Parfum Satori

2013年7月アーカイブ

アパートの窓から Paris 

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暑い夏のパリの昼下がり
もくもくと白い雲が

 

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4つある東の窓から朝日がいっせいに入る。

 

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ラベンダー?ラバンジン?

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カンヌより小さいけど、パリでもニュアージュローズ、

 

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パリの満月の夜。

 

 

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薄青が長く続くパリの夜、
月が先か夜が先か 7月の夜10時

 

 

 

 

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▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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2005年パリ  Parisの思い出

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今年、2013年の7月のフランスは暑かった。
パリに来てこんな暑さが続くと、あの8年前の夏の日が思い出される。


 

所用があり、8年前の2005年は4回もパリに来た。アメリカにも1回行ったので都合5回長距離を飛んだ。

ヨーロッパなんてたまに来るからいいのであって、こんなに来るとなると12時間も飛行機に乗るのが嫌になった。
成田に入ると憂鬱になったし、とても緊張する用事だったから。

この2005年もすごく暑い夏だった。

 

その日、クリニャンクールの蚤の市に行って午後1時ころ帰ってきたら、ホテルのある地域一帯が停電になっている。
それまでエアコンなんかなかったパリであったが、2003年の猛暑で15000人が死んで、翌年は商店を中心に、ポータブルのクーラーをみな一斉に買ったのだった。

その年も7月初めに急に暑くなり、地域の電力容量が足りなくてダウンしたらしい。
それはいいのだが、このホテルでは導入したばかりの最新式磁気式カードキーが停電でまったく使えない。
つまり、部屋に入れないのだ。誰一人。

いつ復旧するかの見通しは一切立っていない。
マスターキーもないなんて?信じられない。
ホテル側も想定外とて困惑しているが・・。
フランス人だから?「僕たちの責任じゃありません~」みたいな様子。

 

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ホテルに戻ってきたこのときは、蚤の市に行くとて身をやつしてのひどい恰好。
しかもその日の夜はジョルジュサンクにてディナーの予定。

『シャワーだって浴びたいのに・・・。』

しばらくホテル一階のカフェで部屋に入れるのを待つが、5時の約束の時間が迫り、やむなくそのままの服装で待ち合わせの場所に行く。

 

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ジョルジュサンクのサロン・ド・テにて打ち合わせをしたのち、バンケットルームを見て、その後お食事の予定だったが、あまりにこの服装ではまずいし、部屋のことも気になるので相手に事情を話して滞在中のホテルへ戻る。

 

当時宿泊したホテルの場所はサンジェルマン。
立派なサロンのあるいいホテルだ。

しかしそこは道が極めて狭く入り組んでおり、大型の電気工事車が入れない模様である。
勝手なパリのドライバーたちは道を譲ろうともしない。

道の向かいはイタリア料理店。その隣は映画館、停電では開店できない。
所在なくシェフが戸口に立って工事の行方を眺めている。

この季節、10時近くまで空は明るいのだが、
ついに日は暮れてカフェも真っ暗になったころ、ようやく明かりがついた。

 

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やれやれ部屋には入れたけど、もしこれが帰国当日だったらどうするのだろう?
スーツケースは部屋の中、そう思うとぞっとする一日だった。

きっと今は多少インフラは整備されているだろうし、こんな時のためのバックアップもあるに違いない。


 

しかし暑いと言っても30度を超えたくらい、クーラーさえあればもっとしのぎやすいのだが・・・。
今回滞在した2区~3区のあたりは、まだあまりクーラーを入れている店はなく、店の中のほうがむしろ暑い。
あっという間に来ているものが汗でぐっしょりになる。
汗かいて、乾いて、また汗かいて・・・超デトックスできたみたい。

アパートで完備されているところはほとんどないのではないか。
8年たってこの普及率、やっぱりそれほど必要ないのかもしれない。

滞在中はパリも結構蒸し暑いと思ったけど、日本に帰ってきたら比ではない。


 

 

今年の6月は気温20度にも満たない寒い初夏だったという。
用意していったジャケットはついに着ることはなかった。

 

 

 

パルファンサトリ・メンズ MR66

南仏のハーブとイタリアのシトラス

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EnjoyParis‐11 日曜日はワインを買って

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パリでもたくさん歩く割に、簡単な食事で痩せてしまった。
おととい日本に帰ってきて、いったいどんなものを食べていたっけ?

と思い、おうちごはんの写真を探してみた。 
滞在の半分は外食、半分はおうちで。

なんだかずっと前のような気もする。

 

パリのアパートでの一夜。
この、グリルした鳥が柔らかくて香ばしくとてもおいしい。
カマンベールとパンチェッタ。
そしてロゼ。
あー、ハーフではなくフルボトル買えばよかった~。


その辺のスーパーでも、普段のみのワインはコスパ最高。

 

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暑い外からヘロヘロになって帰ってきて、シャワーを浴びた後のビールはおいしい。

エシャロットににているが、ではなくて、フランスでこの時期よく出回る小さなねぎの一種。
とてもみずみずしい。
日本から一握り持ってきたお味噌を添えて。

膨らんだ根元は辛みがあって、疲れた体がリフレッシュする。
味噌の塩気と甘味がよく合う。

 

ベランダで育てた大葉を知人からいただいたので、これも味噌を包んで食べる。

うーん、ソウルフード。
 

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変わり映えしないけど、朝ご飯は毎日こんな感じ。
食パンを買ったら小さいけれど12枚くらい入っていて、朝はこればかり。
バターを厚めに塗って食べてしまう。


これにヨーグルトとか。

冷たいピーチネクターは濃くて甘くて最高。

 

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スーパーの食材は大き目パックなので、何日か同じものを食べることになる。

ねぎの緑の葉の部分は、こちらの人は食べないそうなのだが、刻んで素麺(そうめん)の上に載せて食べる。

スモークサーモンは何回か買ったけれど塩気の強いのもあって、でもこれはなかなかおいしかった。

バドーと一緒に。 

 

カンヌは電磁調理器だったが、パリは電気調理器。
どちらもすごくパワーがある。

 

 

 

食事は1日2回。
外食しなければPCの前がディナーのテーブル。

カンヌとは違い、パリでは通勤がない分PC類の移動もなく、荷物が少なくて機動力がアップ。
その分歩く、でも暑いからあまり食欲はなく水分ばかり、結果スリムになったということである。



与一「機械類がなくなった分、心なしか車が軽くなったような気がしやす~」

さとり「そりゃー、体重が減ったからさ~」

与一「見た目、下半身は減ってないみたいっすけどね」

 

 

 

 

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Enjoy Paris 10  オルセー美術館周辺

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実は昨日帰国したのだが、パリで整理しておいた写真の中からいくつか。

 

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アンバリッドからオルセーまでRERCに乗ろうとしたら工事中。 

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暑いのでセーヌ川のほとりを一駅を歩くことにした。

川風がなく日陰もないのでやっぱり暑い。
また焼けてしまう。

 

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でも

 

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こんな風にぶらぶら歩くのは楽しい

 

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川を渡って対岸から。

中央の時計はうち側から見ると、文字盤がガラスになって透けているのがわかる。

 

 

 

 

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Enjoy Paris 9 お気に入り写真1 ルーブル近辺

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ルーブルとその周辺のお気に入り写真。

 

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窓からの光が白い壁に反射して中全体が明るく輝く。

 

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カルーゼルの凱旋門 ルーブルの中にある。


 

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この角度がきれい

 

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暑いから、水辺が嬉しい。 

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メガネのアトリエ
パレロワイヤル近くのパサージュ。

 

 

Enjoy Paris_8_ヴァンヴ 蚤の市 porte de Vanves

130720蚤の市3.jpg

 

クリニャンクールの蚤の市は最近ではもう良いものがないと聞くので、ヴァンヴの蚤の市に行くことにした。

市は土日に開く。

ここの蚤の市はそれほど有名ではないが、前に来た時はもとT社のパフューマーU氏に道でばったりと会い、お互いに「なんであなたがここに?」みたいな顔をし合ったものである。

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後で思い出したが、そのときはここまでバスに乗ってきたのだっけ。
今日はメトロの8番線でアンバリットまで出て、13番線に乗り換える。

