Parfum Satori

2014年11月アーカイブ

ヴァンサンカン 25ans 1月号にも新作香水「紺白」が紹介されました

ヴァンサンカン(25ans)1月号、12月28日発売の320ページに、パルファンサトリのオードパルファン「紺白(コンシロ)」紹介記事が掲載されました!


~360度「感じイイ」のためのTIPS、"石鹸のように誰にでも愛される香り"~欄です。


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朝、最高級のコットンシャツに袖を通す。清々しい高揚感をまとい、呼吸を整えるひととき。

夜、バスタイムのあとに、さっぱりとした気分で清潔なリネンに包まれて眠るやすらぎ。

シンプルで上質な日本の暮らしになじんできた色の組み合わせ、「紺と白」をイメージモチーフとしました。フルーティとアルデハイドの意外な組み合わせが、これまでにない斬新な印象を残します。

光をふくんだリネンのように柔らかく癒されるこの香りは、男女を問わず、お着け頂けます。

 

パルファンサトリでは、コン シロ(Kon shiro)」の0.5mlサンプルをお送りさせて戴いております。ご希望のお客様は、「コンシロ(Kon shiro)」サンプル送付のお申込みページから→ こちら 

正しく配送するためにお電話番号の記入もよろしくお願いします。 

► 紺白-Kon Shiro-の香調などの詳しい説明は→こちら

パルファンサトリの英語フランス語ホームページが新しくなりました!

エリカ、ヒース、Erica canaliculata,

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エリカ、名前もかわいいツツジの仲間の花木。

これは、中央の蕊の濃い色が、ジャノメのように見えるからジャノメエリカという。


エリカは4月の花だと思っていたが、ここのエリカは晩秋から春先まで咲く。

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リシェス RICHESSE NO.10 WINTER に 新作「紺白」が掲載!


リシェス(RICHESSE) NO.10 WINTER 12月28日発売の327ページに、パルファンサトリの新作、オードパルファン「紺白(コンシロ)」紹介記事が掲載されました!

「Richesse Times」Japonismeの欄です。







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紺白(コンシロ)オードパルファン 50ml ¥12000(税別)

ヤツデ,八つ手,Fatsia japonica,

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ヤツデは大きな葉をもち、普段はあまり目立たない陰樹であるが、冬になると鞠(まり)のような花をつける。

つぼみの時は「キレイな花」というよりは、野菜のようなイメージで、私としてはカリフラワーを連想させる。

次第に咲いてくると、花びらよりも蕊(しべ)が伸びてきて、マリのような花だ。
近くで見ると案外かわいくもあるが、やっぱり地味である。


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冬は花が少ないせいか、蜜を求める昆虫が来たりしている。

匂いはない、とずっと思っていたし、実際あまりないと思うのであるが、よーくよーくかいで見ると、ほんのり粉のような匂いがする。

人が感じない程度でも、「どんな花も匂いがあって、昆虫はそれをちゃんとわかるのだ」と子供の頃に聞いたことがある。
科学的根拠があるかどうかは知らない。






銀の桜のお香たてと香筒,携帯用 L'art "d'écouter l'encens

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携帯用の銀のお香立(こうたて)と香筒のセット。

1-2年前だったと思うが、某有名デパートの美術展を見た後、同じフロアに和小物を扱ったお店があり、立ち寄ったところ見つけた。

「おお、なんとシャレたものだろう」と早速購入。

それからずっとしまったままだったのだが、先日ふと思い出して写真をとってみた。


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小さな香立ては、可愛らしい桜の形。
銀製で、裏にちゃんと刻印もある。

しまっておいたので少し曇ってしまったが、ナニ、銀製なので磨けばきれいになる。


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お香は長いので、香筒の長さにあうよう、短く折って入れる。
香筒は銅製に鍍銀(めっき)したもの。

こういう筒の物って、蓋とのあわせがとても大切。
きつすぎても緩すぎてもいけないし、すうっと入って、最後にほんの少しの抵抗があり、一押しするとカチっという音と共にぴったり止まるのが素晴らしい。

