Parfum Satori

「星の王子様」と日没 33

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「ぼくは日没がとっても好きなんだ。日没を見に行こうよ」

プチ・プランスは寂しくなると日の沈むのを見に行くのだった。1日に44回も見たこともある。彼の星はとても小さくて、わずかに椅子を引くだけでいつでも日没が見れるのだった。

「それじゃ、1日に44回も寂しくなったのかい?」

 
 

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私はこの旅に、仏語の「La petit prince(星の王子様)」を持って行った。私の周りにいる人はだれもが大好きで、夜寝る前に「テープを聞きながら本を読む」と言うと、みんなが「ああ、それはいいね」とうれしそうに言ってくれた。「Dessine-moi un mouton...(羊を書いて)!」一人はすぐに、有名なこのフレーズを口にした。きっと、フランスでは小さいころからなじんだ物語なのだろう。そして大人になっても。

 

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東京へ向かう機内で、私は「星の王子様」を再び読んでいる。日本から持って行った小説はすべて読んで置いてきてしまったし、何か読み物がほしくて、思いついてスーツケースからこの本を手荷物に移したのだ。

こうして手にとってみると、今の気分に何かとてもふさわしい読み物に思えた。

 

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 私たちは違う場所に住み、異なる文化で育ち、別のものを見てきた。
でも、美しいと思う感性は、その物体を通して背後にある共通の本質を発見する。

 

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逆にいえば、同じ光景を目の前にしていても、人によって見えているものが違うように。

 

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結局のところ、香りが美しいのは、目に見えないからかもしれない。香りをかぐときに、私たちは目を閉じ、奥にある美を探す旅に出る。

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意図を含んだものはどこか気に障(さわ)るものだ。こうやって撮ると洒落て見えるだろうとか、よく見せようとした写真はあとでがっかりする。

 

 

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ただ愛しいと思う瞬間を切り取って、自分の大切な箱にしまう。

哀しさもうれしさも全て薄青色の夕暮れに沈んでいく。。。そんな気分。 

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南仏の記憶-3

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