この線は新しいせいか、ちょうど日本の地下鉄のようにホームと電車の間にゲートがある。
と思ったら、翌日乗った1番線もゲートがあったりして。

徐々にパリのメトロも近代化されているのだろう。

 

「次は○○駅」などという車内アナウンスも、以前はなかったし。
日本みたいにだんだん親切(媚びてる?)になってきたのかも。

例えば初日のカフェで、まず無料の水が出てきたのにはびっくりした。
どこでもではないけれど。

 

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ちなみにこれはチョコレートではない。
刻印である。
結構気に入ったけど、これはすごく重たいので小さいのを一つ買った。

 

ま、そんなわけで土曜日の午前中はここを行ったり来たり。
ちょっと欲しいものがあったりしておこずかいを使ってしまう。

 

130720蚤の市4.jpg 

これは六分儀、店じまいの直前にみつけた。

とってもお値打ちだった。


船舶の天測航行用の道具である。
写真の向きとは逆に目盛を下にして、望遠鏡をのぞき鏡に目標点を映す。
太陽や星が何度になるかによって自分の位置を測る。

「始祖鳥記」(飯島和一)という小説の中で登場する、弁財船の老船長が使う。
これがあれば、陸地に頼らなくても外洋を航行できる。
地面に縛られない、鳥のように飛べる。

本を読んだ時からずっと、こんな風に小さいやつが欲しかったから嬉しかった。
これはテーピングのお礼に、測量をやっているT君にあげよう。

 

 

小さな市(いち)はいたるところで開かれる。
並べてあるほとんどがガラクタだけど、その時にピリっと惹かれるものがあったら買う。

 

その市を目指していくこともあるけど、たまたま通りがかって見つけることもある。
昔、モトピケやサンシュルピス寺院前で出会ったのもそんな蚤の市。

 

130720蚤の市2.jpg 

そういう時に、「どうしようかな?またあとで・・・」と思っていて逃すと、欲しいものに再びめぐり合うことはない。
だから、これだけは衝動買いをするのはやむを得ない。

 

その時は、「自分はこの金額だったら買いたい」というのがはっきりあるといい。

交渉はそれからで、向こうが言ってくる値段を、ただやみくもに「負けろ負けろ」と言っても、結局それが面白いだけで本当に欲しいものは手に入らない。

 

自分がこれでいいと思った値段で買ったら、損をしたも得をしたもないもんだ。

なんて、ほんの小銭程度だからそんな偉そうなことを言えるのだけど。

 

 

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Enjoy Parisー7 パリでビール Beer

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ヨーロッパ気候の体は炭酸を欲している。

 

絶対気候と関係あると思うのだが、こっちへ来たらガズーズ(炭酸入りミネラルウィーター)やビールがやたらおいしい。
特に今回のような暑い夏は・・・。

 

連日の猛暑で結構くたびれる。
でもほとんどのフランスの家がそうなように、まだクーラーを完備しているところは少ない。
それだけ必要としていなかったということだ。

 

初日のビール、つまみでオリーブがついてきた。
大きくて立派なうえ、なんと種が抜いてある。
でも、気が抜けているみたい・・・。
全然ピリッとこない。

カンヌではオリーブはもっと小粒だったけど引き締まった味。
最高においしかったのに・・・。

 

 

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ホテルやデパート、最近できた店は別として、昔ながらの店ではクーラーなしのところが多く、店の中がむわーとしている。

汗がダーっと出て、のどが渇く。
誰だ、暑くてもドライな気候だから過ごしやすいと言ってたのは!(私だったか)

 

最低でも一日2リットルの水と、ほかに冷たいビールとワインと、日本から持って行った新茶を冷蔵庫で冷やしたものを飲む。

 

パナッシェ(Panaché)はこっちの独特のビール・カクテル。

最初飲んだ時、甘くてなんて不味い・・・。と思ったのだが、ついまた頼んでしまう。
まるで、しょうが抜きのジンジャーエールのような味?レモネードで割ってあるらしい。

上はクロックムッシュと一緒に。
こんな街のカフェでも結構いいチーズ使っている。
普通のポテトだけど、カラリとしておいしい。

 

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別の日にはオルセー美術館の帰り、ぶらぶら歩いてテュルリー公園の池のほとりで一休み。
チキンマヨネーズサンドイッチとパナッシェ。

やっぱり、パナッシェって薬っぽいなあ。

こっちで楽しく生活するためには、丈夫な足と丈夫な胃袋が必要だ。
しかし、この手のサンドイッチを食べるときはいつも、それに加えて丈夫な歯が必要だと実感する。
固い。でもうまい。

 

で、まあ、おうち飲みでは、普通に近所で買ってきたハイネケンとか。

汗をかきかきスーパーで食料と水とワインとビールを買って、重たい袋を下げてふうふう。
まだぬるいけど、とりあえずビール。

1307021家でビール.jpg

「さとりさま、最近あっしら食べ物のシーンにしか登場しませんね。」

「まあ、与一の興味の対象も飲食物限定だからね。いいんじゃないの?」

「いやー、あっしも『オレンジなんとか』で芸術のことも語ってみたいです。」

「そ、それはオランジュリー美術館では?」

 

 

 

 

 ➤スクール案内をお送りしています!
パルファンサトリの香水ソムリエ®講座は、香りを自身の生活に取り入れ、あるいは人に提案し、四季折々で香りのある豊かな生活を送ることを目指します)。
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Enjoy Paris-6 美しいものを学ぶとき Musēe d'Orsay

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美術を観るのに予習はいらない。

前もっての知識があったら、美しいものを感じる目が曇る。そう思っている。

 

ほかの人の価値観で美しいと思って何の意味がある?美術や芸術って、直接的に生死にかかわることじゃないからこそ、ノウハウなんていらない。


ここが「見るツボ」なんて、誰が決めたの?初めに作者がいて、作品があって、あとから誰かが評論したもの、そんなものを頼りにして、いったい「美」の何がわかるのだろう。

ひとつづつの作品の情報や細かいディティールにとらわれたら、もっと大きなこと、全体のことを理解できないでしょ。

 

感じる。 うつろになって観る。ただそこに浸る。自分自身で感じること、それがなければ意味がない。


私は植物園を歩き、眺め、時折花の香りを吸うように、魅力的な作品の前で足を止めるだけ。庭にいるときのように、その空間に自分がなじんでいく。それだけで価値がある、それがミュゼ。

理屈はいつだって、あとからついてくるものだ。

 

 

Musēe d'Orsay  Paris France

 

 

 

 

 


 


 

Enjoy Paris_4_オペラからサンドニまで Place de L'opera~Republique

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明るく平和な南仏では、何かと甘やかされ保護されていたのであるが、こちらに来たら人も街もピリピリしているし、いろいろ注意しなければならないことも増える。

のんびり屋の与一では足手まとい・・・ではないが、写真を撮るときは無防備になるので、ほかのことに気を取られるのはちと危険。場所を選ぶのである。

 

ここのアパートから西に15分ほど歩くとオペラに着く。
部屋に着いたばかりは混乱してどのへんなのかいまいちつかめなかったのだが、お使いに行ったりしてここを中心に近所を歩いているうちに、記憶していた場所と道がつながってきた。

年に5回来た年もあったけど、震災以来久しぶりに来たパリ。
最初ちょっととまどったが、3日目になるとだんだん思い出してきた。 

 

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この数年は左岸に滞在することが多く、知人もそちらに多いのだが、およそ10年前に来た時にこのすぐ近くリュシュリュードロー(オークションハウス)の知人のアパートに泊めてもらったことがあった。

このあたりのパサージュ(ガラスのアーケード街)には可愛いお店がたくさんあって、香水関係の古本もここでだいぶ買ったのだった。

寄ってみたのだが、今まで買ったものと似たり寄ったりの本ばかりだったので今回はパス。

 

アパートから郵便局に行くために、オペラとは反対側の東へと15分ほど歩く。
さらに先へ進むと古い門が二つ並んでいる。

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パリにある中で一番古いサンドニ門。1672年。高さ24メートル。