一見まっすぐななのにどういう仕組みになっているのか何度もはめたりはずしたりして確かめる。
肉眼では見えないが、写真を拡大すると、ぐるり細い突起が盛り上がりがっているみたい。
でも、抵抗はその手前2ミリ位のところで始まっているから、微妙に太くなっているのかな。

いくらだったかは忘れたが、「えっ?こんな手のこんだ工芸品が、こんな(お安い)値段で買えてしまうの?」というくらいお値打ちに感じた。

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そして、
「こんな雅(みやび)で奥ゆかしい物を持つなら、中に入れるお香も上等な物でなければ」
と思い、銀座の香十にて伽羅(きゃら)のお線香を購入したものである。

煙となって消えてしまうものだけに、贅沢なものを一期一会(いちごいちえ)の気持ちで使いたいものだ。

ちょっとリラックスしたいときにさっとバッグから出して香を焚く。
そんなことを思い浮かべたのだった。



さて、ここまで揃えたというのに、なぜ使わずにしまっていたかというと、いざ出先で使うシチュエーションを想像すると、そこに火がないことに気がついたのである。


昨今、世の中に禁煙が進んだために周りの人がライターを持っておらず、火を借りることができない。

うーむ。もちろんどなたかのお家なら火はあるだろうが、、、

百円ライターと言うのも無粋なもの、さりとてこのためだけにいつも重たいライターを持つか。
それともマッチを持つ?

やはり良い物は、使う時の始まりから終わりまでエレガントでないといけないような気がする。
アンティークな小ぶりのライターを探して、と。

これは宿題にしておこう。



京都清課堂さんの銀桜香立 と銀銅香筒





紅葉 もみじ MOMIJI Rakugan

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引出物(ひきでもの)の落雁(らくがん)、もみじの形。
母が小さな集まりでいただいてきたものなのだが、包み紙など捨ててしまったのでお店がどこかわからない。

細長い箱の中をあけると、大小さまざまな紅葉の落雁の間に、金平糖がすきまなく敷き詰められているのがきれい。
色合いといい、ところどころの金のこんぺいとうが、まるで川の流れにきらきら反射する光のようだ。

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箱の上には英文の説明が書いてある。
「The mountains and forests in the transience of nature, the Japanese news from dyed red and yellow autumn we are thinking forward.This sweets is a tradisional Japanese sugar, The name of the sugar is Wasanbon. Please enjoy the sweet soft fine-graind.」

お菓子と箱の形、とりわけラベルの「紅葉」という漢字がいい。


日本の四季と情緒を伝える素敵なお菓子だと感心。



スイセン 水仙 Narcisse, Narcissus

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ペーパーホワイト。もうスイセンの咲く時期なんだもんなあ。
一年が早い。

花の姿を眺めると、つくづくと、この形の不思議にうたれる。
スイセンには、きれいに並んだ6枚の花びらの中央にリップがある。
これが、黄色かったり赤い縁取りが合ったり、小さかったり大きかったりすると、また雰囲気が違うというもの。



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スイセンは水のほとりがよく似合う。


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ギリシャ神話から「ナルシスト」の語源にもなった自己愛の花。
「エコー」は美しいナルシスに恋をしたが、ナルシスは自分に夢中。話しかけることはできず、思いを告げられない。とうとう声だけになり、相手の言葉を繰り返すしかできない木霊(こだま)の精になってしまった。
ナルシスの傲慢に怒った復讐の女神ネメシスは、彼を、水面に映った自分の姿に恋い焦がれるようにしむけ、一歩も動けなくしてしまう。ついに息絶えたその身は、水鏡を覗きこむ水仙の姿になった。

びわの花(しべ) Eriobotrya japonica

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なんでもかんでも、こんな風に寄ってみたら、花はみんな同じになってしまいそうだが。
蘂(しべ)が好き。

ひみつっぽくて。

そうとも限らないのだけれど、匂いは蕊にあるかのように想う。

だからつい、きれいな人のくちびるに惹かれるように顔を近づけてしまう。

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がくの中からつぼみがふくらみ、花びらが開き、蕊(しべ)がほぐれて、蕊の先の葯(やく)が割れる。


