Parfum Satori

2011年2月アーカイブ

アールデコ、ミラクル(MIRACLE)の香水瓶1924

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 ミラクル(MIRACLE/Lenthric)、アールデコ調香水瓶。1924年




「ミラクル」と言う名前でも、ランコムの「ミラク」じゃない。

古い、レンテリックというブランドのものである。


レンテリック(Lentheric)は、1795年に婦人帽子店としてはじまった。

1873年から香水の販売を始めた、老舗中の老舗である。

いまでも、ブランドの名前は存在しているらしい。


 


この前のぜんまいの活け花から思い出して、このボトルを撮ってみた。

ふたつの渦巻きが 対称的にくるくるして、ゼンマイみたいだ。


 


残念ながら、手に入れた時にすでに中身は失われてしまっていた。

多くの香水瓶コレクターは、中をきれいに洗ってしまう。


ほんの、残滓でもあればいいのに・・・。



1900年頃から流行したアールヌーボーは、自然の草や木、虫などをモチーフにした図案がデコラティブだった。第一次大戦後、その退廃と装飾過多が飽きられ、より幾何学的にデザイン化されたアールデコへと移っていく。


1925年のパリ万博はアールデコ展とも呼ばれる。

その時代のボトルだ。

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Perfume presentation 100years of artistry

 

 

春一番の沈丁花(じんちょうげ)

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今宵、春一番の沈丁花。暗いお茶の水駅近くの道を歩いていたら、ピンとひとすじ香りが流れてきた。

今日のお花 ゼンマイ

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今日のお花は珍しい、ぜんまい。

海苔と帆立とジメチルスルフィド(Dimethylsulfide)

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ジメチルスルフィド(ジメチルサルファイド、Dimethylsulfide)という香料は、海苔の佃煮のにおいがする。

アネモネの黒い蕊

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アネモネの黒い蕊。

ムスカリ MUSCARI

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ムスカリが咲くと、春の甘酸っぱい気持ちになる。

アンティーク香水と本③ 古い処方

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古い香水の処方が書かれた、調香師のためのアンティーク本。

小ざさ羊羹(ようかん)幻の一品

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吉祥寺にある「おざさ羊羹」は、幻のようかんと言われているらしい。

美しいキモノ 3月号に掲載されました

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婦人画報の「美しいキモノ」2011年3月号に「さとり」のオードパルファンが紹介されました。

アンティーク香水と本② コティのアンブル・アンティーク/ラリック

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香水を知らなくても、ラリックと言う名前と、コティのアンブル・アンティークのボトルを見たことのある人は多いと思う。



このアンブル・アンティーク(Coty Ambre Antique 1905)の香水は、オポポナックス的なバニリンの甘さの有る香り。

匂いは確かに、香水瓶のとろみのあるブラウンと、優しい女性の姿をイメージさせる。

たぶん、この香りを知っている人はあまりいないだろう。
たとえ、瓶の底に残っていたとしても、それは製造当時の香りとは違うから。

 

 

フランスのベルサイユには、古い処方を元に香水を再現している博物館(Osmotheque・オズモテック)がある。(調香師の学校ISIPCA・イジプカ併設。)

館長(であり、ゲランの姪)のニコライさんに案内してもらった時、再現したアンティーク香水の数々を嗅がせてもらったのだ。

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不思議なことに、美術館にあるような有名な香水瓶の中身は、どんな匂いかあまり知られていない。

ひとつには、香水マニアと、香水瓶のコレクターは分かれていて、片方にしか興味がない人が多いこと。
香料のことは知っていても、美を感得する才能はまた別のものだったりもする。

 

また、初めから観賞用に作られた、ボトルだけのものもある。
それは、棚に陳列され、ただ眺められた。 

 

さらに、香水瓶が芸術的でも、中身の香水は凡庸だったりする。
そういったものは、調香師の間では評価されていないから、研究、シミラー(絵画で言う模写)などされなかった。

自然、入れ物だけが残り、中身の情報は失われてしまう。

コティがラリックに香水瓶の製造を頼んだ時代は、天然香料が中心で、種類が限られていた。
ローズ、ジャスミン、オレンジフラワーなどの花の匂い、ハーブ類、樹脂や、アンバーやムスク・・・。