 

並んでいるのは1674年に作られたサン・マルタン門。
高さは17メートル。

 

130719サンドニ門.jpg

パリには他に、よく知られた大きな凱旋門、ルーブルの中にあるカルーゼルの凱旋門、新凱旋門(グランド・アルシュ)がある。


午前中のこともありここまで足を延ばしたが、北駅からこのあたりは風紀が良くないので早々に退散。

 

私はとても方向音痴なので、TAXIにばかり乗っていたら街の地理がまったくわからない。
ちょっとずつ歩きながら覚えるのだ。

パリは交差点に必ず道の名前が書いてある。
それを簡単に写真に撮る。

そうすれば自分の歩いた場所の記録が残る。
そして、部屋に帰ってから地図と赤鉛筆を持って、写真に撮った名前と見比べながら歩いたところを確認する。

超アナログ。

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10年前、ほんのわずかな情報を頼りに香水瓶を探しに11区の道をすべて踏破して、通りの名前の写真を撮ったときから続く小さな習慣。

その時はもっぱら実用のためであったが、たくさんの標識を並べてみると結構面白くてコレクションしてみたこともあった。

 

のちに、ユーチューブなるものがあると知ったときに、スライドショーにしてアップしたこともある。

http://www.youtube.com/watch?v=1gWSBOk17VM 

標識ばかり。
人が見ても大して面白くないかもしれないけど、私にとっては思い出の記録である。

 

スマホにしたらググってもっと目的に早く行ける。
便利だけど、私は迷い道、寄り道でこそ宝物が発見できると思っている。

 

 

 

 

 

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Enjoy Paris_5_RERに乗って Antonyへ

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週末に若いフランス人カップルの家にディナーに招待されてパリ郊外のANTONYへ。
市内の地下鉄からRERに乗り換えて30分くらいのところだ。

ルイーズとマーク、彼らが長いバカンスで日本に来た時にアテンドしたことがある。

 

知らない場所に慣れない乗り物で行くのはちょっと気が張るものである。
RERに一人で乗るのは初めて。
乗り換えや駅名など何度も確認してすぐ見れるようにメモを持つ。

 

8番線にのボンヌ・ヌーヴェル(Bonne Nouvelle) 駅からストラスブール=サン=ドニ(Strasbourg - Saint-Denis)へ、そして4番線に乗り換える。

彼らからはシャトレーでRERに乗り換えるのが便利と聞いていたのだが、別の人に確認したら、シャトレー(Châtelet)はたくさんの路線が入って駅構内が複雑だから、もっと先のダンフェール・ロシュロー(Denfert-Rochereau)で乗り換えたほうが迷わなくていいとのこと。

 

4番線は地下鉄の中ではちょっと雰囲気が異なるのでいつも緊張する。まあ、どこでも緊張しないといけないけど。

130719地下鉄.jpg 

パリ市内の地下鉄は、出るときに切符は必要ないのだが、
RERに乗りかえるには、その地下鉄の切符をもう一度改札で通す。

わずか150円ほどでかなり乗りでがある。

例えば、初乗りで山手線内から八王子くらいまで行けちゃう感じかな?

 

で、RERのB線列車、予定時間より2分遅れて到着。
日本だったら2分遅れたらみんなイライラするだろうにごく当然の様子。

 

 

車内は週末の帰宅時間ということで混んでいてかなり暑い。
エアコンが効かないのに誰一人窓を開けようとしないので、ぶわーっと汗が噴き出るし、座れないから結構つらい。

本当にどうなっちゃっているの?パリの猛暑。
駅が停車するたびに、出口付近の人たちは一度外へ出て涼んでまた乗る。

 

20分ほど蒸しに蒸されれて、ようやくアントニー(Antony)についた。
東京近郊の新しく開発された住宅地のような感じ。

駅にマークが車で迎えに来てくれている。 

130719アントニー.jpg 

ここから車で20分くらい。
本当は家からもっと近い駅があるそうだけど、そこは初心者には難しいので、こちらの駅を教えて待っていてくれた。

東京なら例えば国立じゃなくて急行の止まる国分寺で待つ、みたいな?(非常にローカルな情報) 

 

130719ルイーズ家.jpg

で、ここがおうち。
ごくモダンである。

ちょっと見たところ外観は団地みたい・・・と思ったが、中に一歩入ってびっくり。

 

一枚目の写真は、ルイーズのきれいな足と彼女が用意してくれたおつまみ。
真っ赤なドレスと口紅がとても似合う背の高いブロンド美女である。
30畳はあるシックな内装のリビングには天井までいっぱいの大きな書棚があり、2ベットルームがほかにあるそうだ。

 

マークはまだ32歳だから、日本の同じ世代の若い人がこのくらいの家を買うのは難しいだろう。
もちろんフランスでも若い人が家を持つのはなかなか大変だ。
彼らは9年間二人で働いてお金を貯めた。
「ここは郊外だから割安だし、勤務先はごく近距離だから思い切って昨年新居を買うことにした」ということである。

バカンスは年にまとめて2週間とる。それでも短いと思っている。 それ以外にもクリスマス休暇とか夏休みとか。バカンスのために働くフランス人。

 

来る前は、私の子供と言ってもいい世代とどんな話ができるのだろう、とちらと思わないでもなかったがあにはからんや。

二人とも日本のカルチャーにとても関心があることは知っていたが、書棚の半分は日本のマンガだ。

私も少年漫画で育った世代、「ストップ兄ちゃん(昭和30年代のマンガ)」は彼らもしらないだろうが、ドラゴンボールから始まって、ブリーチやハンターハンター、スラムダンク、アキラ、などで話が弾む。

手塚治、宮崎駿なら何をかいわんやである。

宮本武蔵の「五輪書」(おそらくバガボンド/vagabondで知ったのだろう)、佐賀鍋島の「葉隠」についても知っていた。

今やマンガは国際外交に欠かせないものとなっている。

130719本棚.jpg

ほかに、私の好きな洋画や洋書もある。
シェイクスピア、ヘッセ、スタンダール、スタインベック。


レベッカ(デュ・モーリア)とここで会えるとは思わなかった。

 

美術や小説など、名作と言われるものについては、国や世代を超えて語れるのだろう。
おなじ嗜好、似たような趣味を持つ者同士だったら。 

なんだか、とてもうれしかった。
もちろん、彼らが気を使って共通の話題を提供してくれたとしても。

  

彼らはとても日本の教育の高さと文化を尊敬してくれている。
そして、とても日本の考え方は特殊であり、今まだそれを残している・・・「ルーツが強い」と彼らは語る。 

私もフランスの文化について感じている素晴らしい点を言う。

そして互いに、今の自国のありようを嘆く。

 

カンヌでもたびたび、「日本はとても素晴らしい国だ」といろいろな人に言われた。
ちょっぴりはお世辞かもしれない。

でも、確かに外に出るたびに日本の優れたところ、問題点がよくわかる。
それは、海外にいたことのある日本人からも同様の意見を聞く。

 

今の若い人はあまり外国に行きたがらないそうだけど・・・。
恵まれた国を実感できず、日本にいて不満ばかり言うのはもったいないことだ。

 

赤いパスポート(日本のパスポート)のおかげでどれだけ海外で優遇されているか。
私たちはそれを誇りに思い、汚さないように心がけねばならない。

 

 

 

なお、なかなか便利なサイトを見つけた。
パリのメトロの路線図。
紙の地図の小さな文字を追わなくて済む。
もっと早く利用すればよかった。

http://www.metro2003.com/station/ligne-4/0413.shtml

 

ちょっと長くなっちゃった。

 

▶EDP 50ml プチトリアノン

シトラス(柑橘)とヒヤシンスグリーンのフレッシュなトップノートから始まり、ミドルノートにはローズやジャスミンをはじめとする、当時の宮廷で好まれたさまざまな花の香りを取りあわせました。白いブーケの清潔な香りは、暖かなサンダルウッドとムスクに変化していきます。

 

 

 

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Enjoy Paris-3 続メトロに乗って/かぼちゃの馬車はTAXIで

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セーヌ左岸、サンジェルマン通り。街の建物の間から対岸のノートルダム寺院(横)が見える。

