も、ヨーロッパでは見ることができない。

仙台銘菓の「シモバシラ」というのがあって、これは飴を繊細に引き伸ばし、霜柱を模して固めたもので、まるで綿飴の様に口の中でさらっと溶けてしまう。

これをフランスへのおみやげにしようかと思ったこともあるのだが、本家の霜柱を見たことがない人たちに、その感動を理解してもらうのは難しいと感じた。

夏と冬では40度も気温差がある。
そんな四季があるからこその情緒。

日本人をはぐくむ情緒は、自然現象の中にある。


最近じゃ、都心であまり見かけることもなくなった霜柱。
青森では3段、4段に伸びたりするそうだ。






凍る朝  frosty morning

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暑い夏が終わり、それほど寒くならないまま秋が過ぎて、ようやく冬らしい寒さになった。
朝起きて、キッチンでお湯を沸かし、半覚醒の頭を熱い紅茶ですっきりさせる。

「冬はつとめて」と書いたのは清少納言。
早朝の厳しい寒さ、急いで炭火を熾す様子が思い浮かび、しんと冷たい中にはぜる炭火の音や香りまで思い浮かぶようである。



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などと気取って書いていられるのも、本物の大寒波がやってくるまでのこと。
「こんな寒くちゃ、余裕いってられない~!」
というのが正直なところだ。

北国から来た人は、東京は温かいと言うけれど、ずっとここにいる身には堪(こた)える。


今年も冬が長いのかなあ。
夏は夏で、もう本当にいい加減にして!と言う頃にやっと猛暑が終わるのだけれど、冬の寒さも勘弁してもらいたい。

でも、これからが本当の本番。
あと2ヶ月も耐えられるかな。。。


この、凍った杭の景色がお気に入り。


ヒヨドリ,Hypsipetes amaurotis,鵯,

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ヒーヨ、ヒーヨと鳴く鳥、ヒヨドリ。

冬になると鳥の姿に関心が行くのは、花が少なくなり、木も葉を落とすため見つけやすいのかと思う。

ヒヨドリは秋深くなると、北から南へ、山から里へやってくると云うが、渡りをしないでそのまま居続けるものも多いらしい。

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夏は虫も食べるが、冬に果実をよく食べる。
サザンカの蜜を吸ったりするそうだ。

しかし同じ名前を持つ植物、「ヒヨドリジョウゴ」の赤い実は不味いのか食べない。

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ヒヨドリの巣は木の上に作られるのだと思っていたけれど。
ほらの中を覗いている。

デートのお誘いだったりして♡

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いつの間にか2羽になっているけれど、仲がよさそうにも見えず。
そっぽを向いたまま。

さしずめ、「ちぇ、むくれやがって、返事もしない。。。」とでも思っているのだろうか。








第六改正日本薬局方註解 Japanese Pharmacopoeia

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日本薬局方註解とは、医薬品の規格基準書である。
明治19年(1886)に初版が公布されて以来改訂がくりかえされて、平成13年3月30日に公布された第十四改正が最新版だ。

これは母方の祖父の持ち物で、先日、母の本棚から発見しもらってきたものだ。

明治生まれの祖父は非常な勉強家であって、局方を1冊丸暗記したときは、世の中で大分偉くなったような気がしたそうだ。

祖父、両親、伯父、伯母、嫂と、身内には薬剤師の免許を持つ者が多い。
私はその道には行かなかったので、この本をもらう立場ではなかったのだが、香料と生薬は重なる部分も多いので蔵書に入れることにした。


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カバーはぼろぼろ、中身もシミが浮いていたりするので、壊れそうで触るのも怖い。

日常使うことはないだろうけれど、すすけた表紙の文字が書棚に並んでいるだけでも、落ち着くものである。


本が好きで古書が好き。
こんな本を喜んで持っていたりすると、愛書家なのか、「bibliophilism(書籍愛好家)」なのか、わからなくなる。

一応、読書人でいたいと思うのだけれども。

第六改正日本薬局方註解 Japanese Pharmacopoeia



10本レフィル クリスマスギフトに ☆ refill 10

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10本レフィルは、パルファンサトリのオードパルファンが10種類はいったクールなセット。

少しづつお試しになれます。

今からでも間に合う、ちょっとしたギフトにもぴったりです!