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びわの花はけむくじゃら。
冬の寒さから花を守るコートだ。

花びらにまでうぶげが生えて、中まで暖かそう。

風のない日、満開の枇杷の木のそばは甘いバニラ様の香りでいっぱい。
パウダリー、スイート、ヘリオトロピン。


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大きくなった枇杷の実の、おへそにその毛の名残がある。


チャの花と蕊(しべ) Camellia sinensis

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白い蠟のような花びらに守られ、たくさんの蕊(しべ)が傅(かしず)く真ん中には、いつもお姫様がいる。

ヘディオンのような透明なグリーン。
さわやかな甘いリナロール。
新茶のみずみずしい香り。
シスージャスモンの苦味のあるグリーン。

花は君臨せず、ひそやかにうつむいて咲く、冬に。

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茶の道。

岡倉天心は「茶の本」の中でチャノキを「カメリアの女帝」と呼び茶道を語る。

「カメリアの女帝にぬかづき、その祭壇から流れ出る暖かい思いやりを、心行くまで楽しんでもいいのではありませんか?」(現代語で読む茶の本/翻訳:黛敏郎)

なんと美しい響きだろう!


茶の木はツバキ属、学名はカメリア。


ボケ 木瓜 Chaenomeles speciosa

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木瓜(ボケ)はきれいな花だし、丈夫で長く咲く。
生け花の花材としても重宝なこの植物、ボケという音が悪いなあと思っていた。

もとは、木の瓜と書いてモケからなまってボケになったそうだ。
その漢名にはあまり注意を払っていなかったのだが、冬の日、ひときわ赤いその花に誘われて近づいてみると大きな実がついている。

なるほど、確かに瓜のようだ。

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匂いが全然ないのは残念だが、とにかく切花にしてもよく持つ。
ここのボケは秋から春までずっと咲き続ける。

あまり希少性がないと、平凡に見えるのが残念な限り。
勝手な言い草ではあるが。。。



ムラサキシキブ 紫式部 Callicarpa japonica

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紫式部という植物は、花よりも実の方がよく目立つ。
冬に近づいて、花の少ない時期だから余計なのだろう。




日本の代表的な古典文学である源氏物語のヒロイン「紫の上」をイメージしました。美しさと才能にあふれていながら、奥ゆかしく優しい日本女性にふさわしい香り。
オードパルファン紫の上

新宿御苑菊花壇展 Shinjukugyoen

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これは大菊花壇。子供の頭ほどもある立派な菊は、一本の苗の頂点の一輪を大きく育てる。


新宿御苑の菊壇展、歴史のあるこの展示会は、日本庭園の各所に趣の異なる菊を配置し、散策しながら楽しめるようになっている。


きれいに並べられ、囲ってあるので近くで香りをかぐことはできないが、そばを通るとさわやかな菊の葉の香りが漂ってくるようである。


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まるで、美術館のプロムナードを歩きながら次の絵をみるように、庭園を移動する。


自然のまま、野に群れ咲く菊も風情がありよいものだが、こちらの菊は大きさといい、めずらしさといい、技(わざ)の極地として圧倒される。

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これは江戸菊。ややねじれた花びらの形が面白い。


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肥後菊だったかしら。

それぞれの菊の歴史、由来は立看板に詳しくかかれている。




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嵯峨菊は、すらっと伸びた花びらがおいでおいでをしているよう。

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特に白の嵯峨菊はエレガントでとてもいいと思う。

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丁子菊。変わった形。
毎年、ほぼ同じ場所に同じ種類の菊があり、だんだんと名前も覚えてきた。


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大作り花壇は、たった一つの苗から、300あまりの花に分岐させる。
この形を、刈り込むのではなく育てながら枝を伸ばしながら整えると言うのは驚き。
それに、咲く時期も一度にするというのがまたすごいと思うのだけれども。

また、幕、房かざり、竹で組まれた上屋は、毎年この時期だけに建てるもので、その造りに歴史を感じさせる。

菊と一緒に鑑賞するとさらに引き立ってすばらしいと思う。


11月1日から15日まで



月曜日もあいていました!11月10日新宿御苑 Shinjuku_ gyoen

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11月、菊の花壇展の時期は新宿御苑は無休なので、今日は月曜日だけれども朝一番で行ってみた。