昨日からの続きであるが、この日は右岸でのアポイントを終えて左岸へと移動。
la Motto picquet(モトピケ)乗り換えでOdeon(オデオン)の二つ先で降りる。

とゆるく続きを始めてみた。

 

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右岸の2区とはまた違う落ち着いた趣きのあるところ。

 

130718MAITRE ALBERT.jpg

今夜はここでお食事。夜8時のお約束でも外はまだ明るい。

ご招待いただいたお店はGuy Savoy の姉妹店。
最近のパリのフレンチは一皿の量が品よく、それほど大盛りではない。
小食の?私でも普通に前菜とメインとデザートを完食。


3年ぶりに合うご夫妻と話が弾み、出るときは12時を回ってしまう。
シンデレラは12時で魔法が解けて素足で帰ったが、さすがにパリの夜はタクシーで帰ることにする。
ゲートの前で降り、タクシーがまだいる間にコードを押して、重い扉を開けて門の中に入れば安心。

 

この日はこれで終わり。でも地下鉄についてもう少し続けたい・・・。

まだ娘のころは駐在員の人が全部アテンドしてくれたので、メトロに乗ることなんかなかったけど、大人になって初めて、友達と二人でパリに来た時のことである。

一緒にメトロに乗っていると、彼女はなんだか怖い顔をしている。
「ねえ、何か怒ってるの?」ヒソ
「地下鉄じゃこういう顔をしていないと危ないんです」ヒソヒソ
言われてみると乗っている人たちはみな沈痛な顔をしている。

彼女は学生のころヨーロッパを一人で旅したことがある。
かなり怖い思いもしたらしい。

パリのメトロは便利だけれど、やはりリスクは伴う。
ヘラヘラしていると狙われやすいのは今も昔も同じである。

 

続く

 

 


 

▶EDP 50ml プチトリアノン

シトラス(柑橘)とヒヤシンスグリーンのフレッシュなトップノートから始まり、ミドルノートにはローズやジャスミンをはじめとする、当時の宮廷で好まれたさまざまな花の香りを取りあわせました。白いブーケの清潔な香りは、暖かなサンダルウッドとムスクに変化していきます。

 

「香り」を言葉で表現し提案するのが香水ソムリエ®です。

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Enjoy Paris 2 メトロに乗って

130717パリのメトロ.jpg

パリ二日目、メトロに乗って、パリの中を移動。

パリは小さい街なので、歩きと地下鉄を使うのがとても便利。
一枚のチケットで乗り換えもでき、どこまでも同じ料金なのだ。

なんといってもタクシーはなかなかつかまらないし、タクシー乗り場もあるのだが場所によっては全然停まっていなかったり、渋滞したり、一方通行ありと、近いところなら歩いたほうが全然早い。
(しかし最近はナビ搭載のタクシーが増え、大回りされることもなく、明朗会計ではある。まあナビも決して近道を選ぶとは限らないのだが・・・。)

 

こんなところで阿呆な顔をしてカメラを構えていたら、スリやひったくりの格好の餌食になるので、連れに周囲を警戒してもらいながら急いで撮ってみた。

 

130717ピネルピネル.jpg

マドレーヌで降り、ロワイエ通りをセーヌに向かって歩く。
なんといってもここはプレステージな場所。

シャネルの向かいの「ピネル エ ピネル」にて。
オーダーメイドの革製品を作っている。

普通のハンドバックや小物ももちろんショップに並んでいるのだが、本当のところ世界の富豪から特注品の依頼があり、そちらがメインの仕事である。

例えば革製の大きなケース。

それは扉を開くと最新のマックに合わせたコンピューター用のビューローや、ワインバーなどになり、たたむと巨大なトランクのようにボックスになる。

 

130718ピネルピネル.jpg 

超一流のHの会社でさえ今は機械化が進み手縫いの仕事が減っているそうで、面白くなくなった職人がだいぶこちらに流れているらしい。

家内職工業は本当に良いものを知る、限られた人のためだけのものになってしまった。
だから?通りがかりに入る人は対象にしていないので、表通りに面している必要もなく、ちょっと中庭の奥にある店。

 

 130717ラデュレ4.jpg

 

一応、近所のラデュレも中の飾りつけをチェック。
やっぱりラデュレはいつ来てもかわいいなあ。

 130717ラデュレ3.jpg

 

となりのティールームは改装中だ。
工事中を囲む塀にはラデュレらしいイラストが書かれている。

 130718ゲラン2.jpg

 

左に折れサントノーレを進むとゲランが。
上のほうに工事中の幕がかかっているけど、こちらもとってもおしゃれ。

ここを右に折れ香水店アニックグタール、ジャー、ジャンパトーなど香水店の前を通りまた右に曲がるとフレデリックマルのお店がある。

 

残念7時を過ぎて閉まっていた。
この時期は明るいのでつい時間を忘れてしまう。

 

130718ジャンヌダルク.jpg

ジャンヌダルクの像の向こうに観覧車が。
ナショナルホリデ―(革命記念日)の前後だけ移動式の遊園地ができる。

ちょっと遠回りだけど、ここからコンコルドでまたメトロにもぐり、モトピケ経由で6区へ。

セーヌを わたるのって結構大変だ。

 

つづく

 

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Enjoy Paris 1 パリのシンデレラ Cinderella

130717パリのアパルトマン1.jpg

あーあ、まだ南仏のできごとを半分も書いていないのにパリに来てしまった。

とりあえずフレンチリビエラについてはまたあとで書くことにして、新鮮なパリを書いておかねば。

ここはパリ2区のアパルトマン。
いつもは7区のプチホテルに泊まるのだけれど、今回はこのあたりや隣のマレ地区に用があるので
ちょっと違う場所を選んでみた。

130717パリのアパルトマン2.jpg

インテリアがシックでとても居心地がいい。
うーん、ところどころになんかロマンチックな雰囲気があるのだ。

タイトルの「パリのシンデレラ」の意味は、ここが昔、屋根裏部屋だったから。
でも3部屋をつなげているのでとても広い。

リビング、ベットルーム、ダイニングキッチンのほか、バスルームやウォークインクロゼットもある。
昼間は猛暑のパリでも、窓は両側にあって風通しが良いので、夜はちょっと肌寒いくらい。


 

130717パリのアパルトマン3.jpg

今の時期カンヌでは10時に暗くなるのだが、パリは緯度が高いせいか、同じ時間でもまだ空が明るい。
そのため、パリで花火は11時過ぎに上がるらしい。

これでも、6月に比べ日暮れが早くなった感じがするというパリの人の感想。
東京でも、このくらいの時期になるとちょっと早く暗くなる。

 

130717パリのアパルトマン6.jpg

 

東向きの窓ごしに中庭の向こうを眺めている。
夕闇に溶けていく建物からは、暖かな光りが四角く浮かび上がる。
カーテンを閉めずに、開け放したまま。

パリの冬は暗いから、こうして夏の間に明るい時間を楽しむのだろう。

ひとつづつの窓の向こうに、それぞれの物語があるのだ。

 

130717よいち.jpg

「さとりさま~。いい年してシンデレラをたとえに出すのはちょっとZZC(ズーズーシー)のでは?」

「んじゃ、クイーンにする。一番上の5階だから、ペントハウスの女王の間ね!」

 

 

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南仏便り16 Truffle トリュフ  番外編

130715サーデン.jpg

この日、カンヌ最後の日曜日を一人ご飯では不憫に思ったか、世話になっている香料会社の社長夫妻から家のディナーに呼ばれた。
こっちはまだ8時でも明るい。

うっすらと空がすみれ色になるころ、100人のパーティーもできる広いテラスにかわいいテーブルを出して、簡単なそしてとびきりのディナー。

 

130701シャネル.jpg

テラスでくつろぐシャネルという愛猫

 

 マルシェの近くなので新鮮な食材がいつも手に入るという。
スターターはサーディンの酢漬け。

本当はすっぱいものも青魚も苦手なのだが、これはうまい。
ほどよい酸味が昼間の汗をすっきりと引かせてくれるみたい。

ロゼを炭酸水で割って、氷を入れて飲む。
そしてサーディンを食べる。また飲む。

 