バックにも入る小さめサイズ。外出先のつけ直しにも。

 

女性用A ニュアージュ ローズ、夜の梅、紫の上、合歓、シルクイリス、さとり、ソネット、睡蓮、ワサンボン、桜の10種類(注:このうち3本はA・B共通の香り)

性用B (MR66、ムスクブルー、イリスオム、織部、シルクイリス、さとり、牡丹、苔清水、睡蓮、プチトリアノンの10種類)






ウェブサイト「all about Tips +」( オールアバウト)でパルファンサトリの10本レフィルBが紹介されました。

My grandmother's comb(KUSHI KANZASHI)

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This is my grandmother's comb of Meiji(1868-1912) or Taisho (1912-1926)periods.

It's a small tortoiseshell comb, gold lacquered with "kai-awase(Common orient clam)" designs.



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It's only 8.5 cm and looks small & plain. 


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This kimono has the sameKai-awase designs.

 

巨大レモン Citrus Limon Burm.f.Ponderosa

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巨大レモンといっても、比較するものがなければわかりにくいけれども。
なんたって、15センチはあると思う。

グレープフルーツみたい。


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Citrus Limon Burm.f.cv.Ponderosa
栽培品種だそうだ。

カタカナの「レモン」ではなく、「檸檬」のある庭に憧れている。



'Mignon'Johann Wolfgang von Goethe

君知るや南の国
レモンの木は花咲き くらき林の中に
こがね色したる柑子は枝もたわわに実り
青き晴れたる空より しづやかに風吹き
ミルテの木はしづかに ラウレルの木は高く
雲にそびえて立てる国や 彼方へ
君とともに ゆかまし

(森鴎外 )


クチナシの黄色い実 ガーデニア Gardenia jasminoides Ellis

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これはまた立派なクチナシの実、オレンジ色。

クチナシの実からは染料がとれる。
繊維を染めるだけでなく、食品にも使う天然の着色料。

昔々、お正月のきんとんを黄色に染めるのに母が使っていたのをあいまいに記憶している。
私はやったことはないけれども。。。

子供の頃は、食と季節感や歳時記を、キッチン(昔は台所と言ったものだ)で自然と学んだものである。
世の中の「おかあさん」が普通にやってきた教育ってたいしたものだと思う。

日本の心を育んだのは、「おかあさん」でしょう。


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漢方にも使う。日本薬局方にも収録されている生薬である。


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6月に咲く、白い一重のクチナシ(梔子)の花。
小ぶりで清楚だが、立派な実をつける。

花の中心にぐったりと横たわる六本の線は、役目を終えた雄しべ。




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八重は華やかでゆったりと美しい。
ガーデニアと呼んだほうが似合う、洋風な花のイメージだ。

けれど、雄しべは花びらに変化してしまったのだろうか、はたまた園芸品種の故(ゆえ)なのか、結実はしない。


香りを学び初めた頃は、ガーデニアの匂いって、ジャスミンにオブラートの匂いを混ぜたような香りだと覚えた。

いまどきオブラートの匂いなんてわかるかなあ。

グロッパ,くるくるらせん,Dancing Ladies Ginger

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グロッパ、ショウガの仲間の花。
くるくるらせん。

遠くから見た時の葉の形がショウガっぽいと思って、名札をみたら「グロッパ」ショウガ科だって。

熱帯の植物だから、たぶん、温室で育てたのを外に出してあったのだろう。

ダンシングレディスジンジャーとも呼ばれるらしい。

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►グロッパ ウィニティ Globba Winitti


冬の赤い実、ヒヨドリジョウゴ,鵯上戸,Solanum lyratum

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ヒヨドリジョウゴ、ナス科のつる性植物。

こんな風に冬枯れの木立を歩いていて、思いがけずかわいい果実を見つけるとうれしくなる。

ぱっと目を引くため、赤い実は冬に多いのかな?と思ってしまう。
でもよく考えるとイチゴやさくらんぼ、トマトなど、赤い実は一年を通じてなっているものだ。

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夏の終わりには、緑の葉陰にうつむいた白い花が咲く。

やっぱり、他に目を引く花などが少ないからだろう。
花の少ない時期であれば、地味な植物にも注目が集まると言うものか。


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赤く熟れた果実はいかにも美味しそうなのに、ジャガイモの芽のソラニンと同じ有害成分があり食用にならない。

鳥も食べない毒の実は、葉も枯れた冬の間ずっと残っている。
では何のために?ヒヨドリジョウゴは何のために赤いのだろう?