通常は月曜定休なので、すいているのではないかと思ったら、案の定あまり人がいない。
特に、落羽松(らくうしょう)から母子森のあたりは無人。
散歩道を独り占め状態である。

ラクウショウの羽のような葉の緑が、淡い黄色、そして明るい茶色へとグラデーションに変化して、朝の大気に輝いている。

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夏の間、咲いていた花たちも実をつけて、地味だけれども季節の移り変わりを感じさせる景色が、気持ちを安心させてくれる。

また、四季を通じて訪れるからこそ、芽吹き、つぼみをつけ花開き、やがて枯れるその植物の一生を知ることができる。

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別に意図して撮ったわけではないのだけれど、たまたまファインダーをのぞいてみたら光の線が見える。
カメラから目を離して、肉眼で見るとこんな風には見えないのに。。。
何度も覗いたり離したりして、撮ってみたらそのまま写っている。

写真の専門家なら、カメラとかレンズとか、理屈で説明できる現象なのだろうけど、今朝はなにかにつけ意味づけたい気分。
やっぱり朝の不思議としておこう。

それに、絵で書くときに光を線で表現するって、あながち間違いじゃないんだなと納得。


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もみじが一房だけ色づいている。
山の方はもう紅葉が見ごろなのだろうが、里でははじまったばかり。
どうしてこんな風にポツンと赤くなるのか、本当に不思議だ。

冬は、まだらにやってくる。


新宿御苑【特別開園期間(期間中無休)】 3月25日~4月24日、11月1日~15日

たこやき 学園祭 HATTORI

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毎年この時期に開かれるお隣の「服部栄養専門学校」の 学園祭では、生徒さん手作りの美味しいものがいっぱい。

ただ、朝から行列ができていて、なかなか買えないのだが・・・。

夕方、お茶したいね~ということで、アトリエで何かおやつが食べたくなる。
L子ちゃんが
「ちょっとのぞいてきます♪」
と出て入ってすぐ、熱々のタコヤキを3パック買ってきてくれた。

「タイミングがよかったみたいで、全然並ばないで買えましたよ」
「うわー、おいそそう!でも一人1パックは多いんじゃない?」


とかいいながら、ふうふういいつつ、モグモグ。
小ぶりでカリッとまわりが香ばしく中がとろっと、鰹節と青海苔の香りもよく、ぜんぜんイケちゃう!
ペロリ完食してしまった。



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小さい頃は家で友達とタコヤキパーティーをしたり、縁日で食べたりしたけれど、大人になってからはあまり食べることもなくなった。

その当時の記憶の味は、すごく美味しいというものではなく、むしろそのシチュエーションが楽しかったものだけれど・・・。


今日のこれ、おいしすぎ!



フユザクラ Cerasus ×parvifolia 'Fuyu-zakura'

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フユザクラ(冬桜)は一重の中輪の花である。

秋から冬にかけて咲く桜はいくつかあり、コブクサクラ(子福桜)、ジュウガツザクラ(十月桜)は八重で、花びらに切れ込みがある可愛らしい花だが、フユザクラはすっきりとした趣。


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秋に咲く桜はどれも匂いがないようだ。
中心が濃いピンク。

池之端藪そば,天ざる,SOBA,Buckwheat

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たまたま上野池之端界隈に用事があって出かけた帰り、ものめずらしくあたりを見回しながら裏通りを歩いてみる。