そこへムッシュー(社長)が何かビニール袋を出してきて、中身を隠し袋の口を緩め

「そらかいでみろ、なんだかわかるか?」

と言うので

『なんだ失礼な。試験か?』と思ったが、ちょっと嗅いで

「あ、トリュフぢゃあないですか♡・・・ズル」

私もトリュフ犬になれそう。

 

130715トリュフ.jpg

私がトリュフ好きということで、用意してくれた。

冬の間にたくさん冷凍保存しておくらしい。
本当にフレッシュなものを、ただ家の冷凍庫で冷凍するだけ。
味はそれほど変わらない。

こっちでも結構高い。
市場で1kg買って、パリのマークボクストンやクリスシェルドレイクとシェアするんだそうだ。

『ううー、私もその仲間に入りたい。。。』

これは黒いトリュフ。オーク(樫)の木に着くんだそうだ。

先日、「スライスしたトリュフをすっぽん卵雑炊の上にたっぷりかけるとうまい」という話をしたものだから「本場の食べ方はこうだ!」とアピールしたかったらしい。

 

130715トリュフ3.jpg

ここではアツアツのマッシュポテトに塩と胡椒を強めに振り、トリュフをかけて食べるのだ。

「卵なんか使っちゃだめだよ。ジャガイモだけがいいんだ」


横で奥様が
「あら、卵と合うけど。オムレツとか」と激論が。

マダムが盛り、ムッシューが振りかける。
変わったスライサーだから聞いたら、これはトリュフ専用のスライサー。

「こんないいものは日本には売ってない」と言っていたが、いやー今の日本に食の関係で、ないものはないでしょう・・・。

 あとはたっぷりの野菜サラダにオリーブオイルをかけ、混ぜるだけ。

最後は3種類のチーズとまたワイン。

今日はナショナルホリデー(革命記念日)なので10時から花火が海で打ち上げられる。
本当はもっとゆっくりコーヒーでもしたかったけど、「私、花火が好きだから部屋のテラスから見ます」と早々に退散。

食べるだけ食べて、行儀の悪いことだ(笑)

130715カンヌ.jpg

「最近出番がないでやんすねえ・・・。」

「もう本当はパリに着いちゃったもん。」

「またため書きですか?まだぜんぶアップしていないでやんしょ。」

 

 

 

 

パルファンサトリ・メンズ MR66

南仏のハーブとイタリアのシトラス

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南仏便り15 ヴァランソル高原最終回 クラリセージ clary sage,Salvia sclarea

 130714クラリセージ花.jpg

ヴァランソル高原の農場行きについてもう5回にわたってしまった。
この5日間にも、小さな村めぐりのこと、ガリマール見学、グラースのお客さんのことやボタニカルガーデンやプチ女子会など、日々書きたいことがたくさんたまっていく。

そうこうしているうちに明後日にはカンヌを発ちパリに移動する。
パリはパリでなんかいろいろありそうだから一気にここで書いておかねば。

 

というわけで昨日からのつづき、クラリセージだ。

 130714クラリセージ花拡大.jpg

クラリセージの畑はラベンダーより薄紫で、透き通るような苞が畑を明るく染めている。

近くによって手で触れてみる。

ええー?クラリセージって、こんな香りだった?
フレッシュな状態の花はツンとした刺激臭がする。

オキサンとか、ブッチェリーフのような、腋の下の汗のような強烈なにおい。
そしてアニマル。

香料はもっとリナロールや紅茶のような さわやかな苦味のあるにおいがする。

オブリー氏がクラリセージの花を手折って太陽にかざす。

「ほら、こんな風に日の光を透かして見ると、クラリセージの産毛の中に精油の粒がみえるでしょう?」

こちとら目が乱視なもんで、そのとき肉眼ではさっぱりわからなかったが、一生懸命撮った写真をあとから拡大してみると確かに毛の中に油胞がにじみ出ているのが見える。

 

130714クラリセージ畑.jpg

クラリセージ畑。ラベンダーよりも淡い。

藤色のじゅうたんが、これも延々と続く。こんなの初めて!!


「こっちに来てみて」

農場のオーナーであるオブリー氏に言われて畑の中に分け入ってみる。
強烈なにおいに包まれる。
歩くたびこすられたクラリセージから立ち上る香りがする。
着ているものはきっとクラリセージの精油の香りに染まっているだろう。

見渡せば360度クラリセージ畑だ。

 

130714クラリセージ刈取り.jpg

別のクラリセージ畑にまた移動する。

ここはちょうど刈取りの最中。
刈取りと同時に粉砕し、コンテナにどんどん収穫していく。

130714クラリセージトラクター1.jpg 

「おーい、satoriもこっちに来てこのコンテナ車に乗ってみろ!」

 

130714クラリセージトラクター3.jpg

サービス精神旺盛なオブリー氏に言われ駆け寄り、狂喜して2階くらいに高いトラクターの運転台に乗せてもらう。
その時の私と言ったら、梯子をするすると登る猿(ましら)のように素早かった!

 

130714クラリセージトラクター.jpg

こんな大きい車、運転してみたい!すっごいかっこイイ!
運転台はとても高い。

 

130714クラリセージ運搬.jpg

刈り取られたクラリセージは蒸留所に運ばれる。
山道を降りていくコンテナ車。 

130714クラリセージ刈取り後.jpg

工場でトラックから切り離され、コンテナが下ろされる。
蒸留所にはたくさんのコンテナが蒸留されるのを待ち並んでいる。 

このコンテナに蓋をして、パイプで直接蒸気を吹き込み、蒸留するのである。


 

130714クラリセージ蒸留.jpg

蒸留中の湯気がもうもうと上がり、辺り一面においが立ち込める。

この湯気は冷やすための水が水蒸気になって上がっているもの。

なんと、においは生の状態とまたまったく違い、野菜をゆでているような匂いがする。
そして、ベースには樹液の蜜のような煮詰めた匂いがする。

近くに置いていた車の中までこの匂いが立ち込めて、帰りもずっと匂っていた。

 

130714クラリセージエッセンスドラム.jpg

蒸留されたばかりのエッセンスをムエットでかがせてもらう。
この時にはすでに、ラボでいつも嗅いでいる香りに近く、紅茶のような爽やかで少しビタースモーキーな匂いに近づいている。

これは蒸留の最初のものから、最終の段階までをミックスしたものである。

蒸留の最初のものと最後のものでは匂いが違う。
それぞれをかがせてもらったが私は最後のほうがバルサミックで好き。

130714クラリセージエッセンスしぼりたて.jpg

タンクに入れる途中のパイプから組んでくれたエッセンス。
透明なカップの上部に、薄い黄色の層が見える。

これがクラリセージのエッセンシャルオイルである。

下の乳白色の部分は蒸留水。 

 

ほかにも、工場の機械部分をたくさん撮影させてもらった。
メカの部分って、ロジカルだし美しくってすごく面白い。

 

私のとった写真はPCWの資料に使われるうらしい。

 

ちなみに、この蒸留残滓は麦畑に放置される。
発酵につれスクラレオールが生成される。

 

スクラレオールは合成アンバーのアンブロキサンの出発原料である。
ラストノートに使われる。

 

130714トリュフ犬.jpg

工場の横の檻の中に、たくさん犬がいるなあと思ったらこの子たちはトリュフを探すトリュフ犬。 
冬になってトリュフの時期になったら、前回登場した樫の木の森に行くのだ。

 

130714メゾン.jpg 

この農場がいつから始まったのかは定かではないが、ここに併設されたおおきな田舎家には1786年の礎石が埋まっている。

フランスの香料の歴史の深さを知る思いである。

130714メゾン2.jpg 

さよなら、ありがとうございます。
今度はラベンダーの時期に来たいです。

 

暑かったので車の窓を開け放しにしていたら、車内にものすごい数のハエが入っている。
100匹はいるんじゃないかな。
追い出しても一向に窓から出ていこうとしないハエたちと格闘しながらまた帰りの道中であった。

 

 