有毒植物の例に漏れず、適切に用いると薬にもなるようだ。
中国の古書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」や日本の古書「本草和名(ほんぞうわみょうに紹介されている。





熱帯スイレン,睡蓮,Nymphaea

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スイレンは夏の花のイメージだが、温室では長く見ることができる。
熱帯性のスイレンは、なんだか作り物めいている。


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ハスとスイレンの違いは、

ハスは花が水面より高く上がって咲き、散った後「ハチス」とも呼ばれる、種の入った果托(カタク)ができる。葉も水から立ち上がる。葉が撥水性があり、水をかけるとコロコロと玉のようになる。葉は切れ込みがない。


スイレンはヒツジグサともいう。午後、ひつじの刻(午後2時)に花を咲かせるといういわれからついた名前。水の上に浮かぶように花が咲く。花は毎日、時間を遅くにずらして開く。また閉じる。数日繰り返しながら、最後は閉じなくなりそのまま散る。花が散ると、水に沈むので、ハチスはできない。

葉も浮いたような状態。葉に切れ込みがあるのが多い。

日本産のヒツジグサの他に、温帯や熱帯を原産とするスイレンもある。

季節はずれのレンギョウとユキヤナギ

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もうすっかり景色は冬枯れの寂しい色。

レンギョウも枯葉の茶色と細い枝ばかり・・・。
しかし、遠目にみてどうも黄色いものがパラパラとついている。

こんな時期に・・・まさか?


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近寄ってみると、あらやっぱりレンギョウ(連翹)の花。
本当ならば、3月に春を呼ぶ花なのに。

寒さのせいか、春のレンギョウよりもずっと小ぶりだ。

なんか間違えちゃったのかな?




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レンギョウのブッシュと並んで、ユキヤナギもこんもりと茂っているこの場所。
よくみると、ここにも白い花がほんの数輪。

せっかく咲いても、冷たい冬の風が吹きつけては辛かろう。

世の中というものは、人より一歩早いだけでも受け入れられないと言うのに、こんなに早くては。



モミジ,紅葉,MOMIJI

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今日は雨でいけなかったけど、今週の紅葉(もみじ)、新宿御苑。

縮んで黒くなった葉が多くなり、もう紅葉(こうよう)の見納めか。



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カエデだけでなく、サクラも、イチョウも、華麗に装ったと思えばさっぱりと脱ぎ捨てる。



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上はキレイに色づいたハナノキ。(ハナカエデ・Acer pycnanthum)
見上げるほどたっぷりとした大きさがとてもいい。

一日の終わり、日没前の一瞬は世界が赤く輝く時間。
晩秋もまた、一年が暮れていく、美しい閃光の季節だ。

惜しい。惜しむ。

残心(ざんしん)こそ、日本の情緒。



アンティークのカード入れ antique

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これは昔、パリの蚤の市で発見した。
手帳カバー?カード挟み?のようなもの。

「ようなもの」というのは、元はなんだったのかわからないが、
べっ甲の固い表紙が両面についていて、二つ折りになっている。


表面は象嵌(ぞうがん)風に金の模様が入っていて、
内側にはシルクタフタが貼ってあり、ポケットはなし。
手にしたときはもうくたびれて、布は擦り切れていた。

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以前、知人が素敵な象牙のアンティークの名刺入を持っていた。

あまり素敵なので、どこで手に入れたのか聞いたところ、アンティーク市で見つけたのを、後で日本の職人さんに加工してもらったのだという。


「素敵~。私もそういうの欲しいな~」
そう思って、パリの蚤の市に行くたびに気をつけてみていたところ、象牙ではなかったのだが、鼈甲の似たような物を発見したのであった。

上の名刺入れは、その職人さんを紹介してもらい、内張りを黒のシルクでリフォーム後の写真。


すっかり気に入って、ずっと持ち歩いている。
普通じゃないものが好きだ。





カレンダーのバースデーケーキ birthday cake

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うわー、かわいいバースデーケーキ!
これ、カレンダーになってるの。

Decembre、12月の日にちはブルーベリーでできていて、誕生日のところは赤くなっている!
うれしい♡

最初、呼ばれてお部屋に入ったときは一瞬、遠目に碁盤のように見えたのだけど、
「そういうことかあー!!」


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ふわふわのクリームのケーキも素敵だけど、これ、なんかすごく新しいアイデアで最高に楽しいなー。
とっても私好みのこのケーキはL子ちゃんセレクト。

このパティシエ、どうやってこのデザインを考えたのかな?とかいろいろ想像しちゃう。


フフフ。SATORI chan だって。

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えへ、2日のところをカットしていただきました。

中はチョコレートとあまずっぱいフランボワーズのゼリーが絶妙のあっさり感。
軽くて、この年齢にはちょうどよい、美味しさであった。

サンクス☆




パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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