と、そこには藪そば(やぶそば)の暖簾(のれん)が。

まだ12時には少し時間がる。
一人でお蕎麦やさんに入るのもためらうものがあり、一度は通り過ぎるも、
店の入り口の風情にどことなく惹かれ、引き返す。

「このあたりには、あまり来ることもないし、せっかくだから・・・」
と、小腹もすいていることもあり入ってみることにした。




天ざるが大好きで、入る前から「天ざる」モード。
これに決めていた。

4人がけの席に通されるが、さほど広くない店内ゆえ、昼時に一人では申し訳ないなあと思っていたところ、続いてご年配の二人連れが入ってきた。

「相席いいですか?」と聞かれ、「はいどうぞ」もちろん。


あとからもう一人お連れ様が入っていらして、やっぱり三人とも天ざるをご注文。

先に、板わさとお酒を頼んでいる。

へえ、なんか、粋なおじいちゃま達。

この雰囲気、上野池之端に来たって言う感じ・・・。

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『手前のこじゃれた木の箱はなんだろう?』

お尋ねしたところ、のりが入っているのだそうだ。
興味津々、ふたをあけて見せてもらう。

浅い上の段は焼き海苔が数枚。

下の段に小さな炭が入っていて、焼きのりがパリッとしたままいただける。
箱の横にあいている細長い模様は、酸素の通気孔のようだ。

他のお店の海苔箱?は、火種部分が引き出しになっているらしいが、ここのは2段重ね。

上段の浅い箱を取り外し、中をのぞくと、皆いっせいに覗き込む。
底に見える小さな丸い真鍮(しんちゅう)のお皿には、燃え残りの灰が少し残っている。

へええ!こういう仕組みが面白いなあ。

「香りがいいから一枚食べてご覧よ」


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天ざる到着。
あら~。想像していたのと違ってびっくり。

天ぷらはえびのかき揚げで、丸いボール状になっており、天かすがたっぷり乗っている。
そういえば、昔、雑誌で見たことがあるような。ここ、あの藪そばかあ。

伏せたざるの上には少なめの茶ソバ。
『この量ならもう一枚いけちゃいそうだな。。フフ』
箸を割りながらワクワク。

ゆずの香り。
つゆは濃い目。辛い。

相席さん曰く、
「落語にあるように、汁はどっぷりつけないで、ソバの先をちょっとつけるもんだ」
「ここ池之端の藪そばと、神田と浅草の3店舗は親戚なんだよ」
「今日は、去年火事で焼けちゃった神田藪そばの開店祝いに行ってきたんだけど、混んでいて入れなかったから、久しぶりにこっちに来た」
「いつもは浅草の藪そばに行くね」
「ほとんど毎日、昼はそば」

などと藪そばの常連さんらしく、いろいろと教えてくださる。

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話がはずんで、「なんのお仕事していらっしゃるんですか?」
と伺ったところ、三人で顔を見合わせて、
「なんのお仕事だって、ワハハハハ・・・」
と笑われたので、
会長と呼ばれていた人はよっぽど顔の知られたひとだったのだろう。

「財界」の表紙にでもなる人なのかもね。




子供の頃はうどんの方が好きだったけど、年とともにソバが好きになってきた。

もうちょっと大人になってご隠居さんになったら、昼からお酒と板わさを頼みたいものである。






▶ さらさらとした衣擦れを余韻として、立ち去った後の静寂に、その面影を追う・・・そうした日本の美意識をこの香りにこめました。 茶壷香水さとり

ルドゥテのサロン Redouté


ルドゥテのサロンは、ロマンティックで素敵な空間。
オーナーでデザイナーの古池さんが、10年をかけて大切に育ててきたサロンだ。

 

扉を開け、一歩入ればそこは柔らかな光と色で包まれ、

ヨーロッパのマダムのお部屋に招かれたような居心地のよさ。

 

オリジナルデザインのジュエリー、アクセサリーと、

こだわりぬいて長年集めたアンティークがしっくりとマッチして、

古池さんならではの世界を作っている。

 

ご縁があってお目にかかってからまだ日は浅いけれど、

長いお知り合いのような気がするのは、きっとこのトーンが私に合っているからだろう。





サロンの中のどこを切り取っても、一枚の絵のようにきれい。

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少しあせたアジサイのドライフラワーや、革表紙の古い本、カメオなど、

微妙な色合いが少しずつ重なって、淡い光と溶け合う。

 