東京で終わらなかった仕事を南仏で片付けようと思っていたが、こっちへ来たらきたで「こっちでしかできないこと」のほうが優先になってしまい、「このままこの持ち帰ってしまうのか?」「そうすると南仏やパリで増えた用事も東京へキャリーオーバーか?」とちょっぴり心配になる。

この感覚・・・。夏休みも半ばを過ぎてくるとちらとよぎる「8月31日の恐怖」に近いものがある。

トラウマになっているようだ。

来る前に読もうと思って買ったアマゾンの電子書籍キンドルは、行きの飛行機で使い方を1時間読んだだけでまだ鞄の中に入りっぱなしだ。だからつかいなれないものを持ってくるとダメなんだけど。。。

 

あ、そうそう、これを読んだ方からのメールで、どうもわたしはバカンス中と思われているようだが、半分は仕事もしておるのだ。


フェイスブックなどで出張中の方の記事が食ばかりなのを見て、遊んでいると思っていたが、仕事の内容はなかなかかけないものであるから、勢い遊んでばっかりいるように見えてしまう。
と、言い訳しつつ、カンヌの夜は更けていくのであった・・・・。

 

 

 

 

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南仏だより-14 ヴァランソル高原へ4 Lavandin

130713ラバンジン1.jpg 

カンヌから200kmほど西北西へグラースを抜け山を越えて、南仏プロバンスの盆地をサン・クロワ湖を横目に、車で2時間ほど走ったところにヴァランソル高原がある。

 

我々訪ねたチャールズ・オブリーという。

250ヘクタールの彼の農場は主としてラバンジンを生産し、その他に小麦フェンネル、クラリセージを輪作している。

130713ラバンジン2.jpg 

これからはラバンジンが収穫時期で、もう来週から刈り取りが始まってしまうので、一面紫の畑を見るチャンスは今日が最後ということだったようだ。

この日はオブリー氏の工場にストックしてある香料の商談だったようで、畑を案内するオブリー氏の説明にも熱が入る。

130713ラバンジンフェンネル3.jpg 

右の紫のラバンジン畑と、左の黄色いじゅうたんはフェンネルの畑。
2色に挟まれた道はトラクターが通る。


ラバンジンに比べれば少しの広さだが、それでもフェンネルばかりこんなにまとまって生えているとは。
フェンネルはその辺に適当に生えているもの、というようなイメージだったが、これほどの範囲に植わっていると圧巻である。

 

この一帯は毎日はげしい雷が起きるという。

下界は日照りだったというのに、そういえば山の上のほうにはモクモクとした雲が湧き上がり、遠くから白いもやが峰を降りてきた。

急に大粒の雨が落ちてくる。
みんな構わず畑を歩き回っているが、こちとら帽子もカメラも濡らしたくないのでいったん車に退却。
帽子を脱いで、ビニール袋をかぶせたカメラを持ってふたたび後を追う。


 

130713フェンネル7.jpg

 

7月の第一週に、PCWのブレゾー氏から「来週あたりラベンダーかラバンジンの畑を見学に行くよ」と言われたが、場所の具体的なアナウンスはなく、なんかアルプスのほうへいくみたいなアバウトな話であった。

PCWの庭にもたくさんのラベンダーが咲いており、正直『今さらラベンダー畑か・・・』とちらと頭をよぎったのであるが・・・。

日々のことをこなすのに忙しく、確かめる暇もないままに「まいっか」と思いつつ半ば忘れていた。
前日に「明日行くから」みたいな感じで言われ訳も分からずついていったのであった。


 

130713ラバンジン10.jpg

 

行って帰ってくるまで、車がどこをどう走っているのかもよくわからず、とりあえず道路標識などをとりつつ記録しておく。

「我々が行った場所はなんというところですか?」「あの農場のアドレスを教えてください」とせっついて、後日、農場の名前と住所を聞いてマップを検索、ようやく道中のルートや地理的なことがわかってきたところである。

 

130713ラバンジンsatori6.jpg 

 

いわゆる観光用に作られた畑ではなく、実際に香料を生産するための農場なのでスケールが大きい。 
しかも250ヘクタールの各畑を車で回りながら、オブリー氏が熱心に説明してくれるので想像していたよりかなり面白い。

 

しかし何度も車を乗ったり降りたり畑の中を歩いたり、「この上に登って高いところから写真を撮れ」とか、雨が突然降ってきたと思えばカンカン照りに。
いちいち帽子だの手袋だの言っている暇もなく、二人の早口のフランス語もついていけないしフラフラである。

強烈な紫外線の下の無防備な姿はあきらめとやけくそ。
美白よ、さようなら・・・・。

 

130713ラバンジン5.jpg

ラバンジンはラベンダーとアスピックの交配種で、ラベンダーより丈夫で収穫量が多い。
右はスミアン種、色が薄く背が高い。左はグロッソでびっしりと密に花が咲き紫が濃い。

 

130713ラバンジンメモ4.jpg

あとで見て説明と写真がわかるように、ときどきなぐり書きでメモをはさんでカメラで撮影しておく。

一見無駄そうな写真やぼけて失敗したものも、ヒストリーになって、出来事や説明された内容を思い出すのに役に立つ。

 

130713刈り取り機7.jpg

 

これはラベンダー・ラバンジンの花の刈取り機。
3列を同時に刈り取ることができる。

 

なるほど、畑が畝(うね)になっているのはこういうわけだったのか。 

 

 

今日はこのあとクラリセージの収穫と蒸留を見せてくれるらしい。

場所を移動するが、途中にオーク(樫の木)の森が続いている。
なんとここでトリュフをプランテーション栽培しているという。

 

130713オークトリュフ.jpg

 

「satoriはトリュフを知っているのか?」とブレゾー氏。

「もちろんですよ!冬にスッポン鍋の最後を雑炊にして、溶き卵とスライスしたトリュフをたっぷりかけると絶品ですよ♪」

「それはあまり人に言うな、人気が出るとトリュフが足りなくなる」

 

と言われていたにもかかわらずブログに書いてしまった!

 

 

 

ラベンダー Lavandula vera, Lavandula angostifolia
  高地の乾燥した山岳地帯で生育。各茎の中央に1つだけの花がつく。

アスピックラベンダー Lavandula spica
  海抜0~800m 複数の茎に分岐し、それぞれの側枝のつけねには小さな花が咲く。  
ラバンジン
  ラベンダーとアスピックの交配種で、比較的簡単に栽培でき収穫量も多い。これも複数の茎に分岐し、それぞれの側枝のつけねには小さな花が咲く。 

つづく

 

 

パルファンサトリ・メンズ MR66

南仏のハーブとイタリアのシトラス

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南仏だより-13 ヴァランソル高原へ3 Lavandin

130712アルプス1.jpg

とまあ、お昼ご飯を食べに行ったのであるが、いったん話を戻すことにする。

 

カンヌから目的地までナビを入力したにもかかわらず、幹線道路がいつのまにかなぜか畑道のようになり、完全に道に迷ったようである。

下肥を運ぶトラックがひどいにおいをさせながら横を通り過ぎていく。

結局、紙の地図をみながらルートを探索し走り続ける。


 

南仏だより-12 プロヴァンスの小さな村 2 Village

130712レストラン4.jpg

何しろこっち(南仏)に来てから毎日、一日の内容が濃すぎる。

充実していると言えば聞こえがいいが、もう入りきらないスーツケースにパンパンにものを詰め込んだような状態だ。もちろんその分、写真を整理したりブログを書くための時間も足りないし、アップしようと思っても一回で書ききれない。

数回に分けて載せよう・・・、と思っているうちに翌日もいろいろ興味深いことがありの、そうなるとより強烈な印象の、記憶のフレッシュなほうを書きたくなりの・・・。

しかし南仏に来てから今のところダントツナンバーワンの一日だったので、忘れないうちにこのアルプス行きを書いておこう。

 

南仏だより-12 アルプス方面へ1 Clary Sage

130710麦畑.jpg

PCWの社長がクラリセージの収穫を見に行くので写真を撮りについてこいという。(あれ?先週はラベンダーとか言ってなかった?)