今でこそ合成香料の発展により、香料の数が飛躍的に多くなったが、当時の香りの組合せのバリエーションは少ない。
アンティーク香水の多くは、たいがい似た顔(香り)をしている。

 

もうひとつ、高価なボトルと言うのは、何万本も作ったりしない。
使う人の数が限られる。

 

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ラリックはアート性の高いガラス工芸も作った一方、量産品の香水瓶も作った。
ラリックの素敵なボトルで、ストーリー性のある香水はいろいろある。

ダンラニュイ(夜に)、ジュルビアン(私は帰ってくる、再会)の青いロマンチックな瓶。

ラリックの息子の代に作られた、ニナリッチのレールデュタンは2羽の鳩のボトル。

 

調香師としては、数が出る香水に対してはポテンシャルが高い。
エポックメイキングになる香水とは、多くの人の手に渡ってこそ、という面もあるのだ。

 

 

本当に香水の世界は広く、奥が深い。
知識の断片だけを誇っても意味がない。

歴史という樹の幹の、どこに花(ブランド)が咲き、どんな種子(香水)を結んだのか、それを知るものがその果実(美)をもいで、味わうことができる。 

 

アンティーク香水の骨董本・パリ

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今から10年ほど前、パリの骨董本専門の店で見つけた、アンティーク香水の本。

レベッカ/ デュ・モーリア(Rebecca)

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デュ・モーリアの「レベッカ」は、18の私のとびきりのお気に入りだった。

Bella's ベラズ カップケーキ 南青山

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L子ちゃんが、南青山ベラズBella'sのカップケーキを送ってくれたの。

 

KODOUGU Tools of "Kodo", the Way of Incense

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Tools of "Kodo" ,the Way of Incense.

忘れな草 フォゲット・ミー・ナット

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フォゲットミーナットと言ったらなんだろう?でも忘れな草と言えばすぐわかる。

 

 

今日のお花 ワスレナグサ 勿忘草

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今日のお花は勿忘草(ワスレナグサ)。

雪のにおい

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東京でも昨日から雪がたくさんふっている。
春と冬を行ったり来たりする今の時期らしい。

天からの手紙 「雪」中谷宇吉郎 

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あの有名な、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を生んだ、
中谷宇吉郎博士は「雪」の研究の第一人者である。

今日のお花 何でしょう?

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今日のお花はなんでしょう?

 

小説の中の香水②

 

香り全般はもとより、香水が登場する小説は、あまり多くない。

小説の中の香り①

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小説の中の香りの描写は多いとは言えないが、非常に効果的である。

Jean Patou JOY(ジョイ) 「美徳のよろめき」三島由紀夫 

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Jean PatouのJOY(ジョイ)は、三島由紀夫の「美徳のよろめき」の中で、ヒロイン節子がつけていた香水である。

大坊珈琲店  表参道

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青山通り沿い、表参道交差点近くのビル2階に、大坊珈琲店はある。

日本の飾り結び  組紐

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紐結びの技術は世界中にあり、それぞれに歴史をもっていますが、日本ではとくに装飾性を重視した飾り結びが非常に発達しました。

Knot-Making called Kumihimo

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 Knot-Making called Kumihimo is a traditional Japanese art.

 

人形の家 イプセン

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おととい書いた、「私の読書ノオト」に、有名なイプセンの戯曲「人形の家」が載っていた。

今日のお花 猫柳(ネコヤナギ)

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今日のお花は猫柳(ネコヤナギ)と黒いチューリップ、先週の残りのサンシュ。

私の読書ノオト

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「私の読書ノオト」と気取ってみたが・・・、思春期の頃の雑記帳だ。

パフューマー・大沢さとり

「パルファン サトリ」は、フランス調香師協会会員・SATORI(大沢さとり)の香水ブランドです。コレクションはすべてSATORI自身の処方により調合された特別感のある香り。初めて香水を試される方や、外国の強い香水に疲れた方にもお勧めです。日本の気候と情緒に合う、優しくおだやかな香りをお楽しみください。

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