静かに時が過ぎていく、、、なんて素敵!20141105ルドゥテ5.jpg



パルファンサトリの香水をお取り扱いして下さると伺って、初めてアトリエを訪れたとき。

サロンの雰囲気があまりに完璧に整っているので、私の香水瓶が入る余地があるかしら?と

一瞬心配したのだけれども、古池さんがすっとドレッサーの上に飾ってくださったら、

ぴったりと背景に収まってしまったのにびっくりした。



サロンにはいつも、まるでいま庭から摘んできたかのような、

新鮮で野趣のあるお花が活けられている。

一見無造作にも見えるのが逆に洗練されている。

 

生花を飾るさりげなさ、それが都会での一番の贅沢。

この空間を、丹精こめて育てているのがとてもよくわかる。

 

ブランドは、その人が作りたいという強い気持ちがあってできるもの。

そして、それをこつこつと長く続けること。

うわべの形だけまねようとしても、インスタントでは決してできない。

庭のように、歳月をかけて育てていくものだと思う。

 

 

恵比寿の駅からも代官山からも近いけれど、隠れ家的なところで少し細い道にある。

電話してから行かれることをお勧めする。1階はおいしい有機のパン屋さん「空と麦と」。

Redouté(ルドゥテ)

東京都渋谷区恵比寿西2-10-7YKビル2F

代官山から恵比寿の途中にひっそりと、隠れ家のようにある空間へ。オリジナルジュエリーとアクセサリー、セレクトしたアンティーク・・・。『ルドゥテ』のサロン、アトリエより

HPより・写真も許可を得て掲載しています) Redouté HP

 

花とジュエリーのすてきな写真がたくさん! ルドゥテのブログ


サザンカ camellia sasanqua

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花の中で美しいのは実は蕊(しべ)だったりする。

そもそも、花びらも蕊の変化したものだったりするし。



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すべての花ではないが、この蕊のあたりから芳香がする。
蕊の匂いをかぐのは、秘密めいた気持ちがする。


同じカメリア属の、茶(チャ)の花はシス-ジャスモン(cis -jasmon)やヘディオン(Hedion)のさわやかなグリーンフローラルだが、このサザンカはもう少しハニー感があって、オレンジフラワー調でもある。

大きくはサザンカの香りに違いないのだけれども、別の場所、違う時間帯、開きぐあいなど、花の香りは少しずつ異なり、それが新鮮でもあり、そこに幻惑もされる。


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どちらかと言うと、サザンカやツバキは陰樹である。
暗く、もっさりとした印象。

そのせいか、山にあるよりも水辺にあった方が、下からの反射光によって明るく快活な表情に思える。



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ピンクもかわいいが、白の方が清楚な感じで好きだ。








つわぶき、石蕗、艶蕗,Farfugium japonicum

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ツワブキもこんなふうにアップで撮ると、黄色いマーガレットみたい。
かわいい花。

今、満開。


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ホワイトフローラル系のクリーミーな甘い香りなのに、重すぎずくどくない。
ハニーグリーンのさわやかさと、バニラのパウダリー感があって、見た目よりずっと上品な香り。

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その香りはミツバチの方がよく知っている。
花の少ない時期の蜜源。





今咲いています!コブクザクラ Prunus Kobuku-zakura

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秋に咲く桜の種類はいくつかあるが、このコブクザクラも10月~11月にかけて咲く。
小ぶりで愛らしい八重の桜。


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桜の原産地であるネパールではもともと秋に咲いていた。
それが長い年月をかけてネパールから中国へ、そして日本へ渡る間に、春咲くようになっていったという。

一年中温かいネパールの南部と違って、日本は厳しい四季の変化がある。
北上するにつれ、桜は寒い冬を乗り切るために葉を落として休眠する必要があったと考えられている。

花を咲かせる時期を春にずらし、環境に適応していったのだ。



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秋に咲く桜は、春にも二度目の花を咲かせる。
でも、春はソメイヨシノや大きな八重桜が華やかに咲くので、この小さな桜の存在は目立たない。

ジュウガツザクラ、フユザクラ、コブクザクラは、ほかにあまり花がない秋に咲くからこそ、珍しいと注目を浴びる。



「野も山もみな一面に黄色なら、阿呆になって白を買うべし」

伝説の相場師、是川銀蔵(これかわぎんぞう)の有名な言葉である、・・・がちょっと雅味が違うか。


パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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