カメラの腕を見込まれたわけではないが(当たり前)、香料植物の写真を撮りたいと私がつねづね言ってたからその配慮であろう。また、メカニックなものが好きだからということもあったかもしれない。(その理由はあとでわかる)

カンヌから車で2時間ほど山に登ったそれは空が広がる世界。

青い空ともくもくと湧いてくる雲、小麦畑が続き、そこにポツンと取り残されたような納屋。
絵画である。

南仏便り-11 Blanchisserie Pressing

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やだー、ナニ?ここカワイイ♡

 

クリーニング店を探して道々尋ねながら来たのであるが、あまりかわいらしすぎてはじめここがクリーニング店とは思わなかった。

来た時は半分シャッターが閉まっていたので窓が隠れていた。
恐る恐るのぞくと、マダムがミシンをかけている。

 

南仏便り-10 黄昏のカンヌ  Cannes

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「昼間の熱気が黄昏とともに鎮まり、空の端がロゼに染まるころ
冷たいVin de pays d'Ocが乾いた心を潤す・・・by yoichi」

「おや?よいちおまえなかなかいうじゃないか。ワイン会社から金一封もらえるよ」

「だれだってこんな光景を目にすれば詩人になれるというものでやす」

「確かに・・・誰にでも書けそうな感じ」

「いや、人からは言われたくないんで!(怒)」

 

南仏便りー9 ピカー PICARD_CANNES

130705ピカー.jpg

「でかしたよー、与一。これだけあればしばらくお昼のお弁当は大丈夫だね。」
「おうち用のつまみとワインも買ってきましたんで、へえ」

「おまえも食べたいだろうにね」

「えっ、そうじゃあなかったんですかい?」

 

南仏だより- 8 Sugri の帽子 in Cannes

130708Sugriの帽子.jpg

旅先にはどこでも持っていく、南仏でもお気に入りのSugriの帽子。

色違いも持っているの。スタイルがいいのよ。 

Milinaly  Hat & Flower
Disign Studip
http://www.sugri.net/

 

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南仏便り 7 カンヌ マルシェ Cannes

130708マルシェ.jpg

日曜日、買い出しのおばさんよろしくカンヌの朝市へ。
クロワゼットのほうはあまり新鮮な野菜が売っていないので来たかったのだ。

卵とフレッシュな野菜、扁平な桃、はちみつ、ピンクのバラを買う。
肉やチーズも買いたかったのだけれど、これからランチをするので生ものは我慢する。

[Nuage Rose]  Satori in Cannes

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At sunrise and sunset of the French Riviera, the sky turns into a canvas, light from between the soft clouds melting in the ocean... This beautiful sight was embottled.

Eyes closed we smell this fragrance and all at once gentle colors and inviting us to a brand new journey...Nuage Rose is a fragrance for a woman who fully enjoys life and its beauty.

 

130707ニュアージュローズ2.jpg 

 

The top note is a melting fruity pear sharpened with pink pepper. Then a pink colored accord of rose and violet spreads and the jasmine absolute creates an amazingly soft harmony. The last note is a powdery sandalwood. Luxurious soft Iris was abundantly used and takes us in light steps.

130707ニュアージュローズ.jpg

 

Rose de Mai and Damask Rose

Two representative natural fragrance materials used in perfume making.

The Bulgarian "Damask Rose" and "the Rose de Mai" cultivated in the south of France, Grasse, since the old times. Damask rose has a strong and powerful spreading top note, whereas the Rose de mai absolute has a soft continuing fragrance with a honey like aroma of a flower stamen.  

It is a pink rose with numerous overlapping petals as described in its scientific name "Rosa centifolia" (rose with a hundred petals).

 

110513ローズドメ.jpg

 

南仏便り6 パチュリ Patchouli  pogostemum cabli

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え?何?これがパチュリ?なんだかカサカサしてしなびているみたい。枯れちゃったの?
と思ったら、本当のパチュリはいつもこんな風に干からびた感じなのだそうだ。

葉を摘んでもむと強いパチュリのにおいがする。

ハーブ類などでも、見た目の悪いもののほうが香りが強かったりする。

 

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「でもさっき、ちゃんと育ったパチュリが反対側にありましたよ?
緑色で、背が高く立派なパチュリが。」

130707パチュリ.jpg

これは偽物のパチュリ。とういか、香料用パチュリではないのだって。 

香料図鑑などではこちらが載っていることが多い。

130707パチュリ2.jpg

知っているつもりでも知らないことってたくさんある。
またひとつ賢くなった。

グラースの香料植物園にて。

 

 

▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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南仏便り-5 ニュアージュローズ Nuagerose

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南仏コートダジュールの夜明けや夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...

 

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3年前、この光景の中でニュアージュローズは生まれたのだった。

 

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夏の夜は時間をかけて訪れる。
夕暮の残光は淡くかすれ行き、

ニュアージュローズの残香はゆっくりと長く続く・・・。


 

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▶パルファンサトリ  "Nuage Rose(ニュアージュローズ・ばら色の雲)"

南仏コートダジュールの夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。

目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。

トップノートは「ラ・フランス(洋梨)」のとろけるフルーティをピンクペッパーコ-ンで引き締めています。続いて広がるバラとスミレのピンク色のアコードに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。

ラストはパウダリーなサンダルウッド。ふわふわのイリスを贅沢に使い、 軽やかに導きます。

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南仏便り4 カンヌの花火 7月4日 Cannes

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ラムチャップが食べたかったのだ。

ラムチャップは臭いがあるので家では焼きたくない。

 
7月4日はカンヌの入り江で国際花火大会があるというので、社長夫妻を食事に招待した。
海岸沿いのレストランはブリンブリンなひとたちでいっぱい。

まだ8時でもこんな感じで明るいので、花火が始まるまで1時間以上ある。

 

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サラダの後に、待望のラムが来た。

さっそく一口食べたところで、

「おっと写真を撮らねば。ああ、与一も連れてきてやりたかった」が忘れた。

いまごろプンプンしているだろう・・・。

 

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このワインは口に含んだ瞬間さわやかな甘さがあり、あまり重くなくフルーティでいろいろな香りがしてくる。

 

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サラダもラムもデザートも巨大というほどでもなく、まあまあ普通に食べ、空は暗くなり、アナウンスが始まった。

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どうも毎週各国が花火を打ち上げてコンテストをするらしい。

アメリカの独立記念日だけど
なぜか英国国歌の流れた後、この日はアゼルバイジャンの日?

アゼルバイジャンのと思われる音楽と一緒に延々30分間以上にわたり、これでもかというくらい打ち上げる。

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とってもきれいだし、空を埋め尽くすその量に圧倒されるけれどちょっと多すぎるくらい。

やはり、「余白の美」というのはこちらではあまりないようだ。

 

130705花火3.jpg

見るのに夢中であまり撮れなかったけど、奥様のとった写真を見せてもらったらそっちのほうがよかった。花火はスマホやアイフォンのほうがきれいに撮れるみたい。


 

花火の後、ひとりでぶらぶら帰りながら、それでもかなり感動していた自分を発見。

ドライフルーツのようだった気持ちが、こっちへ来てみずみずしくなってきたみたい。

 

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ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。



➤スクール案内をお送りしています!
パルファンサトリの香水ソムリエ®講座は、香りを自身の生活に取り入れ、あるいは人に提案し、四季折々で香りのある豊かな生活を送ることを目指します)。
3か月ずつ春夏秋冬の四季の「香水ソムリエ®」は、4月、7月10月、1月がスタート月になっています。

いずれか一季を修了されると3級、四季すべてを修了されると2級香水ソムリエ®になります。

申し込みはスタート月の2週間前です。次の締め切りは6月15日です。

スクールパンフレット・資料をお送りいたします。ご希望の方はお問い合わせページよりお申し込みください。

スクールトップ

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よくあるご質問

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スクール関連ブログ記事や、スクールページも合わせてご覧ください。

ブログ記事

http://parfum-satori.com/blog/cat235/

スクール価格表
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南仏だより-3 South France

130704PCW3.jpg

「よーいーちー、もうすぐランチだからさー、ちょっとピカー(冷凍食品専門店)まで行ってラザニア買ってこようよー」
「買ってこようよじゃなくて、『買いに行きたいんですけど連れてってもらえますか?』でがしょ」

「い~や、やっぱり与一に行ってもらおう。ひ、と、り、で、ね。後ろの座席には冷凍食料をたんと載せておいで。笠は食品の上に乗せんだよ」
「ええー!日照りの中、汗だくになって車を引くドライバーの身にもなっておくんなせえ(*´Д`)」

 

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アトリエに行ってPCの前に座ればすべてが動き出す。家に帰ってPCをオンにすればすぐに使える。

いつもそんな中で仕事をしていたらそれが当たり前になってしまう。

 

香料はあるのだから、パソコンとデーターと少しの周辺機器を持っていきさえすればどこでも同じように作業ができると考えていたが、それはちょっと甘かったみたい。。。

初めのころは足りないものだらけで、何をするにもつまずいてしまった。

短い出張ならともかく、1か月となると装備も多くなって、パソコンにつなぐモデム、アダプター、外付けハード、フランスのソケットとのアジャスター、持ち歩きWIFI、WIFIの充電器、予備バッテリー、カメラ×2とか、こまごましたものがたくさん必要である。

両方にあればいいが、何かをアパートに置き忘れたり、会社に置き忘れたりして、どれか一つでも足りないとうまくいかない。

しかもこういったものの鞄ってやたらポケットが多いから、あっちに入れたかこっちだったか・・?一日探し物と復旧作業で終わる。

全部でいくつアイテムが必要か数えてみたら20個も!ただでさえ忘れものの多い私は、出る前と帰る前に持ち物の入念なチェックが必要なのである。昨日はワイファイのバッテリーが空になり、充電器を忘れ撃沈した。

ようやくネットや通信環境が整い、居心地が落ち着いてきたところである。

 

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南仏に到着して帽子、日焼け止め、手袋、長袖にもかかわらず、あっという間にかなり日焼けしてしまった。恐るべし強力な紫外線、日本での長い間のUVケア努力がたった2日で水の泡に・・・。

この夏の南仏で、長袖手袋帽子をつけて汗だくになり、結局黒くなってしまうなら、もう長袖着るのやめようかな・・・。

 

 

 

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南仏の香料会社(PARFUM COSMETIC WORLS)

 

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南仏だより‐2 カンヌ

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よいち「あ、こんにゃろ、何しやがる!さとりさまは2時間もかけてやっとほんのこれっぽっちの簡素な食事をつくってくださったっつうのに、横取りしようとはふてえ野郎だ!!」

さとり「『やっとほんのこれっぽっちの簡素な』はよけいだろ」

 

「にゃあにゃあ」鳴いているからあれはカモメじゃなくてウミネコかい?と思っていたら、バルコニーに食事をおいてちょっと水を取りに行っている隙に、その白い鳥がお皿めがけてやってきたのだ!!

盗まれる寸前に戦っておいはらったので料理は無事であったが、せっかくここまで作って、いざ食べようと思っているときに、トンビに油あげさらわれるではないが油断できないわー。

 

なんといってもよそのキッチンというのは慣れないものである。ひととおり食器から調理器具からそろっているのだが、いざ使おうと思う「アレ」も「ソレ」もないのよね・・・。

足りないものを買いに行ってみると、塩だって砂糖だって1kg単位だったりして結局断念、何かを作るときに何かが足りないのはいつものことである。代用品はないか、探す。 

何をするにも、日本であたりまえにできることが2.5倍くらいの時間がかかる。

 

使い慣れない電気調理台のデジタルを合わせるのにも一苦労。巨大なフライパンでちょっぴりのジャガイモと玉ねぎとソーセージをバター炒めて、照り焼き醤油をダーっとかける。
トマトとスモークサーモンを横にただ添えただけ。

到着してからスーパーを廻ったいきさつはきのう書いた通り。

しかしなんといってもおコメのご飯。ご飯の炊ける香りがしてくると元気がでてくる。

前回の電子レンジ用の炊飯釜は陶器だったのでとても重かったが、今回はプラスチック製で軽い。
これは便利、お米がパーフェクトにおいしくできた。おすすめのアイテムである。

 

とにかく早朝から会社へ、戻りの時間遅いので、身の回りのことを考えている暇がない。

 

つづく

南仏だより‐1 Cannes コートダジュール

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よいち「ハアーくたびれた。やれやれ、やっと着きましたね、紺碧海岸」

さとり「ベタだけど、なんか晴れ晴れするねえ。いい風景じゃないか」

 

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アトリエを出てから飛行機を乗り継いで24時間、ようやく到着したカンヌのアパート。

アパートのドアを開けると・・・

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突き当りにはデコっぽい、もう一つのステキなドア。
いったいこの向こうには何が?
と開けてみると外の裏口通路であった。
なあんだ。

 

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よいち「さとりさまはあっという間に部屋を散らかすんだから、きれいなうちに早く写真を撮っておきなせえよ」

さとり「ビシ!そんなこと言うなら、休まずすぐに買い物にいくよ!」

よいち「ひええ、この期に及んでまた坂を上るのだけは堪忍しておくんなせい」

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このところ旧市街のほうに部屋を借りていたのだが、今回の住まいは新しい街「クロワゼット」のほうである。
カンヌ映画祭などでおなじみの華やかな場所。
ブリンブリン(宝石をじゃらじゃら着け、外車を乗り回し 、派手な洋服や髪型などで出歩く)な人がたくさん歩いている一帯だ。

位置的にはあんまり気が進まないのだが、海がすぐ近くで景色がとてもきれいなのと、4階までエレベーターがついているのでここにすることにした。(古い建物だと階段しかないこともあり、大小合わせて約40kgの荷物を持って上るのはちょっとつらい)

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家で食べることは私の大事なことのひとつであるので、食材の調達は重要な課題だ。
旧市街ではすぐそばにマルシェもあるし、カキもサーモンもチーズもワインもみな近所で手に入る。

しかしブリンブリンな町ではみなレストランに食べに行ってしまうのか、または、まだ見つけられないだけなのか、近くに小さなスーパーくらいしかなく、4軒も回ってしまった。

しかも1件目で買った卵を割ってみたら最悪で、黄身はくずれ白身がシャバシャバ。ここまで古い卵って最近の日本で見ることはないのでは? 

今までフランスで乳製品、野菜、卵など基本的な食材を買うときは本当においしいものばかりだったので、それが当たり前と思っていたが・・・。

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力尽きた・・・のでつづく

 

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エアフララウンジ シャルルドゴール

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さとり「パリ・シャルルドゴール、マークジェイコブスデザインのコークを背に夜明けを待つ・・・」

与一「これ、ダイエットコークじゃないスか!」

さとり「与一もメタボを考えたほうがいい年齢」

与一「もっと栄養価の高いものをおくんなまし!」

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2013年2月に発売された、マークジェイコブスとコラボのダイエットコーク。
赤いドットとマドモアゼルなイラストがかわいい。
アメリカの飲み物がなんか別のものみたい。

日本では未発売だそうだ。

 

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ということで熱いショコラショーでエネルギーをチャージ。

空港で写真なんかとっていると、なんだかとってもおのぼりさんな感じでこっぱずかしいものである。
でもまあこのところ記事のアップがずっとできなかったのでがんばってみた。

 

130701ショコラショー.jpg

甘くておいしい。

 

シャルルドゴールに到着するのは夕方が多く、未明の着は今回がはじめてである。

朝3時50分に着くと聞いて、早すぎるし、8時すぎのニース行までトランジットの間どうしようかな・・・と思ったが、ちゃんと早朝便のためのゆっくり休めるラウンジがあるし、国内線のほうのエアフララウンジも朝5時半から利用できる。

それに昼間に用事をすませてから夜に出発で、到着がパリ未明と言っても、日本時間の朝11時なので、全然つらくない。
むしろたっぷり飛行機で眠れるし、時間を有効に使える。

機内でいろいろしようとパソコンやら本やら書類やらをカバンに詰め込んだけど、結局爆睡して気が付いたらシャルルドゴールについていた。

ニースまであと一息、遠いようで近い。

 

 

 


 

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「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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